キミとアイドルプリキュア♪〜輝けない少年と心の鼓動〜 作:BURNING
急遽開催が決定されたアイドルプリキュアのライブ。その招待客用の特別な部屋の中に夢乃はいた。
「あと10分で開演時間……」
「だーっ、ギリギリまで売店の担当をやっててザックリ疲れたぜ!」
「でも、ようやく!待ちに待ったアイドルプリキュアの生ライブを心置きなく見られるのですぞ!」
その時、この時間になるまでライブの売店での仕事をしていた人間態のカッティンとザックリンが到着。ただ、二人共アイドルプリキュアのライブをこうして見られる立場なのが嬉しそうだった。
「お疲れ様です。お二人共」
「これで後は……」
田中と姫野が売店で頑張ってくれた二人を労っていた。するとこのタイミングで部屋をノックしてドアを開けるとそこにはバッサリーナとしてアイドルプリキュアの全国ツアーの話を持ち出していた張本人……桜庭花が到着する。
「し、失礼します!お待たせしてすみません!」
「あなたは……」
「お待ちしてましたよ。花さん」
「って事はこの方が……」
「ああ。桜庭花さんだ」
レイの紹介で花の事が言及されると早速彼女も慌ただしい様子で挨拶をした。
「ご紹介に預かりました。桜庭花です。今日はよろしくお願いします!」
こうして、特別席への招待客が全員揃った所でとうとうライブの開演時間は訪れた。
するとライブの行われるホールの照明が消えて暗くなる中、ステージの所にある巨大なスクリーンに映像が出現。その映像にはメンバーカラーのスポットライトを浴びたアイドルプリキュア六人のシルエットが映し出される。
そして照明転換がされると観客達の手拍子の中でBGMが鳴り響き、プリキュア達の登場前のホールの中を盛り上げて行った。
その手拍子の中でアイドルプリキュア六人が予め出張所で撮影しておいた個人個人の写真をメンバーカラーをバックにした映像にする形でメンバーの紹介を行っていく。
アイドルプリキュア六人が終わると今度は三人のプリキュアシンガーズの番である。今回のライブに登場する合計9人の歌姫達の紹介が終わるとライブタイトルである“キミとアイドルプリキュア♪LIVE2025・You &I=We’re・IDOL PRECURE”が出現した。
そして、再度ホール内が暗くなると同時にアイドルプリキュア達の声が響くといつもの開演を告げる挨拶の声が響き渡った。
「イェーイ!行くよ〜!!」
「「「「「「キミとアイドルプリキュア♪LIVE2025・You &I=We’re・IDOL PRECURE!開演だよ!」」」」」」
アイドルプリキュア達の言葉と共に湧き上がる会場。その後すぐに最初に流れる曲の音楽がスタートされると照明が変化。
そのまま早速このライブの主役達であるアイドルプリキュアが姿を現すと歌を歌い始める。勿論最初に来るのはアイドルプリキュアをイメージしたこの曲以外あり得ない。
〜挿入歌 キミとアイドルプリキュア♪ Light Up!〜
「「「「「「アイアイアイ I love プリキュア!♪ユーユーユー you love プリキュア!♪キミとアイドルプリキュア!♪プリキュア〜♪笑顔 light up〜♪イェーイ!♪」」」」」」
今回のライブもアイアイ島で歌った際のフォーメーションと動きがそのまま活かされる形となっており、個人個人のソロパートも全く同じだ。
ア「キラッキランラン歌おう〜♪」
ソ「さぁ幕開け エヴリデイ〜♪」
ウ「ムチュウは♪」
ズ「ニッコリ♪」
キュ「ムテキの♪」
キッ「ドッキリ♪」
勿論アイアイ島でしかライブバージョンを生で披露してないためにこのアイドルプリキュアの曲をライブで聴くのは初見の人が殆ど。
ア、ウ、キュ「「「ステキなおまじない〜♪」」」
ウ、ズ、キッ「「「ズッキュン!♪投げキッスでウインク〜♪」」」
ア、ソ「「わぁいイチ押しのスマイル〜♪」」
ズ、キッ「「なかよし〜♪」」
ウ「グッ good!♪」
ソ「コーデは♪」」
キュ「キュッキュン!♪」
「「「「「「チェックで okay〜♪」」」」」」
そのため予め出しておいたCDで予習をした者はいたが、ライブ音源で聴くのは初見の人ばかりなので余計に迫力が増している。
ア「Shine, キミがいるから今、私は輝ける〜♪」」
ウ、キュ「「Light up, Light up」」
ソ「もっと照らすよ♪」
ア、ウ「「決意♪」」
ズ、キッ「「リボン♪」」
キュ、ソ「「結んで♪」」
「「「「「「笑顔 Light up〜♪Light up!♪届け Song love〜♪Song love!♪きらめき〜満開♪ステージ開演中〜♪愛がいっぱい〜♪プリキュア!♪大丈夫ゼッタイ〜♪プリキュア!♪」」」」」」
ソ「歌って踊って〜ファンサしてChange the world〜♪」
「「「「「「Come on join us♪」」」」」」
6人は1番のサビが終わりに近づいたために少しずつポジションの移動を開始。具体的には6人がステージを広く使うような立ち位置で歌い始めたのだ。勿論これには理由がある。
キッ「伸ばす手と手〜♪」
ズ「触れるフレーズ♪」
ア「アコガレ光になる♪」
ウ「今日ここから〜♪」
キュ「ハジマレ未来♪」
「「「「「「キミとアイドルプリキュア♪」」」」」」
するとアイドルプリキュアの6人が1番の歌詞を歌い終わるのと同時に今回のライブでコラボしてもらうプリキュアシンガーズの3人が階段の上部分の出入り口から合流。
アイドルプリキュア達はそれぞれがステージの各所に散る形でパフォーマンスをする形となった。先程のちょっとした移動はこれに備えた動きと言え、ここからはプリキュアシンガーズのターンとなる。
「「「ハイハイハイ High-Five プリキュア!♪ライライライ Alive プリキュア!♪キミとアイドルプリキュア!♪プリキュア〜♪」」」
プリキュアシンガーズの3人はアイドルプリキュアと入れ替わる形で階段を降りてステージのど真ん中で歌と踊りを披露する事になる。
「「「最旬コラボでダブルピース〜♪はずむ鼓動もユニゾン〜♪」」」
吉「せーのっで♪」
熊「ルンルン♪」
石「音符と♪」
熊「Enjoy♪」
「「「はしゃごうよMusic Land〜♪」」」
勿論パート分けも事前に打ち合わせをしており、ゆみ、紅音、千夏はソロパートを歌ってる間も息ピッタリのパフォーマンスも魅せつつ場を盛り上げる。
「「「Sparkling!♪」」」
石「フリルは周波数♪」
「「「Dancing!♪」」」
吉「カワイイって倍音♪」
「「「Singing!♪」」」
熊「しあわせカスタマイズ♪」
「「「ご一緒に〜♪」」」
観客達はアイドルプリキュア目的で来た客が多かったものの、勿論彼女達の事を元から推していた者もいた。そしてアイドルプリキュア目的で来ていた観客達の心もプリキュアシンガーズはしっかりと掴んでおり、この一曲目から彼女達が入る事への抵抗感は解消されていく。
「「「Bright!「好き」を見つけた時〜♪動き出した世界〜♪Have fun Have fun♪暗闇さえも凛と冴えて虹色〜♪」」」
勿論3人の歌声が凄いというのもあるが、アイドルプリキュア達はステージ上に散っているという事でそれぞれのパフォーマンスを見て動く事ができない。
「「「ココロ Start up〜♪Start up!♪響けTrue sounds〜♪True sounds!♪ときめき全開メッセージ配信中〜♪」」」
それでも息を合わせてプリキュアシンガーズの3人のパフォーマンスを際立たせる事で彼女達へと観客の気持ちが入りやすく誘導していた。
「「「夢かなえたい〜♪プリキュア!♪乞うご期待〜♪プリキュア!♪ステップ踏むたび咲き満ちる花道〜♪」」」
ここで2番が歌い終わったという事でラスサビに向けてのフレーズとなるが、ここからはアイドルプリキュアとプリキュアシンガーズの歌が重なる事になる。
ア、ウ、キュ「「「希望メロディ出逢うワンフレーズ〜♪」」」
石、熊、吉「「「Let's sing together♪」」」
ズ、キッ、ソ「「「数えきれないまぶしさ灯る〜♪」」」
ウ、キュ、熊「手渡されたエールに〜♪」
『Special!♪』
ズ、キッ、石「応えてく アンコール〜♪」
『Climax!♪』
ア、ソ、吉「さらに行くよ、ついて来てね♪」
『私たちのオンステージ!』
そのまま間奏に入るとプリキュアシンガーズの3人が観客へと声をかける形で会場の盛り上げを行う。
「キミとアイドルプリキュアLIVE2025!楽しんで行こうねーっ!!」
「キミの声沢山聴かせてー!」
「もっともっと盛り上がって行きましょう!」
『プリキュア〜♪笑顔 Light up〜♪イェーイ!♪もっと照らすよ!決意リボン結んで♪』
観客達はそれに合わせる形でコールを行い、ライブ会場は一曲目からだいぶ温まっていた。
『笑顔 Light up〜♪ Light up!♪届け Song love〜♪ Song love!♪きらめき〜満開ステージ開演中〜♪愛がいっぱい〜♪プリキュア!♪大丈夫ゼッタイ〜♪プリキュア!♪歌って踊って〜ファンサしてChange the world〜♪Come on join us♪』
そして、曲のラストは次の曲に合わせるためにアイドルプリキュアの6人が階段の上にあるセットへと移動。同時にシンガーズの3人が下の段の広いスペースの中央へと集まっていく。
ウ、ズ、熊「「「伸ばす手と手触れるフレーズ♪」」」
キュ、キッ、吉「「「アコガレ光になる♪」」」
ア、ソ、石「「「今日ここからハジマレ未来♪」」」
『キミとアイドルプリキュア♪』
こうして1曲目が終了すると続けて2曲目となるが、このタイミングでプリキュアシンガーズの3人がステージ袖に捌ける形で撤収。同時に2曲目のイントロが始まる。その曲はアイドルプリキュアの自己紹介ソングだ。
〜挿入歌 We are! You & IDOL PRECURE♪〜
「「「「「「わたし達のことを〜♪もっと知って欲しいな〜♪
キミのハートで今日も♪We are!キミとアイドルプリキュア♪」」」」」」
曲が始まると同時に開いた階段を降りた下の広いスペースに6人が歌いつつ降りていく。そして、アイドルの声と共にソロパートへと突入した。
ア「盛り上がっていくよー!」
勿論一番最初はキュアアイドル。他の5人はメインとなるアイドルを目立たせるためのポジションとバックダンサーとしての役割を果たす。
ア「気持ちが
『キュアアイドル!!』
この曲の醍醐味は観客とのコーレスだ。そしてそれが至る所に散りばめられている。そんなわけで次はウインクの番だ。
ウ「ハートのシャッターチャンス♪目と目で語りあってウインク♪これからも見逃さない〜♪お目目パッチン!」
『キュアウインク!!』
「「「「「「さあ You and I〜♪毎日がステージ♪アイドル〜♪キラキラにしようね♪最強の〜♪無敵になれちゃうよ♪ア・イ・ド・ル!♪キミと一緒に~!♪Yeah!!」」」」」」
ウインクの番が終わると一旦サビが入るという事で6人でのパフォーマンスタイムだ。
「「「「「「キミの♪Hi!今日に♪Hi!会いに来たよ〜♪Yeah!きらめく瞳は専用のスポットライト♪キズナ♪Hi!♪パワー♪Hi♪交換して〜♪Yeah!完全ウンメイ的大好きにありがとね〜I'm your IDOL♪」」」」」」
このタイミングでも客とのコーレスは構わず継続なので観客達はノリノリであった。そして、この状況を作る事がこの曲を歌う狙いである。
「「「「「「こんな」」」」」」
『Fu!!』
「「「「「「キラッキラン〜♪」」」」」」
『Fu-fu!!』
「「「「「「出会えてうれしいたのしい♪ずっと♪」」」」」」
『Fu!!』
「「「「「「がんばる♪」」」」」」
『Fu-fu!!』
「「「「「「わたし達で〜♪キミとアイドルプリキュア♪」」」」」」
続けてのソロパートはキュンキュンだ。そのため、彼女がメインで歌を歌う事になる。
キュ「それはもうキュン!の成せるワザです♪問答無用にはじまっちゃう♪大歓迎!♪Fu-fu!大賛成!♪Fu-fu!心キュンキュン!」
『キュアキュンキュン!!』
そしてキュンキュンの次はメンバー順的にズキューン……だが、ズキューンキッスを一緒にする事とソウルビートはキュアソウルとして活動していた際に4番手を務めていた点からここでソウルビートのターンが入った。
ソ「暗闇の中!迷える魂!♪閃光の光と繋がり響く♪高鳴れ!♪ Fu-fu!My Soul!♪ Fu-fu!キミと輝く!」
『キュアソウルビート!!』
ソウルビートが終わった事で二人が終わり、続けて2番のサビへと突入。これはチームメンバーが6人である利点を生かしている形だ。
「「「「「「さあ You and I〜♪思い出せばすぐ♪アイドル〜♪微笑みあえるんだ♪最強の〜♪味方でいてくれる♪ア・イ・ド・ル!♪歌って踊ってファンサして!」」」」」」
一応ソウルビートが先程までメインパートをやっていたわけだが、今度はそれを利用して2番ではソウルビートをセンターとした動きへと変化。
「「「「「「いつも♪Hi!そばで♪Hi!歌うからね♪Yeah!待ち合わせの花道まで走って行くよ♪光る♪Hi!ハート♪Hi!目印だね♪Yeah!全力みなぎる大好きで盛り上がろうYou're my IDOL♪」」」」」」
これも前までだったらアイドルが主張し過ぎていたが、練習によってそれを告白。ソウルビートセンターのパターンでもできるようになっていたのだ。
「「「「「「You and I 〜アイドル♪最強の〜アイドル♪」」」」」」
そして、2番部分が終わったために今度こそズキューンのターン。彼女のソロパートである。
ズ「撃ち抜かれたハート越しに世界が輝きだす♪守りたい守らせて♪キミとズッキュン!」
『キュアズキューン!!』
最後を飾るのは勿論キッス。ズキューンキッスを一緒にする関係でどうしてもこうなる事は決まっていたが、それでもアイドルプリキュアは全力でやれば問題無いと割り切った。
キッ「独り占めしたいメロメロに未来を願うキッス!♪一緒にいたい〜♪キミと口づけ!」
『キュアキッス!!』
6人のソロパートが完了するとここで再度のコーレスタイム。6人がそれぞれを象徴するコーレスを行う。尚、ここではメンバーの順番通りでやれるのでソウルビートが一番最後のシメとなる。
ア「キラッキー?」
『ランラン!!』
ア「キラッキー?」
『ランラン!!』
ア「キラッキランラン~♪」
『キュアアイドル!!』
ウ「WINWIN!」
『ウインク!!』
ウ「WINWIN!』
『ウインク!!』
ウ「Win-Winウインク」
『キュアウインク!!』
キュ「こころ〜!」
『キュンキュン!!』
キュ「こころ〜?」
『キュンキュン!!』
キュ「心キュンキュンしてます!」
『キュアキュンキュン!!』
ズ「ロックオン!」
『ズキューン!!』
ズ「ロックオン!」
『ズキューン!!』
ズ「撃ち抜いちゃうよ!」
『キュアズキューン!!』
キッ「お姉さま♡」
ズ「キッス!」
キッ「お姉さま♡」
『キッス!!』
キッ「メロメロ夢CHU♡」
『キュアキッス!!』
ソ「高鳴れ!」
『ソウル!!』
ソ「繋がれ!」
『ビート!』
ソ「繋がる魂!」
『キュアソウルビート!』
「「「「「「ア・イ・ド・ル♪キミがいるから輝ける!」」」」」」
ここで注目なのだが、キッスの時の一回目はズキューンしか反応していない。これは曲を作る時にキッスことメロロンが要望する形でズキューンの単独コーレスとしている。
観客達もそれは予習済みのため、敢えてコーレスに反応をせず。空気を読む形を作っていた。
「「「「「「キミの♪Hi!今日に♪Hi!会いに来たよ♪Yeah!きらめく瞳は専用のスポットライト〜♪キズナ♪Hi!パワー♪Hi!交換して♪Yeah!完全ウンメイ的大好きにありがとう〜I'm your IDOL!♪」」」」」」
そして楽しい時間はあっという間に終わると言わんばかりに曲はラスサビの最後のフレーズへ。
「「「「「こんな♪Fu!キラッキラン♪Fu-fu!出会えてうれしいたのしいずっと♪Fu!がんばる♪Fu-fu!わたし達で〜♪キミとアイドルプリキュア♪プリキュア!♪プリキュア!♪」」」」」」
最後は勿論全員が決めポーズをする形で終了となり、早速初っ端の2曲を歌い切った所でセトリのプログラム通りに次のライブ曲へと突入する事になるのだった。
また次回もお楽しみに。