キミとアイドルプリキュア♪〜輝けない少年と心の鼓動〜 作:BURNING
新学期が始まった当日。影人は朝、目を覚ますと顔を洗ってから一度家着に着替えて家族との食事のために一階へと降りていった。
「おはよう……」
「おはよ!お兄ちゃん!」
「朝ご飯。できてるからね」
影人が居間に入るとそこには既に両親や夢乃が揃っていた。夢乃は前日、夜に数時間程ある活動をしたのに新学期を迎えられるだけの元気が残っている辺り、流石に慣れてるなと影人は感じる。
「影人、今度の学校では良い思い出ができると良いな」
「……どの学校も変わらないでしょ。収まるべき俺の居場所なんてさ」
影人は半ば不貞腐れたような答えに父親の魁斗は複雑な顔つきになる。しかし、前の学校ではダメだった影人の人間関係もこの街でなら少しは改善してくれると魁斗も、母親の理沙や妹の夢乃も信じていた。
「お兄ちゃん。まずはその不貞腐れた顔をどうにかしなよ。第一印象で結構受け取られ方も変わってくるからさ」
「うっせ。夢乃こそ昨日のアレでよく眠気が残らないよな」
「昨日はちゃんと加減したからね。体力も残ってるよ」
それから四人でご飯を食べているとニュースではまだキュアアイドルのニュースがニュース番組の一つの話題として放送されていた。
「キュアアイドルちゃん可愛いわね。正体が気になるわ」
「この感じだと影人と同じくらいの子だよな」
「ちょっと複雑だけどこれから伸びて欲しいなぁ。新しい友達と話したい」
そんな風に家族がキュアアイドルの話をする度に影人は胃が痛い思いをしていた。何しろ、影人は家族に言いたくとも守秘義務があるので何があっても自分がキュアアイドルの関係者だと言えない。更に言えばこれから近いうちに家族で行こうと思っている喫茶店の看板娘がその子だなんて事も天地がひっくり返っても言えないのだ。
「お兄ちゃん?どうしたの?」
「いや、何でも無い。夢乃の思い過ごしだ」
そう言って影人は誤魔化すが、やっぱり彼の中では秘密を一人で抱え込む事への大きな不安があった。
「ごちそうさま」
それから影人はご飯を食べ終わると影人は制服に着替え、夢乃は私服で学校に行く事になった。ちなみに、これから影人が通うこの街の学校は少しだけ特殊なのか、入学式を8時〜10時前後までやった後にほぼそれと入れ替わりのタイミングで二年、三年が午前中に始業式をする形だ。つまり、全学年の式が、午前で全部終わる形である。
「……桜か。ま、学校には桜の木ぐらいあるか」
影人は校舎の前に来るとそこの前にある桜の木を見上げる。周囲には前年度までこの学校に在籍していた生徒達や新入生達で溢れており、影人は一人その中でも一人で歩いていた。
「どうやらまだ咲良さんはいないみたいだな。丁度良いから今のうちにクラス分けだけ確認してさっさと転入のために職員室に行こう」
影人は例の如く正面玄関を潜ると靴を上履きに履き替えてクラス分けの紙を見る。
「俺のクラスには……蒼風ななさん、それにえっと……咲良うたさん……んん?」
影人はひとまず覚えられなくても良いからクラスメイトの名前だけ一通り見ておこうと暫くクラス分けの表と睨めっこしていると見覚えのある名前があった。
「……マジかよ。クラスで絡まれるの確定じゃん……」
影人は半ば愕然とするとこればかりはクラス分けの運なので仕方ないと割り切る事にした。それに、どうせクラスでならうたも友達と話す事を優先すると考えて自分にはじきに見向きもしなくなると勝手に楽観視した。
尚、影人はそう思っても影人自身がプリキュアの関係者であり続ける限り、うたとの縁は絶対に切れない事を失念しているが。
「取り敢えず、クラスメイトの名前は見終わったからさっさと咲良さんが登校してくる前に職員室に行くか」
影人はそう言ってさっさと職員室のある方に行こうとすると正面から影人にとって見覚えのある紫のアホ毛に自分よりも小さな紫髪のツインテールの少女が丸めた紙を抱えて来るのが見えた。
「……あれ?おかしいな。見間違えか……?」
「あ!影人先輩!おはようございます!」
影人がそう言った直後、向こうも自分に気がついたのか少女……紫雨こころはトテトテと影人へと寄ってくる。影人はそんなこころの仕草に可愛さを感じるが、心の中で首を横に振って気持ちを持ち直した。
「紫雨さん……何で?一年生で入学式は割と早い時間だからもう教室に行かないとじゃ……」
「その前にやる事がありますのでここにいました!」
そう言ってこころの目線は手元にある丸まった紙に移る。そして、そんな彼女の言葉に影人は内心溜め息を吐く。折角の入学式で友達を作るチャンスなのに何故こんな事をしているのか……と。
「紫雨さん。俺なんかに構うよりも同学年の友達の方を大事にした方が……」
「私にとっては影人先輩の方が大事なんですよ!それに、今の私、とっても心キュンキュンしてるんです!」
影人はまた内心で頭を抱える。ちなみに影人の今の発言に関しては友達を作ろうと動かない影人自身に対しての特大のブーメラン思考になるが、影人はそれに気づいていない。
「そういや、さっきから気になってたけどその手にある物は何?」
「これですか?じゃあ見せますのでこっちに来てください!」
影人の質問に対してこころは着いてくるように言う。それから二人は影人がさっき来た道を戻るとクラス分けの表の隣にある掲示板のようなスペースの前に来る。そして、彼女は手にしていた紙を思い切り掲示板へと広げて貼った。
「げっ……キュアアイドル……研究会!?」
影人がそのポスターを見て唖然とする中、こころはやる気に満ち満ちた顔つきで影人の方を向いたので影人はこころへと半ば呆れたままに質問する。
「一応聞いておく。何だこれは?」
「このポスターを見たまま、キュアアイドルの研究会です!」
「……こんな研究会この学校に……あるわけないよな。数日前までいなかったし」
影人はこの学校にこんな異質な部活があるわけ無いと断定する。普通のアイドル研究会なら本当にコアなファンとかにはなってしまうがあるかもしれない。だが、キュアアイドルはそもそも数日前にうたが覚醒するまで全く存在すらしなかったのだ。これはつまり、こころが新しく研究会を立ち上げる形になる。
「私、キュアアイドルを見て心、キュンキュンしてるんです!」
「あのな……色々とまずツッコミたいんだが、紫雨さん新入生だよな?」
「?そうですよ。今日入学したてなので当たり前じゃないですか」
「勝手にこんな研究会立ち上げて大丈夫なのか?絶対教師達からは非公認だろ」
「大丈夫です!ちゃんとこれから許可は取りますので!」
「まだ取ってないのかよ……。というか、キュアアイドルってネットでバズったアレだよな」
「はい!」
影人はこころの返事に対して疑問が湧く。そもそもキュアアイドルはプリルンが違法アップロードして世の中に出た物。しかもまだ動画はプリルンが上げた名乗りから続くライブシーンの動画一本だけ。更に中身は約一分程度のショート動画レベル。となると殆ど素材は無いに等しい。
「紫雨さん。キュアアイドルの動画って言ってもほんの一分ぐらいしか無いんだぞ?それに、ライブ映像だって一曲だけだし……」
「それでも推せるポイントは沢山あるんです!例えば……」
それからこころは早速熱心にキュアアイドルの魅力を語り始めた。影人はそれを何とか聞き流しつつ内心で頭をまた抱える。こころの話はそれなりに長そうですぐには移動できない。加えて、キュアアイドルのポスターの前からまだ二人は移動しておらず。こんな目立つ物の前にいれば絶対に注目を浴びてしまう。それだけは避けたい影人。
「な、なぁ。紫雨さん。一度場所を変えないか?ほら、紫雨さんは入学式を控えてるからあんまりここにいるのは良く無いし」
「……そんな事より、影人先輩も入ってください!キュアアイドルの研究会!!」
そう言ってこころは影人へとグイグイと来ると情熱の炎に滾ったような目で影人の方に興奮しながら言い寄ってくる。
「待てって。まだこの研究会は非公認って話だろ。というか、研究会の会長は誰がやるんだよ」
「勿論私がやりたいなと思ってます!キュアアイドルの魅力をこれから入ってくれる部員達と熱く布教したいんです!」
「もう部員が入る事は紫雨さんの中では決定事項なんだ……」
影人はそんなこころを見て完全にダメだと思う。こころの情熱はキュアアイドル一色になってしまったらしい。そんな彼女の燃え立つ情熱を見て影人の心はザワザワと動く。
「(紫雨さん……キュアアイドルの眩しさに惹かれて……やっぱりキュアアイドルの、咲良さんの輝きは俺なんかよりずっと眩しくて……)」
影人はうた……というよりキュアアイドルにこころを奪われてしまったような気持ちになってしまうと彼女への僅かな嫉妬を募らせる。
「ッ……」
影人は慌てて頬を二度叩くとその気持ちを捨て去った。これから自分はキュアアイドルの関係者として頑張らないといけない身なのだ。彼女に嫉妬する気持ちなんて消すべきと気持ちを振り払う。
「先輩もお願いします!先輩も部員第一号として入ってください!そうしたらもっと先輩と沢山お話しできるじゃないですか!」
「結局はそれが目的かよ!?」
こころが影人の手を引きながら頼み込むと影人がそうツッコミを入れる。そんな中、近くから先程こころが貼ったポスターを見た人からの声が上がった。
「えぇ!?何これ!?」
「私、大好きなの!キュアアイドル!」
影人とこころがその方を向くとそこには登校してきたうたと彼女の友達なのか、暗い赤っぽい髪をボブヘアにし、眼鏡をかけた女の子がいる。
「ああダメだ。見つかった……」
「ちょっと、影人君!」
影人が脳内で頭を抱える中、うたが影人へと慌てた様子で影人の手を引くとその場から影人を連れ出して去ってしまう。そんな様子を見たこころは影人を訳もわからぬままにうたに取られた事に“むー”っと頬を可愛らしく膨らませるのだった。
「……私の大好きなカゲ君を取らないでよ……」
小声でそう言うこころ。彼女の目にはうたへの羨みの気持ちがあった。こころの中ではもっと影人と話がしたいのだ。でも、自分は影人と学年が違う。だからこそこういうクラブの場だけでも話す機会を増やしたいと思っている。そのため、彼女は何としてでも影人を研究会に入れたいと思うのだった。
「咲良さん、いきなり連れ出さないでよ。というか、職員室にいないといけない時間まであと少しだから手短にな?」
「さっきのポスター……どういう事、あれ。私……というよりキュアアイドルの研究会ができちゃってるんだけど」
「そんな事俺に言われてもな。ついでに言えばアレは俺は全くノータッチだし。知らないよ」
「そっか……」
影人はひとまずうたに弁明し、自分はあの研究会とは無関係だという事を認知してもらう。
「ひとまずあそこには入るのを保留にすると言っておくけど……そんなに長くは誤魔化せないぞ」
「保留にするって言うって……誰か知り合いが入ってるの?」
「……まぁ。咲良さんとは別でこっちの街で知り合った子に誘われてな」
影人はこころの名前は出さずにそう言ってうたに話す。影人が思うに今うたとこころを会わせるのは良く無いと直感が示していたからだ。
「そうなんだ。ふふっ。影人君もちゃんと友達ができてて私、安心した!」
「お前は俺の母親か!」
影人はツッコミを入れると転入の件もあるのでうたと別れて職員室へと向かう事に。それから先生への挨拶を済ませると少し待ってから転入の挨拶のために教室の方へと移動していった。
「はーい!皆席に着いて!ホームルームの前に、今日から新しく転校生が入るから紹介する。入って来て!」
そう言われて影人はドアを開けて教室に入る。影人は教卓の隣に行く間にチラッとクラスメイトを見渡すとそこには自分へとキラキラした目を向けるうたが目に映った。
「……黒霧影人です。春休みの間にこっちに転校してきました。よろしくお願いします」
影人は名前を黒板に書くとできるだけ簡単に挨拶を済ませる。なるべく多くは語らずに。できる限り目立たないようにするためだ。すると影人の姿を見てクラスメイトがヒソヒソと話す声が僅かに影人には聞こえた。
「ッ……」
影人の体は僅かに震えるが、頑張ってそれを押し殺す。影人の心は早速悪印象を与えたという気持ちになってしまった。
「(最初からアウェイか……。でも、それが良いのかもな……。俺と関わっても誰も得しないんだから)」
影人がそう思う中、クラスメイトの実情は彼の思っていた内容とは違った。
「何あの子、カッコいい……」
「特にあの瞳とか赤と青で良いかも……」
「くっ……羨ましい。俺もあのくらいカッコいい顔だったらなぁ」
「顔色がちょっと悪そうだけど大丈夫かな……」
ここまであまり触れなかったが、影人は割と顔つきが良い。夢乃と比べると少し劣ってしまうがそれでも鼻筋の良さやオッドアイによる目の綺麗さ。髪は爽やかで肌も綺麗なので本人は否定しているが、割と顔つきの時点で気を引きやすい。
そのため、クラスの反応としては影人の顔つきを褒める声や羨やむ声。また初日からそんなに整った顔をした影人が暗そうな顔をしているので心配するような声等。どちらかと言えば影人にとっては前向きな声ばかりがクラスのヒソヒソ話を占めていた。
そんな事も露知らずの影人は一人クラスメイトに嫌な印象を持たれたと勝手に気落ちしたために暗い顔のままである。
「………」
「ひとまず、黒霧君はそこの空いている席に座ってくれ」
影人はそう言われて小さく頷くと教室の中の空いている席に歩いていく。そこは何故かうたの隣だったが。
「影人君、これから一年間よろしくね!」
「……まぁ。俺と深く関わっても損ばかりするから程々にな」
そんな影人のネガティブ発言にうたは苦笑い。すると早速担任の先生からの話が始まった。
「それではホームルームを始めるぞ。担任の富士見です。これから一年間、このクラスの皆で仲良くやっていきましょう」
それから担任の先生である富士見の話が進む中、影人はふと先程キュアアイドル研究会のポスターを見て嬉しそうに目を輝かせていた少女が研究会のチラシを持っているのを見た。
「(……立ち上げたばかりの部活で上手くいかないだろと侮っていたけど……思ったよりもこれ、人気出るやつなんじゃ……)」
そんな中、突如として影人の聞き覚えのある声がした後にうたが立ち上がると同時に照れながら声を上げる。
「うたはスタープリ!」
「やっぱり〜!!」
そんな事をすれば勿論周りから目立つわけで。全員の視線がうたへと注がれた。
「……あっ」
「咲良さん?どうかした?」
「あ、あはは……何でもありません」
「まさか、チラッと聞こえたが……あの妖精、やっぱり来たのかよ」
影人はプリルンがここにいる事を今のやり取りで察するとまた頭が痛くなる。転校初日、さっきからずっと影人は悩みが尽きない。主にうたやこころのせいであるが。
「さて、今度の新一年生歓迎会でやりたい事を決めたいと思います!」
すると担任からの話題は新一年生の歓迎会という話になった。それを聞いたうたは元気良く手を上げて意見を言う。
「はいはいはーい!歌はどうでしょう!合唱とか?」
「合唱か!皆はどう?」
先生が周りにそう問いかける中、周りの生徒達の合唱に対するざわめきが聞こえる。
「良いんじゃない?」
「えー?でも練習とか面倒だよ……」
「折角の新入生だし、笑顔になってもらいたいじゃん!」
そんな風に意見が飛び交う中、また一人の少年が手を挙げた。そんな彼を見た富士見先生はその少年を当てる。
「はい。俺にも意見があります」
「おっ。じゃあ音崎君」
「……俺は合唱よりも寸劇でこの学校の魅力を伝えるべきだと思います」
その少年は茶髪の髪でセンターパートに分けており、ちょっとだけおでこが見えていた。目は薄めの黄色で髪は影人に勝るとも劣らない整った容姿である。彼の名は音崎レイ。そんなレイはうたの意見を尊重しつつ自分の意見を通す理由を述べた。
「咲良さんの意見である合唱も魅力を伝える上で必要な事だと思います。ただ、俺は合唱よりも学校行事の魅力とかを纏めて寸劇風に伝えた方がこの学校に入った後にこんな楽しい事がある……という学校の魅力が伝わるのでは無いのかと考えています」
そんな風に筋道を立てた説得力のある言葉にクラスの意見はレイの意見に傾きかける。
「流石音崎君……」
「ちゃんと考えてるなぁ……」
「楽しい学校行事の事をちゃんと伝えるのは良いと思う!」
「咲良さん。今の音崎君の意見に対して言いたい事はある?」
そんな風に富士見はうたに再度問いかける。うたはそれを聞いて焦り始めた。このままでは自分の得意な合唱では無く、寸劇になってしまう。そう思った彼女はちゃんとした理由を言おうとするが、どうしても思い浮かばない。
「え、えっと……その……」
「……はぁ。目立ちたくないけど……仕方ない。あの、俺からも意見良いですか?」
影人は小声で呟いてから手を上げる。それを見た富士見は影人の意見も聞く事にした。
「じゃあ、黒霧君」
「音崎君の意見は俺にも賛同できる内容でした。ただ、それでも俺は合唱を推薦します。理由として、寸劇だと準備に時間がかかります。文章を考え、代表者を決めるまでに時間がかかってしまうと本番までに代表者が文章や動きを覚えるのが間に合わない可能性があります」
影人は正直うたを助けるつもりで擁護したわけでは無かった。どちらかといえば、寸劇の方が手間がかかるのと万が一発表者になると一人だけ目立つ羽目になるからやりたく無いのが本音だったのだ。
「……それに、合唱も学校の魅力を伝える一つの手段です。合唱には……歌は人の心を温かくする力があります。それが伝わればこの学校が温かい所だと感じてこれからの生活を楽しんでもらえるかなと」
そう言った影人。そんな影人を見てレイは影人の意見を受け止めたのか、特に反論はしなかった。そして、クラスメイトも影人の言葉を聞いて合唱を新入生に聞いてもらえばこの学校の美しい部分を見てもらえると感じたらしい。そのままクラスの意見は合唱に纏まる事になる。
「じゃあ、意見も纏ったし。合唱にしよっか」
「やった!……影人君、フォローありがと!」
「……別に。俺は今提示された二つだったら合唱をしたい気分だっただけだから」
影人は不貞腐れつつ面倒そうな顔つきで座るとそっぽを向く。影人はこれで面倒な話がちゃんと纏まったと考えた。そんな中、レイは影人の方を見て僅かに微笑む。
「……さっきまであんなに暗かったのに。ちゃんと強い人じゃん」
「それじゃあ、次はピアノの伴奏を……」
「……私、弾きます」
富士見の言葉に自ら立候補したのは紺色の髪と瞳を持ち、髪型は姫カットにした前髪。両サイドから2本の癖っ毛が出ている独特なロングヘアで後頭部には髪の一部を一房垂らしたシニヨンを結っている。頭の左側にクロスライン型の薄緑色のヘアピンを付けた少女だった。
彼女の名は蒼風なな。そんな彼女が伴奏者と決まって拍手が上がる中、ホームルームは進んでいく。それから暫くしてチャイムが鳴ったので終わる事になるのであった。
今回、新しいオリキャラとして音崎レイが出ましたが、彼のCVは島崎信長さんが良いかなと思っているのでその設定で脳内再生してもらえると嬉しいです。それではまた次回もお楽しみに。