(DEMO版)TS転生結月ゆかりはポケ愛が強い   作:グランド・オブ・ミル

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リーフ、ニビジムに再戦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その日から2日間、私はユカリさんと特訓の日々を過ごした。

 

 あの公園でユカリさんに種族値を教えてもらいながら、色んな人とバトル。最初はまだまだ粗削りな部分が多くてユカリさんとバタフリーがいても負けてしまうこともあったけど、だんだん慣れてくるとより洗練された判断ができるようになって勝率がぐんぐん上がってきた。

 

「いいですか、リーフ。シンジ型の真髄は勝つことではなく、”負けないこと”です。チャンスと思われる場面がきても安易に飛びついてはいけません。相手の情報と自分の手札を見比べて致命的な負け筋はないか、今このチャンスに手を出すことのリスクとリターンは見合っているか、しっかり確認して正確な判断を下せるようになりましょう」

 

「はい、ユカリさん!」

 

 後半からはバタフリーではなく自分のイーブイでバトルするようになった。ユカリさんが言うには、種族値は知識として知ることも大切だけど身体に感覚として刻み込むことも重要なんだそう。自分のポケモンの火力や耐久、素早さはどれくらいの水準か、能力が一段階上昇するとその上がり幅はどれくらいなのか、逆に下がった時にどの程度の下降までなら許容範囲なのか…。それが頭ではなく身体で勝手に判断できるくらいが理想らしい。

 

 すごく難しいことを言われているとは思う。私なんかがその域に到達できるのかなっていう不安もある。だけどそれがユカリさんの見ている世界なんだって思ったらやる気がぐんぐん湧いてきた。

 

 

 練習バトルが終わって夜、部屋に戻ってきても私はポケモンについて勉強するようになった。その日ユカリさんに教わったことをノートに書き留め、しっかり復習して頭と身体に刻み込む。

 そんなことをしているとユカリさんが私のスマホに種族値についてまとめたデータを送ってくれた。まるでポケモン図鑑のように綺麗にまとめられているそのデータを使って一層学習に励んだ。

 

 

 また、バトルだけをしていたわけじゃなくてポケモンのお世話についても色々と教わった。ユカリさんはポケモン達の食生活まで気をつけているみたいで、食事に関してもこだわりがあった。

 

 普通のトレーナーは手持ちのポケモンにフレンドリィショップなどで売っているポケモンフーズを与えている。栄養満点で安心だし、タイプごとに少しずつ違う種類が売っているのでポケモン達がもの嫌いを起こすことも少ないから。

 だけどユカリさんは、ポケモン達の食事も自分で手作りしていた。わざわざスーパーで鮮度の良い食材を買ってきて部屋のキッチンを使って料理。その腕は惚れ惚れしてしまうほど鮮やかで、まるで料亭の料理人みたいだった。自分のポケモン達には栄養だけじゃなくて美味しくて精のつくものを食べさせてあげたいと言っていた。

 

「まぁ、リーフはここまでする必要ないと思いますよ? 私が好きでやっていることなので」

 

 なんてユカリさんは言っていたけど、ユカリさんのようなトレーナーになりたいと思っている私にはやらない理由がなかった。お願いして、ユカリさんの料理を手伝う形で教えてもらう。家にいた頃はママに料理とか洗濯とか家事のことを教わっていたからそんなに苦戦はしなかった。ユカリさんに筋がいいって、また褒められてしまった。えへへ、嬉しいな。

 

 また、料理の途中ユカリさんが見慣れない食材を使っていることに気が付いた。青とか水色とか緑とか、色鮮やかな不思議な香りのするハーブみたいな葉っぱに、茶色い瓶に入った栄養ドリンクみたいな飲み物だ。ユカリさんが言うには、これらはポケモン達を育成するために必要なものみたい。努力値とかステータスとか、そういったところに関わってくるアイテムだと言っていた。

 

 その時にはよく分からなかったけど、追々教えてくれるみたい。また種族値の時みたいに知らない世界が見えてくることが楽しみだ。ワクワクして待つことにする。

 

 

 

 

 

 そんな生活を続けていたらあっという間に2日経ち、私がニビジムにリベンジする前日になった。フシギソウの怪我もすっかり良くなって準備万端だ。

 

「さて、リーフ。明日のために対戦相手の情報を洗っておきましょう。相手をよく分析して戦略を立てるのはシンジ型バトルの基本です」

 

「うん、お願いユカリさん」

「いぶっ」

「ふっしー」

 

 いつかの時と同じようにホワイトボードを用意したユカリさん。私達はその前にスツールを持ってきて座る。イーブイと、いつもはこういう話に興味がなさそうなフシギソウも真剣に返事をした。

 というかフシギソウはユカリさんが作るご飯をすっかり気に入ってしまったようで、最近は私よりユカリさんの側にいることが多い気がする。今もユカリさんの足元に座ってるし。うぅ、確かに私の料理じゃユカリさんの味に遠く及ばないけど…、きっと私だって同じくらい美味しく作れるようになるもん。

 

「ニビジムのジムリーダーはタケシ。いわタイプの専門家ですね。キャッチコピーは”強くて堅いいしの男”、その呼び名の通り使用ポケモンはぼうぎょの高い面々で固められています」

 

 ユカリさんはペタペタとホワイトボードにタケシさんについての資料を貼る。使ってくるポケモンは2匹で、イシツブテとイワークだ。その2匹についての種族値も隣に書いてくれた。

 

 

『イシツブテ』

HP:40

こうげき:80

ぼうぎょ:100

とくこう:30

とくぼう:30

すばやさ:20

合計:300

 

『イワーク』

HP:35

こうげき:45

ぼうぎょ:160

とくこう:30

とくぼう:45

すばやさ:70

合計:385

 

 

「ぼ、ぼうぎょ高っ……!」

「いぶっ!?」

 

 その数値を見て思わず声を上げてしまった。2匹ともぼうぎょの種族値が100を超えている。いわタイプが頑丈なのは有名だけど、こうして数値で表されるとその硬さが飛び抜けていることが分かる。練習バトルで戦ってきたポケモンでもここまでの子はいなかった。

 

「そうですね、特にイワークはカントー図鑑のポケモンの中でも2位のぼうぎょ数値を誇りますし、物理攻撃で攻めるのは得策ではないですね」

 

 前回の挑戦では、とにかく相手を倒そうとイーブイに”にどげり”、フシギソウに”つるのムチ”を指示して攻撃していた。効果は抜群だけど見事に物理攻撃技、しかも2匹共特別こうげきが高いポケモンというわけじゃない。種族値のことを知った今だから分かるけど、確かに前回は負けて当然だった…。

 

「まぁ、確かにぼうぎょは脅威ですけど同時に弱点もありますよね? しかも2匹に共通しています」

 

 …と、そうだ。落ち込んでる場合じゃない。一見強そうに見えるポケモンでも付け入る隙はある、ユカリさんはそう教えてくれた。

 

「…ぼうぎょは高いけど、とくぼうはかなり低めだね」

 

 イシツブテとイワークに共通している弱点、それは特殊耐久の貧弱さだ。HPととくぼうの数値を見ると低耐久アタッカーのマンキー以下で、一般的に弱いポケモンと認識されているトランセルやコクーンと良い勝負をしてる。

 

 私がそう答えると、ユカリさんはこくりと頷いた。

 

「うん、正解です。種族値のことをよく理解できていますね。加えて言うなら、攻撃力が然程高くないのも弱みです。耐久力を強く育てているリーフのフシギソウなら十分受け止められるでしょう」

 

 さて、この2匹を相手にどう戦いますか? とユカリさんが問いかけてくる。きっとレッスンの集大成として私に答えを出させようとしているんだろう。

 そしてこれまで知識と練習を積み重ねてきた私にはとても簡単な問題だ。特殊耐久が低いポケモンは特殊攻撃で落とせばいい。幸い私のフシギソウは”メガドレイン”を使うことができる。”つるのムチ”はやめてこっちを選べば問題なく勝てるはずだ。

 逆にイーブイは今回あまり出番が回ってこないかもしれない。”にどげり”を含めてメインの攻撃技が軒並み効かないし、”つぶらなひとみ”や”すなかけ”でサポートに回ることが多くなりそうだ。

 

 私がそう答えると、ユカリさんはにっこり笑った。

 

「ちゃんと勝てるプランを立てられてますよ。成長しましたね、リーフ」

 

 ぽんぽん、と私の頭を撫でられた。嬉しいけどちょっと恥ずかしい。

 

「そのままいっても間違いなく勝てるでしょうが、優秀な生徒にはもう一つ、アドバイスを授けましょう」

 

 そう言ってユカリさんはタケシさんとの勝負で注意すべき点を教えてくれた。そのことを踏まえて作戦をブラッシュアップして、これで本当に準備完了だ。後はこの通り実践できれば私は念願の初ジムバッジを手にすることができる。

 

 期待を胸に早めにベッドに入ってその日は就寝した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……そう思ってたんだけど

 

「リーフ、足震えてますよ。緊張し過ぎです」

 

「だ、だってぇ」

 

 次の日、いざニビジムの前まで来ると急に緊張がこみ上げてきて私は震えてしまっていた。相手を分析して作戦立てて、勝てることは頭で分かっているけどやっぱり一度負けたジムだから身体が勝手に反応してしまう。

 

 ジムからはたった今すごく落ち込んだ様子の男の子が出てきた。きっとあの子もタケシさんに挑戦したトレーナーで、私と同じように負けちゃったんだろう。この一番最初のジムで負けるのはカントーリーグに挑戦する資格がないって言われてるみたいですごくショックなんだ。気持ちは痛いほど分かる。

 

 数日前の嫌な記憶を思い出してますます身体が固まってしまう私。そんな私を見てユカリさんが悲しげな表情を浮かべた。

 

「リーフ、そんなに私のことが信用できませんか?」

 

「え?」

 

「貴女の才能が花開くようにここまで精一杯教えてきたつもりですが…、私の教えでは貴女を安心させることができないようですね…。残念です」

 

 よよよ、と袖で目元を押さえてしおらしく身体を縮めるユカリさん。演技がかった仕草だから多分泣き真似だって分かる。

 だけどそうだ。私はユカリさんにたくさんのことを教えてもらって強くなった。以前までの私とは違う。何も怖がる必要なんてなかった。そのことが分かると緊張は消え、身体の震えも自然と収まった。

 

「…うん、そうだよね。私ちょっと怖がり過ぎてたみたい。見ててユカリさん、私しっかり勝ってくるから」

 

「そうですか、それは良かったです」

 

 けろっとして元に戻り私に向き直るユカリさん。やっぱりさっきまでのは噓泣きだったみたい。

 

「じゃ、私は観客席で応援してますから頑張ってくださいね」

 

 そう言ってユカリさんは観客用の出入り口の方へ進んでいった。私はそれを見送って挑戦者用の入り口を見据える。覚悟は決まった。

 

「……よし、行こう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日はいよいよリーフのジム再戦の日。一番近くであの娘のことを見てきた私は、間違いなく勝てると確信している。

 だってあの娘の学習への打ち込みようったらすごかった。私のレッスンをめちゃくちゃ熱心に聞いてくれるし、ホテルに帰ってからもノートに何か書いてずっと自習しているのだ。それでもちょっともの足りなさそうにしてたからスマホに私がまとめた種族値のデータを送ってあげたら飛び跳ねて喜んでまた勉強の勢いに拍車がかかるし。

 

 それだけでは飽き足らず、私がポケモン達にやってあげているマッサージとか料理とか怪我した時の応急処置とか…、そういうところにも興味があるみたいで私の手伝いや真似をしてどんどん吸収していっている。正直この辺のことはもっと後の方に教えようと思っていたことだから、まさか自分から積極的に学びにくるとは思わなくてびっくりした。リーフは才能だけじゃなくて精神面もめちゃくちゃ優秀な生徒である。これでスクールでは成績不振だったって、先生の見る目がなかったとしか言えない。

 

 そんなリーフだからこそ、このバトルは勝てると断言できる。余裕綽々なので売店でニビあられと緑茶を買い、めちゃくちゃリラックスして席に座ってリーフの登場を待っている。コハクも私の頭の上に留まってちゅーちゅーとはちみつレモンのドリンクを飲んでいるし、のぞみに至っては次に行くことになるおつきみやまについてパンフレットを開いて眺めている。誰もリーフの勝ちを疑っていないようだ。

 

 

『続いては、マサラタウンのリーフ選手の挑戦です!』

 

 しばらく待っているとようやくリーフの出番が来たようだ。ガコンッ、と大仰な音がしてスタジアムの扉が開き、挑戦者であるリーフが入場してくる。

 …すごく堂々としてるなぁ。数日前河原で会った時とは大違いだ。あの頃おどおどしていた娘がこんなに立派になって…。

 

「……うぅ」

「ぴちゅ~?」

「ふりゃ~」

 

 やべ、マジでちょっと涙が出てきた。

 

 

 

「俺はニビジムのリーダー、タケシ! よく来たな、また会えて嬉しいよ」

 

「…タケシさん、よろしくお願いします!」

 

「…見ただけで分かる。この前とは見違えたな。随分強くなったようだ」

 

『それではこれより、リーフ選手とジムリーダータケシのバトルを始めます。ルールは2対2のシングルバトル、先攻は挑戦者リーフ選手です』

 

 審判から開始の合図が出され、試合が始まった。タケシが繰り出したのはイシツブテ、対してリーフはフシギソウを出した。始めから出し惜しみ無しでいくようだ。

 

「フシギソウ、”メガドレイン”!」

 

「っ! イシツブテ、躱せ!」

 

 フシギソウの葉っぱから緑色の光が発射され、それをイシツブテが横に移動して回避した。この世界では種族値の概念がほとんど知られていないが、ジムリーダーともなるとそれまでの経験から喰らって良い攻撃とダメな攻撃の判別くらいできる。特殊攻撃の”メガドレイン”に危険を感じて回避を判断したんだろう。

 

「イシツブテ、”ころがる”攻撃!」

 

 イシツブテがあの丸い身体をさらに丸めて回転し、フシギソウに突っ込んだ。”ころがる”はイシツブテの得意技だけど最初の一発目は威力が低い。イシツブテ自身のこうげき種族値も80とそこそこレベルに収まっているからまったく慌てる必要がない。

 

「大丈夫、受け止めて!」

「ふしっ!」

 

 リーフもそのことを理解していて、ちゃんと冷静に防御を指示していた。フシギソウはその場から動かず、正面からイシツブテの突進を受け止めて弾き返した。以前までのリーフなら慌てて回避を選択しそうな場面を…、やっぱりあの娘は成長している。

 

「今よ、もう一度”メガドレイン”!」

「ふっしーっ!」

 

 相手から近づいてくれたのは好機だ。先ほどは躱されてしまった”メガドレイン”を今度はしっかり命中させる。イシツブテの苦手な特殊技、しかもくさタイプの攻撃なので効果抜群の大ダメージだ。緑色の光に包まれて体力を吸い取られてしまったイシツブテはその場に力なく倒れる。逆にイシツブテから体力を吸収したフシギソウは、わずかに受けたダメージも回復して元気いっぱいだ。

 

『イシツブテ戦闘不能。フシギソウの勝ち』

 

 審判が判定を下し、タケシがイシツブテをボールに戻す。これでタケシの残りポケモンは1体、リーフは2体共無傷で残っている。好調な滑り出しだ。

 

 

「…本当に強くなったな。以前のように”つるのムチ”がくると思っていたんだが…、だが次はこうはいかないよ」

 

 タケシは次のボールに手をかけ、投げる。

 

「ぐおぉぉっ!!」

 

 出てきたポケモンはイワークだ。高さ8.8m、重さ210kgの巨大ないわへびポケモンがフィールドに現れた。スタジアムの天井に頭をぶつけるんじゃないかと思うくらいの巨体は、こうして見るとやはりかなりの迫力がある。観客席からも、おおっ、と歓声が上がった。

 

「フシギソウ、”メガドレイン”!」

 

 リーフはイシツブテの時と同じように”メガドレイン”で攻撃した。イワークの見た目と違って貧弱な特殊耐久なら当たりさえすれば一撃で持っていくことができるだろう。当たりさえすれば。

 

「イワーク、”がんせきふうじ”だ!」

 

 イワークのすばやさ種族値は70もあって意外と素早い。フシギソウより速く動いたイワークはその大きな尻尾を振り、いくつもの岩石を飛ばした。地面に突き刺さったその岩に阻まれて、フシギソウの”メガドレイン”が弾き返されてしまう。

 

「くっ、仕方ない。フシギソウ、”たいあたり”で岩を崩して!」

「ふしっ」

 

 フシギソウが身体をぶつけて”がんせきふうじ”の岩を砕く。岩を破壊してイワークへの突破口が開けると、そこにはあの巨体の姿がなかった。

 

「あれ、イワークはどこに…?」

「ふし~?」

 

「ふふふ、足元さ。イワーク、”あなをほる”攻撃!」

 

 きょろきょろしてイワークを探すフシギソウ。その足元がボコッと盛り上がり、イワークが地中から飛び出してきた。イワークの頭に突き上げられたフシギソウが宙を舞う。

 

「フシギソウ!」

 

 とはいえ、リーフのフシギソウの耐久力なら大して痛手になっていない。空中でくるんっと体勢を立て直したフシギソウはリーフの近くに着地した。

 依然としてリーフの優勢であることに変わりないだろう。だがメインウェポンであった”メガドレイン”を封じられてしまった。”がんせきふうじ”による防御と目くらまし、そして”あなをほる”で地中も使った立体的なバトルをするイワークに、”メガドレイン”をヒットさせることは難しいだろう。

 

 

 ふふふ、さて私の可愛い生徒はどう戦うのかな。

 

 

 

 

 

 

 






・ゆかりさん
 TS転生主人公。生徒の成長にちょっと涙。
 ポケモンにすべてを懸けられるポケモン超ガチ勢なのでトレーナーとして必要以上のスキルを頑張って身につけた。サンジ並みの料理の腕とチョッパー並みの医療技術持ち。


・リーフ
 憧れのユカリさんに近づくために日々頑張るとっても偉い子。ニビジムに自信を持って再戦中。絶対勝つから見てて!


・タケシ
 想像以上にリーフが成長しててびっくり。イシツブテを一撃で落とされ、少し本気を出し始めた。ちなみに今回使用したイシツブテは特性”いしあたま”の個体。


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