1ヶ月後、、
風は、今、いた、うるさいマイク男ことプレゼントマイクがうるさく喋る
試験会場の説明ブースへと。
「はあ、筆記はなんとか?クリアかな。にしてもあの人声でけー。」
「おい!そこのモジャモジャの君! … あと、そこの白髪の君!
独り言はやめたまえ!周りの受験生に迷惑になるだろう!!」
「ええ!!ごめんなさい!!!」
「…(なんや、こいつ、しばくぞ。」
「しばく?!? な、なんだ君は!!」
「あ」
そうして説明が終わり、ついに試験開始を待ち、会場へ。
(ふう、ウォーミングアップは、しっかりと。いちに、いちに)
(まだ、はじまんないのか?)
『はい、スタート!!!!!』
(うぉぉぉ気を抜いてたー!)
「うぉぉぉぉ!!!ダッシュ だっーしゅ!!!!」
風は全速力で走った。
(とりあえず壊しやすい、1、2ポイントのロボを壊すか。なんか、籠手は持ってこれたし。まあ、ただのメリケンサックのちょいゴツい版なだけなんすけどね、へへへ。
0ポイントのロボは無視!!!)
『ブッコロ』
「うぉぁぉ!!!!風、パンチ!!!!!!どかぁぁぁぁーん!!!」
ぐしゃあとロボが崩れる!訳ではなく、ロボの顔?の部分が凹む。
そこを狙って連打!意外にも脆く、3発で動かなくなった。
そうして、雑魚敵(風にとってはけっこう強い)を次々と下していく風。
(あれ!むさい男が倒れ込んでる!うーん。無視!!)
(あれ!おっぱいがでかい女の子がピンチだ!おりゃー!!!
レスキュー!!!)
しばらくして息も絶え絶えな風がふらふらしながら走っていると、
『ガガガ!!!!!』
「なんだ!?」
音のした方に視線を向ける風。そこには、超巨大なロボが。
(うーん。おわた (^◇^))
全速力で巨大ロボと反対方向に走る風。
流石のピンチに今日1番のスピードがでる。
そうして必死で走っていると
『終了!!!』
こうして風の受験は終わった。
そして帰り道。
(はあ、やっぱフィジカル弱ええ。拳ボロボロだし。なんか、
人体実験とか募集してないかな?異形型になってもいいからフィジカル
鍛えたいなあー。)
「おっぱい大きかったな…。」
そうして、家に着いて、勇気に即電話。
「おーい、あのさ、めっちゃ強い籠手、作ってくんね?」
『は?』
「よろしく」
そして、次の日。
風は虎のような見た目の被り物をつけていた。
そして、拳に装着していたのは風の倍あるでかい拳のようなグローブ。
指の太さだけで、風の腕ほどあるものだ。
そしていつものルーティン。チンピラ探しだ。
コツは深夜に路地裏で、もしくは人通りの少ない場所で背筋を曲げて、ふらふら近づきながら歩くことだ。そうして、
「あ!!!なんや、こら!!!」
来た。
「弱そうだな、虎野郎。」
「ひひひ、ははぁ!!」
そうして3人に囲まれた風。個性を発動させ、腰を思い切り回転させて、
「フッ!!」
『バギャ!!!!』
チンピラの1人の横っ面を思い切り殴った。
奴は声ひとつ上げず死んだ。
顔面は原型を留めず、目玉が飛び出し鼻は砕け散り、横顔は凹んでいた。
「ひ、」
「え?」
ビビってる隙に、もう2人を殴りにかかる!思い切り吸い込んで、
「スー、シッ!!!ハッ!!!」
『バキ!!! ゴッ!!!』
物言わぬ肉塊が二つ増えた。
「うん。良い感じ。」
そうして、風は満足して帰った。
そして朝。朝食の時間だ。
「おう、おはよう」
「うん。はよ」
おはようの挨拶を終えれば2人でトーストに齧り付く。
『ニュースです。昨晩、身元不明の3人の遺体が発見されました。
警察によりますと遺体は大きな手で殴られたような傷があるとのことで、
付近の異形型のヴィランの動向に注意を向けるとともに、引き続き捜査を
続けるとのことです。』
「んぐ。ふぅ。いいか、風。ニュースはこんな言ってるが、
異形型だからって暴力的だなんて偏見、持つなよ。
個性が人を決めるんじゃない。
人が個性を決めるんだ。何に使う、どんな個性かってな。」
「うん。わかっはぐ、もぐもぐ。」
今日も鏑木家は平和だ。
くう疲れました。