スドウカナメの確認から役2日が経過した、ひとまずもうそろそろイベントが告知される頃だが……
そう思って、八王子のジョ◯フルでドリアを突いていれば、机の上に置いてあるスマホから通知が鳴る、
画面を見てみれば、【宝探しゲーム】と題されて数字が刻一刻と減っているのが確認できた、
このゲームでサンセットレーベンズの殆どが集まる……問題はこのタイミングで遭遇するかどうか……だが
正直言って遭遇しなくても良いんだよなぁ……あー、でもそうだ、ここで出会うとシュカに睨まれるか……?
そう考えて画面を見ていれば……レインからの通知が入ってきた、ログを開いてみれば
『今し方ゲームの方でイベントの告知が行われました、そちらの方は如何ですか?』
「……はっ、心配してんのか?」
言葉遣いは冷たい様なものだが、【あの】レインがわざわざ連絡をよこしたんだ、心配……ってよりは情報収集だろうなぁ……
そんな期待の一切ない感情を抱きつつ、俺はレインからの連絡に返信を返していく
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『こっちも連絡が来たぞ、24時間以内に装備を整えなきゃならんから忙しくなる』
彼はその様に連絡を返してくる、彼が未だ誰にもかられていないことに安堵しつつ、それと同時に彼もイベントに参加するのを知り私は焦りを感じている
彼は確かに戦闘向きのシギルではある、ただその彼は基本シギルを使わずに、その上で殺人を行わずに相手を抑えることを得意としている……
「………このイベントはおそらく、最低数十名から最大数百名程度の人間がイベントに参加するはず、一対一を得意とする彼に、このイベントは荷が重いのでは……」
そんなことを考えつつ、そばにある段ボール箱からうまい棒を取り出し包装を開ける………そう言えば、彼はつい先日エイスのメンバーに襲われていたが……
エイスのクランメンバーは数が多い、イベントで遭遇する可能性も高いでしょう………彼は、イベントを生き残れるか………
そんな風なことを考えていれば、ふとある人物からの連絡が入っていることに気がつき、私は急いで返信を行い、
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「……咄嗟にこれを持ち込めたのは良かったですね………」
急にDゲームの転送が始まり、咄嗟に鞄とライフルの入ったケースを掴んだことが功を奏した、
武器はなんとか持ち込めたので……あとは現状把握ですが……ここはホテルの中でしょうか……そうかんがえていると
Dゲームの連絡機能から通知が届き、警戒しながら内容を開いてみれば……
『よう、レイン、そっち今何処にいる?俺は警察署の中に沸いたわ』
「……っはは、このゲームでの転送をその様に表現するなんて、頭のネジが外れてそうですね……」
ツクヨミからの連絡の様だった、一先ず私は外の風景からこのホテルの場所を把握し、座標を送る、
彼も何の要件もなく連絡はしてこないはず、おそらくは私との合流を目論んでいる……
そう考えていれば、スマホから【リング】についての情報を提示された……まずは300個程度ですか、
……ひとまずは下層へ降りる経路を確認して行きますか………
その様な考えをしながら、鞄を背負い、ライフルケースを担いで私はホテルを改めるためにその場を後にしました
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「やぁ、早速ここかぁ……タゴナカさん関係はやりたく無いから正直移動するのが安牌だよな……」
そう考えていればレインからの連絡で座標が送られてきた、まぁホテルにいるって事はわかっているんだけど……
花屋が敵な状態で行くのは正直気が引けるんだよな………俺だって行きたいのは山々だけどなぁ……
そう考えつつ既に集めている3つのリングを腕に通し、くるくると回していればあちこちから視線を感じる
まぁ十中八九リングを狙ってる他プレイヤーなんだろうが……どうすっかなぁ……蹴散らしても良いんだが……
リング捨てて隠れ潜むのも良いかもなぁ……どうせこれはSレーベンズが攻略するし………よし、リング捨てて逃げるか
そう考えた俺は腕に通したリングを道路へ投げ捨てて、即座に駆け出し近場の路地裏へと駆け込んだ
道中俺の横を通り過ぎる奴らもいたが気にしない、おそらくはただのリング目当てだろ
そう考えながら俺は近くにある廃ビルの外階段を駆け上り、扉を蹴飛ばして中に入り、ゆったりと扉を閉める
さっきの蹴りで鍵曲がってるがまぁバレやしないだろ……そう考えて、俺は埃だらけのソファーへと腰を下ろす
そのあたりでスマホから小気味良い電子音が鳴り響く、見てみるとレインからの連絡だった、
『現在ビル内部が花屋に占拠されています、貴方のシギル上花屋に有利に働きます、至急こちらへ来てください』
……あー、花屋だって事分かってるもんなぁ……今どのあたりなんだ……?監視カメラ撃ち壊してるあたりか……
この場合俺が居るから原作の時点がわかんねぇんだよなぁ……まぁ、どうせカナメが花屋生捕りにするし無視無視
そう考えて、俺はじっくりとソファーに寝転がって悠々自適に惰眠を貪る事にした………
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彼にメールを送ってからはや十分、いつまで経っても連絡は返ってこない、そのくせメッセージに既読だけはついているから見てはいるはず……
あぁもう!何やってるんですか、見ることが出来るならせめて連絡ぐらいはしてくださいよ……!
まさか誰かと戦っていてやられて……!?……しかしそれならヘルプコール……そのポイントも惜しいんですか!?
………いえ、こうやって考えていても仕方ありませんね……彼は今は使えないと考えて………
「すみません、当てが外れました………しかし、本当にやるんですか?」
「あぁ、それしか無いだろう」
「しかし……仮にやったとして成功率は40%、その上でカナメさん、貴方の生存率は50%……つまり8割がた死にますよ」
「……っはは、けどやるしか無いだろう?」
怯えた様に震えるその声を聞き、呆れた様にため息をつきながら、私はライフルケースを持ち立ち上がる
「分かりました、ではタイミングはこちらが指示します、お互い無事生き残りましょう」
そう言い切ってから、ゆっくりとドアを開け、私は部屋を後にする……
しかし、本当に彼は……やられたのでしょうか………そう考えながら、私は手榴弾を傍に階段へと駆け抜けた