ダーウィンズストーリー   作:R,n

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第三話 ゲームクリア

いつの間にか眠っていたのか、目が覚めれば外は既に暗がりに落ちていた、

そろそろ行かなきゃレインがやられるな……そう考えながら俺は起き上がり、

片手で窓をガラリと開けて外に飛び出ていく、体が(ソラ)へと投げ出される感覚を感じながら……

 

気がつけば俺は()()()()()()()()()()()、そのまま俺は地面を駆け出して、座標にあるホテルの近くにある、

カーレンタルショップへと走り出していた…………

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

ヒイラギさん1人を残し、私は荷物を抱えマンホールを登っている、荷物を落とさぬ様に必死にマンホールの蓋を開け、上がったところで………

カチャリと銃器特有の金属が擦れる音が背後から聞こえる、待ち伏せをされていた……?エイスのクランメンバー……?

一瞬顔が強張り、思考を巡らせていれば……銃を構えた主から声を掛けられる

 

「や、レインちゃん、リアルで会うのは初めましてかな?」

「……ツクヨミさんでしたか、驚かさないで下さい」

 

少しおどけた様な声の主は、以前から連絡を行っていたツクヨミだった……しかし……何故ここに……

 

「……で、レインちゃん……メールでリングのQRコードが欲しいって話だったけど、なんで?」

 

彼は戯けた様子を保ちながら、銃を突きつけたままそう尋ねる……おかしい、何故……彼の性格からして、殺しは……

いえ、殺さないという確証はない、第一彼は初めてイベントに参加している……イベントに参加してネジが外れた可能性もある……

ここは、大人しく答えるしかないですね……

 

「………ゲームクリアの為に数種類のリングのデータが欲しかったのです、QRコードには……」

「数字、そしてモース硬度順に並べれば、座標と何かしらの数字が出てくる、でしょ?」

 

ぐいと銃……感触からしてベレッタM9……を後頭部に押しつけられ、冷たい銃口が頭を冷やす……

このまま易々と答え続けて良いのか……?今の彼の行動は何処かおかしい、先日までの彼とは何処か違う様な………

そう考え続けていると、ふと銃口が後頭部から離れて行き、地面に拳銃が投げられる音がする、

咄嗟に私が振り向いてみれば彼がいきなり私を肩に担ぎ、ケースを手に取り走り出した

 

「な、何するんですかいきなり……!?」

「すまん!しくじった!途中でエイスの別動体に目付けられててな……!っくそ、こっちが戦ってる様子見せりゃ逃げると思ってたんだが……漁夫の利狙いやがって……!」

 

彼がそういえば、確かに彼の背後を数名程度の人間が後を尾けているのがわかる……しかし……

 

「何故エイスに目をつけられ……ま、まさか……」

「あぁ、多分昨日の一件だよ!……それよりレイン!座標を言え!」

「わ、わかりました……!座標は駅です!渋谷(シブヤ)駅!その何処かにある物がクリアに繋がります!」

 

私がそういうと、彼は駆け出し渋谷駅構内へと駆け込んだあたりで、エイスのメンバーの追跡も途切れたのか、追手も無くなった、

そのことを確認したのか、彼は漸く私を肩から下ろす、行きなり銃を突きつけられ、急に担がれたかと思えば……

そうこう考えているうちに、カナメさんからリングのデータ情報が送られる……【185911】ですか……

 

「……どうした?何かあったか?」

「……現在協力体制にある人物から連絡が届きました、ダイヤのリングのデータです、番号は……」

「いや、良い……それより見てみろ」

 

データを言おうとしたところで彼が口を押さえ、指を指し角を覗く様に促す……見てみると、そこにはエイスのクランメンバーがたむろしている……

いや、それだけじゃない、エイスの王に付き添って目撃情報よりも大勢……!?イベント非参加者まで……

 

「………どうやら、袋の鼠は俺たちみたいだな」

「………別れて行動しましょう、数字はメールで共有します、宝を発見次第すぐに入手してください」

「あ、おい………!」

 

私がそう言い告げると、彼の声を無視して私は走り出す、とにかく彼らより先に見つけなければ………

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

多くの場所を捜索しましたが見当たりませんね……こうなれば数字そのものに……

そう考えていると、近くからエイスのメンバーが2人ほど上がってきた……ここは身を潜めるべきですね……

……彼らが柱を通り過ぎ、話に夢中になっている隙に歩き出した瞬間………

 

「おいちょっと待て」

「なんだよ」

「今ちょっと()()()()()()、俺の狼の鼻(ウルフズハート)に女の匂いがよぉ……」

 

そう言って彼らがこちらを振り向いた……まずい、このままでは捕まってしまう……咄嗟に私は駆け出して……

くっ、対面からも相手が……このままでは捕まる……そう思いとっさにケースを犠牲に線路へと飛び出し反対側のホームへと駆け出していく

 

「おい待てこら!!」

「止せ!!」

 

私を追いかけようとしていた彼らはやって来た電車に阻まれ追うことはできなかったようだ、しかしホームに上がっている最中に階段から新手が現れて……必死に走って階段を駆け上がる、王さえ居なければ強行突破で逃げ出せる……

階段の上に駆け上がれば、エイスのクランメンバーで固められていたものの王はおらず、襲いかかる彼らの攻撃を避け、スタンバトンで意識を狩り……抜けられた……そう思った瞬間

 

「バァ!」

 

そのような声と共に、【何もなかった】はずの空間に、いきなり王が現れ……

 

「さぁ捕まえたぜ彼女〜、ちょっとお話しようか」

「王ッ!」

 

腕を掴まれ体を抱えられて拘束されてしまう……ギリギリと片腕を釣り上げられ、肩に鈍い痛みが走る……

 

「さぁて、このイベントのお宝について知ってること全部喋ってもらうよぉ?」

「そんな宝なんて言われても……、私リングを一つも持っていませんので」

 

嬉しそうに言う王へそう言えば、声がゆっくり冷たくなっていき

 

「あれ?スッとぼけるの?ひょっとして君自分の立場分かってない感じ?俺今知ってること全部喋れって言ったよね」

「だから私リングなんて持って———」

 

そう言った途端、ボキンと腕がなる折られた、そう直感した途端、腕から激しい痛みが走り……

 

「ぐぁぁぁぁぁぁッ!」

「あー俺って優しいよなぁ、シギルを使わずにこうやって優しく立場を分からせてあげるんだからさぁ」

 

そう言いながら、王が私の頬を舐める……くっ、腕の痛みが激しいが……やはり王のシギルは念動系のテレポーテーション……そう考えていると、王の片腕が胸へと動き…

 

「ま、ガキとは言え女に口わらせるには他にも色々やり方あるしなぁ……」

「くッ……」

 

王はそう言いながら、胸にある服にボタンに指をかけた、これは……想像以上にまずい……なんとか時間を稼がなければ……

そう考えていると、カツリと階段から足音が聞こえる……次の瞬間……

 

「さっさと離れろよ」

「……あ?」

 

今さっきまで居なかったはずのツクヨミさんが、いつの間にか私と王の目の前におり、驚いた状態の王の顔にストレートで拳を叩き込む、

その拳を受け止めようと王は私から手を離す、その瞬間に彼が私を抱き抱え、拳を手で止められながら、地面を蹴って王やレイスのメンバーから距離を取った

 

「ツ、ツクヨミさん……あなた……いえ、ありがとうございます……助かりました」

「……よう、王……久し振りだな、蝿の王様」

「…………テメェかぁ……ジジイ」

 

受け止められた状態で、ツクヨミさんに感謝を言うものの、ツクヨミさんは聞こえていないのか、王へとそう煽りを告げる、王の方は彼をジジイと呼ぶが……ジジイと呼ばれるほど年齢は高く無いはずでは……

咄嗟にそのようなことを考えていると……

 

「レイン!大丈夫か!」

「……まったく、遅すぎて先を越されてますよ」

「……悪い、これでも相当急いだんだがな……その人は?」

「例のアテだった人です」

 

シュカさんを引き連れ、見知らぬ女性も引き連れたカナメさん達が、歩いて来て……彼の側へと並び立った

 

「なんだテメェら」

「あんたエイスってクランのリーダーだろ?俺達と交渉するか、それとも殺し合うか、どっちか選んでくれない?」

 

睨むようにこちらを見る王へとカナメさんはそう煽りを入れ、言葉を返した




プレイヤーネーム:ツクヨミ/??????
本名:??????/???????

所持シギル:エラー解析不能
現時点公開済みのシギル効果
・テレポート能力(推定)?
・火炎能力

・レイン評価
私の知りうる限りでは基本的には炎を操り、熱を操るシギルであると判明していましたが、現在は王と同様急に出現する念動系のシギルの効果も現れています、カナメさん同様新系統の場合であれば、今までの評価すら上回る物となるでしょう

評価
クラス:C3(前回ランクバトルでランクが上がったため更新)
戦闘力:A+
実績:A+
潜在力:A
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