いつの日か書いていた奴が出てきたので再構成して投稿してみます。
第一話『新たな旅の始まり』
「ここは…誰の世界だ?」
今まで様々な世界を旅してきた門矢士は、今までとは全く違う世界に驚いていた。何故なら周りの景色があまりにも色鮮やかすぎるのだ。
「エグゼイドの世界…違うな。セイバーでもないか…」
士の服が変わった。この世界での役割のようだ。
「これは…ジオウの世界のときの服だ。つまり明確な職業がないのか…」
そう、ここでの士の役割は、『ヒーロー』である。
「何だ?騒がしいな…」
士は声のあった方へ向かった。するとそこには妖精たちをトランプに封印している怪人らしき人物がいた。
「お前はアンデッドか?ここはブレイドの世界ではないはずだが。」
ブレイドの世界…仮面ライダーブレイドが生物の祖たる不死生物、アンデッドと戦いを繰り広げた世界である。アンデッドをカードに封印してそのカードをラウズすることによって封印したアンデッドの力を使うことができる。
士は妖精をトランプに封印している現場を目撃したため、ブレイドの敵のアンデッドだと思っている。
「どうやらお前を破壊することが、この世界での俺の役目らしい。」
士の存在に気がついたジョーカーは答える。
「なんなんですか…あなたは…急に入ってきて邪魔ですよ!」
「覚えておけ!通りすがりの仮面ライダーだ!」
士はそう言うと腰にディケイドライバーを巻き、右腰にセットされているライドブッカーからディケイドのカメンライドカードを取り出した。
「変身!」
士はディケイドのカードをディケイドライバーにスキャンし、サイドハンドルを押し込んだ。
【KAMEN RIDE DECADE】
変身音が鳴ると、士の身体を黒い甲冑が包みディケイドライバーから9枚のライドプレートが出現し、全身をマゼンタ色に染めた。士は20人の平成ライダーの力を使うマゼンタ色の戦士、仮面ライダーディケイドに変身した。
「…ディケイド?……はあ、あなたでしたか…世界の破壊者、仮面ライダーディケイドと言うのは…」
ジョーカーがため息をついていると、ディケイドはドライバーにアタックライドカードをスキャンした。
【ATTACK RIDE SLASH】
「ハッ!」
アタックライドによって強化されたライドブッカーの斬撃がジョーカーを襲う。ディケイドは即座にガンモードに変え、再びアタックライドを行う。
【ATTACK RIDE BLAST】
「ヤッ!」
威力が上がった銃撃を容赦なくジョーカーに向けて撃つ。しかし、ジョーカーの持ち前の瞬間移動能力によって攻撃は避けられディケイドの弾をトランプのカードで相殺されてしまう。
「そんな攻撃はムダですよ!」
「なら……アンデッドにはこいつだ!」
ディケイドがそう言い放つと『カメンライド ブレイド』のカードを取り出し、カメンライドした。
【KAMEN RIDE BLADE】
するとディケイドはブレイドの姿になり、今度は『アタックライド マッハ』をベルトにセットする。
【ATTACK RIDE MACH】
「まだまだですねぇ!!」
しかし、ブレイドのマッハでさえもジョーカーは避けきり嘲笑って楽しんでいる。
「チッ、これならどうだ!」
【FINAL ATTACK RIDE B B B BLADE】
「ハッ!」
ディケイドブレイドはライトニングブラストを発動するが、ジョーカーはドス黒い闇のバリアを展開して防ぎきる。ジョーカーは何事もなかったかのように闇のエネルギーをビームとしてディケイドブレイドに放った。
「これでもくらいなさい!」
デューーーーーン!
【ATTACK RIDE METAL】
しかし、ディケイドブレイドは『アタックライド メタル』を使用して難なく防ぎきり、今の攻撃の衝撃で土煙が立ち上る。土煙が晴れるとそこにはジョーカーの姿はなかった。
「逃げたか……まあいい。ん?なんだお前は」
◆◆◆
ジョーカーは自らが作り出した闇の空間に逃げていた。
「チッ、全ての妖精は捕えられませんでしたか……まあ、これだけの妖精が集まれば十分でしょう…世界の破壊者、仮面ライダーディケイド…まさか我々の世界に来ていたとは…厄介な相手になりそうですねぇ、さて、わたしも撤退しますか」
ジョーカーはそう言い残し、闇の中へと消えていった……
不定期更新なので気長にお待ちください。感想書いてくれると嬉しいです。