世界の破壊者、プリキュアの世界を巡る   作:空気の破壊者

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3月ギリギリだぁー


Max Heartの世界
第三話『仮面ライダーVSプリキュア』


 

 光が差し込まない、深く閉ざされた闇の世界の中に2つの影があった。立っている方は道化師、倒れているもう片方はボディスーツに肩当てつきのマントを羽織っており、歌舞伎役者にも見えた。

 

「オレは…」

 

 歌舞伎役者に見える方、ピーサードが目覚めると目の前に道化師の格好をした者がいた。

 

「おや、お目覚めですか?」

 

 その言葉から途轍もない闇の力を感じ取ったピーサードは道化師に向かって問う。

 

「お前は誰だ?目的はなんだ?」

 

 道化師は静かにその問いに答えた。

 

「私はジョーカー。あなたと同じ、闇の世界の者です。」

 

◆◆◆

 

 オーロラカーテンを通った士とトラルンが目の前で見たのは街中でプリキュアと大量のザケンナーが戦闘しているところだった。戦闘の余波でビルは倒壊し、電柱はポッキリと折れ、道路はボコボコになっている。

 

「あれがプリキュアか。トラルンは下がっていろ!」

「分かったトラ!」

 

 士はトラルンを安全な場所に下がらせるとカードを一枚、取り出した。

 

「変身!」

 

 士はディケイドのカードをディケイドライバーにスキャンし、サイドハンドルを押し込んだ。

 

【KAMEN RIDE DECADE】

 

 門矢士はマゼンタの戦士、仮面ライダーディケイドに変身した。ディケイドはすかさずファイナルアタックライドのカードを装填する。

 

【FINAL ATTACK RIDE DE DE DE DECADE】

 

「ハァッ!」

 

 ディケイドは高く飛び上がり、光のカードが並んで出現した後、通過しながら足先に集中させたエネルギーを倒れこんでいるザケンナーに叩き込んだ。

 

 するとザケンナーは爆発四散し、周囲に爆風が吹く。

 

「……やったか。」

 

「その色…アンタ、もしかして"世界の破壊者"……?!」

「そうだが?」

 

 ザケンナーを倒し終わったキュアブラックはディケイドに世界の破壊者かと尋ねるとディケイドは肯定した。

 

「おりゃッ!」

「なっ……急になんだ?!」

 

 キュアブラックはディケイドに襲い掛かり、ディケイドは困惑する。

 

「アンタが世界を破壊するんでしょ?!」

 

「俺は世界を破壊などしない!…ぐぁッ!」

 

「ブラック!闇の力を感じるメポ!」

「ミップルも感じるミポ!」

 

 キュアブラックの元にキュアホワイトも駆け寄り、ディケイドに対して身構える。コミューンになった妖精達はディケイドから闇の力を感じ取っているらしい。

 

「話し合いはダメか…お前らの戦い方に対応できるのは…コイツだ!」

 

 ディケイドはそう言い放つと、一枚のカードをディケイドライバーにセットした。

 

【KAMEN RIDE EX-AID】

 

《マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクション!エーックス!》

 

 ディケイドはゲームの力で戦う医者の戦士、エグゼイドに変身し、彼の周囲にゲームエリアが展開された。

 

「「姿が変わった…?!」」

 

 プリキュアのふたりはディケイドが姿を変えた事に驚くが、そんな事はお構いなく彼女たちはディケイドエグゼイドに向かって走り始める。

 

「ホワイト、行くよ!」

「……ええ!ブラック!」

 

 ディケイドエグゼイドはキュアブラックの打撃をいなして後退しつつ、ジャンプ強化とマッスル化のエナジーアイテムを取る。

 

「やあっ!」

「はあっ!」

「オラッ!」

 

 ふたりとライダーは空中へと高く舞い、激しく拳と拳がぶつかり合う。

 

「「ダダダダダダダ!」」

 

「ぐっ……」

 

 さすがのディケイドエグゼイドでもキュアブラックとキュアホワイトの猛攻には対処が追いつかず、吹き飛ばされてしまう。

 

「2対1で不利か……ならこれはどうだ!」

 

 膝立ちしながらそう言ったディケイドエグゼイドは一枚のカードを取り出してディケイドライバーにセットした。

 

【FORM RIDE EX-AID DOUBLE ACTION】

 

《マイティ!マイティ!ブラザーズ!ヘイ!ダブルエーックス!》

 

 ディケイドエグゼイドは立ち上がるとダブルアクションゲーマーレベルXXに変身した。

 変身後、2人のディケイドエグゼイドはそれぞれ、カードを一つ取り出してドライバーにセットした。

 

【ATTACK RIDE GASHACON BREAKER】

【ATTACK RIDE GASHACON KEY SLASHER】

 

「「数が増えた?!」」

「どういうことミポ?!」

 

「いくぞ!」

「ああ!」

 

 ディケイドエグゼイドLは回復のエナジーアイテムを取った後、困惑しているキュアホワイトに切りかかるが避けられてしまう。

 

「ハッ!」

「おっと!」

 

 その横ではキュアブラックはディケイドエグゼイドRの斬撃を右腕で受け止め、左腕でカウンターを入れていた。

 

「おりゃあー!」

「があっ…?!」

 

 ディケイドエグゼイドRは吹き飛ばされ、それを見たもう片方のディケイドエグゼイドが駆け寄る。

 

「大丈夫か?!俺!」

 

「ホワイト!これでキメるよ!」

「分かったわ!ブラック!」

 

 その様子を見たブラックとホワイトは手を繋いで決め技を発動する。

 

「ブラックサンダー!」

「ホワイトサンダー!」

「プリキュアの 美しき魂が!」

「邪悪な心を打ち砕く!」

 

 ブラックとホワイトはそれぞれのつないでいない方の手を前方に突き出し、黒と白のらせん状の雷を放出した。

 

「「プリキュア・マーブル・スクリュー!」」

 

「こっちも行くか。」

 

【FINAL ATTACK RIDE E E E EX-AID】

 

《MIGHTY DOUBLE CRITICAL STRAIKE!》

 

 2人のディケイドエグゼイドは膨大なエネルギーを伴ったライダーキックを放った。

 

「「ハアッ!」」

「「はあぁっー!!」」

 

 白と黒が絡み合った雷と水色と橙色のエネルギーが絡み合ったライダーキックが激しくぶつかり合うが互いに一歩もひかない。

 

 ドオオオオオオン!

 

 やがて巨大な爆発が起こり、ディケイドもプリキュアも爆風に晒される。

 

「ぐっ…!」

 

 煙が晴れるとディケィドエグゼイドはディケイドに戻っており、片膝立ちをして呟いた。

 

「これが、プリキュアの力か……」

 

 





初代はつおい
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