【完結】えっ、ここからでも入れる保険があるんですか???   作:らいらいてー

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何時も誤字脱字報告ありがとうございます、大変助かっております。


山海関攻略戦

 ――ズムシティ、中央病院。

 最上階に位置するVIP向けの病室。その前に立っている歩哨に敬礼し、見舞いの品を改めて貰った後に仮面の男は部屋の中へと足を踏み入れてゆく。

 

「ガルマ、怪我の方はどうだ?」

 

「シャアか……うん、先生曰く、後一週間ほどで退院しても問題ないとの事だ」

 

 病室のベッドに横たわりながら上半身だけを起こして本を読んでいたザビ家の末子は、士官学校時代からの親友であり、自身が最も信を置いている士官であるシャア・アズナブル中佐に視線を向ける。

 

 木馬に逃げられてしまった後、その責を問われて本国に戻されてフラナガン機関と呼ばれる組織に出向することになったと本人の口から聞いたが、体や精神に異常を来すような実験はされてないようでガルマは胸を撫でおろした。

 

 ニュータイプの研究について、あまりいい噂は聞いていないのだ。

 

「君も変わりが無いようで何よりだ」「ははは、木馬を逃したことへの小言を貰う覚悟はできていたのだがな。私を責めても良いんだぞ?」

 

 持ってきたお土産である【ズムシティ公王庁】クッキーの箱を机に置いてゆき、紅茶を手慣れた様子でティーカップに注いでゆく。芳醇な香りが部屋の中へと漂う。

 

 そこから暫くは近況を伝えあったり、世間話をしていたが、病室に置かれたテレビにある光景が映し出されると、ガルマの表情が強張った。

 

「オカムラ教官の死さえも、ギレン兄さんは利用する、か」

 

 ニホンからの撤退。無様なジオン軍の敗北。しかしながらもテレビの中でガルマの兄は戦略的な撤退であり敗北してないと、その証拠に展開していた兵士の半数以上は撤退に成功したと声高に語る。

 死守命令を出してニホンに展開した部隊を死地へと追い込もうとした割には、面の皮が厚いなと口には出さないが仮面の男は思った。

 

「……ここでは盗聴はされてない、それと部屋の中には防音設備は整っている、見張りの兵士にも聞かれないだろう。……首尾はどうだった?」

 

「フランシス大尉が協力してくれたお陰で上手くいったよ、教官の家族はサイド6に亡命できたようだ」

 

 協力感謝する、とシャアに感謝の言葉を述べてゆくと、彼は私もあの方には世話になったからな、と彼らしくもなく、少しの寂寥感を滲ませながらそう呟いた。

 オカムラ大佐からの協力要請を密かに受けたガルマとシャアは、恩師の頼みという事もあって自分の地位が危うくならない程度には彼の家族の亡命には手を貸したのだ。

 二人だけではなく重力戦線から戻って来たフランシスなどの教え子たちも協力した事が、彼の人望を物語っていた。

 

 テレビで兵士達を命を賭して逃したオカムラ大佐を絶賛し、そして礼賛し、英雄に仕立て上げようとしながら卑劣な連邦には決して屈しないと声高に語る兄の姿を横目で見つつ、ガルマは俯く。

 

 独裁者であり、アースノイドから蛇蝎の如く嫌われているギレンであったが、少なくとも自分に対しては面倒見のいい兄であり、今でも尊敬している。

 

 だが、それでも彼とは袂を分かつ時が来るだろう。そう遠くないうちに。

 

「……入院中、ズムシティで様々な人とコネを作っていてね。情報部の人間や、親衛隊の人間、更には政治家まで、私なりに未来を見据えて色々な人と話したんだが……そこで、一つ気になる噂を聞いた」

 

 ティーカップを傾けて紅茶を飲んでゆくシャアに、覚悟を決めて視線を送り、口を開く。

 

「君はジオン・ズム・ダイクンの遺児と聞いたのだが、本当だろうか?」

 

「――ぶほぉっ」

 

 思わず動揺から口から紅茶を吹き出し、ティーカップを落として服に熱々の紅茶がかかってしまう。

 激痛に苛まれていきながら手早く服を脱いで、濡らしたタオルで患部を押さえていきながら普段の冷静さを保とうとしてゆくその光景を見て思わずガルマは噴出してしまった。

 

「あはははは! すまない、驚かせてしまったな」

 

「冗談が過ぎるぞっ、ガルマ!」

 

 火傷した箇所を濡らしたタオルで押さえながら、仮面越しに笑い声をあげているガルマを睨むが、睨まれた方のザビ家の御曹司は真面目な顔になり。

 

「……その反応から察するに噂は本当らしいな?」

 

 仮面越し分からないだろうが、シャアの額に冷や汗が浮かぶ、何ならあ、これ俺死んだわとも思っていた。

 

「ああ、安心してくれ。君を害するつもりは無い。君がシャアだろうがキャスバルだろうが、君が親友であるという事は変わらないからだ。君が私の事を親友だと思い続けてくれる限りは」

 

 松葉杖を突きながら立ち上がり、鎮痛剤をシャアに手渡しながら、じっ、と相手の目を見据えて。

 

「君はもしかしたら、ザビ家への復讐心を持っているかもしれない。復讐の為に私に近づいたのかもしれない。だが、その復讐を行うのは戦争が終ってからにして貰いたい。今はこちらに協力してくれないか?」

 

 そう言いながら手を差し出してくるガルマの方を、シャアは見る。少しの逡巡。こちらの正体を知ったガルマを始末しなければ危うい。が。

 自分の正体を知ってもなお、親友と呼んでくれたガルマの事を、どうしてもシャアは殺す気にはなれなかった。

 

「私と君はこれで共犯者と言う訳だな」

 

 その手を取り、苦笑いを一つ浮かべる。復讐の為にジオン軍に潜り込んだというのに、ターゲットに絆されて協力者になるなど、これでは道化だ。

 

「ありがとう、シャア。今回の戦争はジオンの、いや、ザビ家の敗北で終わる可能性が高い。私を撃墜した【リボン付きの死神】を筆頭とした腕利きのパイロットも連邦は抱えている。兵の質ならば負けてないという自負もあるが、敵もモビルスーツを開発した場合は元々の国力の差もあって巻き返されるだろう。だから、戦争によって発生する犠牲を出来る限り減らしながら連邦との講和を目指したい」

 

 デギンには、自身の胸の内は打ち明けた。どうやら父であるデギン自身も、連邦との終わりの見えない死闘に嫌気が差しつつあるようで、こちらに協力してくれると確約してくれた。後は、協力者を増やすだけだ。

 

「売国奴と罵られるだろうな」「覚悟の上だ、イセリナと少しでも早く会えるならばなんだってするさ」

 

「手勢は?」

 

 ファイルを取り出して、シャアに見せてゆく。このままの情勢ならば北米に戻って指揮を執ることになるだろう、が。

 【リボン付きの死神】によって地に叩きつけられたガルマは心の内にあった慢心は完全に無くなっていた。

 

 地球連邦は必ず大規模な反攻作戦を行ってくる。攻撃目標は恐らくはオデッサ。

 ガルマに代わって臨時で地上軍の最高司令官となったマ大佐も有能な将ではあるが、連邦軍が運用するであろう新型モビルスーツには苦戦を強いられることになるだろう。

 

 オデッサが陥落した後は、戦いの場は宇宙になる。そうなると想定し、宇宙での戦線が大規模な崩壊を迎えた際に機動性の高い艦隊が必要になるとギレンとキシリアに具申し、戦力の抽出を確約して貰ったのだ。

 

「ほぅ、海兵隊のシーマ艦隊に、グワデンまで貸してもらえるのか、よく総帥が許可を出したな」

 

「昔から兄と姉に甘えるのは上手でね。……前線の兵士達を少しでも無事に返してやる為ならばなんだってするさ。君も呼びたかったのだが、姉さんは地上に君を送るつもりらしくてな、流石に貸してもらえなかった」

 

 君も地上に行くことになっても必ず戻ってくるのだぞ、とシャアの肩を叩きながら言う。その言葉にシャアも小さくうなずくのであった。

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

「カニンガン中将、昇進おめでとうございます」

 

 ホウテンに設置された連邦軍作戦司令部。チョウセン半島を北上し、マンシュウを解放した極東方面軍はこの地へと進出し、ジオン軍のチュウゴク方面での最大の拠点であるペキンを伺おうとしている。

 ちょうど今は十一月の頭、そろそろオデッサ作戦が発令される頃合だろう。連邦軍としての本命はオデッサ攻略のようで、こちらに陸戦型ジムなどの最新鋭のモビルスーツを優先的に回して無かったのがその証拠だ。

 

 まだトウキョウでの戦いで陸戦型ガンダム送ってくれって打診したのに盾だけ送って来たジャブローのモグラは許してないからなこの野郎。いや仕方ない事情はあるんだろうけどさぁ。

 

「いやいや、君がルウムで助けてくれてなかったら中将の地位に就くことも出来ずに死んでいただろう。そしてニホン、チョウセンでの戦いを勝利に導いてくれたのは君と君の部隊の活躍も大きい。感謝してもし切れないよ」

 

「小官が行った事など些細なも……」

 

 と言いかけた所で今までの戦績を思い出す。言うほど些細な物じゃないなド派手に暴れてるわ、一年戦争本来の歴史を大きく変えちまってるわ。

 この先は全く予想ができない。

 

 え、ここからでも入れる保険があるんですか???

 

「……まぁ確かに派手に暴れましたな」

 

「そうとも、君の戦果は地球連邦における希望の象徴だと言って良い。陸軍の兵士は君と、君の部下たちのサインを貰うために列まで作ったそうじゃないか」

 

 こっちは疲れてるってのに勘弁してほしいもんだ、チバからこっちにやってきてすぐに陸軍の兵士に囲まれてサインをねだられてしまった、そのせいで一時間以上拘束しやがってミーハーすぎるだろあいつ等。

 悪い気はしないが、少佐と言う地位をジャブローのモグラが押し付けやがってくれたせいで事務作業などの業務も増えている、そのせいであまり睡眠時間確保できないってのに、困ったもんだ。

 

「ははは……少佐と言う地位を与えられて、業務が増えた身ですので……。もう少し事務作業が減ると嬉しいんですがね、中将。何とかなりませんか?」

 

「ああ、そうだ。実は君をここに呼んだのは新しい任務を任せたいからなんだ。聞いてくれるか?」

 

 こいつ笑顔で俺の陳情をスルーしやがった。俺の事を買い被り過ぎだとは思うが、俺も軍人だ。ひとまずは話を聞こう。

 

「マンシュウから引き上げたザビ家の兵隊たちは山海関に集結し、防衛ラインを構築している。ヨーロッパで行われる反攻作戦の助攻として君には空挺部隊を満載したミデアを護衛しながら防空網を沈黙させて司令部を叩いて欲しい。司令部が陥落した場合は敵も組織的な抵抗を行うのは厳しくなることだろう」

 

 また無茶な作戦を任されてる気がするな。敵の防空網を強引にこじ開けて護衛対象を引き連れながら一番守りが硬いであろう司令部への強襲作戦。確かに成功すれば連邦軍側の被害を押さえられて勝利できそうだが、俺と言うエース前提の作戦は無茶が過ぎるんじゃないのか?

 

「君ならば出来る。死ぬと決めた私とネレイドクルーをたった一機で救いに来てくれた君ならば出来ると信じている」

 

「……失礼ながら、小官を買い被り過ぎでは?」

 

「正当な評価だとも」

 

 ……ここまで評価して、信じてくれたからにはやるしか無いな。やらないと(エース)が廃る。

 

「分かりました、では此度の作戦が終了したら私の部下達に北京ダックを奢ってください、それで手を打ちましょう」

 

 あはは、とカニンガン中将は朗らかに笑みを浮かべて。

 

「勿論だとも、約束する」

 

 交渉成立だ。

 

 エースの力をザビ家の兵隊共に見せてやるとしよう。

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

『敵影捕捉! 敵のドップが上がってきたようです!』

 

 眼下に広がるは騎馬民族達から王朝を守り続けてきた峻険な山脈。そして、万里の長城と呼ばれた巨大な遺跡。

 その遺跡には数えきれないほどの対空砲が配備されており、こちらの機影を確認した敵機が次々と上がっていく。数は八機ほどと言った所か?

 

 俺達を相手にするには、少し少なすぎるな。

 

『こちらオメガ、今回は特殊部隊の隊員として参加しますので、空のエスコートは任せましたよ!』

 

 因みにオメガは乗機を堕とされすぎた事と司令部強襲用の熟練空挺兵が足りないという事で一時的に空挺部隊所属となっている。

 後方を確認。オメガが乗っているミデアは、三機編隊の中で中心にある機体だった筈だな。まぁどうせオメガは落とされても死なないだろうが、他の兵員はそうじゃない。

 守ってやるとしよう。

 

『ライラ機、ララァ機は戦闘機の相手を頼む。君達二人の腕前とコアブースターが組み合わされば一瞬で殲滅できるだろうさ』

 

『了解、隊長!』『了解です、少佐。行きましょうか、ライラお姉ちゃん』

 

 ブルドッグのペイントが主翼に施されたライラ大尉のコアブースターとシヴァのペイントが主翼に施されたララァの機体が加速して一気にドップに距離を詰めてゆく。

 

『……! 最悪な相手だ、メビウス隊が出て来たぞ!』『【ルナツーの狂犬】と【シヴァ】か、最悪の相手だ!』『怯むな、相手は二機だ、各機さんか……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』

 

 ジオン兵を食らいつくすブルドックがアフターバーナーを吹かせながら真っ先に切り込んでいって、隊長機をメガ粒子砲の一斉射で撃墜していく。

 隊長機が落とされて統制が乱れ所に破壊神が飛び込んで敵機の主翼だけを確実に撃ち抜いていって戦闘不能に追い込む。

 良い連携だ、あっちはあの二人に任せてよさそうだな。

 

『空挺部隊はこちらが先導する、対空砲陣地を沈黙させて突破口を開く』『了解、あんたがメビウスか。基地に戻ったらサインくれよ!』『書いてやるから生き残れよ!』

 

 指示を出してゆきながらこちらめがけて当たりもしない対空砲を放っている敵陣地めがけて急降下。

 急降下時に凄まじいGが襲い掛かるだろうが何とか歯を食いしばって耐えていく、放たれていく弾幕はバレルロールで回避。

 万里の長城に築かれた対空砲陣地へと機首を向けて、ウェポンベイに搭載されたとある爆弾を敵陣めがけて投下、と同時に急上昇!

 

 着弾と同時に揮発性の高い燃料が陣地にばら撒かれていき、その次の瞬間に爆発。爆炎が歴史ある遺跡を彩っていく。

 

 近くの対空砲陣地が吹き飛んで動揺してるらしく、弾幕の手が止んでいる敵陣地めがけて降下し、今度はメガ粒子砲を連射。

 一撃目で対空砲を破壊、ニ発目で弾薬庫に着弾、誘爆を確認。また一つ陣地が吹き飛ぶ。

 

 分厚い防空網に穴が空く、その穴めがけてミデアが飛び込む。

 目標は敵の作戦司令部だ。

 

『こちらライラ機! 今日は五機撃墜した! ララァに勝ったぞーっ』『あらあら、負けてしまいましたね。……次は負けません』

 

 二人の機体もこちらに合流する、やる気に満ち溢れているようで何よりだ。

 

『こちらサラトガ1! 敵の司令部が見えてきたが敵の陸戦艇を確認! ダブデか……排除頼めるか!?』

 

 敵の司令部が置かれた街へと突入すべく隊列を整えていたミデア隊であったが、敵の司令部を守る最後の砦のように設置されてダブデを確認して尻込みしてるようだ、確かに強敵だが。

 

 エースの敵では無い。

 

『二人はミデアの護衛を、空挺部隊の障害と成り得るダブデはこちらで排除する。サラトガ隊はミデアから歩兵を降下させろ』『了解っ』『了解、ご武運を!』『信じてますよ、少佐!』

 

 ミデアから降下してゆく空挺部隊を横目に、空挺部隊に対空砲を向けて来たダブデめがけて急降下、機関砲を連射して敵の防空兵器を破壊。

 破壊していきながら急上昇、インメルマンターンの空戦機動で空中で一回転し、高度を取りながら機首を敵に向けて急降下。

 

『こちらオメガ、降下完了! 司令部を目指す!』

 

 降下した歩兵部隊めがけて向けられていた主砲に対してメガ粒子砲を三連射、破壊を確認、そのまま敵の頭上すぐ横を通り抜けていく。

 

『り、【リボン付きの死神】だ、死神が出たぞぉぉぉぉぉぉぉ!』『おい、こいつをCICから叩きだせ! 恐怖で気が触れちまった!』『後退しろ、勝てるわけがない!』

 

 敵の混乱がこちらにもミノフスキー粒子の通信混線によって聞こえてくるが、白旗が上がってない以上容赦はしない、と言うより出来ない。

 急上昇し、再度インメルマンターンの要領で空中で一回転していきながら、敵の指揮所めがけてメガ粒子砲を斉射。

 

 指揮所の破壊を確認、同時にダブデから白旗を掲げた敵兵が飛び出してきた。

 第二射を放つ必要は無いと判断し、急上昇。

 目標である司令部の方は……。

 

『こちらオメガ、敵の指揮官を捕虜にした! 護衛を十人用意していたようだが俺を相手にするには少し少なすぎたようだな』

 

 うん、今日もオメガは平常運航だ。

 敵の司令部の制圧を確認。

 

 突破してきた防衛ラインからの戦闘音も激しくなっている。連邦軍側も空挺部隊の降下を確認すると同時に総攻撃を仕掛けてたようだな。

 指揮系統が混乱してるらしく、前線からトラックに乗って逃走を開始した部隊も散見出来るな。

 

 まぁ、制空権をこちらが握っている以上、逃走しようとした所ですぐに捕捉されて撃滅されるだろうが……。

 

『コンプリートRTB(リターン・トゥ・ベース)

 

 連邦軍旗が掲げられた敵の司令部を見下ろしながら、勝利の旋回。近いうちにペキンに連邦軍が雪崩れ込んで、ジオン軍のチュウゴク拠点は解放されるだろう。

 

 結論から言えば俺の予想通りペキンに連邦軍が雪崩れ込み、山海関の防衛ラインに殆どの戦力を回していたのか、さしたる抵抗もなく制圧に成功。

 紫禁城に再び連邦軍の旗が掲げられることとなった。

 

 約束通り北京ダックやらの北京料理をたらふくご馳走になった、部下達にも良い経験になった事だろう。

 

 オデッサ作戦も順調に推移し、オデッサの解放に成功。

 チュウゴク戦線にもジャブローからの増援が到着し、一応はルナツーからの増援部隊であったカニンガン特務軍団は解散となり、後続部隊に後は任せることになった。

 

 結局、広東料理は食べられずじまいだったが、まぁ近いうちに戦争は終わるだろうし戦争が終わったらカニンガン中将に奢ってもらうとしよう。

 

 次の戦場は、宇宙だ。




ガルマさんは敗北という経験を積むことによって成長するタイプなんじゃないかなーと作者は思ってます。
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