【完結】えっ、ここからでも入れる保険があるんですか???   作:らいらいてー

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ソロモン攻防戦(後編)

 状況は最悪と言って良い。既にキシリア艦隊とガルマ艦隊には増援の要請は出したが、果たして間に合うかどうか。

 

 ミネバ達を逃すことには成功したものの、心が落ち着かない。しかし、努めて冷静に振舞おうとする。副官であるラコックから差し出されたコーヒーを飲みつつ、新兵器によって開けられた大穴から侵入を開始した敵部隊を確認。

 

 敵部隊の先頭に立っているのは忌々しいリボンのペイントが施されたダークブルーの機体と、やけに巨大なシールドと追加の重装甲によってガチガチに固められたプレートアーマーを着込んだ騎士のような機体。騎士の方はペイントはΩ。

 【リボン付きの死神】がこちらの首を刈り取るべく要塞内を進撃し始めている。

 

 最初、ドズルは【リボン付きの死神】の話など信じて無かった。モビルスーツが戦闘機に負けることなどあり得ないとされていたからだ。

 

 だが、現実としてジオンにとっては災害のような男によって極東での戦いは劣勢に陥り、ついには連邦のモビルスーツの数があまり揃ってない状況だというのにニホンは失陥することになる。

 

 ガトル隊のトップエースとして君臨し、有能かつ人格者であるという事もあってドズルも一目置いていたオカムラ大佐を討ち取ったとされる【死神】。

 なるほど、これは確かにジオン兵からも恐れられるようになるな、と指揮所から連邦の突入部隊の様子を伺いつつドズルは小さく唸った。

 

 迎撃に出たリック・ドム一個小隊は凄まじい機動力で突っ込んでくるダークブルーの機体への対処が間に合わず、瞬く間に隊長機とその僚機が撃墜され、隊の統制を失った所に後続のボールによる砲撃を受けて撃滅されていく。

 

 突っ込んできた【リボン付きの死神】の鎌をへし折るべく勇んで向かっていったリック・ドム二機とゲルググ二機の混成小隊による攻撃は死神の足元に落ちていたリック・ドムの残骸を壁にされて防がれる。

 その後、実弾兵器の射撃時の反動によって生まれた一瞬の隙を突かれて肉薄され懐に潜り込まれ、隊長機であるゲルググが胴体と上半身を泣き別れにされた。

 隊長機が横に両断されたのを見て、恐怖にかられた僚機であるゲルググが半狂乱になってマシンガンを乱射、が、弾幕を回避してゆきながら肉薄して来た死神の鎌がコックピットに振り下ろされて沈黙。

 

 瞬く間に新鋭機が沈黙させられて動揺したリック・ドムの内一機はダークブルーの死神が持つ実弾兵器によって蜂の巣にされて沈黙。

 一分も経たずに小隊に属する機体が一機だけになったリック・ドムは恐慌状態に陥ったようで後ろを向けて逃げ出すが、その背中にブルパップマシンガンが投げ付けられてバランスが崩れる。そこにゲルググが落としたシュツルムファウストが叩き込まれて爆炎が上がり、カメラの映像が途切れた。

 

 コーヒーを飲み干し、迎撃部隊への増援を命じた後に立ちあがり、運ばれてきた新兵器へと向かおうとした所で、通信が入った。

 

『どうした、ガトー』

 

『ドズル閣下! 要塞内部での戦いに我が隊も加わるべきではないでしょうか!』

 

『貴様の母艦であるドロワと隊はその場で連邦軍部隊を食い止めてくれ、なぁに、ソロモンが陥落する事などあり得ん。だが、億が一、陥落するような事があればガルマを頼れ。あいつならば手厚く保護してくれるはずだ』

 

 敵の新兵器による被害は甚大、陥落も秒読みと言って良い。

 忌々しい木馬の部隊。そして【リボン付きの死神】を筆頭としたカニンガンのモビルスーツ部隊。

 彼らによって連邦の出血は抑えられ、逆にこちらの出血は増えるばかり。だが、このままソロモンを明け渡すわけにはいかない。

 

 残った将兵達は、必ずガルマが導いてくれるだろう。そう信じ、ドズルは兄から送られてきた新兵器へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

『敵襲! 各機、フォーメーションB!』『『『了解!』』』

 

 隔壁が開き、敵が飛び出してくる。高脅威目標のバズーカ持ちのリック・ドムに向けて鹵獲したシュツルムファウストを投射。着弾。

 爆発四散を確認、それと同時にジムが盾を掲げて密集隊列となり、後方に弓兵の役割を担うボールがその盾に隠れるように展開する隊列が組まれていく。

 

 敵のマシンガンなどの実弾兵器はジムの盾を貫くことは出来ず、逆にボールの砲撃によってまた一機、また一機と撃墜されてソロモン要塞内に残骸が横たわる。

 

 が、瓦礫の隙間からちらりと見えたアレはヤバいな、俺の記憶が正しければあれは……!

 

『各員! フォーメーションB解除! フォーメーションC、散開隊列!』

 

 俺の指示が出されると同時に、流れるような動作で密集隊列を解いて各機は散開し遮蔽物に隠れるが、逃げ遅れたジムが瓦礫の隙間から顔を出した敵の新型――ビグ・ザムの砲撃を受けて消し飛ぶ。

 

『ちぃ! 敵の新型か、デカいぞ! 各機! 遮蔽物に隠れながら先ほどの十字路まで後退! 殿は俺とオメガが請け負う!』

 

 ドズル中将が駆るビグ・ザムのメガ粒子砲がゆっくりとこちらと、そしてこちらの後方にいる味方機へと向けられる、これはまずいか!?

 

 咄嗟に回避行動を取るが、このままでは俺は兎も角退避行動を取ろうとしている味方が巻き込まれかねないか……!

 

 そう思った矢先に、オメガ機のガード・カスタムが遮蔽物から盾を掲げて飛び出してゆき、射線を遮るかのように立ちふさがっていく。

 

『お、オメガぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』

 

 メガ粒子砲が至近距離から放たれてゆき、対ビームコーティングが施されたシールドが溶解し始めていく。そして、そのまま彼の機体は光に包み込まれて行った。

 

 ……オメガが身を挺して敵のメガ粒子砲を盾で受け止めてくれたお陰で味方部隊は助かったが、まさかあいつ、死んじまったんじゃないのか?

 

 近くの格納庫に飛び込み、保管されていたシュツルムファウストとヒートホークを拾い上げつつ様子を伺う。

 

 オメガ機は完全に盾が溶解し、追加装甲も溶け落ちてはいた。その場に崩れ落ちながらも原形を留めているのは整備士達がオメガの帰還率を上げるために少しでも生存性を高めるべく過剰な程に防御力を高めたお陰だからだろうか?

 

 だが、機体があそこまで破損している状態でオメガが生きてるとは――。

 

『こちらオメガ、機体をまたダメにしちゃったんで後で整備長に一緒に謝りに行って貰えませんか? 隊長』

 

『お前がダメにした機体は最新鋭機だ、始末書書かされるだろうな。その後に味方を救った事で勲章貰えるだろうよ』

 

 良かった、あいつは生きていたか。

 

 ビグ・ザムの方もメガ粒子砲を至近距離で受けて生きてはいまいと判断し、要塞内の損害が増える事を恐れてか、外へと出ようとしている。

 

 息を潜める。敵にバレない様に、一瞬のタイミングを伺う。

 

 周囲へと視線を向けてゆき、敵影が無いかを確認しているな、よし……それに油断もしているだろう、こちらがあの装甲を貫けるだけの大火力の装備を持っていないと。

 

 その油断を突かせてもらうとしよう。

 

 こちらに背面を向けてスラスターを吹かせ出撃しようとている。このタイミングだな。

 

『一発貰っとけ、ドズルさんよぉ!』

 

『ちぃ! ネズミがぁ!?』

 

 遮蔽物から身を乗り出して、ジオン軍実弾火器の中で最大火力を誇るロケットランチャーの照準をビグ・ザムのスラスターに向けて、発射。

 飛翔音を響かせてゆきながら狙い通りに投射物は突き進んでゆき、艦艇さえも当たり所によっては沈めかねない大火力はスラスターに着弾し、爆炎を上げる。

 

 が、流石は超兵器。

 艦艇すら破壊するこの大火力を受けても、スラスターを破壊する事は出来ない。だが破損させただけ上等。

 敵の機動力が奪われれば奪われるほど、外に待機させているホワイトベース隊やライラ機、ララァ機が追い付いて攻撃しやすくなるからな。

 

 強敵相手には味方を頼りにして、自分のやれる事をやるのが軍隊、と言うか大人の戦いって訳さ。

 

 破損させられたスラスターを吹かせてゆきながら、のろのろとビグ・ザムは要塞外へと打って出ていった。

 やれる事はしただろう、後は隊長としての責務を果たすとしよう。

 

『こちらメビウス1より各機。厄介な敵のデカブツは外へと打って出たようだ。各機、要塞の占領に戻るぞ』

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

『さっさとかかって来いすか?』『舐めてんじゃねぇぞこの野郎!』『【プレデター】がなんぼのもんじゃい地獄に行きやがれ!』『多勢に無勢だい……はうっ』

 

 要塞内に残存していた敵のモビルスーツ部隊を掃討していくが、敵は要塞の放棄を決定したようでスムーズに占領は進んだ。

 

 第三連合艦隊モビルスーツ部隊の損害は撃墜三機、中破六機、破損八機、ボールの損害は撃墜五機に破損十機。

 大規模戦闘の割には損害はまだ抑えられた方、だと信じたい。

 

『こちらオメガ! 司令室を占領! 逃げ出そうとしていた司令部要員も何人か捕虜にしておいたぞ! 機密情報の削除も行おうとしていたみたいだがぶん殴って止めておいた! すぐに後続の陸戦隊を送られたし!』

 

 そしてガードカスタムが撃墜された後に元気にオメガは陸戦で要塞内で徹底抗戦をしようとしていたザビ家の兵隊共をぶちのめして司令室まで占領しやがった。

 あいつ本当に人間なんだろうか? いやまぁ今更か。

 

『了解、外に出てカニンガン中将に要塞の制圧が粗方完了した事を伝えよう。陸戦隊の揚陸も急ぐようにと要望も添えてな』

 

 外へと出てみると、悪化していた通信状態も回復。これで司令部と連絡ができるな。

 

『カニンガン中将、要塞の占領は粗方完了。要塞の司令室も抑えたとの事です。陸戦隊の増派をお願いします。それと、敵が打って出たようですが、大丈夫でしたか?』

 

『ああ、相変わらず手際が良いね。うん、さっき敵の新型が出て来たみたいだけど、動きが鈍っていたね。こちらのビーム兵器が効かないせいで、逃げ遅れたサラミス級が何隻か撃沈されて、ティアンム提督の乗艦も中破したよ』

 

『でも、ララァ少尉とライラ大尉、それとホワイトベース隊の奮戦によって敵の新型は撃墜された。……コアブースターに乗っていたスレッガーと言う士官は戦死したようだが、被害は最小限に抑えられたと言えるだろうさ。ティアンム提督も負傷したものの命に別状は無いらしいからね』

 

 この世界でもスレッガーさんは死んでしまう運命だったのか……だが、ティアンム提督が生き残れたのは大きいな。彼が生き残れば次の戦いも大幅に楽になるだろうし。

 

『まだ動けるかな? ピクトン少佐。動けるモビルスーツ部隊を率いて撤退を開始した敵部隊に追撃を加えて欲しい。ライラ大尉とララァ少尉の二人をそちらに合流させよう』

 

『了解です、少しでも敵を叩くとしましょう』

 

 要塞内に戦力の一部を残しつつ、残存の味方モビルスーツ部隊を再編。

 隊列を組ませ、次の目標に狙いを定める。

 

 ターゲットは、敵の大型空母。

 

 ティアンム艦隊のモビルスーツ部隊も空母を狙っているようで、こちら側とは別方向から前進しているようだ、しかし、何か嫌な予感がするな。

 

 なんだろう、俺の頭から重大な何かが抜け落ちているような気がする。気のせいだろうか?

 

 その直後、俺の嫌な予感を裏付けるかのように、ティアンム艦隊に属するモビルスーツ一個小隊が次々と撃墜されてゆき、宇宙を彩る爆炎が上がった。

 

『なんだ! 今のは!』『四肢が青く塗装されている……!?』『胴体部はライトグリーン! 敵の新型機! 救援をもとめ――』

 

 モビルスーツ小隊の後ろに展開していた弓兵の役割を担うボール小隊も一分絶たないうちにジムの跡を追うかのように火球となり、宇宙を彩っていく。

 

『……各機、後ろに下がっていろ、ついでにアユム少尉、君の機体のブルパップマシンガンを借りたい』

 

 ジムの一機からブルパップマシンガンを借りて、もう片方の手にはビームサーベルを逆手持ちで構える。

 

 そうか、ここはソロモンだったか。ソロモンとなればあいつが居るか……!

 

 【ソロモンの悪夢】ガトー!

 

『貴様が【リボン付きの死神】か、大仰な二つ名だ。化けの皮を剥いでくれる!』

 

 凄まじいGに耐えてゆきながら機体を一気に加速、後衛のボールへと迫ろうとしていた敵機の前へと躍り出て、ビームサーベルをアイスピックを振り下ろすかのように相手の頭めがけて振り下ろす!

 

 が、後に【ソロモンの悪夢】と呼ばれるエースパイロットなだけはある、こちらの斬撃を完璧に見切って回避して来るどころか、カウンターとしてバランスが崩れたこちらの機体めがけてゲルググの片手に握られたヒート・サーベルが横なぎに振るわれる。

 

 狙いが鋭い、このままではやられる。

 咄嗟にもう片方の手に握られたブルパップマシンガンを乱射、それによって発生した反動で姿勢を制御、寸前でヒート・サーベルを回避。

 今のは危なかった、回避出来なかったらコックピットが一撃で破壊されていたな。

 

 冷や汗がたらり、と額から零れ落ちる。なるほど、これが原作でも最強クラスのオールドタイプとして扱われるガトーの実力か。

 顔が恐怖で強張るのを感じながらも、口元は俺が自分でも驚いたが、笑みを浮かべていた。

 

 エースとして存分に競い、戦える相手が居るとは、幸運な事だ!

 

『やるな! 俺の名はアレス・ピクトン! 階級は少佐だ、貴様の名を聞いておきたい!』

 

『アナベル・ガトー! 階級は大尉! これ以上味方はやらせんぞ!』

 

 スラスターを吹かせて距離を取り、マシンガンを連射。

 相手に弾幕を張るが、まぁ向こうもエースパイロットなだけあって避けて来るか、面白い!

 

 弾が切れたブルパップマシンガンを投擲、が、ヒート・サーベルによって最小限の動作で切り裂かれてそのまま大上段に敵は構えてこちらに突っ込んでくる。

 

 銃を握っていた手で拾っておいたヒートホークを構えて敵の剣戟を正面から受け止める。鍔競り合いの形。

 

 敵のゲルググの鼻っ面に頭突きを一発、バランスが崩れて一瞬怯むが、相手の判断も早い。

 

 こちらの次の行動を予想するかのようにスラスターを僅かに吹かせて少し距離を取った後にマシンガンを片手で構えたかと思うと至近距離で発砲、こちらの右足が貫かれるが怯むことは無い。

 

 撃たれた衝撃でバランスが崩れながらもヒートホークを振り下ろす、狙いは少しぶれてしまって相手の肩を切り裂いてゆき、マシンガンが腕ごと虚空に漂う事になる。

 

 咄嗟に引き抜いたビームサーベルを同時に横なぎに振るうが、こちらは脇腹に相手の蹴りを食らう事になってしまったせいで姿勢が崩れて外れてしまった。

 

『良い腕だ! だが、私の勝ちだ!』

 

 もう片方の手に握られていたヒート・サーベルの一撃。咄嗟にスラスターを少しだけ吹かせて回避しようとするが、間に合わずにもう片方の足が両断される。

 

 AMBACの姿勢制御がし辛くなり、バランスが崩れ、半ば無防備な姿を晒すことになった俺の機体のコックピット部めがけてヒート・サーベルが突き出され――。

 

 ようとした所で、何処からか飛んできた弾丸がガトー機の残った腕を貫いていった。

 

『少佐! 今回ばかりは戻ったら本当にお説教ですからね! 本当に……! 貴方は無茶ばかりして!』

 

『すまん、ララァ、助かった! 今回ばかりはマジで死ぬところだったぞ!』

 

『私も居るぞ! 危ない時は仲間を頼れって言ったのは少佐だろう!? 助けさせてくれ!』

 

 ライラ機が両足を失った俺の機体の手を握りしめて曳航するような形になりながら、ララァの機体とガトーの機体が正面から向かい合う形になる。

 

 が、こちらへと向かってくる艦隊を捕捉。

 

 ……グラナダの艦隊と、それとガルマの艦隊か。

 

 敵艦隊から発光信号を確認。同時に、こちらにも深追い無用と伝える発光信号が第三連合艦隊旗艦【ケストレル】から上がる。

 

『……お互い命拾いしたという事か、運が良い。だが、その首を刈り取るのはこの私だ。覚えておけ』

 

『出来ればもう会いたく無いが、近いうちに会う事になるだろうなぁ……まぁ、その時まで精々元気でな』

 

 両腕を失った敵機が、増援としてやってきた艦隊の方へと向かうのを確認しつつ、一敵が要塞の奪還に動く可能性もある事を考慮し、様子を伺う。

 

 敵の逆襲の気配は無し、向こうも追撃がこれ以上無いか、こちらを睨んではいるが、追撃の意図が無い事を察すると引き上げ始めていった。

 

『敵艦隊の後退を確認。ふぃー……皆、無事か?』

 

『うん、私達は無事だ』『無事ですが、オメガさんの機体は?』

 

『オメガか、何時ものように機体が撃墜された後に脱出して歩兵として要塞に残っていた敵を倒していって司令室を占領していたよ』『えぇ……』『相変わらずですね、オメガさんは』

 

 ライラの反応が正常で、オメガならそれぐらいはやれるだろうって言うララァの反応が異常だとは思う。

 

 まぁ、何はともあれ、ソロモンの攻略には成功したな、被害は少なくないが、主要な指揮官は戦死して無いし、大勝利と言えるだろう。

 

 因みにオメガと俺は機体を酷使して破損させたせいで整備長からこっぴどく叱られて、始末書を書くことになった。

 

 ついでにライラ大尉とララァの二人には数十分ほどお説教を貰う事になった。

 

 重要な作戦だったからこの損傷はコラテラルダメージって事には出来ない? 出来ないか、そうですか……。




ティアンム提督も生存ルートですが、負傷の為、暫くは療養することになります。
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