【完結】えっ、ここからでも入れる保険があるんですか??? 作:らいらいてー
今話で最終回、そしてエピローグで完結となります。
ルウム戦役で殿として残ったあの時、もはや死を待つばかりだった【ネレイド】を救ったあのセイバーフィッシュ。それが全ての始まりだったような気がする。
旗艦【ラーズグリーズ】艦橋より戦況を眺めていたカニンガン中将は、思えば遠い所まで来たものだと呟いた。
敵の前衛は元ジオン公国軍パイロットの傭兵部隊と連邦正規軍の混成部隊に突破され、隊列は乱れつつあるようだ。
確かにバスクは戦術の天才かもしれない、僅かな期間でこれほどの規模の部隊をまとめ上げて統制を取りつつ、少数であるこちらを確実に殺すべく波状攻撃を仕掛けてきているのだから。
普通の相手ならば確実に倒せるだろう必勝の策を、エースと言う圧倒的な個によって覆されつつある現状。彼は一体どんな顔をしているのだろうか?
赤いガンダムG-3とNT-1が肩を並べて敵戦列へと飛び込み、蹂躙し大穴を開け、直掩機が少なくなった敵艦へとエルメスから放たれたビットが光線を放ち、巨大な軍艦を花火に作り替えていく。
空いた大穴めがけてゲルググMやゲルググJを先頭に元ジオン軍パイロットが駆る最新鋭機や試作機が飛び込んでいき、更に戦果を拡大。
撃ち漏らしは連邦の正規パイロットが駆るボールの砲撃によって処理されていく。
バスクの戦術が、個と言う圧倒的な暴力によってねじ伏せられつつあった、隊列が大いに乱れたこのタイミングが勝機だな。そう判断したカニンガン中将は通信回線を開いた。
通信先は格納庫で出撃のタイミングを待つ生き残りの特殊作戦群を満載したカプセルを装備するコア・ブースター。
『君達古参兵に最後の仕事を頼みたい。敵旗艦【ウォースパイト】に切り込み、反乱軍の首魁、バスク・オムを逮捕して欲しい』
『腹の傷が塞がらないうちにとんでもない無茶ぶりしますね?』『君なら出来るだろう? ヤマザキ大尉』
オメガから苦笑いの声が聞こえた後に、勿論ですという返答が返ってくる。その言葉を聞きながらカニンガンは一つ頷き。
『頼んだぞ、抜刀隊。バスクを生きたまま確保してくれ。彼を殺して殉教者にするわけにはいかん』
コア・ブースターの出撃準備が整い、カタパルトから射出されようとした寸前でアラートが鳴り響く。
「敵マゼラン級戦艦【アイアン・デューク】より高熱源反応なのです!」「回避行動を急げ! 格納庫には当てさせるなよ!」
操舵手が必死の回避行動を取ろうとするが、その直後にマゼラン級戦艦から放たれたメガ粒子砲が宇宙の闇を切り裂き、極東方面の勝利の立役者にしてジオン本土を守る戦乙女の船体に致命的なダメージを与えていく。
激しい衝撃が走り、爆発音が響いて警報が鳴り響く、艦内の至る所から爆炎が上がる。
「コア・ブースターは!?」「何とか出撃したみたいなのですよー!」「よろしい、総員退艦急げ!」
勢いよく射出され、宇宙の闇を貫くように駆け抜けてゆくコア・ブースターの姿を艦橋から眺めていきながら、他の乗組員たちと共にランチへと乗り込んで脱出していく。
今まで共に戦い続けてきたジオンから連邦、そして最後は祖国を守る為に戦った彼女は、総員退艦が完了するまで持ちこたえた。
無事だった乗組員たちがランチで脱出したのを見届けた後に、歴戦の武勲艦である連邦からは【ケストレル】、ジオンからは【ラーズグリーズ】の名を持つザンジバル級巡洋艦は爆散し、宇宙の塵となった。
ランチの窓から母艦の残骸を眺めた後に、ズムシティへと向けられつつあるグローブコロニーへと肉薄しようと敵陣へと突っ込む、ダークブルー塗装のゲルググJをカニンガンは眺めた。
今まで無茶ぶりし続けてきた英雄には、戻ってきたら一生飯を奢り続ける必要があるだろうな、と思いつつ、一つ頷き。
「艦は沈んだ、が……私達の勝ちだな」「ええ、なのです。……後は戻ってくる人達を出迎えないとですね」
◇◆◇◆◇◆
オメガ達特殊作戦群の生き残りを載せたコア・ブースターがアツギ基地陥落以来戦い続けてきた戦闘機パイロットの巧みな操縦によって敵陣の乱れの隙間を潜り抜けるようにして【ウォースパイト】目掛けて肉薄する。
『バスク少佐! 敵機がこっちに!』『対空弾幕を密にしろ! 第一射は敵の鼻っ面に! その後は上下左右に少し時間を置いて弾丸をばら蒔け!』『了解! てー!』
皮肉なことに、【戦争を軽蔑する者】と言う名を持つマゼラン級戦艦から重厚な防空弾幕が浴びせられてゆく。周囲に展開している僚艦からも次々と弾丸が浴びせられてゆき、必死に回避機動を取るもののついにコア・ブースターが被弾。
火を噴き始める。
『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! ばんざぁァァァァァぁぁぁぁぁい!』
操縦系統が破損したのか、錐もみ回転しているコア・ブースターからカプセルが射出され、ついに敵艦隊旗艦に兵員を搭載したカプセルが取り付く。
そして彼らを送り届けた重戦闘機は旗艦の僚艦であった【アイアン・デューク】の艦橋に突っ込み、制御を失った彼女は機関を停止。そこにカニンガン艦隊残存からの砲撃が集中し、爆発四散して宇宙を彩ることになった。
「カスガ少尉の犠牲を無駄にするな! 大和魂を見せてやれ!」「ばんざぁぁぁぁぁぁぁぁい!」「くたばれ反乱軍! 特殊作戦群から鉛玉のデリバリーだ!」
敵旗艦へと突入した特殊作戦群の隊員たちは、バスクの指揮の元、バリケードを構築し待ち構えていた敵陸戦隊へと制圧射撃を行っていく。
オメガが両手で構えている軽機関銃から弾幕が放たれていき、バリケードからの反撃を封殺していきながら他の隊員がショットガンを構えつつ肉薄。
散弾の雨が遮蔽物に隠れて反撃の機会を伺っていた反乱軍兵を挽肉に作り替える。連邦兵同士の殺し合いによって発生した血が漂う。
その直後にバリケードごと吹き飛ばすかのように放たれたグレネードランチャーの砲撃によって、次の制圧目標へと突っ込もうとしていた精鋭が後退しようとしていた兵士ごと吹き飛ばされた。
「クソ! バスクの野郎! 確実にこちらがされたら嫌な手を取ってくるな!」
グレネードによって発生した爆炎を潜り抜けるようにして勇士たちは次の区画へと通じている通路を閉じるかのように閉まり始めた隔壁へと滑り込んで艦橋を目指した。
艦内に設置された重機関銃陣地や、トラップによって一人、また一人と歴戦の勇士である特殊作戦群の隊員たちが崩れ落ちていき、艦内の通路は血で赤く染まる事となる。
「……なにぃぃぃぃぃぃィぃ!? あの防衛ラインを突破して来たのか!?」
「手こずらせやがって……俺のダチが何人も死んじまった、休日はどうすればいいのか教えて貰おうか」
しかし、ついに屍の山を築きながらも艦橋へと旧自衛隊の流れを汲む特殊部隊の隊員たちはたどり着いた、その数を十人以下にまで減らしながら。
まさか接舷攻撃に備えて艦内に陣地まで築いていたというのに突破し、艦橋に到達する敵兵が居るとは想定して無かったようでバスクも狼狽えるものの、すぐさま部下達に射撃指示を出し、自らも拳銃を構える。
が、それよりも先にランドムーバーを吹かして加速し、一気に飛び込んできたオメガへの対処が遅れてしまう。
「舐めるなぁ! バスク少佐ぁ!」
バスクの顔面にオメガの拳が叩き込まれていき、吹き飛ばされる。突然指揮官が殴り飛ばされて動きが止まった反乱軍兵士達目掛けて生き残りの特殊部隊の隊員たちが的確な射撃によって息の根を止める。
「貴様こそ舐めるなぁ! アースノイドの裏切り者がぁ!」
吹き飛ばれたバスク目掛けて飛び掛かり、取り押さえようとしたオメガの胴体部目掛けて、起き上がりの反動を活かして放たれた膝蹴りが叩き込まれていく。
止血したばかりの傷が開き、血が噴き出て、オメガの動きが止まる。内臓が傷ついたようでどす黒い血が口から飛び散る。
「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
そのまま顔面目掛けて、先ほどの意趣返しと言わんばかりにバスクの拳が叩き込まれて吹き飛ばされる。オメガの脳裏に走馬灯のように今までの出来事がフラッシュバックする。
コロニー落としによって発生した津波によって海に沈んだ故郷、降下して来たジオン兵とザクによって蹂躙されるニホン。
戦争によって家族と離れ離れになったニイザシティの少年と共にカゴシマまで逃れた逃避行。
メビウス隊の面々との戦いの日々、そしてタイワンに残した恋人の事。
オメガの体から力が抜けそうになる、しかし、彼の眼はまだ死んでなかった。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
鼻から血を溢れさせていきながらもランドムーバーを巧みに操り姿勢制御、そのままバスクの胴体目掛けて一気に加速。鳩尾に頭突きを食らわせて吹き飛ばす。
そしてそのまま馬乗りになり、拳銃の銃口をこめかみに押し付けた。
「バスク・オム……確保だ! この戦い、勝たせて貰うぞ!」
「……いいや、私の勝ちだな。作業班、聞こえているな!? 核パルスエンジンを何としても点火してズムシティに直撃させろ! 戦争さえもう一度始まればこちらの物だ!」
悪足掻きをっ、と悪態をついて舌打ちしながら逮捕される直前に最後の指示を出したバスクの顔面を殴りつけて意識を刈り取る。
だが、オメガの口からも大量の血が再び溢れた。不死身と呼ばれた彼の体が、ついに持たなくなりつつあったのだ。
バスク逮捕、と呟くと同時に、ついにオメガも意識を保てなくなった。
◇◆◇◆◇◆
『ライラお姉ちゃん! グローブがズムシティに向けられてるよ!』『分かってる、ララァ! あと数分で作業が終わりそうだな……! 間に合ってくれよ!』
グローブコロニーの軌道調整がついに最終段階に入りつつあるのを確認。
同時にララァ機へと肉薄しようとしていたジム・コマンドめがけて直掩機となったライラ機から狙撃銃の照準が合わされ、コックピットが貫かれる。
後少しでコロニーに肉薄出来るというのに、まるで家族を殺された兵達の憎悪の強さを物語るかのようにズムシティへと向けられた大量破壊兵器を守る反乱軍は頑強に抵抗。
コロニーに一直線に突っ込んでいくカニンガン艦隊と傭兵部隊は苦戦を強いられていた。
『ララァ少尉! 支援を! 私とアムロ君の機体で戦列を抉じ開ける!』『目標は!?』『敵マゼラン級戦艦二隻だ、頼めるか!?』
赤いガンダムもルウム以上の猛烈な防空弾幕を張って大量破壊兵器と化したコロニーを死守しようとしている戦艦の隊列には攻めあぐねている様子だ。
対空弾幕によって動きが制限された所に死を恐れず突っ込む反乱軍兵が駆るジムに後ろから組み付かれてしまいそうになるが、その直後に横から飛び込んできたNT-1によってそのジムは胴体を切り裂かれて横方向に両断される。
『敵の数が多すぎる……! シャア、無事か!』『一つ貸りが出来たな、アムロ君!』
二機の様子を眺めた後に、エルメスを駆るララァは精神を集中。ビットを攻撃目標である敵戦艦二隻へと向ける。
狙いは艦橋、その次に各砲塔の弾薬庫、燃料を誘爆させるためにブースター。そこ。
ビットから放たれた光線が敵艦の弱点を貫き、対空弾幕の圧力を減らしていく。
対空弾幕の圧力が減った所に二機のガンダムが飛び込み、戦列を抉じ開けて突破口を開く、割り開かれることになった突破口めがけてピクトンやガトー元大尉が駆るゲルググJや、シーマ元中佐が駆るゲルググMが飛び込む。
『追え! 絶対にコロニーを守り切れ!』『意趣返しだ、絶対に連中の首都は俺達の故郷と同じように滅ぼしてやるんだ!』『ジオン星人を守ろうとする裏切り者を殺せ!』
突破口から飛び込んでいった機体目掛けて追い掛けようとした敵機がエルメスのビットによって背面を撃ち抜かれていき、また一つ命の輝きが生み出された。
なおも追いかけようとした敵機にはライラ機となったジムスナイパーⅡの狙撃によって背面スラスターが撃ち抜かれてゆき、行動不能になっていく。
突破された事に感づき、核パルスエンジンを守る為に反転しようとした敵には二機のガンダムやジオンの試作型機が食らいついて阻止を図る、最善は尽くした。後は突破した彼等の奮戦を信じるしかない。
『隊長……必ず戻ってきてください! カニンガン中将にご飯奢って貰いましょう!』
◇◆◇◆◇◆
核パルスエンジン付近まで肉薄に成功、それでも絶対に相手はここを死守するつもりだな……!
『目標周辺にジム・コマンド六機、ジムスナイパーⅡ六機を確認! 敵の最精鋭と言った所か、やれるか!?』
『敵機はこちらに任せろ! ピクトン少佐は核パルスエンジンを!』『あんたの実力は知ってるつもりだ、頼んだよ!』
こちらを迎撃せんとブルパップマシンガンを連射していきながら肉薄して来た敵機の攻撃を左横へのバレルロールの後に右横にスラスターを吹かせて飛んで回避。
そしてすれ違い様に胴体部目掛けてビームマシンガンを発射、直後に爆散。撃墜を確認。
ゲルググJの殺人的な加速力を活かして一気に核パルスエンジン目掛けて接近、グローブコロニーに装着されたエンジンの数は軌道制御用の物が二つに、メインエンジンが三つ。
モビルスーツで有効打を与えられる手段はエンジンに肉薄しての攻撃だけ! 核バズーカなんてある訳ないから何とかするしかない!
『多少指定目標から外れても構わん! エンジンを点火しろ! 姿勢制御の微調整はAIが行う、ここから点火して突っ込ませても間に合うはずだ!』『何としてもズムシティだけは破壊しろ! 俺達の家族を奪った奴らの本拠地だ!』
指揮官機と思わしきジムスナイパーⅡへとガトー大尉の機体が斬りかかると同時に、まだ軌道修正が完全に終わってない状況ながらもメインエンジンの点火を確認。加速し始める。
あ、これ滅茶苦茶不味い奴だな。
『神よ、人類の地獄への門出に祝福を!』『地獄に行くなら貴様らだけ行ってろぉ!』『もう既に地獄に堕ちてるのさ、我々は! 家族を虐殺されたその日からなぁ! 貴様らも道連れだ!』
シーマ機も乱戦に加わっていくが、向こうもこちらを支援する余裕は無さそうだな。かなり無茶だがやるしかない。
俺が、俺自身がこの戦場の保険になってやる!
スラスターを限界まで吹かせて加速、殺人的なGによって寿命が削れるような錯覚を覚えるが今は無視。軌道修正のエンジンにまずは肉薄してビームマシンガンを乱射。
同時に爆発する前に巻き込まれないように横方向にスラスターを吹かせて離脱、直後に閃光が煌めいて核パルスエンジンの一つが破壊される。
爆発の衝撃を機体で受けていきながら加速、次の軌道修正用エンジンの燃料タンクを狙い撃ちにする。爆炎が宇宙を照らす。
これで姿勢制御が出来なくなったが、残ったメインエンジンによってコロニーはどんどん加速していく、このまま加速を続けていけばズムシティの直撃コースでなくても掠めるだけで大きな被害を及ぼすことになるのは容易に想像できた。
ええい、ままよ、やるしかない!
「バスクの野郎面倒な事しやがってぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
爆炎を機体の背に受けて加速していきながら、コロニー底部に合計三つ装着されたエンジンの一つに高威力光線を照射。狙い通り燃料タンクが破壊されたようで盛大に爆発し、スペースノイドの大地たるコロニーがボロボロになる。
もっと削る必要があるな……!
次のエンジンめがけて機体を向けようとした所で、ビームマシンガンのエネルギー切れを知らせるアラートが鳴る。無茶しすぎたか!
ビームマシンガンを投げ捨てて、シュツルムファウストに持ち替える、残ったエンジンの一つに肉薄。
頭部マシンガンで燃料タンクに穴を開けて、そこ目掛けて投射。
発破によって燃料に引火したようで、大爆発が発生する。機体から駆動系の各所に異常が発生したと知らせる警報が鳴るが今は無視。
同時に自爆装置の安全装置を解除、加速していきながら武装の無くなったゲルググJで残ったエンジンに張り付く。
自爆装置を作動、同時にコックピットを解放して飛び出し、ランドムーバーを吹かせて脱出!
宇宙へと投げ出される形になる。どんどん愛機となったゲルググJが核パルスエンジンに張り付いたコロニーが離れていく。
自爆する直後に見たゲルググJの姿は全身傷だらけであったが、豚鼻の下部分に傷がついて笑ってるようにも見えた。
その直後に機体に装着された自爆装置が起動、爆発に巻き込まれる形で核パルスエンジンも誘爆し、グローブの加速は止まる。
爆発の衝撃によって俺の体は派手に吹き飛ばされることになる、全身が痛い。ノーマルスーツが破損してないのが幸いだが、ランドムーバーは推進剤切れとなってその機能を停止した。
「エースパイロットの最期が撃墜されるのではなく宇宙を漂う事による酸欠死とは、呆気ないものだな」
宇宙を漂いながら、そう呟く。だが、目的は達成されたみたいだな。
加速が止まったグローブコロニーは、エンジンの爆発によって発生した損傷によって軌道がブレたようで、目標が僅かに逸れてズムシティのソーラーパネルを破壊していきながら、本体の真横を通り抜けていく。
ズムシティは暫く停電に悩まされる事になるだろうが、人的被害は出ていない、筈だ。
任務完了。そう呟いていきながら、目を閉じようとした。
『隊長、戦後にカニンガン中将から広東料理奢って貰うって約束しただろ? だから、それまで死ぬな!』
『……ライラ大尉か、ふふふ。そうだな、戦争が終わったらご馳走して貰うという約束だったな』
俺の方へとライラ機であるジムスナイパーⅡが近づいてきて、コックピットが開かれ、彼女の手で中へと誘われる。
心配かけてしまったのか、ライラが少し涙ぐんでいた。申し訳ない事をしてしまった気になるな。
本当に死ぬかと思ったが、最後は仲間に助けられたか。
「何はともあれ、戦争は終わったな」
なお、オメガは戦後復興には間に合う模様。
主人公の最終戦果
MS112機
戦闘機(ドップやガトル含む)216機
輸送機(ガウ含む)21機
陸上兵器(マゼラアタックやギャロップなど)110機
艦船 11隻
が連邦軍広報からの公式発表による戦果となります、水増しされたりされなかったりしてるかもしれませんね。
グリプス戦役未満の小さな紛争は何度か起きるでしょうが、バンチごと住民が皆殺しにされるという大惨事はほぼ起こらず、100年近い平和が続くことになると思います。
その後の事? しらなーい。