俺だって異世界迷宮でハーレムしたい!   作:おるどばれい

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転移七日目~八日目


20 初夜

 今日もいい仕事をしている会ったこともない海猫亭のシェフに心の中で称賛と感謝を捧げると初めての三人での食事を終える。双子も料理には大変満足したらしく、ファンナはちょっと涙ぐむくらいだった。

 

「すまない、部屋にお湯を二つ頼む」

「あいよ、ひひ、サービスだ十四ナールでいいよ。出来たら部屋に持って行くからね……焦るんじゃないよ」

 

 女将は最後の一言だけこっそりと俺に伝えると愛想よくお辞儀をしてお湯の準備に行った。完全に遊ばれている感じはあるが、まあいい。正直それどころじゃない、二人もお湯のくだりから何となく察しているのか伏し目がちで耳が赤いし。

 

「で、では部屋にもどろう」

「ひ、ひゃい」

「……はい」

 

 部屋に戻ると、まだうっすらと明るかったが暗くなる前に携帯ランプを置いておく。お湯を持ってくる従業員にバレる訳にはいかないのでまだ点灯しないが、お湯を受け取った後に点灯すればいい。後は初めての時に使おうと温存しておいたバスタオルを二枚出す。その代わり濡らして体を拭く布は今日の買い物で買っておいた手ぬぐいを使うことにして準備しておく。さすがにバスタオルは嵩張り過ぎて真空パックしてきても二枚しか持ってこられなかった。皇都のコルチさんたちの開発がうまくいくことに期待だな。

 

 そんな感じに粛々と準備を進めているとベッドの脇に直立で固まっている二人が目に入る。思わず苦笑してしまうが、俺も中途半端な間が出来るのが嫌でわざと動き回っているだけだ。

 

「そんなに緊張するな……実は緊張しているのは俺も同じだ。ベッドに腰かけていてくれ」

「「は、はい」」

 

 二人がようやく肩の力を抜いてベッドに腰かけたところでコンコンと扉がノックされる。

 

「今、開ける!」

「あ、ユータ様。私たちが出ます、姉さん」

「う、うん。わかったよセリちゃん」

「そうかじゃあ、受け取ったら鍵を閉めてここに置いてもらえるか」

 

 ベッドの脇の床を示した俺に頷いて二人が扉へと向かう。すぐに従業員からお湯を受け取って鍵を閉めてくれたので、こっちはランプのスイッチを入れる。枕もとの台の上に置いてあるのでベッド周辺はかなり明るくなる。まだ何個か持って来てあるから複数個設置したらもっと明るくなるが、そこまですることもないだろう。

 

「ご、ご主人様、お持ちしました」

「ありがとう、じゃあ置いてくれ。セリナのはこの辺か。先にファンナの桶を使って体を拭こう。お湯がぬるくなったら勿体ないから同時にできるように全員脱ごうか」

 

 言いながらすでに俺はトレーナーから脱ぎ始める。俺が率先して脱ぎだせば、二人もそれに遅れる訳にはいかないだろう。すぐに二人とも覚悟を決めたように服を脱ぎだして、間もなくランプに照らされた室内に全裸の三人が。二人は恥ずかしいのか片手で胸を隠し、もう片手で股間を隠している。そのポーズが左右対称なのがなんとなくエロチックでたまらない。

 

「二人とも綺麗だ……」

 

 ランプの光に照らされた裸体は白く瑞々しく、なめらかな身体の凹凸から生み出された影とのコントラストが年齢に見合わぬ色気を醸し出している。

 

「ご、ご主人様の体をお拭きします」

「私もお手伝いします」

 

 ファンナが動き出すと隠されていた大きな双子山が大きくぶるんと震えて、続くセリナの双子山もぷるんと揺れる。もうなんだかとにかくやばい……見ているだけで暴発しそうだ。

 

「よ、よろしく頼む」

 

 一応手ぬぐいで股間を隠してその場に胡坐を組んで座るが、まあ見ればこんもりと手ぬぐいを押し上げているものがなにかは分かるだろう。そこはご主人様として堂々としているしかない。

 

「「し、失礼します」」

 

 俺を挟むように両脇に来た二人が、それぞれ手ぬぐいをお湯で絞ると俺の体を両側から拭いてくれる。それだけで十分気持ちいいが、一人では拭ききれなかった背中もしっかりと拭いてくれたし、拭いている最中に二人のお胸やらなんやらが体に触れるわけで、そのたびに俺のデュランダルがびくんびくんと反応してしまう。

 しかも二人は遠慮しながらもちゃんと俺のデュランダルの隅々まで拭いてくれた。おそらくそうするものだと商館で奴隷教育を受けていたのだろう。

 

「ありがとう二人とも、今度は俺に拭かせてくれ」

「そ、そんな私たちは自分で」

「いいから、いいから」

「ユータ様、奴隷にそこまでするのは」

「俺が二人の体を拭きたい……と言うか触りたいんだ。どうしても嫌だというなら再考するが?」

「「で、では再考をお願いします」」

「わかった……」

「「ほっ……」」

 

「……よし、再考の結果、二人の意見は却下することにした。諦めてほしい」

「「な!」」

 

 俺はしてやったりとくつくつ笑いながら二人の手から手ぬぐいを取ってゆすいで絞ると、ポカンとしている二人を手ぬぐい二刀流で背中から同時に拭いていく。

 

 二人を同時に拭く関係で拭く場所によっては同時に抱きしめるような体勢になってしまうがそれはそれでいい。時には手ぬぐいをファンナの肩に一つ置いて、セリナを集中的に拭いたり、その逆をしたり、二人を振り向かせてファンナの胸をこれでもかと拭き絞ったり、セリナの胸を揉み絞ったり、徐々に息が荒くなる二人にさらに興奮しつつ、二人の山の頂点の蕾を重点的に綺麗に拭いてみたり、よく似た形の二人の桃尻をぴかぴかに磨き上げたり、小さく抵抗する二人の足を少しだけ開かせ、足先から太もも足の間まで優しく拭いたり……くらいで俺の限界が来た。

 

「ファンナ」

「は、はいご主人さ、んぐ」

「セリナ」

「ユ、ユータ様ちょっとま、んむ」

 

 二人を同時に抱き寄せ、ファンナの唇を奪い、もみゅもみゅと感触を味わうと続けざまにセリナとも唇を合わせる。

 

「二人を手放す気はない。逃がす気はない。ずっと一緒にいてもらう。だから二人とも俺のものにする。いいな」

「「……はい、私たちをご主人様のものにしてください」」

 

 俺は二人の腰を抱き寄せるとなだれ込むようにベッドに倒れこんで二人の白く柔らかい体に埋もれていった。

 

 

 

 

 

 

 二人の頭を胸の上に乗せ、両脇に抱えるようにして二人の体に包まれるようにしながら心地よい疲労感に浸る。

 

 あれからの記憶は素晴らしいものだったということだけでちょっと曖昧だ。とにかく夢中になって二人をむさぼるように抱いてしまった気がする。一応初めてだということをぎりぎり気遣ってはやれたと思う……途中『手当て』とか使ったりしたし。なにげに俺のデュランダルにもちょっと効果があるみたいで《色魔》なしでも二人を相手にできた。

 

 さすがに最初から二周目は二人の体調も考えて抑えたがまだ頑張れそうだ。ていうか二人が可愛すぎるのがいけない。

 

 ただ、がっつり3Pだったはずなのに《色魔》ジョブを得ていないのはなぜだろう。単に二人を相手にするのではなく異種族二種相手が必要なのだろうか。

 

 

「だ、大丈夫だった? セリちゃん」

「ね、姉さんこそ」

「う、うん。ご主人様も余裕はなさそうだったけど、私で気持ちよくなってくれるの嬉しかったし、それに……優しかったよ」

「そうかも、最初はガツガツしてて怖かったけど、肝心なところでは我慢して私たちのこと気遣ってくれていた気がするわね」

 

 うわあ、これが原作ミッちゃんがよく体験していた、寝ていると思われている間の女同士の秘密の会話かぁ……ていうか恥ずかしいわ! 全部バレテーラ! だって柔らかいし、あったかいし、気持ち良すぎて最高すぎたんだって。本当にギリッギリで気遣えてよかった。

 

「い、いいご主人様でよかったね、セリちゃん」

「ま、まだ分からないわよ、買われたばかりなんだし、でも悪い人じゃないのは間違いないかも。それに……随分と寂しがりやさんみたいだから私たちで支えてあげないと、だね」

「う、うん! 頑張ろうねセリちゃん」

 

 ……ありがとう、二人とも。なんだか二人の本音を聞けてほっとしたら急に眠気が……二人の声が遠くなっていく。

 

 

 

 

 

 

「ん……」

 

 満ち足りた気分で目を覚ますと、両脇に抱えるようにしていた双子が俺を揃って見上げていた。

 

「お、お目覚めですか。ご主人様」

「そ、そんなにしっかりと捕まえておかなくたって逃げたりしませんから」

「ん、お? おぉ」

 

 そうか、二人を離したくないあまり寝ている最中でも抱き寄せた手を解かなかったのか俺は。本当にどれだけ人肌に飢えていたのか……もともと両親との折り合いも悪く、親からも愛された記憶もないし、自立するのに夢中で彼女とか友達とか作る余裕もなかったから知人レベルの友人しかいなかったんだよな。だから奴隷契約ありきではあるんだろうが、二人が俺を受け入れてくれたのが嬉しくて手放したくない思いが無意識に出てしまったのか。

 

「と、悪かったな。寝返りも打てなくて寝づらかっただろう。もう朝か?」

 

 そっと二人を解放し、部屋の窓枠をみると光が漏れてきていないためまだ日の出前なのだろう。部屋のランプは光量調節の仕方を教えておいたから常夜灯くらいのぼんやりした光だけが室内を照らしている。

 

「ご、ご主人様。私は嬉しかった、ですよ」

「ユータ様に抱きしめられるのは嫌ではありません」

「そ、そうか」

 

 二人の肯定的な感想に思わず頬が緩む。

 

「ですが、これからはもう少し信頼してください」

 

 俺を見上げるセリナの視線は優しいが口調はきつめだ。そしてファンナも隣でうんうんと頷いている。

 

「……決して二人を信頼していないわけじゃないぞ。信頼していてさえ離したくなかっただけだ。だが、セリナの言いたいことにも思い当たる。ただ昨夜は初めての夜だったこともあって、ちょっといろいろ抑えきれなかったようだ」

 

 どうやら二人にとって単純な俺の考えていることなんて筒抜けらしい。日本ではこんな感情を抱くことは無かったから、自分でも正直驚いている。だけど、これから二人が一緒にいてくれることに慣れてくれば落ち着いていくはず。

 

「「あ……」」

 

 俺の言葉に昨夜のことを思い出して俺の顔を見上げるのが恥ずかしくなったか耳を赤くして俺の胸に顔を押し付けて隠れる双子。もぞもぞと動き回るたびにお胸の柔らかい装甲が俺のボディにむにゅんむにゅんと……あ、俺のデュランダルが。

 

「あ……」

「ご、ご主人様。また大きく……」

「セリナ、外はまだ暗いな。迷宮に行くには少し早いか」

「あ、え……はい」

「ファンナ、腫れを治すのに協力してくれるか?」

「は、はい」

 

 原作ミッちゃんは早朝からの探索を休んでまでコトにおよぶことは決してしなかったが、俺は気にしない。こんな可愛い二人が腕の中にいるんだ、我慢なんて体に悪い。

 

「二人ともまずはキスを」

「「はい」」

 

 これこそが俺が求めていたハーレム生活への第一歩だ。

 

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