夕食後はお湯をもらい、今度は暴走せずに二人の全身を漏れなく拭き上げると二人の足に約束通りミサンガを付けてあげてからベッドへと誘(いざな)う。
ベッドに上がった二人は、昨晩、今朝に続いて三回目となり慣れてきたせいか、それとも魔物との戦闘で生存本能が刺激されて昂っていたのか、体を拭いてあげているときから顔を赤くし、ちょっと息が乱れていて途轍もなくエロかった。
そんな顔を見せられてはまた今日も我慢が……と思ったところで逆に二人に押し倒された。
「ご、ご主人様、ご主人様、んちゅ、むちゅ、ぷはっ、怖かったんです、ご主人様がいなくなってしまうかも知れないって、ちゅむむ」
「あぁ、ちゃんとユータ様の胸が動いています、れろ、ちゅ、温かいです、ぺろ、ちゅむ、もう無茶はしないでください。れろ」
ファンナは大きな胸を俺の右胸で押し潰しつつのしかかってきて激しくキスを求め、セリナは俺の首筋から左胸を愛おしむように撫で、舐め、体全体を擦り付けてくる。
その積極的な行動の根源が、俺が死んでしまうかも知れないと感じたことを忘れようとするためだったと気が付くと俺の中で申し訳なさと愛おしさがどんどんと膨らんでくる。その気持ちは俺も同じだ、だから俺も二人を激しく抱きしめて強く感じたい。
でも今は二人が安心するまで、やりたいようにやらせてあげたい……ぶっちゃけ普通に気持ちいいし。
「大丈夫だ、俺は死なない。ちゃんとここにいる。二人を残して死んでなんかやらない。大丈夫、大丈夫」
ただただ二人が安心してくれるように声をかけ続け頭や背中を撫でる。二人は思い思いの方法で俺にマーキングを済ませると完全に淫欲に染まったとろんとした目で、俺のデュランダルを自らの鞘へと収め、順番に高みに昇っていった。
俺の腕の中で安心した顔で息を切らす二人に心も体も満たしてもらってそれはそれでとても満足だが、ご主人様としてやられっぱなしは悔しい。それに俺だって二人を失うかも知れなかった事態に肝を冷やしたんだ。俺も俺のやり方で二人の存在を確認したい。
二人が息を整えている間にこっそり『手当て』を使って一足先に微回復を済ませると二人にゆっくりと襲い掛かる。
「あ、あのご主人様……今は」
「すみません、少し休ませてく」
「だ・め」
「「え、あ、あぁ……んんっ!」」
この後の反撃ターンでは日本で培ったスローセクロスの知識を活用し、二人をとろとろになるまでじっくりねっとり責めたて、一日の疲れを労うように二人を気持ちよく鳴かせ、ノックアウトしてあげた。熟読しただけでこれだけ効果が出せる日本に溢れる性知識も凄いが、一日の終わりにこれだけ二人を可愛がっても動けるジョブレベル上昇によるステータス上昇も凄い。
でも、これで三人とも安心して眠れ……そうだ。明日……は、探索は休みでもいい、か。
「「おはようございます」」
すっきりとした気分で目を開けた俺を柔らかな体で包んでくれていた双子が至近距離で朝の挨拶をしてくれる。窓から差し込む光がやや強い気がするので大分寝過ごしているらしい。
「おはようファンナ、セリナ。今何時だ」
二人には俺の持ち込んだ腕時計の一つを渡し、時計の読み方も教えてある。
「朝の十時を回ったところです」
セリナが枕元に置いてあった時計を読んで教えてくれた時間は、この世界では動き出しとしてはかなり遅い時間だ。
「すまない、もしかしてまた離さなかったか?」
「い、いえ、今日は私たちが離れたくなかっただけなので」
「それに私たちも一時間ほど前に目が覚めましたので、本来なら奴隷としてすぐに動き出すべきだったと思うのですが……少し離れがたくて朝食の時間ぎりぎりまでは起こさなくてもいいかと勝手に判断してしまいました」
「そうか……それはいい判断だったな。起きた時に傍にいないのは寂しい。先に起きるときは俺が寝ていても起こしてくれた方が嬉しい。どうしてもまだ寝たいときはその時に伝えればいいからな」
「は、はい」
「わかりました。ユータ様」
俺の言葉にファンナは嬉しそうに微笑み、セリナはしょうがないなぁという顔をしつつも声は嬉しそうだった。
「今日は昨日のこともあるし、疲れているだろうから探索は休みにしよう」
「あ、あの、私たちなら大丈夫です」
「さすがに探索開始二日目から休むのは……」
うん、二人とも真面目で前向きなのは素晴らしい。でも別に甘やかすわけじゃなくて必要なことを前倒ししてついでに休んじゃえってだけなんだけどね。
「休むと言ってもゴロゴロして過ごすって意味じゃなくて、いずれしなくちゃいけなかった情報収集を寝過ごした今日、やってしまおうかなってね。二人にもいろいろ手伝ってもらうから」
「なるほど……そういうことなら頑張ります」
「わ、私もやります」
「うん、頼む。じゃあ体を拭いて、着替えたらご飯を食べに行こう。早くしないと朝食が終わってしまう」
俺がくぅと小さく音を立てたお腹を見ると、セリナとファンナにもその音が聞こえたのかガバッと顔を上げた。
「そうでした! 姉さん、眼鏡をしたら手伝って!」
「う、うん」
二人は跳ね起きると昨日の残り湯でタオルを濯いで絞り、あまり俺が冷たく感じないようにか自分たちの胸の谷間で軽く温めてから俺の体を拭いてくれた。その後はセリナが俺の着替えを手伝ってくれている間にファンナが自分の体をさっと拭き、すぐに役割を交換するとセリナも自分の体を拭く。そのままセリナは自分の服を着ると、服を着た俺の髪を整え、その間にファンナが自分の服を着る。
なんというか、とにかく、見事なコンビネーションだった。
「二人にこれをワンセットずつ渡しておくから腰のポーチに入れておいて。使う時はあまり目立たないようにね」
「わあ! 綺麗な紙ですね」
「ユータ様、こ、これは?」
わなわなとしているセリナが俺に突き出しているのは、今俺が渡した鉛筆と手のひらサイズのメモ帳だ。シャープペンも持ってきているが、外で使う時は鉛筆の方が目立たないだろう。
「今日の情報収集でメモしておいた方がいいことを書いておくものだね」
「あ、あの……私は文字の読み書きには少し不安が……」
あっと、そうだった。あれだけ視力が落ちていたファンナは文字の読み書きが出来なくてもおかしくない。かといって全くできないわけでもなさそうなのは商館で教育を受けた際に覚えたものもあるのだろう。
「じゃあ、ファンナはとりあえずセリナの手伝いってことで。俺もこの国の文字は読み書きができないから、近々一緒に勉強しような」
「は、はい! ご主人様と一緒に頑張ります!」
「その時はセリナに先生を頼むと思うからよろしくな」
「はい、私でよければ」
「よし、じゃあ行こう」
準備が整うと三人で朝食を取ってから、女将に鍵を預けると宿の路地裏から冒険者ギルドにワープする。
「セリナ、これからベリル西の魔物構成を聞いてくるから後ろでメモしておいてくれ」
「はい」
昼前で空いている受付に近づくと暇そうにしている受付嬢に話しかけてベリル西迷宮の魔物構成を教えてもらう。とりあえず十一階層まででいい。
教えてもらった構成は下からコボルト、ニートアント、コラーゲンコーラル、ミノ、ニードルウッド、スローラビット、スパイスパイダー、チープシープ、ナイーブオリーブ、グリーンキャタピラー、エスケープゴートらしい。
低階層は使えるな。一階層がコボルトなら双子の《僧侶》獲得が簡単だし、二階層の蟻から毒針を集めれば《暗殺者》の取得に挑戦できる。さらに四階層まで上がればミノから皮が落ちるから鍛冶で装備を作って売れば金策にもなる。逆に十一階層のエスケープゴートはボスが初心者殺しのパーンになるから難関かも知れない。
これだと、明日からの探索は西迷宮に変えた方がいいかもな。確か、西門から少し歩くのだったか。街を横断するのもめんどいし、冒険者ギルドで案内を頼むかな。
「よし、次はクラタールに行って情報収集する。まず冒険者ギルドでクラタールの迷宮の魔物構成を確認してほしい。あそこは中央の一つと東西南北に一つずつあるからうまく使えば戦いたい魔物と適正な階層で戦えると思う」
「わかりました。姉さんと私で確認します」
「じゃあ、移動するぞ」
ベリル冒険者ギルドの壁からクラタール冒険者ギルドの壁に出ると、双子に情報収集に向かわせ、その間に俺は別の窓口でここから移動できる街を確認しにいく。
「ここから定期で出ているのは、皇都、ベリル、ドーナ、ボンデです」
「なるほど……皇都が西、ベリルが南、ドーナが東、ボンデが北の街ということになるか?」
「そうです。いずれも銀貨二枚でお昼ごろ出ますので間もなくですね」
原作の街の名前から類推した方向はドンピシャだった。多分、ドーナがドホナでボンデがボーデか? 皇都、ベリル、クラタールの位置関係は微妙に原作とは違っているが、こっちは準拠していたらしい。いずれにしろ行動範囲は広げられるときに広げておいた方がいいから、この情報収集の機会に定期の便はコンプしておきたい。
「ドーナとボンデに案内してもらうのは難しいか?」
「……あまりお客様もいないようですから《冒険者》一人で案内に入ることになるので、直接交渉してください」
「わかった」
受付嬢に案内を受けることを伝えてから調査をしている二人のところへ行くとセリナが受付嬢を相手にいろいろ聞いていてくれているので、後ろで見ていたファンナに他の街への案内を頼んだので一旦パーティを解除する旨を伝えると、ファンナが頷いてくれる。
「き、気を付けていってらしてください」
「ああ、各街の冒険者ギルドを登録したらすぐに帰ってくるから大丈夫だ」
そう告げてファンナの頭を撫でてあげていると、定期便をやるらしい中年女性の《冒険者》が参加者を募る声を上げた。慌てて二人をパーティから外す。
「じゃあ、行ってくる。情報収集が終わったらこの辺にいてくれ」
「は、はい。わかりました」
「定期便に参加される方いませんかぁ!」
「すまん、ドーナとボンデをよろしく頼む」
「あぁ……他にお客がいたらここと二往復する形になるけど復路はパーティーは外れてもらうことになる。それでもいいかい」
「ああ、かまわない」
復路までパーティに入れたままだとMP消費が増えるからな。面倒でも一度パーティーから外れてもらうのが正解だろう。復路でお客を捕まえられる可能性もあるしな。
結局、俺の他に二人ほど参加者がいて、ドーナに行くエルフの男性、ボンデに行くドワーフの男性だった。というわけで、俺は銀貨四枚を支払って往路だけ連れて行ってもらって復路は自力で帰るのを二度繰り返して無事登録を二か所、増やすことができた。
「ユータ様」
二か所目のボンデから戻ると、情報収集が終わったらしい双子が壁の前で俺を待っていてくれた。
「話は終わったか?」
「は、はい! セリちゃんが頑張りました。褒めてあげてください」
「お、おう。そうか、ご苦労だったなセリナ。内容は後で聞かせてもらうからな」
きっと生真面目に頑張ってくれたであろうセリナの頭を優しく撫でる。
「はうっ……あ、りがとうございます」
デレるセリナをにこにこ見守るファンナ。どうやらさっき自分だけ頭を撫でてもらったからセリナも撫でてほしかったらしい。求められればいつでもどこでも撫でてあげるぞ。
「よし、じゃあ商業ギルドへ向かおう。ギルドではまともそうな仲買人を探して今後の取引を仲介してもらう予定だけど、聞くところによると専属的な人が決まるまでは日によって違う人に声を掛けられるらしい。だから取引を任せられそうな仲買人に当たるまで何度も通うかも知れない」
「はい、私たちはどうすればいいですか」
二人をパーティーに入れ直してから冒険者ギルドを出て、クラタールの南大路を北上しながら商業ギルドでの動きについて話をする。
「俺たちに声を掛けてくる仲買人が信用できそうかを直感で構わないから確認してほしいのと、最近のスキル結晶の落札価格を確認してメモしておいてほしい」
「仲買人だけが情報を知っている状態は良くないですから、いいと思います」
「商売は素人だからある程度の損は仕方ないにしても最低限の情報収集は必要だからね。さしあたって優先して確認してほしいのは、芋虫、兎、コボルト、ヤギ、はさみ式食虫植物かな」
「え、えっと……身代わり、詠唱遅延、知力上昇……あとは、なんでしたっけ」
「お、ファンナも意外と知っているね。はさみ式はコボルト付きでMP吸収だね。ただ後衛で魔法を使うと吸収できるタイミングは少なくなるからヤギの方が優先度は上かな。物理攻撃も出来るステッキ系のいい武器か聖槍でもあれば両方付与するというのもありかもだけど」
「わかりました。その辺りを押さえつつ、他にも安い出物とかあれば確認しておきます」
「頼むね、じゃあいよいよ商業ギルドに初入場してみよう」
普通の街ではあまり見ない大きな建物を目の前に幾分か緊張している二人の頭をぽんぽんと叩くと、ご主人様なので率先して一歩を踏み出して扉を開ける。
中に入ってみるとまずはロビーのような空間になっていて、正面に大きな扉。おそらく競売場の入口かな、その扉の脇に掲示板のようなものがあって、どうやらオークションの結果を掲示しているらしい。
そして競売場の両サイドのスペースは通路になっていて、そこに個室の扉が並んでいるから、ここが仲買人と話をする場所なんだろう。通路の奥にはそれぞれ階段もありそうだから二階より上も当然あるらしい。と、きょろきょろと中を確認していると案の定、近づいてくる人がいた。
「見ない顔だね、商業ギルドは初めてかい?」
きた! あんまり舐められないように気を付けないと。よし、と気合を入れて声をかけられた方へ視線を向ける。
うぉ! でっか! おっと、取り乱してしまった。仲買人に女性がいたことにびっくりしただけで凶悪なほどの双子山に驚いた訳ではないが……俺の前に立っていたのは少しウェーブのかかった赤い髪を無造作に垂らし、大きすぎる胸を前の開いたシャツで強調している女海賊みたいな恰好をした仲買人だった。
「ああ、そうだ」
「売りと買い、どっちの用事だい?」
「今日のところは様子見と情報収集だが、いずれは両方だな」
「なるほどね、じゃあ初めてのようだし、ここでのルールなんかを説明してやろうか? あっちで話をする時間はあるかい?」
「ああ、よろしく頼む」
「任せておきな、じゃあついておいで」
前を歩く女海賊の尻もでかい。大きいお尻に向かって『鑑定』。
ロレイン 女 37歳
淫魔Lv27
装備 決意の鉄剣 身代わりのミサンガ
わお! と思わず声を上げなかった自分を褒めてあげたい。
次のメンバーはどんな人?
-
メイラ 索敵 長身細見長髪クール美女
-
シェリア 索敵 細見陽気軽妙元気少女
-
ロシー タンク 大柄繊細暢気愛され系
-
トモエ 後衛 色白獣耳獣尾クール美女