アンサラー 幻葬   作:月導

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幕間~絡連~

観光していたら一通のメールが来た。

「…お、やった。暫く演奏できていなかったからありがたい。…え、対象は現在のトップおよびその系譜だけ?他にはないの?ちぇ。準備するか。」

歩いた先にあるのは楽器が置いてある店舗。

「いらっしゃい。」

店員があいさつをしてくる。

「演奏時間が一時間以上、クラシカル、ピアノソロの曲の譜面をいくつか欲しい。」

「わかりました。少々お待ちください。」

店員が奥に引っ込む。

「腕のほうはまだ交換しなくていいか。ピアノは帰ったら整備しておこう。再びあの光景が見れるんだ。万全の状態で向かおう。」

「お待たせしました。三曲ありましたがいかがでしょうか?」

「こちらの譜面は有るので残りの二面をお願いします。」

「でしたら計六千二百呈になります。」

「ではこれで。」

「カードお預かりします。はい、ありがとうございました。」

店から出て裏路地に着く。

「なあ。孤立を狙うなんて卑怯だね。」

誰もいない。

「知ってるさ。男十三人、女十三人だろ?」

誰もいない。

「返事がない。ただの楽器のようだ。」

愛用する一対の曲刀“紫残”を取り出すと刃を畳む。

「あまり良い音色は聞かせられない。悪く思わないでね。」

そのまま地面を切りつけると鍵盤をまとめて叩いたような不快な音が響く。

「ヴぉあ!」

「げぇ!」

「呻くってことは私に敵意を向けたってことだ。選びな。何もせず体が裂けるか一矢報いるために外に出るか。」

音を上げ外れたドアからはぞろぞろと人と赤い音符が出てくる。

「随分と舐めちゃってまぁ。こんな場所にしか住めん人間は人の知恵も獣の感も持てない地獄旋盤コース行きの敗北者。」

「演奏にヤジを飛ばす邪魔者は楽器にされるんだよ。」

「    !!」

「    !?」

「やっと気づいた?ミュートしているの。T区産次元断層手袋。本来は存在次元を一時的に微小にずらすことで一般的な攻撃から回避しつつこちら側から一府的に蹂躙するための道具なんだけど、改造に魔改造を加えて音を消すようにしたんだ。私の音は出るけどね。」

背後の男の体が切り捨てられる。弾けた体はまた新たな四分音符が生まれる。先ほど買った譜面を開くと好きな旋律を探す。

「でもやっぱあれにするか。」

どうやら決めたようで譜面を仕舞うと紫残を再び両手に持つ。

「一つずつ見たそのおとぎ話は君を恨み続けることしかないことを思い出させるんだ。救いは焼かれてどこにもいない、殺したの。変わらぬ無間地獄の糸は千切れてまた繰り返す。短くても甘い人生が欲しいから一生を超えるパーティにはいかないから。だから幸せそうな私を見ても連れ戻そうとしないでね。旅は終わらず終わらせられるから。」

リズムを口ずさみながら次々と音符が流れる。

「やっぱり短いね。依頼で群を相手にしたらもっと演奏できるかな?」

 

「ようやくこの日になったか。今回の参加国はこの前行ったアリゴ、T区のある工業国プレトン、全面戦闘に強いスティ協会、あとはS間近のAアンサーアイアや棘派代表エピゥール・ファンを筆頭とする軍とは。かなり本気だね。物量特化の相手ならもう少し違ったがなにせ連中は質が高い。これくらいあって損はない。」

武器の手入れをしながら人員を確認する。だが自分の戦術は連携ではない。だから作戦はあまり聞かない。

「お前、話は聞いた方がいいぞ。」

「あなたは幻葬のアイアさんですね?以前、貴方の事務所にお邪魔させていただきました。」

「ニヘルが言っていた珍しい客とはあんたのことだったのか。」

「お邪魔しました。」

「まあだあんたの名は出ていないが」

「色名アンサラー紺青の旋律、随時演奏!」

「いつものか。良かったな、聞き逃さなかったぞ。」

「知っていたよ。そういえばあんたは今回どうするんだ?」

「幻葬アンサラーアイア、紺青の旋律の護衛!」

「だそうだ。」

「隙だらけなのは否めないしな。何を今回は振るうんだ?」

「サエルにしようと思う。牽制にはベーフェを持つ。」

「あの主張の強い燃え滾る大剣か。それとどこまでも追いかける矢を打つ弓。無難なチョイスだな。」

「出来るなら使いたくないがな。」

「何も言わないさ。行くぞ。」

「まだ始まらないぞ。」

「(´・ω・`)」

「なんだその顔。」

「そのモツブッコ抜くぞ。」

「豹変しやがって。」

「でも私の体なら一発で骨抜きだよ?」

手を青白く光る触手にしながら脅す。

「比喩でないんだよ、あんたが言うと。」

すると周囲の人影が動き始める。

「どうやら始まるらしいな。」

「良い連携を期待する。」

 

「国潰しは考えることが無くていい。気分がいい。酒飲みたい。」

「酒を飲むのはまださ。始まって一時間だろ?」

「既に二百も切ったんだ。それも高速装甲型。」

「ゴキブリだろ?」

「そうだな。」

「あいつらは演奏に向かないんだよ。その点あのライノ型はいいよ。良い感じに音符が出る。」

「奴らは協会の連中に任せて本部を叩きに行くぞ。」

「近づく輩は任せるよ。」

「それは演奏中だ。それまでは共闘だ。」

「そうだね。じゃ早速。そのまま動かないでね。ずれたリズムは聞くに堪えないから。」

飛び出した紺青の旋律は両手の紫残を振り回して端から切り捨てる。そのたびに音符が出る。

「これはジェールイ交響曲三番の序章か。あまりに合わないだろ?これは鎮魂歌だ。使い捨ての道具にはいらない。それと、体力は残しておけ。」

「…。」

「なんだ。急に黙って。」

「なんでもいい。行くぞ。」

「(これはそろそろ時間になるか。)」

整備された道を走りながら大広場に着く。

「此処なら申し分ない。警戒頼む。それと呼ぶときは零風でいい。色名は長いから。」

「任された。」

零風は手を叩く。轟音を立て天から歪なピアノが落ち、石畳が砕かれる。三段の鍵盤と上部のパイプがひしゃげた人間のパーツからできたピアノだ。

「趣味悪いな。」

「コギトは過去の経験が影響するから。」

椅子に上った零風はフードを被り譜面を取り出す。

「じゃあ始める。」

フードから青白く光る触手が二対伸びるとそれぞれの段に手を付ける。そして演奏を始める。

 

「彼岸に言ったらあんな楽器もあるのかね。」

アイアは彼女の言う音の悪い楽器を次から次へと焼き払う。横に振れば火花が規則正しい円を書きながら広がり縦に振れば軌跡が爆発をする。地に差せば火柱が上がり突けば抵抗なく貫く。破壊のまま高揚する。

「あれはホークタイプか。あれも音が悪いと言っていたな。」

サエルを地に固定するとベーフェを構える。

「動くことは嫌いだ。地に根を下ろした岩山のごとく動かざるべし。。」

異音が鳴るほど歪ませたベーフェが元に戻ると矢が各々に飛び空にいるトリの頭が無くなる。

「一度片付けと残党を確認するか。」

ベーフェを仕舞うとフレイル型のモーニングスター、ベルと大幣に似た杖のレタンを取り出す。

「墜としたのは計二百三十二体だが大半が爆薬で散っていて食えるのは四十体ってところか。トリ共は腹が膨れないんで嫌いなんだ。」

ベルを振り回し墜ちたトリを消し去るとレタンを振り始める。

「ここらにいない?」

怪訝そうな声を出しながら零風の方を向く。ピアノ上部の頭らしいパーツから血の河のような五線譜が流れ空を見上げればあまたの音符たちが円を描くように踊っている。

「連絡?誰だ。」

突然アイアの端末に着信が入る。開いてもないが通信が始まる。

「大変だ。急にムカデがやってきた。それだけでなく融解型が樽の中から落とされてこっちの二割が食われた。至急こっちに来て応援に来てくれ。」

「了解。」

レタンで魔法陣を開くと零風を呼びに戻る。

「零風!済まないが中断だ。連中、ここをダミーにして本隊を襲撃に行った!」

「(ピクッ)ソレ、ワタシノエンソウヲキカナイヤツガイタノカ。」

「そういうことだ、繋げてあるからすぐに行くぞ。」

「ワカッタ。」

アイアは椅子から降りた零風を抱えると先ほど開いた魔法陣に入る。

「これはまあ。」

着いた先は屍山血河。

「オロシテ。」

「悪い。後は頼む。」

降ろされた零風は再び演奏を始める。

「もう最終譜面に移行したか。」

いつの間にか零風の演奏の盛り上がりは最高潮に達していた。

「なら今は呼び込みが優先だな。四方十キロ範囲しか意味がないし。」

取り出した武器をすべて仕舞うと七体の大罪を呼び出す。

「奴らを会場まで連れてこい。」

地面に潜るように消える大罪を見届けると襲われている仲間を援護しに向かう。

 

「状況は?」

「うちの協会の三割がやられ五割が負傷。血鬼たちは死人は出ていないが三級眷属は戦線を退いた。アリゴは四割がやられたが残りは善戦、プレトンは一割の負傷。」

「やはりあれか、プレトンの奴らは加速しているんだな。今仕上げに入った。以上。」

アイアは戦場に跳んでいく。

「そこまで演奏が続いていたんだな。」

「始まって三時間ってとこか。」

「上の処刑者だと一体で二時間だっけか?」

「外れ値を考えるんじゃない。」

「外れ値はあの赤い薔薇だろ。」

「やつはフィクションだと思え。」

「治療は終わったな?また戻るぞ。」

「「「おう!」」」

 

「(零風の演奏は演奏位置から四方十キロにしか聴こえない。地理情報は二年前から更新していないのが罠だった。大広場で演奏をすれば出撃ポイントをほとんどカバーできると思ったが新たなポイントを作っていたんだな。こちらが国潰しの際に零風を使うのは予測済み。流石に属人化した体制は改革したほうが良いよな。今度の会議で提案するか。)ムカデ、いた。スライム、いた。面倒臭い。」

今残っている桜昏一つで切り捨てるがムカデは切られた残り同士が合体しスライムは飛沫がまた合体して元に戻る。

「こんなのやっていて辛いな。」

腰のヒョウタンの中身をあおりながらどうしようかと考える。

「やっぱり教養は大事だな。神話みたいなお話の中にもヒントがある。」

桜昏に刀身に札を張り付ける。更にそのまま肌を撫でると発火する。

「札はまだあるし帰ったらまた刻めばいい。出し惜しみなしでいいか。」

札を更に手に挟むとスライムに張り付けながらムカデを輪切りにする。切り傷は焼かれたせいで繋がることは無くなりスライムは小さくしぼむ。

「ヒドラ退治の再現だ。あ、フィナーレか。」

空の音符が各地に降り続ける。

「…壊滅か。」

「!?」

「しつこい奴だな。」

「!!!」

「信号?」

「警戒をしておこう。」

「零風、どうだった?」

「傍聴者がいないことを除けば及第点だった。」

「楽器が悪ければそうもなろう。」

「招集がかかったな。行くぞ。」

「あーはいはい。面倒くさいな。」

……

………

「総勢四十八万のうち四割五分がやられ三割一分が負傷か。なかなかだな。」

「でも四割五分のうち三割は保険で復帰できるよ?だからもうダメなのは一割五分だね。」

「俺は後があるからと粗末に戦うのが嫌いだ。あの時からずっと。」

「私もやり直しが効くからとプレイを雑にしたくはないね。」

「これからどうする?俺は帰るが。」

「一曲引いていくよ。冥福を祈って。」

「そうか。」

地に響く鳴き声がする。

「何の声だ?」

「悪い、祈るのはできないかも。白鯨が来る。」

「冗談きついってもんだ。」

「クソみたいなあいつはどこに核を持っているんだか。」

「核?」

「あいつはネビュラ。だから核はあるはず。」

「どうするんだ?」

「これは逃げても恥でない。」

「まさかあの信号、あれを呼ぶためにか?」

「おっと、周りも気づいたようだな。」

「パニックだな。」

「肉にこだわる連中がこれをする決断をしたのが気にかかるな。」

「考察は安置でだ。」

遠方に白鯨が見える。

「走れるか?」

「もち。」

「なら行くぞ。」

ドゴォン!!

「あ?なんだ?」

「なに?今の音?」

「白鯨が吹っ飛んだな。」

「赤い光がかすめて…下っ腹が抉れたね。」

「逃げ帰ったな。」

「何が起こったんだろう。」

「ボクがやりました。」

「あんたは…誰だ?」

「もしかして、ルナライトですか?」

「その通りです、紺青の旋律さま。そして久しぶりですね、アイアさん。この面ではそれが当然の反応ですよ。」

「あんたがやったって何がだ?」

「あの白鯨をぶち抜いたのですよ。」

スライドの長い蒼白と白の二丁拳銃を見せながら言う。

「なんていう工房のなの?」

「アルカナアトリエというとこです。」

「後で探そうッと。」

「威力異常じゃないか?」

「そうでしょうか?僕はアレを折ってきただけなので帰りますね。」

「消えたのか。」

「あまりわからない子だよね。危機は去ったし演奏してくるね。」

「俺も帰るか。」

 

「久しいな、小童。」

「あ、うん…。」

「未だにアイアと面合わせていないのか。いい加減やめてくれ、あいつが辛そうだ。」

「葛霧さん、それはこれを見てから言ってくれる?」

ルグラは二つのものを取り出す。テープが鏡のカセットテープと厚みのある液晶付きのカセットテーププレーヤー。

「それは?」

「私が偶然見たイフ。それを再現性ある方法で形にした。鏡は私を映す。私が見れないところまで。」

「お前の見れないところまで?」

「例えば、貴方とアイアが一口分しかない酒をどう飲んだかによってその先は変わるけどそれを見れるのは選んだルート一つだけ。それを私はあなたが飲んだ、アイアが飲んだ、二人で分け合った、二人は飲まないすべてを見ることが出来る。」

「何故それを作るに至った?」

「アイアを慰めるのは何が正しいのか探すため、というのは建前。」

「。」

「みんなを捨てた先の私の苦痛を得たかったから。」

「ろくでない女だな。」

「ただ他人のために動く人はいないよ。どれだけ他人のために戦おうがその根底には自分がしたいからがある。でも、私はこれが知れたんだ。見て。」

ルグラはプレーヤーにテープを差すと葛霧に渡す。

「まずは見てみる。」

~ニ十分後~

「( ゚д゚)」

「信じられないだろうけど、これがあり得る。私が見た私はこの先、向き合うことを無くした結末。」

「(ギッ)」

「二日後」

「…。」

「私はここにはいかない。」

「そうか。」

「こんなことは起こさない。」

「わかった。わっちはもう行く。」

「そうさ蕾の時が華。」

「常盤に留めよ枯れるまで。」

「覚えていたんだ。」

「今になって知るとは。」

葛霧がいなくなるとルグラは横たわり呟き始める。

「私には苦痛しかありませんでした。

それは何時からだったのでしょうか。

私を見失う霧の中でも。

私の肩に乗りかかるあなたは視線を遮ってくれたから。

愛すること以外にすることは有りますか。

愛しきあなたは一時も手を離さなかった故

私の尊敬は畏敬から恋情になった。

何か一つでもわかった気がしない。

貴方は私がいるため美しくなれるから。

貴方は灰になろうと笑顔を浮かべるあの子に似ている。

私だけの苦痛よ、貴方は井戸の中より湧く蒼さよりも鮮やかだ。

私は知っている。

もう目を開けない眠りに就いたとき、貴方は私にしがみつき

私の冷たさを慰めにすることを。」

 

「デルシネア、これは国潰しの時に毎回あることなの?」

「いえ、白鯨の乱入は利よりも害のほうが大きすぎるのでないですね。」

「にしてもあれが白鯨か~。夢雨からの話よりもずっと気持ち悪いね。」

「この世界の災害的存在です。いつからいるのやら。」

「で、そんなパニックになるアレをブッ飛ばした人影は誰だろう?」

「認識へ干渉しているのかいることしかわかりません。ごめんなさい。」

「へー、認識へ干渉するのってかなり高度な技術なんだ。雀猊、アンタはかなり緩い条件で弄るだろ。」

「あはは…。」

「エピゥール、強かったね。」

「外部との武力担当は本当だったんですね。」

「地面から棘が出て串刺しとか茨を生やして棘を飛ばしたりただ槍を投擲とか。変わり種だと敵を縫い留めて爆発とかが面白いね。」

「こっちに来たらいっぱい話してもらいましょう。こうした国潰しは中々ない事ですので。」

「こうして卑しくやってきた奴らがかけらもなくなることに清々しい気分を覚えるよ。」

「その気分は紺青の旋律の演奏はただの攻撃ではなく味方側の精神ケアも兼ねているからですかね。」

「そうだ、デルシネアに一つ聞きたい。これなんだけど。」

「これはあなたの事務所の最も高価な契約書ですね。これがどうしました?」

「これで契約をしてから私の左手首に紫の刻印が刻まれていたのは知っている?」

「はい。確か、その紙で契約をすると両者の手首にその証として刻まれます。」

「それが、今朝になってから無くなっていたんだけど。」

「ならそれは契約内容が完全に履行されたので効力を失ったといったものですね。」

「もしや昨夜のアレ?」

「何かあったんですか?」

「以前より考えていたことがあって。私の復讐の件で。」

「あの奇妙なネビュラでしたっけ?家族の敵とおっしゃっていた。」

「うん。初めてあなたと逃避行した日に君から聞いた考え方は少なからず私と違っている。それでも、いずれ苦痛と復讐の連鎖は止めないと。私が流したこれらは巡ってあなたや夢雨、仲間たちに向かうでしょうね。」

「苦痛を求める人はいないでしょうしね。良いと思います。」

「います。はい。」

「います?」

「います、はい。」

「思考は人それぞれですからね、はい。」

「そうですよ。ええ。」

「なら復讐はしないと?」

「それはそれでこれはこれ。一発ぶち込んで泣きを淹れたらもう一発です。」

「此処の考え方~。」

 

「今戻った。」

「ご苦労だったな、アイア。」

「状況が二転三転していて疲れた。」

「何があったんだ?」

「肉が不意を付いたら白鯨が腹筋崩壊して顔の知らぬ拳銃がぶっ放されたナリー。」

「ウロ、寝台に叩き付けろ。」

「任された。」

「ウゴゴゴゴゴゴゴゴ………。」

「明日の遺跡調査、これで大丈夫だろうか?」

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