神羅カンパニーが電力供給会社と言うのは有名だが、独自の軍事力を持っており、様々な兵器を駆使して国々を滅ぼしてきたのは彼らの努力もあるだろう。その彼等とは、神羅が誇る物量作戦の要である無人兵器は勿論のこと、神羅カンパニーが誇る輸送ヘリや戦車の開発を行う兵器開発部門である。
『キャハハハ!!どう?私達が開発した無人兵器は?只では無いけど、ハイデッカーが指揮する兵士と違って壊れても替えが効くわよ?』
そんな兵器開発部門の統括は統括達の中では比較的、若い方のメンバーであるスカーレットという妙齢の女性である。FF7の本編が始まる頃では40という歳増しババアと成っているが、この時代ではまだ33という若手の統括である。ウータイ戦争初期に彼女が開発した無人兵器が一定の成果を上げて、若くして統括になった女性だ。
日々、美容に気を付けており、寝不足でついたシワを隠すために厚化粧を施している。だが、スタイルは抜群であり、バストは驚異の胸囲のHカップで、赤い派手なドレスを職場でも着ている。
「今日はラザードのところのソルジャーが見学に来るんだったわね。どんなヤツが来るのかしら?」
化粧もバッチリ行ったスカーレット様は職場である、神羅ビルの中にある兵器開発部門のフロア、そこの開発場所にやってきた。
しかし、先日…ラザードから「ソルジャーの1人が見学に向かう」と連絡を聞いていた。果たしてどんなヤツが来るのだろうか?
「ひゃっほー!!ででーん!!完成!!ランスロット作ったぜ!!サクラダイトねーから、バッテリー駆動だけど、廃材だけでなんとか出来た!!」
「「「この子、廃材だけで二足歩行型ロボット作りやがった!!」」」
可愛い部下のツッコミが響き、スカーレット様は声の方を見る。そこでは両手をオイルで汚した、14歳程の金髪チョコボのような髪型の子供が白色の二足歩行型ロボットを完成させたのだった。
「沢山のおもちゃが多いな!!前世の家で、潰れたトラクター2台を合体させてキメラトラクター作ったことを思い出すぜ!!
なぁ、そこの姉ちゃん達…この廃材も使って良い?俺ちゃん、ゾイド作るぞ!!」
ウキウキと目を輝かせ、兵器開発部門のエンジニアから借りた道具で、廃材を組み合わせてなにやら作る子供。何処のスタッフの子供だろうか?腕は良いようだが、天下の神羅カンパニーの兵器開発部門に子供が来て良い通りはない。
「ちょっと、誰かしら?私達、兵器開発部門の職場に子供を連れてきたのは?」
「スカーレット様!?いえ、この子供は我々の子供では有りません。ソルジャー部門から見学に来た、クラス2ndのクラウド・ストライフです」
「へー、その子がね」
クラウド・ストライフ。スカーレット様も当然、名前は知っている。ウータイ戦争末期に神羅カンパニーに入社し、強化手術を受ける前から、3rd のソルジャーを圧倒する力を持つ14歳の少年。幼少期からタークス・オブ・タークスと称された生ける伝説ヴィンセントから鍛えられ、入社後はセフィロスのジェノバ細胞…S細胞に唯一適合し、宝条博士から「クックク…唯一無二のソルジャーの成功体だ」と言われた人材。
既に戦闘力はクラス1st に匹敵し、素行不良が目立つが3rd の段階から支給品の剣を幾つも使い潰し*1、ガスト博士からヴィブラニウムで鍛えられた合体剣ラグナロクを与えられた逸材。
「だれ?厚化粧のおばちゃん?青少年の性癖壊しそうなファッションしてんな。もしかして豊胸手術やったとか?」
ビキッ!!失礼な物言いにスカーレット様のこめかみに、怒りマークが入る。素行が悪いと聞いていたが、生意気なクソガキだ!!廃材から二足歩行型汎用ロボットを作ったのは褒めて良いが、支給品のロングソードを幾つも使い潰し…貴重な玉鋼を秒で鉄グズに変えた恨みもあり…スカーレット様は怒りの形相を浮かべる。
「失礼なクソガキね!!噂は本当みたいだわ!!セフィロスとヴィンセントもとんでもないクソガキを拾ってきたわね!!」
「なんだババア!!確かに俺ちゃんはノエル団長のようにな、パイオツのでっかいお姉さんは好きだぜ?、いきなりクソガキは無いんじゃねーの!?クソガキは認めるけどよ!!」
「言うじゃない、そうだ。貴方…ソルジャーなのよね?私達が開発した兵器と戦ってみない?」
ニヤリとスカーレット様は厚化粧でシワが見えないが、笑みと怒りを同時に浮かべてそう言った。
スカーレット様は優秀な無人兵器を沢山開発しており、その性能は並みの2ndのソルジャーを圧倒し、物にもよるが神羅兵の歩兵達で構成された小隊より強力だと自負できる。
ここでクラウドを自慢の兵器でギャフンと言わせれば、ソルジャー+タークスの特殊部隊軍であるソルジャー部門よりも兵器開発部門の方が優秀だという証明に繋がる。
「良いぜ!!でもよ、俺ちゃんが勝ったらさ、ここの廃材とか好きにいじって良い権利くれよ」
「キャハハハ!!良いわよ」
いざ、クラウドVSスカーレット様ご自慢の無人兵器軍団の模擬戦が始まった。
「はっい?」
スカーレット様は言葉を失った。ご自慢のガードスコーピオンは合体剣ラグナロクを振り回すクラウドの手で、次々と破壊されていく。いくらヴィブラニウムで出来てるとは言え、総重量は50キロを軽く超えるラグナロク。それを殆ど片手で振り回し、ガードスコーピオンの手足を破壊し、切り裂いていく。
「スカーレット様…あの動き…」
「アンジールの剣術!?」
アンジールの剣術を自己流にアレンジしたラグナロクの剣技でガードスコーピオンを次々とスクラップに変えていく。
『超究極武神覇斬!!』
15連撃の神速で行う斬撃はガードスコーピオンを完全に破壊した。
だが、まだ無人兵器は出てくる。クラウドは地面を蹴り、爆発的な速度で消える。その瞬間、合体剣とオーガニクスの二刀流のクラウドが瞬きさえ遅いほどの動きで、次々と無人機を両断していく。
『でりゃ!!破晄撃!!』
合体剣から光の斬撃を飛ばして、遠距離の敵さえも破壊する。
「データは撮ってる!?」
「スカーレット様!?」
「急ぎなさい!!セフィロスのデータさえ、録に撮れてないのに…ここまで貴重な戦闘データは貴重よ!!」
オーガニクスをホルダーにしまい、合体剣からバタフライエッジを1本分離させ、バタフライエッジをホルダーにしまう。そして合体剣を投擲して、その一撃で遠くの無人機を粉砕する。
その後、左手にバタフライエッジを構える。バタフライエッジは長刀*2としての側面もあり、刀としても使える。
「あの構え…セフィロス!?」
そして放つはセフィロスからコピーした奥義、八刀一閃。繰り出される8回の斬撃で切り伏せる。
右手を伸ばし、合体剣を引き寄せる。意志が有るように飛んで、手に収まった合体剣を見てスカーレット様は驚くが、クラウドは合体剣を全て合体させて合体剣ラグナロクにする。
両手でラグナロクを握り、上に上段に構える。刀身が青白く輝き、莫大な魔力が溢れだす。
『必殺!!アルテマカリバー!!』
振り下ろされ、放たれた波動の斬撃はもはや、ビームの波動のように突き進み…数多の無人機を消し飛ばした。
『あぶねー、めっさ加減でこれか。本気で撃ったら、ビル壊れるかも』
「「ハァァァア!?」」
結果はクラウドの圧勝。クラウドくんは無事に、廃材を自由に使える権利を得た。それどころか……
「必要な物が有るなら、言いなさい。用意するわ」
「マジで!?ババアありがとう!!せっかくだし、ガードスコーピオン改良して、デススティンガー作ろうぜ!!」
好きに機械工学の工作をして良い権利をくれたのだ。
そろそろ、クラウドくん15歳編になるかも(笑)
マイフレンドローチェくん、早く出す?
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14歳編から出そうぜ!
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CCに出てこなかったし、16歳編の終わり
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んぅぅぅん!!マイフレンド!!