嵐を呼ぶ神羅カンパニー24時   作:静かなるモアイ

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ドキドキ!?2nd昇級試験

昇級。それはどんな会社でもあることであり、当然ながら神羅カンパニーにもある。神羅カンパニーの本質は電力会社であり、元は兵器や鉄製品の製作所だ。そんな時代からも社員は頑張れば昇級することが出来るし、頑張れば頑張るほどお給料も増えて出世する。しかし、出世するということは人の上に立つ存在になるということ。無能な人物が上に立っても、誰もついてこない。そこで、昇級試験で資格があるのか、能力があるのかどうかを確かめることになるのだ。

 

それは戦闘職であるソルジャーでも有るのだ。昔、2ndまでは昇級試験は存在しておらず、戦闘能力と経験だけで選ばれていた。しかし、2ndに昇格しても指示が出来ていなかったり、出世のために虚偽の報告を行ったりと、人の上に立つ人間として適任ではない者も2ndになれたため、2ndでも昇級試験を行うようになったのである。

 

「「昇級試験!?」」

「そうだ。昨年度から2ndでも昇級試験を行うことになった。昔は1st だけでな、アンジールとジェネシスと共に父さんに付きっきりで勉強を教えてもらったよ」

 

ウータイ戦争終結から数日後。

クラウド、シェルク、ザックスの3人はセフィロスにブリーフィングルームに呼び出されて、昇級試験のことを話されていた。そう、2ndや1st に上がるためには昇級試験で合格しなければならないのだ。セフィロスも数年前、アンジールとジェネシスと共に家でガスト博士から勉強を見てもらい、なんとか昇級試験を突破することが出来たのだ。

 

「まあ、2ndの試験は中卒程度の社会常識、マテリアを用いた魔法の知識等々だ。3人とも実力は問題ないが…」

「セフィロス、ザックスとクラウドが凄く死にそうな顔をしてます」

 

シェルクに言われ、セフィロスはクラウドとザックスを見る。2人とも、これまでの人生でろくに勉強していなかったこともあり、凄く死にそうな顔をしている。

 

「情けないぞ2人とも。確かにソルジャーに成るためには学力は関係ない。しかしだ、人の上に立つには知識も必要と言うことだ。

特にクラウド、お前は前世で大学入学したんだろ?中卒程度の勉強なんて楽勝じゃないか」

 

そう、クラウドは前世で大学まで進学したのだ。この真実を知り、シェルクとザックスは驚いた様子でクラウドを見る。

 

「えっ?…クラウド、大学入れたんだ」

「すげー!!前世とは言え、大学行けたのか!!クラウド、お前やれば出来るじゃん!!」

 

しかし、クラウドがおバカで勉強が出来ないのは前世から明らかである。ではどうやってクラウドは前世でだが、大学まで進学できたのか?それはちょっとしたカラクリが有るのだ。

 

「いや…それが農業高校って大抵農家の跡取りって言えば受かるので」

「ふむ。しかし、高校で勉強出来たらからこそ、大学行けただろ?」

「いや、大学はAO入試っていう自己アピールとちょっとした小論文だけの入試で、キメラトラクター作ったときのように、機械工学の知識書いたら行けました」

「つまり、機械弄りと土いじりは出来るが、他の勉強が出来ないと?」

「その通りだぜ!!セフィロス!!」

 

今時、大学は学力入試の試験だけではない。自己アピールで入試に挑むAO入試だったり、面接などで入学する推薦入試などの方法があるのだ。

しかし、国公立に入るには一般的には共通テストを受けて、その後に学校ごとの入試が有るのである。

 

「だと、思った。そうだな、話がそれるが戦争が終わったことだし、少し余裕も出来る。副社長とラザードが頑張ったこともあってな、これからソルジャー部門は新体制となった」

 

セフィロスは人差し指を立てて、3人を見て告げる。

ウータイ戦争が終結し、ソルジャーも少し余裕が出来てきた。今後は対テロに関する特殊部隊としての役割だったり、未開の土地の調査、モンスターの討伐などの役割となるだろう。しかし、それでは解散して治安維持部門に吸収されるという案も有った、実際にハイデッカー治安維持部門統括はその予定であった。

しかし、ルーファウスとラザードが待ったをかけて、なんと治安維持部門からタークスを引き抜き、臨機応変に動ける特殊部隊の部門としたのである。

 

「じゃあ、タークスと一緒に働けるのか!?」

「そうだ。タークスは俺の幼馴染み、クラウドの師匠の2人を除いて全員が強化手術を受けていない人間だ。つまり、アスリートのように努力だけで並みのソルジャーと同じぐらい強さを持つ。だから、俺は彼らを尊敬している」

 

タークスの殆どは2ndのソルジャーに匹敵する、いやそれ以上の強さを持っている。言い方を変えれば努力次第で、身体を鍛えれば2ndに匹敵する強さを手に入れることが出来るということだ。だが…勿論、その強さを手に入れるのは直ぐには無理であり、血の滲む努力が必要だろう。

 

「ほい!!」

「どうしたクラウド?」

「セフィロスの幼馴染みって誰?」

 

確かに気になる。セフィロスの幼馴染みとは誰だろうか?

 

「俺がニブルヘイムからミッドガルに移り、父さんの養子に成ってから、リーブとヴェルドの紹介で知り合った。

呼んでるから時期に来る。いや、今来た」

 

と、その時…トントンとブリーフィングルームの扉が開かれて、セフィロスと同世代だと思われる茶髪でクールビューティーなスーツ姿の美女がやってきた。美女は背中に日本刀を背負っており、手には沢山の教材があった。

 

「失礼するぞ。タークスのフェリシアだ。たまに1st のソルジャーの代理で、ソルジャー部門の仕事も行っている」

「フェリシア、今、お前の話をしていたところだ」

 

彼女はフェリシアと名乗った。フェリシアは机に持ってきた教材を置き、右手を腰に当てて、クラウド達を見る。

 

「ふむ。子犬のザックス、子猫のシェルク、そしてヒヨコのクラウドか。噂は聞いてるぞ?」

「セフィロス、この姉ちゃん、強いの?」

「ああ。今のザックスより強いぞ?アンジールとジェネシスと互角に戦えるな」

 

そう、フェリシアはアンジールとジェネシスと互角に戦える猛者なのだ。勿論、フェリシアは普通の人間ではない、人体改造を受けているが、ジェノバ細胞を接種されていない。ソルジャーとは別の方法で強化されてるのだ。

 

「「「へ!?」」」

「クラウドが居るなら、別に良いか。私はヴィンセントの人体改造で得られたデータを元に、治療ついでに改造された」

 

フェリシアは語る。フェリシアは少女の頃、父であったタークス主任からそこそこの訓練は受けていたが、普通の少女だった。しかし、自己で治療負荷の大怪我を負ってしまい、どうすることも出来なかった。

そこで一か八か、ヴィンセントのように体内にマテリアを入れる強化手術を行った。しかし、マテリアが確実に適応するかどうかも不明であり、その確率は物凄く低い。しかし、フェリシアは見事に適合し、何事もなく復活した。

余談だが、当初は宝条の手でとあるマテリア*1が埋め込まれる予定だったが、ヴィンセントとセフィロスがシュールストレミングで脅した結果、回復マテリアと召喚獣シヴァのマテリアが埋め込まれたようだ。

 

「とのことだ」

 

その結果、ソルジャー真っ青*2のフィジカルと魔力を得てしまったのだ。しかも、ウルヴァリン並みの回復力とシヴァに半顕現*3の力を得てしまったのだ。

 

「で、私が来たわけだが……セフィロスから3人の勉強を頼まれてな。なに、今後も宜しくな」

 

地獄の勉強合宿が始まるのだった。

 

 

 

 

2ヶ月後。試験当日。

 

「クラウド、ザックス、大丈夫?」

「「なんとか…」」

 

2ヶ月間禁酒及び自由時間は全て勉強だったこともあり、クラウドとザックスはオーラがヒョロヒョロとなり、死にそうな顔に成っていた。

 

「大丈夫…鉛筆転がしで、なんとかする。選択問題はこれで、OKだ」

 

果たして、クラウドとザックスの運命は!?

 

 

 

人事発令

 

ソルジャー部門所属 ザックス・エア、ソルジャークラス1st に昇格。クラウド・ストライフ及びシェルク・ルーイ、ソルジャークラス2ndに昇格。

ジュノン支社所属 ルクシーレ、ソルジャークラス2ndに昇格及び本社への転属。

 

 

「セフィロス!!どうしよ!!洗濯ミスって、新しい制服の色落ちがヤバい!!なんで!?同じ洗剤なのに…紺色に成っちまった!!」

「アンジールの次は、ザックス、その次はお前か。2ndの赤紫は染めてる原料が違うんだ。だから、同じ洗剤を使えば紺色になる。よし、これを気に紺色を専用装備にするか。赤紫じゃ、黒のコートと合わないし、結果オーライだな」

 

クラウド、昇格した日に早速やらかして制服が赤紫から紺色に色落ちする。だが…赤紫じゃホルダー付きの黒コートと合わないから、結果オーライである。

*1
ジルコニアエイドというヤヴェー召喚獣の分割マテリア

*2
流石にS型ソルジャーのセフィロス、G系ソルジャーの究極系であるアンジールには劣る

*3
FF16のアレ




フェリシアはBCに出てきたエルフェの本名です。

有る意味後継的に…

セフィロス→クラウド
アンジール→ザックス
フェリシア&ジェネシス→シェルク

ローチェ「マイフレンド!?俺は!?」

2ndに上がる、権限が増える、他の部署も巻き込める訳だ

マイフレンドローチェくん、早く出す?

  • 14歳編から出そうぜ!
  • CCに出てこなかったし、16歳編の終わり
  • んぅぅぅん!!マイフレンド!!
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