ドラえもん世界の転生者   作:フラグスレイヤー

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この小説はドラえもんの世界に転生した呪術師の物語で、人魚大海戦からスタートします。


その少年、現代最強

東京すすきヶ原のとある路地裏

土曜日の10時という穏やかな時間に似付かわしい声が路地裏に響き渡る。

チンピラ「クソガキが!死ねやぁ!!」

零「せあっ!!」ドゴッ!

チンピラ「ぐおッ!」

路地裏では最近、この辺りで威張り散らし始めたチンピラグループで薬物を路地裏で販売し利益を得ようとしていた所、突如現れた黒髪の中学生に攻撃を仕掛けられ、各々ナイフや鉄パイプを持ち出すも素手の少年に一方的に蹂躙され瞬く間に壊滅していた。

零「はぁ。しっかしこのドラえもんの世界にも薬物売ろうとする奴等っていたんだな。」プルル

そう言い彼は自身が素手で倒したチンピラ達を何処からか取り出したロープで縛ると警察に通報し立ち去る。

この中学生こそ、俺 葛城零である。

 

唐突だが、俺 葛城零には前世の記憶が2つある。

一つは2025年を生きていた中学生の時の物。そして2つ目は今から1000年前の平安時代で呪術師として戦っていた頃の2つだ。

零「しっかし今でも2回も転生してるとか信じられんぜ。」

(しかも両方アニメの世界だしな。今から1000年前の平安時代と言ってもあの「呪術廻戦」の世界線の平安時代だったから大変だったなぁ。「呪術廻戦本編」より圧倒的に強い呪霊や呪詛師との戦いやメロンパンストーカーを半殺しにしたり、まぁ両面宿儺とエンカウントして殺されるってのは予想外だったな。そして次の転生は、「呪術廻戦」とは全く関係ない「ドラえもん」の世界。姿がエレン・イエーガーだった時は進撃の巨人の世界かと思ったけど、ドラえもんの世界で良かったよ。)

と零は路地裏を出て自分のこれまでの人生を振り返りながら街を歩く。

零「まぁ、何処の世界でも不良に絡まれるのは厄介だな。」

(しかし何処の世界もチンピラやヤンキーは居るもんだな。まぁ俺より弱いから良いけど。)

と零は不良にやたら絡まれた事を思い返しながら自宅に向かって歩く。

そして自宅前の空き地を通った時何処か聞き覚えのある少年の声が耳に入り足を止める。

のび太「.....悔しいよぉ!!......ドラえも〜〜〜〜ん!!!!」

そう言いのび太は滝のような涙を流す。

零「よう、のび太。今度は何を自慢されたんだ?」

泣いているのび太を無視出来なかった零は声を掛け事情を聞く。

 

数分後、零はのび太と共にのび太の家に来ていた。

のび太「ドラえもん!僕も魚と写真を撮ってスネ夫をギャフンと言わせたいよぉ!」

そう言いドラえもんに泣きつくのび太。

零「実はカクカクシカジカってわけなんだ。」

そう言い零はドラえもんに事の事情を簡潔に話す零。

ドラえもん「こんな時は、”架空水面シュミレーターポンプ”と”架空水体感メガネ”!!」

ドラえもんは四次元ポケットからポンプ型の秘密道具”架空水面シュミレーターポンプ”とオレンジ色の”架空水体感メガネ”を出す。

のび太「架空水面体感メガネ?何かチャチな感じ。」スチャ

零「へぇ。”架空水面シュミレーターポンプ”と”架空水体感メガネ”か。どう使うんだ?」スチャ

そう言い二人は架空水体感メガネを付け、のび太は疑わしげに辺りを見る。

のび太「何だなにも変わってないじゃん。...ん?んえぇ?!うわあああ!?」

のび太は何も変わってないじゃんと辺りを見回して文句を言おうとして足元を見ると顔が驚きで染まる。

何故なら、のび太達の足元には何時の間にか水があったからだ。

のび太「ど、ドラえもん!?な、なにしてるの?!ママに怒られるよぉ!零さんも何とか言ってよ!?」

零「お、マジの水みてぇな感触だな。」

と突如現れた水に慌てるのび太。だがドラえもんは微笑みながら”架空水面シュミレーターポンプ”を漕いでおり、零は架空水を手で掬って水の感触を楽しんでいた。

零「のび太、メガネを外してみな。」

とドラえもんと零は笑いながら言う。

のび太「あれ?え?!えぇ?!」

のび太は言われた通りメガネを外すと足元の水が消えまたメガネを付けると水が現れ、それに驚いたのび太は尻餅をついて、天井を見上げると天井には水の流れが写っていた。

のび太「ど、どうなってんの?!」

ドラえもん「うふふ。この架空水は架空水体感メガネをつけている人にしか見えないんだよ。」

零「流石ドラえもんの秘密道具。かなり便利だな。」

とドラえもんは架空水の機能を説明し、零はその道具の効果に感心する。

のび太「分かった!これで街を覆って魚を集めて写真を撮るんでしょ?」

零「なるほど。考えたな、二人共。」

とのび太と零はドラえもんが2つの道具を出した意味に気づく。

のび太「やったぁ!僕も漕いで良い?」

ドラえもん「良いよ。はい。」

そう言いドラえもんはのび太に”架空水面シュミレーターポンプ”の漕ぎ手を渡す。

そしてのび太は漕ぎ始めた。

零「でもよ、何時位に街全体に架空水が溜まるんだ?」

と零は”架空水シュミレーターポンプ”を漕ぐのび太を見ながら言う。

ドラえもん「多分今日の夜中。」

のび太「どはッ!?夜中まで漕げないよ〜!」

とのび太は架空水が溜まるまでかかる時間に驚く。

零「でも大丈夫そうだな。それ、自動で漕いでくれてるぜ。」

と零の言う通りのび太が手を離しても自動で漕いでいた。

のび太「あ、本当だ。」

ドラえもん「よし。架空水が溜まるまでまだ時間があるから他にも準備しよう!」

ドラえもんはのび太の部屋の窓を開けるとタケコプターを渡して空を飛び、零は空の面を蹴って後を追う。

そして三人は何時もの空き地に着地する。

のび太「空き地で何を準備するの?」

ドラえもん「じゃあ先ずは、魚が喜ぶ”トトスキー”!!これを僕等で手分けして街中に置きに行こう!」

零「ああ!!」

のび太「うん!!」

そして3人は一つずつ”トトスキー”の瓶を持つとそれぞれ散らばり街の至る所に置いて行く。

そして瓶の中身を全て街中に置くと再び三人は空き地に集まる。

零「ドラえもん、お願いされた通り街中に置いて来たが次はどうするんだ?」スタッ

そう言い空き地に着地する零。

ドラえもん「”お座敷釣り堀〜!ダイヤルを太平洋に調節してと。」

そう言い”お座敷釣り堀”についているダイヤルをドラえもんが回すと”お座敷釣り堀”の青い部分が波打つ海面に変わる。

のび太「海になった?!」

零「なるほどな。この”お座敷釣り堀”で海とこの架空水で満たした街を繋げることで入ってきた魚達が餌を食べているのを写真に収める...ってことか。じゃあ次に出す道具は、魚が架空水の中でも生きれるようにするのか?」

と今日登場した道具の特性を理解した零はこれからやろうとしていることを当てる。

ドラえもん「うん!じゃあ後は、”架空海水まきぞえガス”!!これを使えば架空水の中でも魚が生きれるようになるんだ。」

ドラえもんはそう言い”架空海水まきぞえガス”を四次元ポケットから出すと”をお座敷釣り堀”で接続している海の中に投げ入れる。

ドラえもん「じゃあ後は架空水が溜まる夜中まで待とう!」

ドラえもんがそう言ったのでその言葉に従い零達は空き地を後にする。

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