<IS学園 屋上>
「それじゃあ、しょうくん早速だけど束さんのお願いを聞いて「嫌だね」え?」
「聞こえなかったか?嫌だと言ったんだ日本語が解らない程お前の頭の中は幼稚なのか?巨乳兎」
突然束の言葉を遮ってお願いを拒否し更には口調が変わり束の事を酷い呼び方で呼んだ
「き、急にどうしたの?口調が変わってるけど?それに酷いよ‼︎束さんの事を巨乳兎なんて呼び方‼︎」
「うるせぇな〜、キャンキャン吠えやがってペラペラ喋ってないで少しは黙っとけ変態巨乳幼稚兎」
「更に酷くなってる⁉︎そろそろ束さん泣いちゃうよ⁉︎それよりも本当にどうしたの⁉︎口調が荒々しくなってるけど?」
「それは俺が二重人格だからですよ、束さん」
「ッ⁉︎」
「っと言っても少し前からですけどね、俺がIS学園を襲撃する二ヶ月前から俺にもう一つの人格が出て来たんです。最初は自分でも驚きましたがこいつは俺の怒りや復讐などといった負の感情が人格になった物です」
「そ、それじゃあ........」
「ええ、貴女の思ってるいる通りです。俺にとっては過去のトラウマなどどうでもいい」
翔也は束に一歩一歩近づいて行くが束は翔也から殺気の様な物を感じ取ると後ろに下がり始めた
「どうしたんですか?束さん、何もしませんから逃げないでくださいよ」
翔也はそう言うも表情は違った、口元が歪み酷い笑みになっていた思わず束は後ろに少しずつ下がるもやがて屋上のフェンスにぶつかり逃げ場がなくった
「束さん、俺は昔から少し貴女が苦手だった何かあると直ぐに抱きついて来るし一緒に風呂に入ろうなどと言って人の部屋に勝手に入って来るし人が留守の時に部屋を勝手に物色したりで嫌だったんですよ........けれど今は違う」
「え?どういう事?」
「ですから........こういう事ですよ」
翔也は束の頬に手を当てそして............唇を重ねた、そうキスをしたのだ
「⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎」
束は混乱していた翔也が急にキスをして来てそのまま手を背中に伸ばし抱く様にして離さないのだ。最初はこれは夢だと何度も目をパチクリしたが現実だったそして数十秒たってやっと束を離した
「.....................................」
束は絶賛放心状態だったそれもそのはず自分のファーストキスの相手が翔也だったから別に束自身翔也の事が好きだったから良かった物のあの雰囲気で突然キスをされたのだから、しかし束は違和感を感じた目の前に居る翔也は間違いなく翔也自身だしかし違和感はそこじゃない”彼の眼’’に有ったのだ。本来彼の眼は両方とも綺麗な水色なのだが今の眼は違った右眼は血の様に真紅の赤色をしており、左眼は優しい緑色だった本来ならあり得ない事なのだが束はある事に気付いた彼の専用機だ。デルタカイは首に有るネックレスだが残りの二つが....バンシィとユニコーンの待機状態の物が無いのだ何処にもそしてそこから導き出せる答えは........
「しょうくん....その眼、まさかISを........」
「あ、気が付きましたか?流石束さん見つけるのが早いな〜そうですよ、右眼がバンシィ、左眼がユニコーンの待機状態です」そう、彼のISは彼の眼の中に入って居るのだ
「な、何でそんな事をしたの........答えて‼︎しょうくん‼︎」
束は怒っていた、自分の造ったISが大切な人の眼に埋め込まれて居るのだから
「........実はですね束さん、俺実は昔眼の事で虐められてたんですよ」
「........え?」
「驚きましたか?それもそうですね初めて聞きますもんね、俺が虐められてるなんて。昔から俺は周りからアイツ実は外人なんじゃね?と言われて来ました、その理由が眼なんです。俺の眼は束も知っていますが本来なら綺麗な水色をしていました、それが原因です。日本人の癖に何で眼が水色なんだと言われてそこから虐めが始まりました、来る日も来る日も外人が来た外人が来たとクラスから言われ続けて酷い時は放課後呼び出されて5〜6人位の生徒に囲まれて蹴られたり踏まれたり殴られたりして更には他人に言ったら楓にまで手を出すと言われ虐められて来ました」
翔也は自分の過去を束に話した、会話をしている途中束は限界が来たのか涙を流し始めた。しかしそれでも黙って翔也の話を聞いていた
「だから俺は眼にISを移植したんです、この忌々しい眼が」
「そんな事は無い‼︎しょうくんの眼、束さんは好きだよあの空の様に綺麗な水色眼が大好きだよ‼︎なのに何でそんな事をしちゃったのさ‼︎」
「........昔の俺はもう死んだ、ここに居るのは復讐に囚われた醜い亡霊だ」
「そんな事は無い‼︎しょうくんは現に束さんの前に居る‼︎鈴乃翔也はここに生きてる‼︎だから........そんな事言わないで」
そう言うと束の眼からは涙が溢れ出てきた
「しょうぢゃんはいぎでる‼︎だばねざんの大好きな鈴乃翔也は今ここに生きてる‼︎」
束は泣きながら必死に叫んだ、そして抱きついて........キスした。その時だけ時間の流れがゆっくりと感じた数分経つと束は翔也から離れてこう言った
「どれだけしょうちゃんが皆やこの世界を憎んでも束さんだけはしょうちゃんの味方だよ」
「........ありがとうございます。束さんそして............ごめんなさい」
「え?」
次の瞬間束の視界が暗くなった
と言う事で今回は翔也の過去と束決意でした。いや〜今回は何時もより多目に字を書いた気がする........多分(^^;;
それでは皆さんまた次回、さようなら〜