このマホウトコロ卒業生に祝福を!   作:味八木

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今回結構難産でした。その為最後の方は投げやりというか、こじつけ感があると思います(作者の主観)それでよければ見ていって下さい。


サキュバスサービスに祝福?を

 

 

 

―アクセル―

 

駆け出し冒険者の街として知られるこの街では高レベルの冒険者は殆どいない…と考えられているが実際は違う。実は20レベルや30レベルの冒険者(男性のみ)が結構いたりする。

 

女性には知られてはいけない理由によりアクセルを離れない三大欲求に素直な紳士が沢山いるからである。

 

それこそ男性冒険者の殆どは利用している程には…

 

「今日は休暇だしどうしようかな?」

 

アクセルの街の人通りが比較的少ない道をカズマが歩いている。そんな彼の前に2人の男性冒険者が喫茶店がある路地の奥を覗いていた。

 

どう見ても変質者である。しかしカズマは2人とは知り合いのためカズマは声をかけた。

 

「ダストにキース、何してるんだ?こんな所で?」

 

カズマの問いにダストとキースは肩を震わせ後ろを振り返った。そしてカズマの顔を見て安堵の表情を浮かべた。

 

「なんだカズマか、びっくりしたぜ。」

 

「ほんとにな。」

 

ダストとキースは周りをキョロキョロしてカズマに耳打ちした。

 

「これは男冒険者だけの秘密だからな女には絶対に言うなよ。」

 

ガチトーンのダストにカズマは首を縦に振った。

 

「この先には表向き喫茶店があるって言われてるんたが…実際はサキュバスが経営しているんだ。」

 

(サキュバス?!)

 

サキュバス、日本では欧米に存在する女性悪魔であり男性の精気を吸い取る存在であると知られている。しかし、日本ではある意味人気の悪魔である。

 

そんなサキュバスが経営していると言う店にカズマは興味をそそられた。

 

「ほら、冒険者やってると馬小屋とかに仲間と泊まる事があるだろ。そんな時に性欲が溜まってくるだろ?でも、仲間とかに手を出したら切り裂かれるかもしれないだろ?」

 

カズマは過去にアクアに公衆の前で晒されそうになった経緯がある。その為ダストの話に共感した。ダストは更に話を続ける。

 

「そんな時にサキュバス達に頼む事で夢の中で色んなことが出来るって訳だ。」

 

凄いな!サキュバス!と感心した。そしてダスト、キース、カズマの3人はサキュバスのお店に意気揚々と周りの目を気にしながら入店した。

 

 

 

 

 

 

 

 

―サキュバスのお店―

 

 

サキュバス達が経営するお店には沢山のサキュバスが在籍している。巨乳のお姉さん、ロリっ子、ギャル、etc…

そんなサキュバス達がアクセルの男冒険者達に夢を提供している。そんな店に3人の男が入店した。

 

 

カズマ、ダスト、キースである。3人が入店したのに気付いた巨乳の背がカズマより頭1つ位高いサキュバスが対応した。

 

「いらっしゃいませ〜当店のご利用は初めてですか〜?」

 

サキュバスは自分の胸を上下左右に動かしながらカズマに質問した。

 

「は…初めて…です。」

 

カズマは大人の色気ムンムンのサキュバスにドキドキしながら答えた。尚、視線は忙しなかったが。

 

「当店では冒険者の方々と共存共栄の関係を築いていきたいと考えています〜その為冒険者の方々の要望の夢を提供する代わりに精気を少し頂きます〜頂くといっても生活に支障が出ないのでご安心下さい〜」

 

カズマは何処ぞの女神が言うように引きこもりで大した女性との会話能力も無い。(パーティー3人組はどうかって?借金製造機と爆裂魔とドMは女性として色々と欠点が有りすぎる、特に借金製造機)故に大人の女性に対して思春期真っ盛りの初心な反応をした。

 

カズマは2人と別れて席に着いた。そして先程のサキュバスが紙を持ってきた。

 

「では、此方にお客様が見たい夢をご記入下さい〜」

 

カズマは疑問に思ったことを質問した。

 

「あの…夢って何でもいいんですか?」

 

「えぇ。構いませんよ〜SMプレイやロリ、清楚からシチュエーションも自由です。」

 

サキュバスが言うには男性の見たい夢と違う場合、クレームが来るため事前に要望を聞いているとのこと。

 

対応していたサキュバスが立ち去ったのを見てカズマはどんな夢を見ようかと考えに考えた末に、あるシチュエーションを頼むことになった。

 

その後注意点として早めの就寝、お酒を飲まない事を言われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

めぐみんside

 

 

カズマ達と屋敷に住むことになって数日が経っても実感が余り無かった。周りの同級生から馬小屋の様な家と言われた大魔法使いの私がアクセルに来て宿暮らしだったのに急に屋敷に住むことになったのですから。

 

けど、初めてこのパーティーに加入して心から感謝した。

 

それは私が一生に1回しか食べれないと思っていた霜降り赤蟹を食べれる事です!ダクネスのお父さんは太っ腹ですね。我が父も見習って欲しいです。

 

「お鍋をお持ちしました。」

 

そんな事を思っていると私の背後に童女がいた。座敷童?とユメミが言っていた淀ですね。

 

働くのを喜びだと思っている奇怪な人で報酬も少しの甘い物て良いとか…カズマも偶に変なことを言いますが、カズマはユメミと同郷と言ってもユメミは何処かカズマと違う雰囲気を感じますね。

 

「ただいま!」

 

考え事をしているとカズマが帰ってきましたね。

 

「どうしたんだ?これ?」

 

カズマの質問にアクアが胸を張って答えた。

 

「これはね、超高級食材の霜降り赤蟹よ!一匹数万エリスもする蟹を人数分ダクネスのお父さんがくれたんたって!」

 

カズマが驚いた顔をしている。そこで私が付け加えた。

 

「何でも『娘をよろしく頼む』とかでダクネスが預かったらしいです。」

 

そして、淀が準備してくれた鍋をセットして皆と霜降り赤蟹を食べる準備をする。

 

椅子に座って食べる準備をした。

 

そしてカズマが《ディンダー》で火を付けて暫くするとグツグツと美味しそうな音と香りがした。

 

皆は赤蟹の鍋に釘付けになっている。

 

「なあ凄い美味しそうなんだけど、どれくらい美味しいんだ?」

 

カズマが質問して来た。それに私は赤蟹を待ち切れないため早口でまくし立てた。

 

「霜降り赤蟹を食べるか爆裂魔法を撃つかと聞かれたら爆裂魔法を我慢して霜降り赤蟹を食べたてから爆裂魔法を撃つぐらいには美味しいです!」

 

「そうか…うん?」

 

カズマは怪訝な顔をしますがお構い無しに鍋を見ている。

 

アクアが霜降り赤蟹の鍋が出来たとの事で皆が思い思いに赤蟹をとって食べる。

 

カズマは初めてなのか食べ方に戸惑いつつ

 

アクアはゆっくりと噛み締めるように

 

ダクネスは上品に

 

ユメミも初めてなのか戸惑いがあるものの所作と品がある。

 

しかし、皆霜降り赤蟹を食べて美味しさの余り声を全く出していない。

 

皆が蟹を1〜2枚食べてからアクアが声を上げた。

 

「皆に私のとっておきの食べ方を紹介するわ!」

 

そう言ってシュワシュワを小鍋に入れるとジュワッと音がして香ばしい匂いがしてくる。

 

私も食べたかったのですがダクネスに止められました。美味しそうに食べるダクネスやアクア、ユメミが羨ましい…

 

しかし、カズマは食べようとせず直に寝室に戻ってしまった。勿体ないですね…

 

 

あ…ユメミ!何故淀にはあげて私にはくれないのですか?!

 

 

 

 

 

 

 

 

―深夜屋敷にて―

 

 

淀side

 

 

妾はご主人様に美味しい食べ物を貰って幸せです。

 

ご主人様はお風呂に入った後にご就寝なさり妾は屋敷の収納にて皆さんが寝静まった頃に休憩した。

 

暫くして物音がしたので妾は目を覚まし物音の方に行くことにした。

 

音がした方向―浴室―に向かうとダクネス様が浴室前の扉にいた。

 

「ダクネス様?どうされましたか?」

 

「えっ!?あ、あぁ淀か…実はな浴室にカズマがいるのだが…その…体を洗って欲しい…と…」

 

成程…

 

「失礼しました。妾はこれで…」

 

そう言って妾は元の収納で就寝した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……が侵入者の気配を感じてその場所に行くと角を生やした小さな子が侵入してきていた。

 

此方には気付いていないのかキョロキョロしている。ユメミ様にご報告しようと姿くらましをしようとすると急に魔法陣が現れて彼女は囚われてしまった。

 

ユメミ様に侵入者のご報告をする為改めて訪れて僭越ながら起きてもらい私の付き添い姿くらましと姿あらわしで件の場所に連れてきた。

 

するとそこには着るものが最低限のカズマ様とその後ろで庇われている侵入者、状況を飲み込めていない方々だった。

 

ユメミ様が質問した。

 

「あの?これってどういう状況ですか?」

 

アクア様が大声で話した。

 

「私が張った結界に反応があったと思ったらこのサキュバスが入ってたの!」

 

「やはり侵入者でしたか…」

 

私は侵入者を睨見つけ、ユメミ様に嘆願した。

 

「すみませんてした!ユメミ様!このお屋敷を任されているにも関わらず侵入者を許してしまうとは!どうか妾に罰を!」

 

「何もそこまでする必要は…」

 

めぐみん様が仰ってくれますか不甲斐ない妾のせいで!

 

「その覚悟受け取ったわ。なら侵入者を排除なさい。」

 

「分かりました!」

 

侵入者を排除する為、妾は魔法を使おうとする。するとカズマ様が前に出て来た。

 

「逃げろ!早く!」

 

カズマ様が侵入者を擁護した。これは共犯と言うことですね!

 

「カズマったら操られてるわ!」

 

「サキュバスの魅了の力ですね!」

 

「成程!だから様子がおかしかったのか!お蔭でとんだ辱めを受けたぞ!ぶっ殺してやる!」

 

服従の呪文まで使うとは!危険です。早く排除してユメミ様に許して頂かねば…

 

「サキュバスを庇おうってんなら容赦しないわ!」

 

「何度も叩いて目を覚まして上げましょう!」

 

「ぶっ殺してやる!」

 

ご主人様達がやる気になっている。早くしなければ…カズマ様!そこをどいてください!

 

そう言うと帰ってきたのは………宣戦布告でした。

 

「かかってこいや!」

 

 

 

 

ご主人様達が殴り倒されました。

 

 

 

 

 

 

―翌日屋敷の庭―

 

 

 

 

「本当に覚えてないのか?」

 

昼頃のよく晴れた日一時期悪霊騒ぎがあった屋敷の庭で少年と美少女が木下で話していた。

 

カズマとダクネスである。

 

「あぁ、残念ながらいい事があったとしか覚えてないよ。」

 

「なら良いのだが…」

 

そう、昨日はアクア、ダクネス、めぐみんらにサキュバスを庇ったカズマはフルボッコにされサキュバスがどうなったかを見届けてから朝まで意識は無かった。そしてカズマがサキュバスを庇ったのは魅了のせいと解釈されたのでカズマはそれに便乗することにした。

 

そんなこんなでカズマはダクネスに本当は覚えてるのではと疑われたりジャージを燃やされかけたりしたがようやく真っ当な異世界生活(借金つき)を送れると思っていた。

 

《デストロイヤー警報!デストロイヤー警報!街の人は直ちに避難を!冒険者の皆さんはギルドに集まって下さい!》

 

アクセルに警報が轟くまでは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







パーティー交換の話は申し訳有りませんがカットさせて頂きました。時々カットする事が有るかもです。ご了承下さい。

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