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ユメミSide
緑服の男性(カズマ)さんと私のすぐ後に話しかけてきた魔法使いであるめぐみんさんと見たことがある女神様とパーティー試験ということで一緒にジャイアントトードのクエストを受けました。
めぐみんさんの爆裂魔法というのは範囲が20mを越えるとの事でカズマさんがアクアさんと話しています。
話をしている最中にアクアさんはジャイアントトードに向かって走っていきます。
めぐみんさんもお2人の話を聞いていたのかカズマさんに話しかけます。
「あの…アクアが女神と言ってるのですが…?」
「時々自分を女神と思っちゃう可愛そうな子だよ。」
「そうですか、可愛そうに…」
やはり女神です、と言ったところで信じられるわけ無いですものね。
そんなやり取りをしているのを横目にアクアさんの方を見てみますと泣きながら逃げ回っていました。
「助けてカズマさんー!」
カズマさんがジャイアントトードを集めてめぐみんさんの魔法を使うと言うことで私は助けるべきか悩みます。
「アクアー!めぐみんの魔法が来るから魔法の範囲から逃げろー!」
カズマさんの言葉に思考の渦から引き戻され私はめぐみんさんの魔法を見ようとして驚きました。
めぐみんの杖を中心に過剰と言ってもいい程の魔力が集まっています。こんなにも魔力を使う魔法は聞いた事がないですし、陰陽道にもここまでの魔力は使いません。精々、祟り神の鎮魂位です。それでもここまでの魔力は消費しません。しかも、攻撃魔法と言うことでどれ程の規模になるやら…
そんな事を考えている内にめぐみんさんの魔法が放たれる。
「これが人類が行える中で最も威力のある攻撃手段。……これこそが究極の攻撃魔法です!」
「《エクスプロージョン》!」
そう言うと、魔力がジャイアントトード数体に向かっていき大爆発が起きました。《エクスパルソ(爆破)》どころか《コンフリンゴ(爆発せよ)》よりも威力の高い爆発に目が点になりそうでした。
私がめぐみんさんの魔法に驚いているとカズマさんがめぐみんさんに対して何か大声で話しかけているのでそちらを向いてみるとジャイアントトードが数匹めぐみんさんの所に向かっていました。
「ユメミ!魔法を頼む!」
カズマさんに言われ麻痺呪文を打ちそれから切り裂き呪文でジャイアントトードを仕留めました。
しかし何故めぐみんさんは魔法を使わなかったのでしょうか?………恐らく私の魔法とどちらが凄いかを競われていたからチャンスをくれたのでしょうね。
カズマさんにめぐみんさんが倒れている理由を聞いてみたら理由はめぐみんさんが爆発魔法を使ったせいで魔力の殆どを使い果たして動けなくなった、とのこと。
あれだけの魔力を消費したのでは無理もありませんね。
カズマさんがめぐみんさんを抱っこして街に帰ろうとしていたので浮遊呪文でめぐみんさんを浮かせて街まで戻ります。カズマさんやめぐみんさん、アクアさんもこの魔法に驚いていました。
街に入ってからめぐみんさんは宙に浮いているので少し注目の的になっているようです。めぐみんさんは爆発魔法一筋らしく他の魔法は習得していないとのこと。そんな方は就職は厳しいのでは?
そして、何かカズマさんがグッタリと疲れた様子でした。先程、奥様方が「ヌメヌメ」やら「鬼畜」だとか「プレイ」などと言っていましたがそのせいでしょうか?
まあ、結果として私とめぐみんさんはパーティーに加入となりました。良かったですね。めぐみんさん。
その後カズマさんがギルドに報告してくれるとの事ですので頼んでめぐみんさんとアクアさんとでお風呂に入らせて頂きました。
◆
カズマSaid
俺は女性陣3人がお風呂に入っている間にギルドに報告をしに行った。しっかし報酬が割に合わない。正直に言って日本の方が命の安全が保証されている分まだマシだぞ、とこの世界の労働に対して愚痴を零していた。
「すまない、すこし良いだろうか?」
不意に背後から声をかけられた。
「何でしょう……」
声をかけられて振り向いたら絶句した。そこには美人な女騎士さんがいたからだ。
「この募集は貴方のパーティーだろう?」
もしかしてパーティー希望者?いや、そんなまさか。というか問題があるパーティーだぞ。あんまりオススメできないぞ。
「あ〜。あんまりお勧め出来ませんよ。」
こんなヨーロッパ系の美人さんに話したこと無いから緊張する…
「どうしてだ?何か問題があるのか?」
「俺たちまだ駆け出しなんであんまり報酬とか得られないと思いますよ。」
「問題ない!私は報酬目当てで冒険者になった訳でわない!それに私はクルセイダーだ。壁としてこき使ってくれ!」
なんだろ?めぐみんとは違ったヤバさを感じる。どうにかして断ろう。
「俺たちまだカエルにも手こずる位ですからお勧め出来ませんよ!」
「大丈夫だ!特に青髪の女性や宙に浮かしていた女の子にしていたプレイもどんと来いだ!」
………は?今プレイって言ったか?想像以上にヤバいかもしれない。
「すいません、どうしてうちのパーティーに入りたいんですか?」
この人の性格を把握しないと…
「うむ。先程クエストから帰ってくるあなた達を見て宙に浮いたりあんなヌメヌメした女性を連れていて自分もああなったらと思ったら興奮したからだな。」
あ、この人………ドMなんだ…
「すみません結構です。」
「く!?ここまで言わせて置いて放置プレイだと!なんだこの快感…」
何か1人で興奮している内に帰ろう…その後女騎士さんを置いて馬小屋に帰った。
疲れた
◆
ユメミSaid
次の日パーティーを結成してから初めてのギルドでアクアさん、めぐみんさん、カズマさんと朝食でカエルの唐揚げを食べてました。そこに金髪のヨーロッパ系の顔をした女性がこちらに近づいてきたのが見えました。
「探したぞ!」
私は初対面なのですが…と思ったのですがカズマさんに対してでした。 女性に気づいたアクアさんが口を開きました。
「カズマさーん。その人誰〜?」
確かにどちら様でしょう?カズマさんは知り合いの様ですが…
「ああ、昨日アクア達がお風呂に行っている間にギルドで会ってな。パーティーに入りたいらしい。」
パーティー参加希望者でしたか…
「ほう?では改めてご挨拶をしましょう。」
めぐみんさんが険しい視線を初対面の女性に向けます。
「我が名はめぐみん!紅魔族随一のアークウィザードにして爆裂魔法を操る者!」
金髪の女性はその挨拶に面食らったのか言葉がでないようです。
「あぁ…よろしく頼む。私はダクネスという。クルセイダーをやっている。」
クルセイダーとは?疑問をめぐみんさんに聞いてみた。
「クルセイダーは騎士の上級職のことです。」
騎士というのが中世ヨーロッパにいたと記憶しますが日本の武士の様なものでしょうか?
「まあ、近接攻撃をする職業と考えればいいと思いますよ。」
成程…話が脱線しているとアクアさんがカズマさんに話しかけます。
「ねぇ!カズマさん!「はいカズマです。」クルセイダーなんて入れるしかないじゃない!」
確かに入れた方が良いですね。そう思ったのですがカズマさんは違うのか苦虫を噛み潰した顔をしています。
「けどなぁ…」
そんなこんなでダクネスはパーティーに加入する事になりました。
◆
ユメミSaid
ダクネスが仲間になった日の午後、カズマさん達とギルドでお話をしていました。
「なあ、スキルってどう取得すればいいんだ?」
確かにどう取得するのでしょうか?
「スキルですか?カードにスキルが表示されるので取得したい物を指でなぞるだけですよ。」
そんなに簡単なんですか?
「おい。カードに少ししかスキルが表示されてないぞ。」
「そんな訳…あぁ、カズマは冒険者でしたね。冒険者はスキルを教えてもらうと本職の人よりかはスキルポイントを消費しますが全ての職業のスキルを使えますよ。」
冒険者って以外に便利なのでしょうか?
「ってことは俺も爆裂魔法が使えるのか?」
その言葉にめぐみんさんが反応する。
「そのとおりです。カズマも一緒に爆裂魔法を極めようでは有りませんか!」
気分が高ぶっていますね。
「ちなみに爆裂魔法の消費ポイント数は?」
「そうね…カズマさんが今からポイントを貯めて歳をとってようやく取得出来る位かしら?」
どれ程かかるんですか…爆裂魔法…
「出来るか!」
「そんな!」
めぐみんさんが凄い落ち込んでます。
そんなめぐみんさんを横目にカズマさんが話かける。
「なあ、皆のスキル教えてくれないか?」
そう言われてダクネスさんがカズマさんにカードを見せる。
「ありがとな。えっ〜と、《デコイ》、《物理防御》、《魔法防御》防御主体なんだな。」
「ああ、生まれつき体が丈夫でな。その硬さを利用して皆の盾になりたいと思っている。」
体が《プロテゴ(護れ)》で出来ているのでしょうか?
「次は私の番ね!ホントはカズマになんか教えてたくない「お前は結構だ。」なんでよ!」
「ユメミのも見せてくれないか?」
「私は別に構わないですよ。」
私はカズマさんにカードを渡す。
「ありがとな。えっ〜と……どれがどういうのか分かんね…」
「確かに私も見聞きしない魔法が多いですね。というか、私が知ってる魔法は取得していませんが知らない魔法は殆ど取得していますよ!」
そうでした、非魔法族のようてすから分かるわけ無いですものね。
「よかったら説明しますよ。」
「ああ、よろしく頼む。」
「具体的にはどれが気になりますか?」
「え〜っと、色々あるから気になるけど、この取得ポイントが特に多いこの3つの魔法ってなんだ?」
カズマさんが興味を示したのは磔呪文、服従の呪文、死の呪文でした。闇の魔術に興味がお有りなのですか?よりにもよってこの3つに興味を示すとは…
「こちらの3つの魔法は《闇の魔術》というものの中でも《許されざる呪文》と言われています。」
その言葉にカズマさんやめぐみんさん以外もあまり理解出来ていなさそうですね…
「まず、磔呪文についてこれは別名拷問の呪文とも呼ばれます。対象にありとあらゆる苦痛を与えます。あまりの痛みに対象は死を望む程です。また、かけ過ぎると対象が廃人になる可能性があります。」
私の言葉に全員が絶句しています。
「次に服従の呪文ですが此方は名前通り相手を意のままに操る魔法です。これは人間関係を容易く壊しどの様な犯罪も出来るという意味で危険視されています。」
「そして…死の呪文。これは単純明快…対象を死に至らしめる禁忌の魔法です。その癖防ぐ方法が無いのでたちが悪いです。」
「そして、これら3つを1回でも使用したらどの国であろうとその国の魔法界の刑務所に終身刑に処されます。」
私が説明を終えて最初に口を開いたのはアクアさんでした。
「あんた!なんでそんな危険な魔法覚えてるのよ!どうすんの!もしかしたら私怒られる?」
「ふん!人を簡単に服従したり殺す魔法とは、芸がないですね!」
そう言っていますが、めぐみんさんの 手足は震えていた。
「その様な魔法…王侯貴族が黙ってないぞ。」
ダクネスさんが呟いていましたが王侯貴族ということはいいところの方でしょうか?
「ユメミ。その魔法は絶対に言っては駄目だぞ。魔王軍に習得されでもしたら王国が立ち行かなくなってしまう。」
「そのとおりよ!」
ダクネスさんとアクアさんが私に忠告してきた。
「はい。肝に銘じておきます。……カズマさん?」
「はい!」
何か体が震えていますが…
「怖がらせたお詫びに一つ私がお勧めの魔術をお教えしましょう。」
◆
私とカズマさん、ダクネスさんは人気の無い広場に来ていました。
「私がお勧めするのは《エクスペリアームス(武器よ去れ)》です。」
カズマさんには許されざる呪文の代わりに重宝する呪文をお教えしましょう。
「この魔法を対象に当てると対象が持っている物を吹き飛ばす事が出来ます。ですので、剣や杖を使えなくさせる事が出来ます。」
私の言葉にカズマさんが驚いています。
「では、カズマさんその木の棒を持って下さい。」
「なあ?これ体に影響ってないよな?」
「ええ、有りませんよ。」
そして、木の棒を持ったカズマさんに呪文を打つ。すると、木の棒は勢いよく3、4m程飛んでいった。
「スッゲー!これで俺も魔法を!………」
そう言ってカードを見ると急に黙ってしまいました。
「なあ、この魔法今のスキルポイントじゃ足りない……」
それは私にはどうしようも…と、困っている所とそんな私達に近づいてくる方がいた。
銀髪の方で上半身を露出させており顔立ちは男性と間違われそうです。
「ねえ?私がお勧めのスキルを教えてあげよっか?」
出会ってもない人に何故そんな事を?
「どちら様ですか?」
「私はクリス。盗賊をしているよ!」
「私の友人だ。」
ダクネスさんの友人なら信用してもいいでしょう。
「それで教えてくれるスキルってのは?」
「敵感知スキルと
「よし!約束する!」
「それじゃあ、まず敵感知スキルから!」
そう言ってクリスさんは近くの樽の側に隠れました。そしてダクネスさんに石を投げつけました。
「お〜ダクネスが怒ってるのが分かるよ〜って待ってダグネス!スキルを教えるためにやったんだから、待って待って………」
ダクネスさんに髪の毛を引っ張られたクリスさんの取っ組み合いが暫く続きました。
「じゃあ、気を取り直して窃盗だよ。これは相手の持ち物を一つ奪う幸運値に左右されるスキルだよ!」
「いくよ〜窃盗!」
そう言うとクリスの手から青白い光が現れ、光が収まると手に何かを持っています。
「あ〜!俺の財布!」
確かに私にも浮遊呪文で代用出来ますがピンポイントには出来ないでしょうね。
「ねえ、私と勝負しようよ。」
「勝負?」
「窃盗を習得して財布を取り戻すの。当たりは私のこのショートソード。40万エリスはするよ。ハズレはその辺で拾った石。どう?やってみる?」
石の数が5個、当たりが1つ、大当たりが1つで確率は低そうですね。
「いいぜやってやる!」
カズマさんは勝負に乗る気の様です。
「いくぜ〜!窃盗〜!」
光が収まりカズマさんの手にはショートソードでも石でも財布でもない白い布が握られていた。
エクスパルソ…爆破呪文、正直コンフリンゴとの違いが作者もわからない。
プロテゴ…盾の呪文、死の呪文等の一部の例外を除いてあらゆる攻撃を無効化する。ただし、1回限りなので掛けっぱなしは出来ない。
クルーシオ…磔呪文。許されざる呪文の1つ、ハリポタ原作だと純血家系はマグル(非魔法族)に遊び感覚でかけてたとか。
インペリオ…服従の呪文。かけられた対象は幸福感に包まれ言うことを聞いてしまう。打ち破るには強い抵抗の意思が必要。
アバダケダブラ…死の呪文。かけられた相手は死ぬ。対抗手段は古代魔術のみ。
エクスペリアームス…武装解除呪文。警察機構はこの魔法や麻痺呪文を多く使用する。(作者の偏見)
どれを投稿して欲しい?
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このすば
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ゲゲゲの鬼太郎
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オリジナル