暗黒錬金術師伝説11 暗黒!ライザのアトリエ3   作:dwwyakata@2024

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本作における東の地では、史実の日本戦国時代とはだいぶ身分制度が違っています。

超簡略化されていますが、それはそもそも此処が日本ではないからです。

悪しからず。

ただし色々小ネタは仕込んでいますので、楽しんでいただければ嬉しいです。


刀と鬼の地
序、東の地の旅路


坂井という港町を出て、そのまま北に進む。

 

十河と言う侍大将の人も来る。軽装の戦士はほとんどが槍を装備していて、大太刀を振るうのは少数の精鋭らしい。

 

あたしは荷車二つを一緒に持っていくが、それはその軽装の戦士達が、しっかり守りを固めていた。

 

此方で守らずにいいので助かる。

 

それにしても士気が高い戦士達だ。

 

戦乱の地でずっと戦っているからということもある。士気が高い戦士でないと生き残れないのだろう。

 

話によると、この国では血縁と地位は関係がなく。

 

幼い頃から戦いの修練をして、それで適正がある人間がどんどん戦士として抜擢されるという。

 

クーケン島でもアガーテ姉さんが子供をみんな訓練していたけれど。

 

それよりも更に徹底している。

 

これはあの魔物の強さを見れば納得出来る。

 

あんなのを放置していれば、あっと言う間に集落なんて壊滅だ。あたし達のいたクーケン島や王都でも魔物は恐ろしい存在だが。それでも、集落が致命的な危険にさらされるのは。人間が油断した場合や、集落が腐敗した結果が多い。

 

そうさせてはならないのだろう。

 

生き残るためにも。

 

ただ、勿論ろくでもない奴が武器を手にしてしまう間違いはどうしてもあるらしく。そういう場合には「謀反」が起きてそういう連中を誅殺するとか。今までに六度、征夷大将軍がそうして誅殺されているそうである。

 

そういう話をしながら、道中を行く。

 

案の場、わんさか魔物が出る。

 

鼬にしても熊を越える体格で、それが群れになって出てくるし。

 

サメもいる。

 

サメの大きさは、今までで見た中で最大級だ。

 

ラプトルも多い。

 

更に此奴らが、そろって強力な魔術を使う。雑魚ラプトルがシールドを張って驚かされたが、他の魔物も質が極めて高い。

 

毎度の戦闘で手を抜けない。

 

それでもあたし達は、襲い来る魔物を片っ端から叩き潰し、一匹も生かして返さない。こいつら、人間を襲い慣れている。

 

そんな危険な魔物を放置しているのが、東の地の現状を示しているとも言えたし。

 

それを少しでも改善できるなら。

 

あたし達が戦う意味がある。

 

半日ほど進むと、ちいさな砦に出た。やはり木と土を主体に作られているが、木には延焼を防ぐための薬が塗られ、堀もある。更に、移動中に何度か地震もあった。

 

これでは、確かに石造りはコスパが悪い。

 

それに暑い。

 

そういう意味でも、隙間が多めの木造は、正解なのかも知れなかった。山などを見る限り、木材は潤沢に取れるのだろうし。ただし、取りに行くのは命がけだろうが。

 

道中で十河さんは配下と一緒に苛烈に戦い、愛用らしい大太刀を振るって巨大な鼬の首を一息で刎ねていた。

 

配下の戦士達も槍を揃えての集団戦を叩き込まれているようで、大型の魔物相手にも怯んでいなかった。

 

それでもあたし達を褒めてくれるのは。

 

昨日の戦闘で、この人達が「鬼」と呼んでいる、あの超ド級魔物の幼体と思われる奴を仕留めたからなのだろう。

 

砦で、一旦小休止とする。

 

こういう砦を四つほど経由して二條という場所に行くらしいのだが、問題が生じていた。砦の指揮官らしい侍大将が、十河さんと話をしている。

 

「十河殿。 鬼が出て、此処より東の務左氏に向かった武士が襲われましてございまする」

 

「まことか。 大きさは」

 

「幸い大鬼ではありません。 ただ襲われた者は……」

 

「ならば対処をしよう。 仇を取らねばならぬ」

 

十河さんが、あたしを侍大将に紹介する。

 

鬼を倒したと聞いて、侍大将が驚いていた。この地の戦士でも、あれを倒せるのは希だという話だったが、本当なのだろう。

 

すぐに戦闘の準備。

 

ボオスがため息をついていた。

 

「血縁制でないのにここまで組織の練度が高いのは驚異的だ。 しかも自浄作用までついているとはな」

 

「こんな危険な土地で千何百年も生き残っているなら無理もないぜ」

 

「私としては、此処の戦士達のあり方を学んでおきたいと考えています。 大太刀の剣術の源流は、間違いなくこの土地ですし」

 

レントとパティがそんな事を話している。

 

ちなみにパティの戦いぶりは何度か絶賛されている。この土地の侍に全く引けを取っていないとか。

 

ただ、十河さんが連れている戦士のうち、二人がちょっと得体が知れない。

 

弱くは無いのだが、やっぱりこっちをしっかり監視している。

 

多分その二人が、忍びなのかも知れない。

 

まあ藪蛇だから、聞くつもりもないが。

 

砦から東に。少し行った場所で、戦闘の痕跡があった。あたしは警戒と声を張り上げて、クラウディアが音魔術を展開。

 

ぶんと、凄い音と共に大きな岩が飛んでくる。

 

即応したセリさんが、巨大な覇王樹を出して、大岩を防ぎ止める。ただし、覇王樹にもろに食い込む。

 

おおと、侍達が驚きの声をあげるなか。

 

大岩を投擲した、やはり全身ごちゃごちゃの怪物が姿を見せる。何度か交戦した超ド級の奴の小型版だ。

 

やはり超ド級のは大鬼。

 

此奴らは子鬼と呼んでいるらしい。

 

子鬼でも確かに普通の戦士では束になってもかなうまい。触手を揺らす子鬼、それでまた岩が持ち上がる。

 

こいつは岩を使っての投擲攻撃か。

 

それだけじゃない。

 

「後方にもいるよ!」

 

「二匹同時か……」

 

「レント、あの岩の奴は任せるよ。 時間を稼いで」

 

「分かった」

 

後方からも、ほぼ似たような生物を冒涜してグチャグチャに混ぜたみたいなのが来る。巨大だとそこまで醜悪だとは感じなかったのだが。小型だと、そのおぞましさが際立っている。

 

そっちはいきなり何かぶっ放してくる。

 

カラさんが避けよと叫んで、パティが逃げ遅れた足軽を掴むと、飛び離れる。地面が抉り取られた。空間操作か。幼体でも使ってくる奴がいるんだな。

 

こっちが優先だ。

 

同時に、多数の巨大なラプトルが姿を見せる。

 

丁度良い。此奴らを始末すれば、この辺の人達はしばらく安心できるだろう。

 

セリさんが巨石を防ぎ、レントが接近して岩使いにインファイトを挑む。それを一瞥すると、あたしは空間使いに突貫。空間使いは数度空間を切り裂いてくるが、多分それしか空間操作ができない。

 

丸ごと身を隠したり、空間を切り裂いて移動するとか、そういう事が出来る練度ではないと言う事だ。

 

ジグザグに走りながら突貫。パティも同じように敵に迫る。

 

ラプトルが横から襲いかかってきたので、五月蠅いと熱槍で火だるまにする。地面で跳ね回っている其奴に、足軽が襲いかかって槍で滅多刺しにしていた。そっちは任せる。一気に、敵との距離がゼロになる。

 

熱槍を叩き込んでやるが、逸らされる。だが、完全に逸らせていないし、かき消せてもいない。

 

金切り声みたいなのを上げながら、子鬼が飛びさがろうとするが、既にパティが後方に回っていて。

 

そして、抜き打ち一閃。

 

踏み込んでの渾身の抜き打ちだ。ざっくりと子鬼を抉っていた。

 

「見事! 名人の技ぞ! 気勢を上げよ!」

 

十河さんが叫んでいる。

 

そうして戦士達の士気を挙げているのだろう。

 

あたしは悲鳴を上げながら飛びさがろうとする子鬼に跳躍して、頭上から熱槍千を束ねて、叩き付ける。

 

パティに連続して空間切断を放って遠ざけようとした子鬼は、それに対応が遅れ。

 

文字通り熱槍は、奴の体を貫いていた。

 

音が世界から一瞬消え、それから炸裂する。

 

立ち上る凄まじい火柱が、子鬼の全身を焼き尽くす。それを見て逃げ始めるラプトルだが、十河さんが放てと叫ぶと。即座に弓矢に切り替えた足軽達が、足を狙って逃げるのを阻止。

 

更に皆が、片っ端から始末する。

 

レントは白熱した一騎打ちを繰り広げているようだが、あれは手を出す必要もないな。あたしは着地すると、被害を確認しながら、皆の援護に。ディアンが大きなラプトルの脳天に手斧を叩き込み、半ばまでめり込ませていた。流石のラプトルも即死だ。フェデリーカの神楽舞が、皆の速度もパワーも更に上げている。

 

レントは雄叫びを上げると、大上段からの一撃を子鬼に叩き込む。

 

多数のつぶてを使ってそれを防ごうとした子鬼だが、石の壁ごと子鬼の体をレントの大剣が粉砕していた。

 

それで勝負がつく。

 

後はラプトルを片っ端から始末する。

 

一匹も残さず片付けると、戦場から魔物の死骸を砦に運び込む。時間は取られたが、これは必要な事だ。

 

それに此処では、出自関係無く優れた戦士は尊敬されると聞く。

 

あたしは優れた戦士と自認するわけではないが。

 

こうして武勲を上げたのなら、征夷大将軍という人の前で、相応に評価はして貰えるだろう。

 

砦でラプトルなどの死骸を引き渡した後、怪我人の様子を見る。

 

幸い調合材料も薬もまだある。

 

あたしと仲間達は全員無傷。

 

足軽が何人か怪我をしていたが、それを即座に薬で回復させる。おおと、声が上がっていた。

 

「素晴らしき快復力よ。 これは回復の巫術専門の巫女も形無しであるな」

 

「バレンツから納品しましょう」

 

「ありがたし! 奏上しておくゆえ、その時はお頼み申す!」

 

こうした足軽も、武勲を上げれば侍大将に出世していくそうだ。そうして、生き残り、戦闘経験を積んだ戦士が出世出来る。

 

地獄のような環境でも。

 

それだけは、間違いなく優れているんだな。

 

あたしは、そう思った。

 

二つ目の砦に夜辿りつき、そこで夜営にする。かなりペースは早いらしく、十河さんは上手く行けば明後日には二條に着くと言っていた。更に短縮できるかもしれないらしい。

 

何かが遠吠えを上げている。

 

狼が魔物化するケースもあるのだが。

 

狼や虎の類は、魔物としては実はかなり小物だ。というのも、生物としてあまり大きくなれないのである。

 

フェンリルはほとんど一点もので、あれは例外。繁殖して増えているとも思えないからである。

 

倒してしまえばもう現れないのなら、魔物としての脅威度はかなり低めだ。

 

あたしはそう考えられるようになっていた。

 

「しかし暑いのう……」

 

カラさんがぼやく。

 

一応熱魔術を利用して冷やしてはいるのだが。借りている小屋以外に冷気はいかないようにしている。

 

この土地の戦士達はこの暑さが普通らしいので。

 

タオは今の内にと、未解読の資料を読み込んでいて、声を掛けるのは悪いだろう。ただでさえ、道中では座標集めを熱心にやってくれていたのだから。

 

「ライザ姉、この土地も、フォウレの里みたいになんとか出来ないか。 こんな魔物ばっかりいたら、幾ら強い戦士達が一杯いたって、絶対に楽に暮らせないよ」

 

「そうだね。 ……気になってる事があるんだ」

 

この土地で。

 

あたしは初めて「子鬼」を見た。

 

もう便利だからその呼び名にあわせるが、どうしてあれは他の土地に出ない。

 

超ド級の魔物が産み出しているのなら、ネメドにはいた筈。超ド級が三体もいたのだから。

 

ひょっとするとこの土地には。

 

フェンリルをはじめとする凶悪な魔物を生産する、神代の設備が生きているのかも知れない。

 

それをとめる事が出来れば、後は時間を掛けて反撃していくことが出来る筈だ。

 

そう説明すると、ディアンはそうか、と叫ぶ。

 

アンペルさんが、咳払い。

 

「確かにそれが出来れば早いが。 北の戦場では、この辺りにいるのとは比較にならない魔物が大勢群れていると聞く。 我等の戦力でも、それを根こそぎは難しいぞ」

 

「はい、そうですね。 だから情報を集めつつ、この土地の人達と連携しないと難しいでしょうね」

 

「難事だな。 ただ、我等に好意的なのが救いか」

 

リラさんがそう呟いて、アンペルさんを見る。

 

行く先々で問題を起こすアンペルさんには、或いはリラさんも思うところがあるのかも知れない。

 

クラウディアが戻ってくる。

 

この先について、話を聞いて来たらしい。

 

それによると、この先でも子鬼が出ているそうだ。何でも北の地で暴れるベヒィモスに呼応するようにして、子鬼が出ているそうで。

 

二條の周辺ではどうにか押さえ込めているものの。

 

二條から離れるほど数が多く。

 

毎日被害も出ているとか。

 

そうか、では行きがけの駄賃に片付けて行くか。戦功については、十河さんが報告してくれるだろうし。

 

皆を先に休ませたあと、あたしはちょっとだけ薬と爆弾を増やしておく。

 

荷車を歴戦の戦士達に任せられるのが大きい。

 

移動しながらも、慣れた調合は錬金釜があれば出来る。

 

後はアトリエを建てて、門を小妖精の森にあるアトリエにつなげれば。各地との連携を確保できる。

 

一眠りして、早朝。

 

戦士達はかなり早くから起きだしている。パティも今日はしっかり起きて来て、並んで体を動かして、温めておく。

 

「ライザさん、大太刀の調整をお願い出来ますか」

 

「ん? 珍しいね。 切り損ねた?」

 

「いえ……いやはい。 昨日交戦した子鬼が、最後の抵抗に空間切断を掛けて来て、それを防ぐために身を引いたときにちょっと」

 

「それは仕方がないね。 すぐに調整するよ」

 

腐っても空間操作使いか。

 

運動を終えた後、ささっと錬金釜で調整する。十河さんが呼びに来たので、皆で今日の行程について話す。

 

今日は可能ならまた二つの砦を進みたいという。

 

ただ、確認できているだけでも二体の子鬼がいるそうで、それもどうにかしたいという話だった。

 

其奴らを仕留めれば、東の地に来てから合計五体か。

 

鬼を仕留めた侍は、「宿老」と言われるような地位に出世出来るらしく。子鬼でも、倒せれば足軽が侍に出世は確実だそうである。

 

出世の種を奪うわけでは無いが。

 

あれらは存在するだけで多くの命を無為に奪う。だから、必ず仕留めてしまわなければならない。

 

地図を拡げて、経路について説明を受けた後、タオが挙手。

 

「この辺り、何だか地形が不自然ですね」

 

「ああ、それは古くに来た夷が、恐るべき災いを起こした跡だ。 その辺り一帯が消し飛んだ」

 

「……!」

 

「奴らは躾だなどといってケラケラ笑っていたそうだが。 最初の征夷大将軍になった侍が、一人残らず首を刎ねたそうだ。 捕らえた夷は、神に対して不敬だの、蛮人がだのほざいていたらしいが。 そのまま膾に斬られて、首は晒されたそうだ」

 

なるほどな。

 

それで確信できたが、やはりこの土地に災いをばらまいたのは神代だ。時期もあうし、やり口も。

 

それに、散々抵抗されたから、腹いせに凶悪な魔物をばらまいていったのだろう。

 

幼児以下のメンタリティの持ち主に、凶悪な技術だけを持たせたというわけで。この世界に神なんていないことがよく分かる。

 

ともかく、移動開始だ。

 

黙々と北上する。

 

やはり道中では、サルドニカやフォウレとも比較にならない大型の魔物が仕掛けて来る。巨大なマンドレイクが来るのを見て、ディアンがうえっと声を上げたが。今のあたし達なら、勝てない相手じゃない。

 

全部片付けながら進む。

 

出会った魔物は全て灰燼と帰し。

 

話通りに姿を見せた子鬼も、苦戦はしたが確実に仕留めた。

 

サルドニカやフォウレで戦った超ド級に比べると全然だが、それでも摂理を明らかに外れた強さなのは事実だ。

 

タオは余裕を見ながら、座標を集めていく。

 

タオによると、数字の幾つかはもう解析が出来ているらしい。

 

だがまだ分からない数字もある。

 

だから、データを出来るだけ取らないといけないらしかった。まあ、統計はそういうものだと聞くし、別に驚かない。

 

予定通り二つの砦を踏破。

 

その過程で、報告になかった子鬼も含めて、三体を仕留めた。それで、東の地に来てから合計六体の子鬼を屠った事になる。

 

明日には二條につけそうだと、十河さんはいう。

 

さて、明日が本番だな。

 

クラウディアとボオス、パティとフェデリーカを呼んで話をしておく。

 

カラさんはいいだろう。

 

オーリムといっても分からないだろうし。

 

「皆はこの世界の集落や国家や組織の代表者だから、明日の会見で主導権は任せるよ」

 

「分かったわ。 でもライザ、無理を言われた場合はどうするの?」

 

「余り言いたくないがな。 十河と言うあの戦士、優れた使い手だが、俺たち警戒されているぞ」

 

「それは分かってる」

 

ボオスの言う通りだ。

 

やっぱり忍びなのだろう。二人が、ずっとあたし達を警戒している。今は音魔術で周囲との音を断っているのだが。

 

あれだけ熟練した密偵だと、遠くから口を読むくらいはしかねない。

 

「だから、利害の一致で行く。 それと、神代の連中も錬金術師だったことは、あまり知られない方が良いと思う」

 

「それはそうだね。 夷と言われている錬金術師達は、この土地にとっては悪魔以上の邪悪だろうし。 まあ私達にとってもそうだけれど」

 

「いずれにしても、アーベルハイムとしては征夷大将軍と顔を合わせておくのは損にはなりません。 今の内に、交易について考えをまとめておきます」

 

「俺もそれは同じかな。 特産品で此処に得になりそうなものがあるといいんだが」

 

まあ、この様子だと大丈夫だろう。

 

後は休んで、明日に備える。

 

小屋の中で、男女に分かれて、それぞれ部屋で雑魚寝しながら。あたしは考える。こういう、神代の過ちとその傲慢に苦しめられている土地を救う必要があると。それはオーリムだけではなかったのだと。

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