【チューナー】デッキでデュエルアカデミアへ 〜これでお前とも絆が出来た!!〜 作:SOD
死ぬほど分かり易すぎる状況説明。
主人公
異世界からシンクロ召喚を持ち込む。
↓
腹減ったので、たまたま視界に入った海馬コーポレーションに侵入。残飯モシャモシャ
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海馬に見つかった
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シンクロ召喚のテスターと言う名目でデュエルアカデミア受験会場なう。←イマココ
海馬ランド。デュエルアカデミア入学試験会場にて。
「ふぅん。準備は整ったようだな。
試験デュエル開始の宣言をしろ磯野!!」
「はい。
それでは只今より、デュエルアカデミア実技担当最高責任者であるクロノス・デ・メディチ教諭を試験官とした入学試験デュエルを開始致します!
デュエル開始ー!!」
磯野のアナウンスが上がると共に、試験会場がざわめき立つ。
”ついに始まるのか……伝説のデュエリスト、海馬瀬人が選んだと噂の謎のデュエリストのデュエルが“
”入学試験と合わせて、更に新召喚法の先行披露会も同時にやりますだなんて……普通ありえねえよなぁ“
”しかも相手はクロノス教諭だぜ。新召喚法とやらがどんなもんか知らねえけどさ……出す前にやられちゃったりしてな?“
”ああ。ありえるかもな……なんせ今回のデュエル。クロノス教諭が使うのは試験用デッキじゃなく、クロノス教諭本人の【暗黒の中世デッキ】を使用するらしい“
”マジで言ってんのかよ!?
あのデッキに勝てる受験生なんてさぁ……“
”……いないよなあ“
「シニョール
いくらアナターが、デュエルモンスターズの生みの親であるペガサス・J・クロフォード会長と、伝説のデュエリスト海馬瀬人と言う究極の二代推薦による後ろ盾が有ったところーで、デュエルの実力が伴わなくてはこのデュエルエリートの学園。デュエルアカデミアの門を叩くことは叶いまセーン。
ワタクシーも全力で戦うようにと言われていマースので。覚悟を持ってこのデュエルに挑んでくだサーイ?」
クロノスが眼の前の受験生に声を掛けた。すると受験生は笑みを浮かべてこう返す。
「クロノス先生。俺はいつだってデュエルに手は抜かないッスよ。なんたってデュエルは俺の生きる意味。人生そのものなんすから」
「宜しい。ならば始めまショウ。
先行は譲るノーネ。全力でーー」
「待った!」
「ーーんガクン!?!?
い、いきなりどうしたノーネ?」
「先手後手を選べるなら、俺は後攻が欲しいッス先生!」
「冗談ポーイ!? デュエルは先行の方が有利だと言うのに敢えて後攻を選ぶナンーて。
まあ良いノーネ。ならば、ワタクシのターン、ドロー」
クロノスがカードを引く。引いたカードは『古代の機械巨人』。
「どうやら、勝負は一瞬で付いてしまいそうデスーノ。
ワタクシは『磁力の召喚円LV2』を発動。手札の『古代の歯車』を特殊召喚シマース」
古代の歯車 ATK100
「ン更に、古代の歯車の効果発動ー。手札から古代の歯車を特殊召喚するノーネ」
”クロノス教諭のフィールドに、いきなり二体の生贄が揃ったぞ!“
”まさか見られるのか!? 伝説のレアカードが!“
「アパパ。
さらに、二体の古代の歯車を生贄にしてー『古代の機械巨人』を召喚するーノ!!」
古代の機械巨人 ATK3000
”出た!! 古代の機械巨人!“
”本当に受験生に使うのかよ……“
「ワタクシーはカードを一枚伏せて、ターンエンドしますーノ」
「……………………」
(
三ヶ月前のあの日。キサマは我が海馬コーポレーションの最重要機密、冥界への移動手段である次元移動シュミレーターの陰に隠れて食堂の残飯を貪り食っていた……。
海馬コーポレーションのあらゆるセキュリティをすり抜け、このオレとモクバ以外は決して入ることが出来ないように厳重に封印していた次元移動シュミレーター室への侵入と言う大罪を犯してまでしていたキサマの目的は、腹が減っただけと言う滑稽極まる愚心だった。
…………だが、そんな差し引きの概念を学び損ねたあの男が常識と引き換えに学んでいたものはデュエリストとしての実力と新たなる未来の可能性だった……)
「ふぅん。見せてみるが良い
「俺のターン、ドロー。
クロノス先生。そしてここにいる皆にも魅せるぜ! デュエルモンスターズで最も絆と格式を重んじる、創造と破滅で表裏一体の力。その名はシンクロ召喚だ!」
「シンクロ召喚……ナノーネ?」
「そう! シンクロ召喚とは、チューナーモンスターと言う特殊なモンスターと、チューナーではないモンスターとを二体以上自分の場に喚び出すことで新たなモンスターを喚び醒す絆の召喚法ッス!
なので俺は、手札からチューナーモンスター『ブレインコントローラー』を召喚だ!」
★1 ブレインコントローラー ATK100
「ナルホード・オックスフォード。
しかし、モンスターを召喚出来るのは1ターンに一度までナノーネ。
アナターは、先攻を蹴ってまで後攻を選んでいましたーが……モンスター1体を守って次のターンに新たなモンスターを出してシンクロ召喚を行うのナーラ、やはり先攻を選んだ方が合理的と言えますノーネ?
ペガサス会長と海馬瀬人の選んだデュエリストなしてーは、少々勉強不足ナノーネ」
「それは早とちりってヤツっすね先生。
言った筈ッスよ? 絆の召喚法だって」
適召はニッコリ笑って両腕を腰に添えた。
「ブレインコントローラーの効果発動!
ブレインコントローラーが召喚・特殊召喚に成功した場合、プレイヤーはデッキから『洗脳ーブレインコントロール』を手札に加えることが出来るッス!!」
「……………………ハ??」
「俺はライフを800払って、相手の場の通常召喚可能な表側表示モンスターを対象にして『洗脳ーブレインコントロール』を発動するッス!
俺が対象に取るのは、当然先生の『古代の機械巨人』!」
「ハアアアアアアアアーーー!?!?!?!?」
盗業適召 LP3200
ブレインコントローラー ATK100
古代の機械巨人 ATK3000
「古代の機械巨人よ、これでお前とも絆が出来た!!」
「イヤそれは絆じゃなくて洗noーー」
「更に、ブレインコントローラーの効果発動! 自分がライフを支払った場合、場のモンスターを対象にして1〜8の内の好きなレベルに変えることが出来るっす!
俺はブレインコントローラーのレベルを1から3へ変更」
ブレインコントローラー ★3
「さあさあ皆さんご注目!! 俺の場に要チェック!
俺の場にいるのはレベル3となったブレインコントローラー。
そして、さっき絆を結んだ古代の機械巨人レベル8!」
「だから絆じゃないノーネ!!」
「シンクロ召喚とは、チューナーモンスターのレベルと、チューナーじゃないモンスターのレベルを足し算して出たレベルの合計と同じレベルのシンクロモンスターを融合デッキ改め、EXデッキから喚び出す召喚法!!
今その力をお目見えするッスよ!
レベル8古代の機械巨人に、レベル3ブレインコントローラーをチューニング!」
☆8古代の機械巨人+★3ブレインコントローラー=☆11
「吹き荒ぶ絆の嵐、翡翠の稲妻を纏ってここに爆☆誕!!
シンクロ召喚、レベル11 『サイコ・エンド・パニッシャー』!!!!」
サイコ・エンド・パニッシャー ATK3500
”うおおおおおーー!!!! すっげえー!!“
”攻撃力3500だと!?“
”攻撃力100の雑魚モンスターから、攻撃力3500だって!?“
“すげえぞシンクロ召喚!?”
“いいなぁ……アレ、欲しいなぁ”
「マンマ・ミーア!? 我がアンティーク・ギア・ゴーレムがあああ!?」
「ペガサス会長からは存分にシンクロ召喚をアピールして来るようにって言われてるっすけど……やっぱカードゲームで新機能のお披露目と言ったらインパクトっしょ!
と言うわけで……強いとは速い! 速いとは速攻! 一撃必殺でエンドゲームっす!!
バトルフェイズ突入。この瞬間、サイコ・エンド・パニッシャーの効果発動! このモンスターは、プレイヤー同士のライフポイントに差があればその数値分だけ攻撃力をアップする!」
盗業適召 LP3200
クロノス LP4000
「俺と先生のライフ差は800! これは古代の機械巨人と絆を結ぶ時に発生したもの。よってこれも、絆の力と言えるッス!!」
「言えねえノーヨオオオーー!!!!」
サイコ・エンド・パニッシャー ATK4300
“攻撃力4300!?”
“
“マジかよ、シンクロ召喚!!”
「サイコ・エンド・パニッシャーでダイレクトアターック!!」
「残念ながーら、そう何もかも上手く行くわけではないのーがデュエルナノーネ!
トラップ発動『重力解除』!!
このカードの効果は、フィールドに存在する全ての表側表示モンスターの攻守を入れ替えるーノ!!」
クロノスの発動したカードにより、重力場が発生する。
足場が不安定になり体制を崩したモンスターは攻守が変更されて行き、予想外の窮地に追い込まれーー
サイコ・エンド・パニッシャー ATK4300
「さあ、守備表示になって大人しくするーのデスネ。サイコ・エンド・パニッシャー!」
サイコ・エンド・パニッシャー ATK4300
クロノスに突撃するサイコ・エンド・パニッシャーは、まるで意に介さず攻撃表示のまま特攻し続ける。
「そんなバカーな!?!? どうしてサイコ・エンド・パニッシャーの攻守が変更されないーの!?!?」
「絆の力、シンクロ召喚で喚び出された『サイコ・エンド・パニッシャー』は、プレイヤーが窮地の時。つまりライフが相手より少ない場合、相手の発動した効果を受けない無敵の仲間となる!!」
「…………こ、これが……シンクロ召喚……ナノーネ………………」
「絆の力で勝利を掴む!!
サイコ・エンドが全身から力を解放し、全てを破壊する極光の一撃を放射。クロノスの身体を隅々まで丁寧に焼いた。
「NOオオオオオオオオオオオオオオーーーー!!!!」
クロノス・デ・メディチ LP0
「よっしゃあ!! 俺たちの勝利だ!」
「ぐぅ……シンクロモンスター。今までの常識を変えるモンスター…………しかぁし、アレが『絆』だって所だけはぜってー認めーノーネ。
…………ガクッ」
突如、この世界に新たな召喚法の存在を刻みつけたデュエリスト。
この男がデュエルアカデミアに入学し、【コントロール奪取チューナー】で『サイコパス・キズナ・カイザー』と呼ばれるようになるのは、もう少し後の話である……。
いやぁ〜いつやっても新作という名目で好き勝手書き散らかせるのは最高ですねーwww