曽米さんの『世界史』愛が強すぎる!   作:公私混同侍

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夏祭り狂騒曲 前編

 

八月。

夏休みも中盤に差しかかったある日、僕は曽米さんに誘われて夏祭りに来ていた。

 

待ち合わせ場所は、祭り会場になっている神社の石階段前。

夕暮れの空にはまだわずかに青さが残っていて、境内からは屋台の賑やかな声と祭囃子が流れてくる。提灯の明かりが少しずつ映え始めていて、夏らしい空気が辺りを包んでいた。

僕は黒を基調にした浴衣を着て、その階段の下で立っていた。

慣れない格好だから少し落ち着かない。

帯がちゃんと締まっているか気になって、何度も無意識に触ってしまう。

そんなふうにそわそわしていたときだった。

 

「お待たせ、リチャード君」

 

背後から聞き慣れた声がする。

振り返った僕は――思わず言葉を失った。

曽米さんだった。

けれど、その浴衣があまりにも予想の斜め上すぎた。

 

星条旗。

 

本当に、それ以外に言いようがない。

赤と白のストライプに、青地に白い星。

まるでアメリカ国旗をそのまま浴衣に仕立てたみたいな、あまりにも斬新すぎるデザインだった。

 

どうしてそんなものが存在するんだ。

いや、仮に存在しても、なぜ選んだ。

 

僕の思考が追いつかない中、その隣には日向さんが立っていた。

銀杏柄の落ち着いた浴衣姿。

こっちは普通に綺麗だ。

というか、隣にいることで曽米さんの異質さが余計際立っている。

日向さんは少し困ったように笑って肩をすくめた。

 

「ごめんね、獅子御君。妃美華が浴衣の着方がわからないって言い出すから遅れちゃったの」

 

なるほど。

それで二人一緒だったのか。

僕は慌てて表情を整えながら答える。

 

「ぼ、僕も今来たところだよ」

 

そして、どうしても視線が曽米さんの浴衣に吸い寄せられる。

何か言わなきゃいけない。

でも、どう言えばいいんだ。

頭の中で必死に言葉を探して、なんとかひねり出す。

 

「それより曽米さんの浴衣……なんていうか、その……洗練された……デザインセンスが光ってて……」

 

自分で言っていて苦しい。

どう考えても無理がある。

案の定、その様子を見ていた日向さんがすかさず突っ込んだ。

 

「無理に褒めなくてもいいのに」

 

あっさり見抜かれていた。

 

「私は反対したのよ。こんな浴衣着るの妃美華しかいないでしょって」

 

その言葉に、曽米さんはまったく気にした様子もなく胸を張る。

 

「でもリチャード君はすぐ理解してくれたじゃん」

 

いや、理解はしてない。

困惑していただけだ。

そう心の中で訂正する間もなく、曽米さんは僕の方をじっと見て、ふっと笑った。

 

「それにリチャード君の浴衣、ブラックプリンスみたいでカッコいいね」

 

ブラックプリンス。

……黒太子エドワードのことだろうか。

褒められてる、のか?

 

歴史好きな曽米さんなりの最大級の賛辞なのかもしれない。

でも、死神みたいな異名で知られる人物を引き合いに出されて、素直に喜んでいいのか判断に困る。

僕は曖昧に笑うことしかできない。

 

本当を言えば、この夏祭りにはもっと大勢で来たかった。

伊藤と、那智君と、大堤君。

いつもの面子が揃っていたら、もっと賑やかだっただろうと思う。

 

もちろん、最初から何も誘わなかったわけじゃない。

伊藤には、数日前にSNSでメッセージを送った。

返ってきたのは、いかにも伊藤らしい、律儀な文面だった。

 

『すまない、予定が埋まっていて行きたくても行けない。でも誘ってくれて嬉しかった』

 

短いけど、ちゃんと気持ちが伝わる返事だった。

伊藤は普段から忙しい。

習い事に加えて、ご両親の仕事の手伝いまでしているらしい。彼女が時間を空けるのがどれだけ大変かは、なんとなく分かる。

だから残念ではあったけど、仕方ないとも思えた。

 

大堤君は、もっと分かりやすかった。

人混みと、こういう華やかな場所がどうにも苦手だと言うことは事前に聞いていた。

ものすごく丁寧な断り方をされたけど、要するに「是非もない」ということだった。

 

そして、那智君。

彼については、日向さんが事情を説明してくれた。

 

「今年から副キャプテンになったじゃない?だから大会も近いし、練習も忙しいみたい。『オレの分まで楽しんできてくれ』って断られたわ」

 

副キャプテン。

その言葉を聞いた瞬間、不意にあの出来事が頭をよぎった。

 

――人体模型事件。

 

理科室に集まるやじ馬たち。

蒼白になった那智君の顔。

そして。

 

「長い、長〜いこのナイフ(カッター)で自らの眼球と耳を切り取り――」

 

曽米さんの、あの妙に荘厳な宣告。

思い出しただけで背筋がぞくっとする。

あのときの那智君の内心は、きっと穏やかじゃなかったはずだ。

副キャプテンになったばかりで、責任感もこれまで以上に強かっただろう。

そんな中で人体模型を壊してしまった。

後悔と焦りと、「しっかりしなきゃいけない」という重圧。

その心の隙間に、曽米さんが絶妙なタイミングで入り込んだ。

しかも言葉巧みに。

 

結果として、あわや自分の目玉と耳を切り取ろうとするという、とんでもない方向へ突き進みかけたわけで――

……冷静に考えると、本当に恐ろしい。

 

僕はちらりと隣を歩く曽米さんを見る。

星条旗浴衣を堂々と着こなしながら、屋台の匂いに目を輝かせている。

そんな無邪気な横顔から、あのときの怪しげな“神託”を繰り出した人物だなんて、とても想像できない。

 

僕たちは並んで神社の石階段を上っていった。

提灯の明かりが段々と近づいてくる。上の方からは祭囃子と人々のざわめきが降ってきて、夏祭り独特の高揚感がじわじわと胸に広がっていく。

その最中だった。

曽米さんが、ふいに僕の方を振り向く。

 

「リチャード君、今日って何の日か知ってる?」

 

来た。

その問いかけを聞いた瞬間、僕の頭はほとんど反射的に日付を確認していた。

八月十日。

 

(これは簡単だ)

 

ここまで曽米さんと付き合ってきた僕には、もはや条件反射みたいなものだった。

答えが喉まで出かかる。

 

――そのとき。

 

「ちょっと待って」

 

日向さんが呆れたように口を挟んだ。

 

「私、勉強しに来たんじゃなくてお祭りに来たんだけど?」

 

もっともだった。

正論中の正論だ。

ここは夏祭りの石階段であって、世界史の補習教室じゃない。

僕だってそう思う。

 

そう思うのに――

 

曽米さんの期待に満ちた視線が、まっすぐ僕を捉えていた。

あの独特の圧。

抗えない。

僕は半ば観念しながら、小さく答える。

 

「……八月十日事件」

 

その瞬間、曽米さんの顔がぱっと明るくなった。

 

「いやぁ、リチャード君がいるとワクワクしちゃうね!」

 

と言わんばかりの満面の笑み。

しかもそれだけでは終わらない。

待ってましたとばかりに、そのまま解説まで始める。

 

「あれはフランス革命期のパリで起こった事件なんだけどさぁ、テュイルリー宮殿を怒れる民たちが襲撃して――」

 

すらすらと歴史的背景が語られていく。

もう完全に授業だ。

石階段を上りながら聞く内容じゃない。

僕が曖昧に相槌を打っていると、横から冷ややかな視線を感じた。

 

日向さんだ。

じっと僕たちを見ている。

その目は、かなり刺さる。

 

「……私、いる意味ある?」

 

ぽつりと落とされたその一言には、静かな圧があった。

僕は思わず言葉に詰まる。

確かにそうだ。

この状況、どう見ても僕と曽米さんだけで完結している。

日向さんを巻き込んでいるのに、完全に置いてけぼりだ。

気まずさに襲われながら、僕はどうにか空気を戻そうと必死に考え始めていた。

 

曽米さんは、日向さんの冷ややかな視線をものともせず、むしろ「待ってました」と言わんばかりに胸を張った。

 

「しょうがないなぁ。それじゃあ柚乃が興味を引くような話をしてあげるか」

 

その言い方に、日向さんは「別に頼んでないんだけど」と顔全体で訴えていた。

眉がぴくっと動いている。

でも、曽米さんはそんな反応をまったく意に介さない。

そのまま、得意げに話し始めた。

 

「もうすぐお盆だよね?お盆ってサンスクリット語からきてるんだよ」

 

「……さんすくりっと?」

 

日向さんが首を傾げる。

 

「そんなこと学校で習った?」

 

その言葉を聞いて、僕の記憶が少しずつ掘り起こされる。

たしか、一年のときにやった。

世界史の授業で、古代インドのあたりを学んだときに出てきたはずだ。

 

「サンスクリット語は古代インドで使われていた言語だよ」

 

自信はそこまでなかったけど、とりあえず知っている範囲で答える。

 

「僕もあんまり東南アジア史は詳しくないんだけど」

 

そう付け足した瞬間だった。

曽米さんが、すかさず僕の方をびしっと指差す。

 

「リチャード君、まだまだ甘ーい!」

 

少しだけ悔しい。

なんとなくフォローしたつもりだったのに、完全に踏み台にされた。

曽米さんはそのまま熱を帯びた口調で続ける。

 

「サンスクリット語で『ウラバンナ』。中国の漢字を当てて『盂蘭盆会(うらぼんえ)』と読む。ここまできたら日向でもわかるでしょ!」

 

まるで授業を締めくくる先生みたいな言い方だった。

日向さんはじとっとした目を向けながらも、少し考えてから口を開く。

 

「馬鹿にしないで。『うらぼんえ』を略してお盆ってことね」

 

そして、少しだけ感心したように続けた。

 

「ちょっと賢くなった気分。でもこれでもう終わりにしましょ」

 

その言い方に、僕は思わず小さく笑いそうになる。

なんだかんだでちゃんと理解してるし、少し楽しんでいるようにも見える。

 

……そして。

 

僕はこっそり、その手元を見てしまった。

日向さんがスマホを取り出して、何かを打ち込んでいる。

画面を覗き込むつもりはなかったけど、どう見てもメモだ。

「盂蘭盆会」とか「うらぼんえ」とか、さっき聞いたばかりの単語を記録しているように見えた。

 

(あ……)

 

なんとなく、察してしまう。

たぶん。

那智君に話すつもりなんだろう。

「知ってる?」って、さりげなく。

そうやって会話のきっかけを作るつもりなのかもしれない。

もちろん、本当のところは分からない。

でも、そんなふうに見えてしまった。

祭りの賑やかな音の中で、僕は少しだけ安堵した気持ちになりながら、何食わぬ顔で前を向いた。

 

階段を上り切った瞬間、視界がぱっと開けた。

石段の先には、提灯の灯りに照らされた露店がずらりと並んでいて、焼きそばのソースが焦げる匂いや甘い綿あめの香りが入り混じって漂ってくる。どこからか響く太鼓の音に、子どもたちのはしゃぐ声、店主たちの威勢のいい呼び込み。さっきまで神社の境内に漂っていた静かな空気が嘘みたいに、そこだけ熱を帯びた別世界になっていた。

思わず足を止めて見回してしまう。

 

どこから回ろうか。射的もあるし、たこ焼きも気になる。型抜きなんて久しぶりに見たな。あれって意外と難しいんだよなぁ。

そんなことを考えているうちに、ふと目に飛び込んできたのは、水槽の中を赤や白の小さな影が泳ぎ回る金魚すくいの屋台だった。

 

そういえば、小さい頃に妹と一緒に近所のお祭りで何度かやったっけ。あの頃はかなり得意だった気がする。

僕はちょっと胸を張って二人を振り返った。

 

「僕、金魚すくい得意なんだ。曽米さんと日向さんの分、取ってくるよ」

 

すると日向さんが、どこか面白がるような笑みを浮かべながら曽米さんに顔を向けた。

 

「獅子御君、細かい作業をなんでもこなせるぐらい器用だから、たくさん取ってくれるかもね」

 

その言葉に少し照れくさくなる。そんなに器用ってほどでもないと思うけど、ゲームセンターのクレーンゲームとかもコツを掴むのは得意な方だ。金魚すくいだって、ポイの角度と水の流れを見極めればたぶん――。

 

そこまで考えたところで、曽米さんの様子がおかしいことに気づいた。

さっきまで露店を興味深そうに眺めていたはずなのに、金魚すくいの水槽を見つめる目が妙に険しい。まるで何か恐ろしいものでも目にしたみたいに、身体を強張らせている。

 

「金魚すくい?それは良くない。水場は危険だ」

 

ずいぶん真剣な口調だった。

僕はきょとんとして首を傾げる。

 

「もしかして魚が苦手?それなら輪投げとかどう?僕あんまり運動神経良くないけど、あれぐらいならなんとかなりそうだし……」

 

頭の中では、輪の軌道を計算する自分をちょっと想像していた。ゲームみたいに法則を掴めば攻略できるかもしれない。

でも曽米さんは僕の提案なんて耳に入っていないみたいだった。

彼女はなおも金魚すくいの水槽をじっと見つめ、警戒心を露わにする。

 

「水は……ペストに罹る原因にもなるやもしれん。迂闊に触れれば命を奪われるぞ」

 

あまりにも物騒な言い方に、僕は思わず金魚たちを見る。

赤い和金がのんびり尾を揺らしているだけで、とてもそんな危険な存在には見えない。けれど曽米さんがここまで深刻そうに言うと、なんだか僕まで少し不安になってくる。

いやいや、さすがにお祭りの金魚すくいでペストはないでしょ。

そう心の中でツッコミを入れた、その時だった。

 

「腕の見せ所よ。ちゃちゃっと全部取っちゃいなさい」

 

楽しそうな声とともに、日向さんが半ば強引に僕の手へポイを押しつけてきた。

薄い紙がぴんと張ったポイを見つめながら、僕は思わず曽米さんと日向さんを交互に見る。

片や本気で水を警戒する歴史マニア。片や完全に面白がっているクラスメート。

 

……どうしてこうなるんだろう。

でも、ここで尻込みしたら格好がつかない。

僕は覚悟を決めて水槽の縁にしゃがみ込んだ。

さて。久しぶりだけど、ちゃんと腕は鈍ってないといいんだけど。

僕は水槽の縁に身を乗り出し、じっと水面を見つめた。

金魚たちは一見すると気まぐれに泳ぎ回っているように見える。でも、よく観察すると動きにはちゃんと癖がある。群れから少し離れて泳ぐやつ、水流に逆らわず流されるやつ、落ち着きなく方向転換を繰り返すやつ。

それに、水槽の端にはわずかな流れの偏りがあった。おそらく循環ポンプの影響だろう。

 

僕はポイを水面に対して斜めに入れ、余計な波を立てないよう静かに差し込む。

まず一匹。

金魚が逃げる方向を先読みして、すっと掬い上げる。

紙はまだ十分に耐えられる。

続けて二匹目、三匹目。

周囲から「おおっ」という小さなどよめきが聞こえたけれど、僕は気にしなかった。こういうのは集中が命だ。ゲームの高難度ステージを攻略するときみたいに、余計な情報を遮断して目の前の動きだけを追う。

四匹目。

五匹目。

そして六匹目を掬い上げたところで、ついにお店のおじさんが情けない声を上げた。

 

「お客さん、もうやめておくれ〜。これ以上もっていかれちまうと商売あがったりだ」

 

顔は笑っていたけれど、その目はちょっぴり本気で悔しそうだった。

僕は慌ててポイを引っ込める。

 

「す、すみません」

 

さすがに少しやりすぎたかもしれない。

すると後ろから、ぱちぱちと軽快な拍手が聞こえた。

振り返ると、日向さんが感心したように目を丸くしている。

 

「やるじゃない、一回も失敗しないで私たちの分まで取ってくれるなんて。那智君にも見習ってほしいわ」

 

そんなふうに褒められると、なんだかむず痒い。

 

「いや、たまたまだよ。コツが分かっただけで」

 

照れ隠しみたいにそう言いながら、僕は金魚の入った袋を曽米さんへ差し出した。

せっかくなら、ここで「かわいい」とか言ってくれたら少し嬉しいかもしれない。

そんな期待を胸のどこかで抱いていた。

けれど曽米さんは袋を受け取るや否や、じっと中を覗き込み、真剣な顔で頷いた。

 

「よし。今日からお前たちはドレイクとホーキンスだ。仲良くしろよ」

 

「えっ」

 

思わず間の抜けた声が漏れる。

まさかの命名だった。

しかも、どう考えても歴史上の人物だ。

フランシス・ドレイクとジョン・ホーキンス。たしかイギリスの私掠船船長だったはず。なんで金魚にそんな海の男みたいな名前を……。

曽米さんは満足そうに袋を掲げ、まるで偉大な艦隊を任された提督みたいな顔をしている。

僕も負けじと、自分の袋の中を泳ぐ金魚を見つめた。

名前か……。

赤いから「直政」とか?

いや、それだと安直すぎる。

かといって歴史に寄せるなら何がいいだろう。ネルソン? いや金魚っぽくない。ハンニバル? なんか強そうすぎる。

そんなふうに真剣に考え込んでいた、その時だった。

 

「あのリンゴ飴、美味しそう――あっ、獅子御君、金魚ありがとね」

 

日向さんが軽やかな声を残し、ひらりと手を振る。

次の瞬間にはもう人混みの中へ吸い込まれるように消えていた。

 

「あっ、ちょっと――」

 

呼び止める間もない。

僕は呆然とその背中が消えた方角を見つめる。

自由すぎる。

というか、僕たちを置いていくんだ。

隣では曽米さんが金魚袋を揺らしながら、

 

「ドレイク、ホーキンス。あやつはリンゴ飴という重力に引かれて行ってしまったわ。ニュートンが見たらなんと嘆くことやら」

 

なんて真顔で分析している。

僕は小さくため息をついた。

……この二人とお祭りを回るのって、もしかして想像以上に大変なのかもしれない。




①エドワード黒太子
イングランドの王太子。
軍人として「百年戦争」に参加し、「ポワティエの戦い」でフランス国王を捕虜にするなど多大な戦果をあげる。スペイン遠征で赤痢(又はペスト)に罹り、志半ばで病死した。
黒太子の呼び名は後世に作られたものであり、全身に黒い鎧を身に纏っていたことに由来する。

②八月十日事件
革命期のフランスで武装蜂起した民衆が、ルイ16世とマリー・アントワネットがいるテュイルリー宮殿を襲撃した事件。
捕まった国王夫妻はタンプル塔に幽閉され王権は議会によって停止された。

③サンスクリット語(梵語)
古代インドから現在も使われている言語。
仏教を通して日本に伝わっており、日常生活でも用いられている言葉は少なくない。
「お盆」以外には「旦那」「阿修羅」「摩訶不思議」など。

④ペスト(黒死病)
ネズミなどの小動物やノミから感染する中世ヨーロッパを恐怖に陥れた感染症。皮膚が内出血し黒く変色することから「黒死病」とも呼ばれた。
医療技術が確立されていなかった中世では、水が感染原因と思い込み、水浴びや飲用することも忌避され、ヨーロッパの衛生観念を大きく変える転換点となった。

⑤ドレイクとホーキンス
イングランドの海賊。
「エリザベス1世」の時代にスペイン船を襲撃し、「アルマダの海戦」の勝利に貢献した。

⑥ニュートン
イングランドの物理学者。
地上の落下と天体の運動は同じ原理で説明できる「万有引力の法則」を発見。リンゴの実が常に地球の中心目掛けて落下することを観察したエピソードで知られる。
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