曽米さんの『世界史』愛が強すぎる!   作:公私混同侍

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動物たちと見る世界史 後編

 

僕が終話ボタンを押そうとした、その瞬間だった。

受話口の向こうから、サアアッ、と不思議な音が聞こえてきた。

最初は何の音か分からなかった。

ノイズかなと思った。

でも違う。

一定のリズムで、絶え間なく流れ続けるその音。

僕は数秒遅れて気づく。

 

――水の流れる音だ。

 

その瞬間、嫌な方向に想像力が働いてしまった。

シャワー。

頭の中でその単語が浮かんだ途端、心臓がどくんと跳ねる。

いやいやいや。

まさか。

そんなわけない。

でもタイミング的に曽米さんは確かに、

 

「お風呂に入ってくる!」

 

と言っていた。

 

つまり今これは――。

 

僕はベッドの上で硬直した。

どうすればいいんだ。

切るべきか。

いや、すぐ切ったら逆に意識してるみたいじゃないか。

かといってこのまま聞き続けるのもどうなんだ。

変に思われるかもしれない。

というか、もし今この状況を誰かに見られたらどうしよう。

僕は意味もなく部屋のドアを見た。

もちろん閉まっている。

それでも落ち着かなくて、ベッドから降りて廊下側に耳を澄ませる。

誰か聞き耳を立てていないか。

母さんが突然入ってきたりしないか。

妹が変なタイミングでドアを開けたりしないか。

そんなことばかりが気になって仕方ない。

誰もいない。

静かだ。

その静けさが余計に緊張を煽る。

僕は意を決してスマホを耳に当て直した。

そして、なるべく平静を装って声をかける。

 

「曽米さん、聞こえる?」

 

数秒の間。

返事がない。

やっぱり置きっぱなしなんだ。

そう思った矢先。

 

「聞こえてるよ」

 

あまりにも自然な返答だった。

僕は危うくスマホを取り落としそうになった。

聞こえてる。

つまり、僕の予感は当たってしまったらしい。

本当に通話したままなんだ。

しかも意図的に。

心臓がまた跳ねる。

 

「も、もしかして風呂場にスマホ置いてるの?」

 

声が裏返りそうになるのを必死で抑えながら訊ねる。

すると曽米さんは、なんでもないことのように答えた。

 

「そうだけど?」

 

あっさりしすぎていて、逆に頭が追いつかない。

僕は一気に顔が熱くなるのを感じた。

なんでだろう。

別に何か見えているわけじゃない。

聞こえてくるのはシャワーの音だけだ。

それなのに、変に意識してしまう。

耳元で響く水音が妙に生々しく感じられて、どうしようもなく落ち着かない。

その時だった。

受話口の向こうで、曽米さんが少し笑った気配がした。

そして、からかうように言う。

 

「リチャード君、変なこと考えてるでしょ?」

 

ぶわっと全身が熱くなった。

図星を刺されたような気がして、僕は本気でスマホを落としかけた。

慌てて持ち直す。

 

「そ、そ、そんなわけ――」

 

完全に動揺していた。

我ながら分かりやすすぎる。

すると曽米さんは、くすくすと笑う。

 

「そんなに慌てなくてもいいのに」

 

その声音が妙に楽しそうで、僕はますます居たたまれなくなった。

完全に遊ばれている。

でも、切れない。

ここで電話を切ったら負けた気がする。

何に負けたのかは分からないけれど、とにかくそんな気がした。

僕はぎこちなくベッドに座り直した。

受話口からは、相変わらずシャワーの流れる音が聞こえてくる。

サアア、と。

一定のリズムで。

時々、微かに水しぶきが跳ねる音。

そのたびに変な想像が頭をよぎりそうになって、僕は必死に別のことを考えようとする。

 

数学の宿題。

プロイセン王国。

パンダ外交。

アイスキュロス。

 

……駄目だ。

全然集中できない。

結局僕は、何を話すでもなく。

ただ曽米さんがシャワーを浴びる音を聞き続けていた。

顔を真っ赤にしながら。

 

どれくらいそうしていただろう。

数分間、僕はただひたすらシャワーの音を聞き続けていた。

何か話そうと思っても、喉の奥で言葉がつかえてしまう。

変なことを口走ったら終わりだ。

かといって黙ったままだと、こっちが意識しすぎているのが伝わってしまいそうで落ち着かない。

そんな妙な緊張状態の中、ふいに水音が止んだ。

しん、と静かになる。

その静寂に、逆に僕の鼓動がやけにはっきり聞こえた。

そして次の瞬間。

 

ぽちゃっ。

 

小さな水音。

それに続いて、

 

 

「ふぅー」

 

と、息を吐く声。

僕は思わず背筋を伸ばした。

 

……浴槽だ。

 

どうやら曽米さんはシャワーを終えて、お湯に浸かったらしい。

その光景を想像しかけて、僕は慌てて頭を振った。

駄目だ。

考えるな。

絶対駄目だ。

なのに耳は勝手に受話口へ意識を集中してしまう。

そんな僕の葛藤なんてお構いなしに、曽米さんがのんびりした声で言った。

 

「それじゃあ次の写真、送って」

 

「あ、う、うん」

 

助かった。

話題が戻ったことで、少しだけ冷静さを取り戻す。

僕は急いでスマホの写真アプリを開いた。

どれを送ろう。

なるべく無難なやつ。

余計な誤解を生まなさそうなもの。

そう考えながら選んだのは、猿山エリアで撮った一枚だった。

浅い水場で、子猿が親猿にじゃれつきながら水遊びしている写真。

微笑ましいし、特に変な意味もない。

完璧だ。

僕はそれを送信した。

数秒後。

曽米さんがくすりと笑う。

 

「私が浴槽に浸かってるから、こんな写真送ったんだ」

 

「ち、違うよ!」

 

僕は思わず声を張り上げた。

 

「たまたまだよ!本当に!」

 

あまりにも反射的だった。

送った直後は無難だと思っていたのに、言われてみれば確かにそういう連想もできてしまう。

しまった。

完全に選択ミスだ。

受話口の向こうで曽米さんが楽しそうに笑っているのが分かる。

絶対わざとだ。

からかってる。

僕が慌てるのを面白がってる。

すると彼女は、いつもの調子でさらりと言った。

 

「ギリシャ国王アレクサンドロス一世は、愛犬を猿から守ろうとして庇ったんだよ。その傷が元で死んじゃったんだって」

 

「えっ」

 

またしても急な歴史雑学。

しかも結構重い。

僕の高ぶっていた感情が、一瞬で変な方向へ持っていかれる。

そうなんだ……。

いや、どう反応すればいいんだこれ。

お風呂のドキドキとギリシャ王の死亡エピソードが頭の中でごちゃ混ぜになって、感情が完全に迷子になった。

なんだかもう、訳が分からなくなってくる。

半ばヤケクソだった。

僕は次の写真を選んで送信する。

 

今度は象舎で撮ったやつだ。

僕が係員さんからもらった餌を差し出した瞬間、象が長い鼻で器用に掴み取った場面。

我ながら結構よく撮れている。

これならさすがに変な方向にはいかないだろう。

そう思ったのに。

 

「象と言えばザマの戦いだよね」

 

即答だった。

しかもどこか嬉しそう。

受話口の向こうで、お湯がちゃぷ、と揺れる音がする。

ちょっぴり機嫌が良くなったのが、声色だけで分かった。

僕は思わず苦笑する。

やっぱりそうなるんだ。

 

ちなみにザマの戦いは、たしか古代ローマとカルタゴが戦った第二次ポエニ戦争の決戦だったはず。

ハンニバルの戦象がどうとか、前に曽米さんが熱弁していた記憶がある。

 

「象って見た目は可愛いけどさ、当時は恐ろしい兵器だったんだよ。でも人間がそうさせたんだけどね」

 

曽米さんはすっかりご機嫌で語り始める。

さっきまでのからかうような声音とは違う、純粋に好きな話をしている時の声。

その変化に、僕は少しだけ安心した。

結局僕はまたベッドに寝転がりながら、耳元で響くお湯の揺れる音と曽米さんの歴史解説を静かに聞いていた。

こんな状況、普通なら絶対におかしい。

なのに不思議と心地よかった。

 

でも、このままじゃ駄目だ。

僕はスマホを握りしめながら、ぶんぶんと頭を振った。

受話口の向こうから聞こえる、時折ちゃぷんと揺れるお湯の音。

それを意識すればするほど変な方向に想像が膨らんでしまう。

なんとか雑念を振り払わないと。

そのためには、別のことに集中するしかない。

僕は必死に写真フォルダをスクロールした。

何かないか。

何か曽米さんの歴史スイッチを押しそうなやつ。

そうすれば話題がそっちに逸れて、僕も余計なことを考えずに済む。

 

パンダ。

猿。

象。

フラミンゴ。

カピバラ。

レッサーパンダ。

 

指を滑らせながら、次に送るべき一枚を探す。

すると、受話口の向こうで曽米さんがぽつりと呟いた。

 

「狼ってもう日本にいないんだよね?」

 

「え?」

 

唐突な話題転換だった。

 

――狼。

 

その単語を聞いた瞬間、なぜか僕の頭には「犬」が浮かんだ。

狼の親戚みたいなものだし、たしか今日のふれあいコーナーで犬っぽい動物も撮った気がする。

僕は反射的にアルバムをスクロールする。

柴犬みたいなやつ、いなかったっけ。

そんなことを考えていると、曽米さんが続けた。

 

「狼って聞くとカール・デーニッツの顔が浮かんじゃう」

 

僕の指がぴたりと止まった。

また知らない名前だ。

しかもどうして狼から人名が出てくるんだろう。

僕は素直に訊ねた。

 

「カール・デーニッツ?その人は狼の異名で呼ばれてたの?」

すると曽米さんが、少し呆れたように笑う。

 

「そんなわけないじゃん」

 

さらっと一蹴された。

地味に傷つく。

 

「デーニッツは群狼戦術を編み出した軍人で、ナチス・ドイツの最後の大統領なんだよ」

 

「へえ……」

 

またしても世界史講座が始まった。

でも今度は割と納得できた。

群狼戦術。

たしか潜水艦が集団で敵艦を襲う戦法だった気がする。

狼つながりか。

僕はそれ以上深く考えるのをやめた。

もう追いつけない。

下手に反応するとまたクイズが飛んできそうだ。

だったら写真探しに専念した方がいい。

そう思ってスクロールを続ける。

そして見つけた。

砂漠エリアで撮った、小さな耳の大きい動物。

 

フェネックだ。

 

丸い瞳にふわふわの毛並み。

かなり可愛く撮れている。

これなら曽米さんも普通に「可愛い」で終わるはず。

僕はそう信じて送信した。

数秒後。

受話口の向こうで、弾んだ声が響く。

 

「エルヴィンじゃん!」

 

「……え?」

 

僕は目を瞬かせた。

エルヴィン?

誰?

いや、フェネックだよねこれ。

 

「いやこれはフェネックっていうんだよ」

 

僕が訂正すると、曽米さんは心底意外そうな声を上げた。

 

「えっ?キツネじゃないの?なーんだ」

 

なんだその反応。

いやたしかにキツネの仲間だけど。

それにしても、ずいぶん残念そうだ。

僕は首を傾げる。

 

「エルヴィンって何?キツネの新種?」

 

すると曽米さんが、ちょっと信じられないものを見るみたいな声で言った。

 

「知らないの?エルヴィン・ロンメル」

 

知らない。

聞いたことはある気もするけど、顔も経歴もさっぱりだ。

 

「砂漠の狐って呼ばれてたんだよ」

 

「ああ……」

 

なるほど。

だからキツネで反応したのか。

またしても歴史人物。

僕はもう笑うしかなかった。

どうしてこの人は、どんな動物を見ても最終的に軍人や王様へ繋げられるんだろう。

その発想回路が謎すぎる。

 

受話口の向こうでは、曽米さんが楽しそうにロンメルの戦術や北アフリカ戦線について語り始めていた。

ちゃぷん、とお湯の揺れる音。

その合間に挟まる熱のこもった解説。

状況があまりにも異質すぎる。

僕はベッドに仰向けになりながら、じわじわと顔が熱くなるのを感じていた。

別に部屋は暑くない。

エアコンもちゃんと効いている。

それなのに、何だかのぼせそうだった。

お風呂に入っているのは曽米さんのはずなのに。

 

曽米さんのロンメル講義を聞きながら、僕はベッドに寝転がっていた。

耳元ではお湯の揺れる音がちゃぷ、ちゃぷと響き、その合間に曽米さんの熱のこもった声が続いている。

 

「北アフリカ戦線において重要なのは補給線でね――」

 

正直、内容はほとんど頭に入っていなかった。

聞いているようで聞いていない。

意識の半分以上は、曽米さんが今まさに湯船に浸かりながら話しているという事実に持っていかれている。

そんな妙な緊張の中、不意に頬にひやりとした風が触れた。

僕はぴくっと肩を震わせる。

 

……ん?

 

エアコンとは違う。

もっと生っぽい、廊下から流れ込んでくる空気だ。

嫌な予感がして、ゆっくり扉の方を見る。

少しだけ開いていた。

ぞくり、と背筋に寒気が走る。

まさか。

そう思いながら恐る恐る部屋を見回した瞬間――。

僕の呼吸が止まった。

 

妹がいた。

 

僕の勉強机の椅子に、いつの間にかちょこんと座っている。

しかも、じっとこっちを見ていた。

 

「……っ!?」

 

心臓が口から飛び出そうになる。

どうして。

いつから。

全然気づかなかった。

 

「い、いつからいたんだ?」

 

声が完全に裏返った。

妹はけろっとした顔で答える。

 

「話し声が外まで漏れてたから……」

 

そこで一度言葉を区切り、じっと僕を見つめた。

そして、にやっとする。

 

「電話の相手って、お兄ちゃんの彼女?」

 

「ち、違――」

 

否定しようとした、その瞬間だった。

最悪のタイミングで。

受話口の向こうから、曽米さんのやけに元気な声が部屋中へ響き渡る。

 

「今、お風呂に入ってまーす!」

 

…………。

 

世界が止まった。

僕も。

妹も。

空気さえ凍りついた気がした。

数秒の沈黙。

そして次の瞬間。

妹の目が見開かれる。

 

「お兄ちゃんに彼女がいるー!」

 

絶叫。

鼓膜がびりっと震える。

まずい。

まずすぎる。

これが両親に聞こえたら終わる。

根掘り葉掘り問い詰められて、家族会議が開かれて、夏休み最後に人生最大級の公開処刑が始まる。

そんな未来が脳裏を駆け巡った。

僕は反射的に飛び起きる。

 

「待てぇっ!」

 

妹が部屋を飛び出そうとするのを、なんとか腕を掴んで引き戻した。

 

「いたたっ!なにすんの!」

 

「お願いだから静かに!本当に!」

 

半泣きで懇願する。

なんとかドアを閉めて背中で押さえ込む。

ふぅ、と一瞬安堵したその時。

僕はあることに気づいた。

 

……スマホは?

 

さっきまで耳に当てていたはずなのに。

慌ててベッドを見る。

ない。

床を見る。

ない。

嫌な汗が背中をつたう。

そして視線を上げた先。

妹が、僕のスマホを握っていた。

 

「…………」

 

終わった。

完全に終わった。

僕が青ざめる中、妹は無邪気そのものの顔でスマホを口元に持っていく。

そして、あろうことか訊ねた。

 

「あなたはお兄ちゃんの彼女さんですか?」

 

やめろおおおおおお。

 

心の中で絶叫する。

でも身体は硬直して動けない。

頭の中では最悪の未来図が高速で再生されていた。

曽米さんに変な誤解をされる。

学校で気まずくなる。

日向さんにも知られる。

僕はもう教室にいられない。

そんな絶望に打ちひしがれていた、その時。

受話口の向こうから返ってきたのは、予想の斜め上どころか宇宙の彼方へ飛んでいくような返答だった。

 

「ああ〜教皇の座をアヴィニョンに移して〜愛しの人になってクレメンス〜」

 

「……へ?」

 

妹がぽかんとする。

僕も固まる。

何を言ってるの。

本当に何を言ってるの。

完全に意味不明だった。

妹は首をかしげながら、純粋な疑問として言った。

 

()()()()()?お兄ちゃんの彼女、外国人?」

 

その瞬間。

僕の中で何かがぷつんと切れた。

もう駄目だ。

恥ずかしさと混乱と絶望が限界を突破する。

僕はその場に崩れ落ちた。

 

アビニョン?

教皇?

クレメンス?

 

たぶん歴史ネタなんだろう。

どうせまた十四世紀の教会分裂とかその辺だ。

でもそんなことはどうでもいい。

どうしてこの場面でそれをぶち込んでくる。

どうして普通に否定してくれない。

妹は完全に「外国人の彼女」という方向で納得しかけている。

最悪だ。

僕は床に手をついたまま、天を仰いだ。

そして思った。

……僕はきっとこのまま憤死する。

まるで、ボニファティウス八世のように。

 




①アレクサンドロス1世
ギリシャ王国の国王。
猿に襲われていた飼い犬を庇い破傷風で命を落とした。
在位中に起こっていた「ギリシャ・トルコ(希土)戦争」の結末に甚大な影響を与えたといわれる。

②ザマの戦い
「第二次ポエニ戦争」でハンニバル率いるカルタゴ軍をスキピオ率いるローマ軍が打ち破った戦い。
ハンニバルは象を戦場に送り込んだとされる。

③カール・デーニッツ
ナチス・ドイツの軍人、政治家。
イギリスに経済的打撃を与えるため、複数の潜水艦で敵輸送船を撃沈させる「群狼戦術」を考案。
敗戦を悟ったヒトラーが自殺した後、連合国が突きつけた無条件降伏を受諾した最後の大統領としても知られる。

④エルヴィン・ロンメル
ナチス・ドイツの軍人。
北アフリカ戦線で条件的に不利の中、イギリス軍相手に互角以上の戦いを繰り広げる。
電撃戦の天才でもありながら、捕虜に対する寛大な扱いで敵味方から尊敬と畏怖を集め、「砂漠の狐」と称された。
考えの違いからヒトラーと対立し、暗殺未遂の嫌疑をかけられ自ら命を絶った。

⑤アナーニ事件
フランス国王フィリップ4世がローマ教皇ボニファティウス8世を捕らえ幽閉した。ボニファティウス8世はあまりにも屈辱的な出来事に憤死してしまう。
教皇権の衰退を象徴する事件の1つ。

⑥アヴィニョン捕囚
フィリップ4世が教皇庁をフランスのアヴィニョンに移した出来事。ローマ教皇クレメンス5世はローマに戻ることができず、アヴィニョンに留め置かれることに。
ユダヤ人がバビロニアに連行された「バビロン捕囚」になぞらえて、「教皇のバビロン捕囚」とも呼ばれる。
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