「八囚人のワイ、配信します」   作:猫侍二十二世

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蛇のご登場

配信を始めて早1時間が経過した

その道中で、カタカタヘルメット団なる集団が喧嘩を吹っかけて来たのでもれなく全員返り討ちにした

丁寧に全員ヘルメットをぶち抜いてやりました(*^^)v

その時にヘルメット団が使っていたジープがあったので足としてありがたく奪い…失礼、借りた

そして現在そのジープで砂漠を爆走している

燃料も十分でありまだまだ走れるだろう

 

「しかし、こうも砂漠の景色じゃ飽きてくるぜ」

「撮れ高っていう撮れ高もさっき喧嘩売って来たカタカタヘルメット団との戦闘しかないし、しかもその戦闘だってあのヘルメット団が弱すぎて適当に殴ってたらすぐ終わっちゃったからマジで見どころがないな」

 

『カラス、砂漠飽きた』

『ヘルメット団ボロクソに言われてて草』

『そろそろ変わり映え欲しい』

 

「それな〜、はぁ…やっぱり蛇の噂も嘘かね〜?」

 

そんな事を話していると

 

「……あ?」

 

少し小高い丘辺りを登っている時に遠くに何かが歩いているのが見えたので登り切った所でジープを止めて、カメラの倍率を上げる

 

「あれ見えるか?」

 

『あれって…』

『オートマタやん』

 

アサルトライフルを装備したオートマタが2人歩いているのが見えた

 

「記憶が確かならアビドスに武装したオートマタいないはずなんだけど…どこの所属の奴らだろ」

「まぁ、別にどこの所属でもええか」

 

そして助手席に置いている鞄の中から銃を取り出し

 

バァン!バァン!

 

「は~い綺麗なツーショットツーキル」

 

望遠鏡を覗くと頭部に穴が空いている2体のオートマタが倒れているのが見えた

 

『ナイスショット』

『容赦ない狙撃がオートマタを襲う』

『てかこの銃なに?見たことないんだけど』

『これ使ってる人初めて見た』

 

「いいだろこれ」

 

俺が使っているのはシングル・アクション・アーミーと言うキヴォトスでは珍しいリボルバータイプの拳銃である

しかもキヴォトスで使われてるリボルバーよりもかなり古いタイプのもので、使いやすいように多少の改造をしているとはいえ、キヴォトスでこいつを戦闘で使っている物好きなんて俺ぐらいなもんだ

 

「多分俺だけだぜ、こいつ使ってる奴なんか俺以外見たことないからな」

 

そう言いながらSAAを鞄に戻して再び車を走らせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う~んマジでいねぇ……」

 

配信を開始してから既に4時間が経過している

リスナーも変わらない光景に飽き始めている

 

「はぁ……しかたないな、多分今日は無理だな」

「すまないが今日の配信はここまでに…」

 

配信を失敗枠として閉じようとしたその時だった

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

「…っ」

 

地面が揺れている

地震が起きた……いや違う

これはただの地震ではない

何故かそう感じた

SAAを取り出し、ハンマーを起こしていつでも撃てるように構える

 

『なんだなんだ?』

『地震か?』

『でもなんか変じゃね?』

 

コメント欄の勢いが凄まじいことになっている

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

「……なにか来る」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドォォォォォォォォォォォォン

 

「■■■■■■■■■■■■■!!!!」

 

「…なんだ…あいつ」

 

地面からデカイ白いロボットの蛇の様な化け物が現れた

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