稀に本編のサイドストーリをやります。
ショートストーリを複数話複数章に分けて書くつもりです。
まずは平和な2008年のお話です。
大雑把な登場人物説明(2008年時点)
トンカッチ:准将。一応今回のメインキャラ。前作主人公(???)
伊隅みちる:准将。トンカッチの嫁。前作で死にかけたが、なんやかんやで生きている。
ジェームズ:大佐。トンカッチの友人(?)のような男。
時は西暦2008年。1967年から続いたBETA大戦において一定の終息を見せた年である。地球上のハイヴの全てが一掃され、残るは月面などの宇宙空間のBETAだけとなった。戦場は宇宙に移り変わったため、宇宙空間での戦闘に対応するべく第4世代戦術機の開発が急がれていた。その傍ら、人々の生活は以前の平和さを取り戻しつつあった。
3/9 10:00 国連軍横浜基地
横浜基地では業者が多数出入りしていた。そのどれもが軍事産業と関係のないものばかりだった。食料というわけでもないのだ。どちらかと言えば、娯楽系のものを提供している企業だった。どの会社も、平和になりつつある世界でとある商売をしていた。それはビデオゲームだった。
最初期は戦術機訓練用のシミュレーターをダウングレードして民間人でも楽しめるように各企業が開発を始めた。最初の内は軍関係品ということもあり、開発は非常に難航していた。だが、各社が独自の方向性を見つけ出すことにより、娯楽用として幅広く世間で親しまれるものとなった。
日本で最近勢力を増しているのは、南天堂とSAGAとサニーの3社だ。他にも、バンジーニャムコ、海外だとSAIKOROやダイナミックハンマーなどの企業がある。今回横浜基地に来ていたのはエスカルゴ・エンターテインメントだった。エスカルゴ・エンターテインメントは戦術機のゲームを開発している。シミュレーターゲームからアクションシューティングに派生し、現在はリアル路線のものを制作している。
そんな企業の運ぶトラックを、階級が准将の男が眺めていた。この基地の戦術機部隊の総隊長を務めているトンカッチだった。トンカッチはリストアップされたものを眺めていた。
「まったく、何が必要でこんなものを購入する必要があったんだか?」
リストアップされたものは、例のゲーム用のモニターとゲーム機本体だった。それを基地内の空き部屋に導入するそうだ。まだ試作品だそうだが、現行のゲームの次世代型のものだ。没入感を高めたとか何とか言っていたが、トンカッチに言わせればナンセンスだった。
部屋に入ると、ナヒモフという太った開発担当の人間が待っていた。何度か会ったことがあり、最近でも戦術機について質問を受けていた。
「さて、准将。今回の我々のゲームはこれまでとは一線を画すものです。現役の衛士である准将にも楽しんでいただけるかと?」
「……さっさとテストをしようか。あいにく今日は機嫌があまり良くないんでな?」
ナヒモフはゲーム機の電源を入れた。コントローラーで操作するタイプで、必要なのはパソコンくらいの大きさのゲーム機本体とモニターだけだった。ゲームルールはいたってシンプルでポイント制だ。拠点の確保や敵軍機体の兵器を破壊するなど様々な方法でポイントを稼ぐのだ。それが一定値を超えると勝利となる。
機体には各部位にダメージ計算が行われ、例えば足にダメージを受ければ行動制限が発生する。両足にもなれば立つことすらままならない。武装も破損すれば使用不能になる。とにかく、リアルに忠実なのだ。せいぜい違うことがあるとするなら、視点が三人称視点になっていることだ。
使用できる機体はあらかじめセットリストに指定しておき、ゲーム中ではリストに指定した機体のみ使える。それぞれの機体にはレーティングがつけられており、自分のリスト内で最も高いレーティングにマッチングが合わせられる。
機体はツリー形式で解放されていき、ゲームを進めていくと開発ポイントが貯まる。これを利用して開放するのだ。国家ごとにツリーは分けられており、最初はどの国家も第1世代戦術機から始まる。テスト段階のため3機しか表示されていなかった。撃震とF-5とA-6だった。
「おいナヒモフ!これ全部第1世代じゃねえか!?」
「落ち着いてください准将!まだテスト段階です!これからちゃんと増やしますから!それに、今回は特別に別の機体を用意しておきましたから」
そう言ってナヒモフは暴れるトンカッチを何とかなだめた。設定画面を少しいじると、追加で1機使用可能になった。使えるようになったのは、ツリー最終盤で解放される村雨だった。今回のテストプレイでは特別に、トンカッチには使用感になじみのある機体を使えるようにしたのだ。それを見るや否やトンカッチは満足した。非常に単純な思考回路である。
一通りの操作方法を教えてもらい、ゲームを進めていった。ある程度操作方法に慣れてきたころに思ったのは、実機とは全く違うということだ。実機ではすべてが自分の行動通りに動くが、このゲームでは一定のプログラム通りにしか動かすことができない。それがゲームと実物との差だった。だが、没入感は非常に高かった。
そんなことを考えながら敵のNPC機体を次々と倒していく。ある程度の行動パターンを組み合わせて動いているので多少は人間が動かしているように見える。しかしNPCの機体が第1世代戦術機ということもあるが、現職衛士のトンカッチにとっては立ち止まっているようにしか見えなかった。
しばらくNPCを倒し続けていると、地表には戦車が出現した。これも操作できるそうだ。ほとんどが74式戦車などの少し前の世代の戦車だったが、なかなかに砲撃してくる箇所が上手い。いちいち嫌なところに砲撃を仕掛けてくる。対空車両も存在しており厄介極まりない。戦術機にとっては対空車両が一番の天敵になりうる。優先排除目標と言えるだろう。すぐに照準を付ける。
今回の装備は支援突撃砲と長刀2本、追加装甲を付けた構成だ。武装構成を自分でカスタマイズできるのは魅力ともいえるだろう。スナイプして次々と撃破していく。
「残すはこの戦車だけだな?」
最後に残った敵戦車に狙いを定める。ポイントはまだ少し残っていたが、全滅させても勝利になる。つまりチェックメイトだ。何も抵抗のできない戦車は必死に回避機動を取る。しかしそれは戦術機にとってみれば止まっているようなものだ。トリガーを引こうとする瞬間、どこからかの狙撃がトンカッチを襲った。さらに長距離からのレーダー照射を受ける。
「ちっ、再出撃したってのか!?このゲームモードには再出撃は設定されていないはず――」
しかし狙撃は止まない。仕方なく遮蔽物になりそうな林に姿を隠す。ふと林を見ると、モデリングがかなり作りこまれており開発陣の本気度合いを確認できる。感心している間もなく、林をしらみつぶしに銃弾が襲い掛かった。レーダーロックもかかるが、即座にカウンターロックがされる。その距離わずかに300mだった。
「機体は……テンペストと時雨!…まさか別のテストプレイヤーが乗ってることはないよなナヒモフ!?」
「ええ、私は
「…………カタツムリは嵌めやがったってことだな畜生が!」
すぐに林から抜け出して現状の位置を確認する。テンペストに子機はついていないが、現在の状況は圧倒的に不利だ。同世代かつ性能上位のテンペストとタッグを組むのは兄弟機の時雨だ。村雨・弐型ならワンチャンあったかもしれないがこの機体は初期型の無印村雨だ。分が悪い。おまけに動きがどこかで覚えのある動きだった。
「その機体の動かし方…さては、お前ジェームズだな!仮にそうなら、時雨はみちるが乗ってるんだろうなぁ!?」
そう分かった瞬間、トンカッチは機体を一気にテンペストに接近させた。自分とほぼ同格の腕を持っている相手なら、この勝負は負けたも同然だ。だが、せめてジェームズの悔しがる顔が見たい。このゲームにはS-11の機能もしっかり再現されている。S-11を機体から引き抜き、空中に投げつける。このモーションですらしっかりとゲームにはプログラミングされているのだ。ゲームの仕様上、一番近い目標を優先して仮に補足する機能がある。それにテンペストは一瞬気を取られてしまった。その隙に懐に飛び込んだ。
「これで終わりだジェームズ・スミス!」
長刀を胸に突き立てる。しかしその刃はテンペストに届かなかった。代わりに、村雨が爆散した。テンペストに接触するその寸前に、時雨が99式重火砲を連射して村雨を木っ端みじんにしたのだ。画面には大破して炎上する村雨が映っていた。
「さて、どうでしょうか准将?改善点などありましたらお教えいただきたいのですが」
「ゲームに関しては非常に良い出来だと思う。文句があるとすればそうだな……他のテストプレイヤーの存在を明かさなかったということだな?」
そう言ってトンカッチは心当たりのある部屋に向かった。先ほどの機材搬入の際に、別の場所に向かう荷物があったのを見過ごしていなかった。その行先はPXだった。昼前だというのにやけに騒がしいのがその証拠なのかもしれない。PXに入ると、大画面のモニターで先ほどのゲームの画面が映っていた。
「さすが伊隅准将!俺の陽動にうまく合わせてくれたおかげであの直線脳筋馬鹿を撃墜することができたぜ!」
「これでも長い付き合いだからな。アイツの動きは手に取るように分かるさ」
モニターに最も近く、コントローラーを持っていた2人の男女は半ば興奮気味に話していた。勝敗はトンカッチのいたチームがトンカッチの撃破を皮切りに崩壊して逆転負けを喫した。このゲーム初めての敗北者という不名誉な称号がもらえそうだ。そんなトンカッチの気配に気づいた周りにいた下士官が敬礼をしながら次々に道を開ける。軽く敬礼を返すが、あまり気にしていなかった。とにかくはしゃいでいる2人の肩を叩いた。
「いや~お二人さん。随分楽しそうなことしてくれちゃってんね?」
笑顔のつもりで話しかけたつもりだったが、2人の反応を見る限りだと怒っているように見えたのだろう。若干顔が引きつっていた。
「や、やあどうもトンカッチ准将。その感じですと、全部聞いていた感じ…みたいですねぇ?」
「ああ、全部聞こえていた。どうも俺は直線脳筋馬鹿らしいぜ?おまけに俺の動きが手に取るように分かるってよ。全くコイツはすごいもんだぜ、ジェームズ・スミス大佐殿と伊隅みちる准将殿?」
トンカッチの見立て通り、2人のプレイヤーはジェームズとみちるだった。なかなかに息の合った連携プレイでトンカッチを的確に追い詰めていた。実際に何度か訓練で使用した動きと似ていた。それをゲームに落とし込んだのだろう。さらに機体の動きがトンカッチは全く違っていた。明らかにゲームをやりこんでいる人間の動きだった。
ただトンカッチが唯一気に入らないのは、ジェームズを仕留めきれなかったことだけだった。ただここでそれを追求しても、場の雰囲気は悪くなってしまう。何とかそれは避けておきたい。
「そうだな……こうしよう。ジェームズ、後でタイマンしようぜ?それでさっきの発言は許してやるよ」
「………断る理由は無いな」
そう言って二人はPXでの公開タイマンバトルを開始しようとした。その二人の後ろからナヒモフがやってきて、また設定をいじり始めた。するとタイマン専用のモードに切り替わった。
「これは実験的に用意したものですが、招待されたプレイヤーしか入れない限定ルームになります。簡単に言えばタイマンバトルですね。さあお二人さん、ご自由にお遊びくださいませ!」
そう言われた二人はすぐに搭乗機をセットした。ジェームズはテンペストから乗り換えて、不知火を選択した。先ほどの試合のハンデだそうだ。だが、トンカッチは村雨を選択した。これにはさすがのジェームズも憤慨した。
「お、お前さぁ!?俺わざわざハンデしてやったじゃねえか!それをさ?何で性能差の暴力で片づけようとしてんのかなあ!?」
「私にプライドという文字はない!殺す…お前を!」
ゲームが始まった。タイマンのため、NPCもいない静かな戦場だった。すぐに村雨のレーダーに不知火が映った。この機体の性能であれば、まだ不知火には補足されていないはずだ。定石通りではアイツには勝てない。まず最初にトラップを仕掛けておく必要がある。簡易的なものでも一瞬視界を奪えれば隙を作り上げることができる。
まず突撃砲本体のロックオンシステムを解放し、探知網を作り上げる。さらに遠隔で発砲できるようにセットしておく。これほどの細かい操作もゲームで再現できるのはさすがだった。誘導弾も遠隔発射に対応させておく。これは牽制弾幕用だ。当てる必要は一切ない。他にもノイズメーカーなどのジャマー系統を設置する。
そしてこの罠にかからせるために、わざと狙撃を敢行した。これ程の距離を当てれるほど、村雨は優れてはいない。見当違いの方向に着弾する。だが、ジェームズはすぐに食いついた。
「ヘイヘイヘイヘイヘイ!どこ撃ってんだお前ぇ!全くかすりもしてねえんだけどぉ!?」
「へっ、わざに決まってんだろ!」
奴が来るまでじっと岩陰に身を潜ませた。そうしている間に、突撃砲の一つが反応した。探知したのは一番遠い突撃砲だった。この距離感だと、ここまで到達するのに1分はかかる。
「よし…1番突撃砲、射撃開始!」
地面にめり込ませただけの突撃砲が火を噴く。ゲーム上のトラップとして扱われているため、この突撃砲は絶対に地面から外れることは無い。他のものもトラップとして扱われている。見当違いとはいえ、急な射撃にジェームズは思わず回避行動をとっていた。他のトラップも起動し始める。特に凶悪だったのは誘導弾だった。母機の村雨からの誘導がなく、コンテナ自身からの誘導のため精度はかなり低い。だが、十分な牽制ができていた。適当にバラまき過ぎたがゆえに、強制的に大胆な回避行動を取りざるを得なくなってしまっていた。
「ちぃっ!これほど動かされるとは!」
「えらく大仰な動きをしてるじゃねえか!」
待機していたトンカッチは、村雨を一気に不知火に近づける。空中で回避機動をしていたジェームズには苦しい展開だった。だが、ジェームズとて歴戦の兵士だ。この程度は織り込み済みだった。大量のトラップが仕掛けられている時点でその程度のことは予想できた。片手に装備していた盾を村雨に投げつける。簡単に避けられるが、ジェームズは盾に突撃砲を連射した。1か所を集中して攻撃したがため、貫通して村雨に盾越しに射撃が襲う。ギリギリで回避するが、一瞬だけ視界から不知火が消えていた。
すぐに警告音が鳴り、その方向に機首を向ける。だが、不知火は長刀を振りかぶっていた。無言で振り下ろされた長刀は確かに村雨の姿を捉えていた。
だが、不知火の視界から村雨が消えた。そして後方から鈍い衝撃が加わる。
「うっそだろお前!確実に捉えたはず…まさか暴走状態を再現しているのか!?」
「ご名答!さっきの試合では使わずじまいの暴走モードさね!どうやら機動性は上がるが、一気にピーキーになるわ操作入力をたまに受け付けないわで面倒くさい仕様だがな!」
先ほどまでの機体の動きから大きく変わり、大胆かつ予測不能な動きへと変貌する。機動性は高くなった代償として、操縦する衛士への負担は尋常じゃないものになっている。それはトンカッチも実機で体験済みだ。そしてそれはゲームにも反映されている。ブラックアウト一歩手前まですぐに陥る。G負荷が多大なのだ。それでも必死に操縦させる。
「畜生!全くロックオンもできやしねえ!だがしかし、いつまでその機動を保つことができるかな!?」
「くたばる前に殺し切れば無問題!」
機体の各所が青白い煙を出し始める。これは実機でもあった出来事を参考にしている。演出上のものではあるが、とにかくかっこいいので問題ない。だが、機体の各所のダメージが徐々に入り始めている。これは暴走状態の代償の一つだ。機体が限界を超えた機動をしているのだ。HPが削れても文句は言えない。
村雨は青白い残像を残しながら一撃離脱を徹底して続けた。対する不知火もカウンターアタックに徹し、下手に機動戦に乗らないように対応する。だが、ついに不知火の長刀が破砕した。
即座に短刀をジェームズは抜いた。だが、その腕を村雨は切り落とした。
そして、トンカッチは村雨の全てのパワーをもってしてジェームズの不知火を一刀両断した。画面にはでかでかとVICTORYの文字が出ていた。
部屋でその試合の一部始終を見ていた他の兵士は大きく湧き立っていた。トンカッチはゲームのリザルト画面を見ている間、自分が大量の汗をかいていることに気づいた。普段の実機での訓練よりも、もっと白熱したものだったからだろう。トンカッチはジェームズと無言で握手をした。それは戦いの終わった兵士同士が健闘を称えあうようなものだった。
6/1
ついにこの日、例のゲームが一般向けに公開されることになった。基本プレイ無料、ゲーム内アイテムの一部に課金可能というこの時代では珍しいタイプのゲームだった。ゲームタイトルは『フロントオペレーション』、謳い文句は『リアルと物理学を楽しめるシミュレーションゲーム!』になった。何故物理学が入ったのかというと、最新鋭の物理演算システムを搭載していることに起因しているからだ。それを開発陣がふざけていれたものが正式に決まってしまったということだ。
とにかく、テストプレイからたった3か月の間で完成まで漕ぎつけたエスカルゴ・エンターテインメントのパワーに、トンカッチは脱帽していた。全ての機体調整やバランス、モデリングなどまだまだ未完成だった3か月前と比べて、今では見違えるほどのものに仕上がっていた。
ナヒモフからも手紙が届いており、協力に対する感謝が綴られていた。そして手紙の最後には、スペシャルサンクスとしてゲーム内で利用できるコードがあった。内容は特殊仕様の彩雲だった。そしてトンカッチたちは早速ゲーム機にフロントオペレーションをダウンロードした。コントローラーは人数分用意してある。
そして彼らは、ゲームの時間を楽しんだ。
おまけ:伊隅家、地獄の格付けチェック
フロントオペレーション開始からわずか3時間のこと。ゲームをしていた伊隅家の中では大騒動が巻き起こっていた。
初めの試合はトンカッチやみちるが先行プレイ勢としての意地を見せつけ、圧倒的な勝利を収めていた。だが、戦術機のプロがいるようにゲームにもプロがいる。彼らはたった1時間足らずで本職のトンカッチたちと対等に戦い始めたのだ。
それだけでなく、他の姉妹や正樹も徐々に上手くなり始めたのだ。挙句の果てには、実機操縦経験の無いやよいが現役のみちるよりも勝率が上がっていたのだ。
それをよく思わなかったみちるは、やよいとのタイマンバトルを所望した。
結果は予想の通り…とはいかず、やよいの圧勝だった。
やよい曰く、「適当に動かしてただけ」だそうだ。天賦の才と言わざるを得ない。これにはみちるも落ち込んでしまっていた。
他の妹たちも姉に勝とうとタイマンバトルを申し込む。だが、ことごとく敗れていった。正樹やトンカッチですら勝てないのだ。
そうして伊隅家では、やよいが1番最強となった。それ以外は全員どっこいどっこいといった謎の格付けまで出来上がってしまっていた。
これ以降、伊隅家では集まってこのゲームをすることが禁止された。
以上、第1話『フロントオペレーション』+αでした。
単純に馬鹿やるお話なだけでした。この話以降もアフター・サイドストーリを展開していく予定ですので、良ければお付き合いのほどよろしくお願いいたします。