【悲報】下江姉、エッチを知らない   作:スラバヤサトゥ

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お疲れ様です、よろしくお願いします。


自己紹介

トリニティ本校舎――その片隅、午後の陽が差し込む静かな教室に、五人の生徒と一人の大人が集まっていた。

臨時に設立された新たな部活、「補習授業部」そのメンバーと顧問である。

 

初対面の者同士ということもあってか、教室には微妙な沈黙が漂っていた。

誰もが互いの顔をうかがい、どこかぎこちない。空気は重く、落ち着きのなさが椅子のきしみや靴底を鳴らす音に現れていた。

 

その中でもコハルは特に緊張が強く、人見知りの性格が前面に出ていた。

シオリの腕にぴったりとくっつき、その影に隠れるようにして周囲を警戒している。

とりわけ視線は、無言で物騒な気配を纏うアズサの方へと向けられていた。

 

教卓にもたれかかる先生は、状況を楽しんでいるのか、あるいは苦笑しているのか判然としない表情でその様子を見守っていた。

 

この居心地の悪い沈黙に最初に耐えかねたのは、やはりヒフミだった。

おずおずと立ち上がり、声を発する。ファーストペンギンとしての小さな一歩だった。

 

「えっと……これで、補習授業部のメンバーは全員……揃った、みたいですね」

 

彼女は手元の名簿を見ながら、少し安心したように頷く。

 

「アズサちゃんとシオリさん、怪我の方は大丈夫ですか?」

 

「大丈夫だよ~まぁ火傷の痕が少しヒリヒリするけど、セリナちゃ…じゃなくて救護騎士団の人がしっかりと処置してくれたから、問題ないかな」

 

シオリは軽く肩をすくめて笑ってみせる。その表情は明るいが、包帯の巻かれた腕には確かに火傷の痕が残っていた。

 

「衛生兵の処置が迅速かつ的確だったおかげで特に問題はない、なんならまだ戦える」

 

アズサはそう言うと、自身のアサルトライフルを構え、じゃきん!と金属音を響かせながらチャージングハンドルを引いた。

 

「じょ、冗談じゃないわ!また暴れたら本気で許さないから!」

 

ビクリと反応したコハルが、机のわきに立てかけられた自分のライフルに手を伸ばしかける。慌ててヒフミが間に入った。

 

「げ、元気そうでよかったです!えっと…ハナコさんは…制服に着替えたみたいですね」

 

話題を変えるようにヒフミが視線を移すと、ハナコは「ふふ」と微笑みながら白い制服の裾を軽く揺らし、くるりと小さく回ってみせ、手を上から下へと這わせる。

誰も口にはしないが、前面の布がかなり頑張っているように見えた。

 

「はい。どこかの誰かさんのお好みの姿になってきました、ふふ」

 

そう言いながら、意味深にコハルの方を見やる。

視線を受けたコハルは、明らかに気まずそうに眉をひそめる。

 

「何よ…」

 

「い~え?何も?」

 

コハルは心の中で舌打ちをし、そっぽを向く。

そのやりとりに、ヒフミが苦笑まじりに「はは……まぁ、とりあえず……ですね」と、話を戻そうと試みる。

その瞬間――ふいに空気が切り替わった。

 

「さてさて…放課後の教室…しかもここは特に人通りが少ない校舎…素行悪しの女子高生五人に、大人が一人……何が始まるのでしょう?」

 

ハナコが含みのある言い方をした。

今度は視線をシオリに向けてだった。

 

「チームでの勝負とか?」

 

「何を想定しているんです…?」

 

ヒフミが額に手を当てながら、小さくため息をつく。

 

「勝負か……なるほど。右翼、中央、左翼に兵員をそれぞれ配置すれば……そうだな、一ヶ月は防衛できる」

 

アズサの物騒な発言に、シオリが「お~」と唸りながら続ける。

サラッと自分たちが戦力に組み込まれている事に肩を震わせる残りのメンバー達。

 

「一ヶ月かぁ…食料と弾薬…そして衛生面が怖いなぁ…あと立て籠もりなら機関銃が欲しいかも?」

 

顎に手を当てながら、防衛計画を立案しようと脳を回転させているシオリ、実質的な軍事組織の所属は伊達ではないようだ。

 

「確かに、機銃は欲しい…M2が良いかな」

 

「うーん、どうせ室内戦闘だろうし、そこまでの大口径はいらないかも?」

 

「ならば、MG系か?」

 

「いや、MGは弾薬の消費量が激しすぎるから長期戦には向かないかな。まぁルイスとか1919とか…本当に弾薬の節約を狙うなら、type92とかかな」

 

「ウッドペッカーか、いい案かもしれないが調達が難しい古い銃だ」

 

「確かになぁ~」

 

平然と武装蜂起のシミュレーションを始めるふたりに、他のメンバーは呆れたような…しかし温かい視線を向けていた。

先生はどこか楽しげに、その様子を眺めている。

 

「…あはは…えっと…では、簡単な自己紹介でもしましょう!ほぼ初対面だと思いますので」

 

ヒフミは緊張しながらも場を和ませようと提案した。

 

「偽名を使ってもいいのか?」

 

アズサが、ひと言ぼそりと呟く。

 

「ここで!?」

 

即座に反応したのはヒフミだった。椅子がガタリと音を立てる。

 

「むやみに情報を流すのは危険だ。所属、戦闘能力、対人関係――この場が安全だという保証はどこにもない」

 

真顔のアズサがそう言うと、場が一瞬ピリついた。

しかし次の瞬間、ヒフミが慌てたように先生へ助けを求めるように振り向いた。

 

「も、もう私は名簿を見てるのですが…ですよね、先生?」

 

「む?なるほど、ならこれ以上足掻く意味もない」

 

「うん、顔写真付きでばっちりね」

 

先生は青いフォルダーをパラリとめくりながら、事もなげに頷いた。

その言葉を聞いたコハルが、バッと身を起こすようにして叫んだ。

 

「ま、まさかその情報と写真で変な事しようと企んでるんじゃないでしょうね!!」

 

「え?特に?」

 

先生はきょとんとした顔で、特に否定も肯定もせず淡々と答える。

その様子に、ハナコがクスクスと笑いながらコハルの方を見やる。

 

「あら下江さんは、何を想定したんですか?」

 

「えっ?その……ね、ネタにするとか…いやっ変な事言わせないで!!!」

 

慌てて手を振るコハルだったが、その顔は耳まで真っ赤だった。

フォローになっていない弁明に、ハナコの笑みがますます深くなる。

 

「私は特に何も?」

 

「ネタ?」

 

シオリが小首をかしげる。

 

「寿司とか、お笑いって事?」

 

「おっと、シオリちゃん、それはですね…」

 

「バカ!ナニお姉ちゃんに言おうとしてるのよ!!」

 

バンッ!

 

硬質な音が教室に響く。

叩きつけられた手のひらの主は、当然ながら下江コハルだった。

彼女は目を剥き、まるで今にも火を噴くかのような勢いで叫ぶ。

 

「と、というか何よその『シオリちゃん』って! いきなり馴れ馴れしいのよ!」

 

横でコハルが憤慨する中、シオリはふわりとした笑顔を浮かべたまま口を開く。

 

「大丈夫だよ、コハル。落ち着いて」

 

「え? うん……」

 

コハルは一瞬きょとんとし、椅子へ腰を下ろす。

まるで何かの術をかけられたように、怒りがふっと引いていった。

 

その隣で、シオリはゆっくりと目を細めて続ける。

 

「ハナコさんとは知り合いって感じなんだよね。だから、まさかここで会うとは思ってなくて……ちょっと驚いたよ」

 

「しっ……知り合い!?」

 

コハルの目が釣り上がる。

姉の横顔を睨みつけるようにして見上げると、シオリは静かに微笑みながら『うん』と頷いた。

その仕草には、ただ素直な肯定だけがあった。

 

そして、もう一方の当事者――ハナコもまた、口元に手を添え、うふふと花がほころぶように笑っている。

その表情はどこか余裕を帯び、何かを含んでいるようにも見える。

 

姉と、この変態のあいだに、どんな関係があったのか。

場合によっては――銃口をハナコの喉元に突きつける覚悟も、コハルの中ではとっくにできていた。

 

「いやまぁ、ハナコさんが水着で徘徊してた件で、何回か私が連行してるから……お互いに覚えてるんだよね」

 

あっさりと語るシオリに、教室の空気がふわっと緩む。

ハナコも肩をすくめ、悪びれる様子もなくうなずいた。

 

「そうですね~。いやはや、私もシオリちゃんに……そして妹さんにお会いするとは思ってもいませんでしたよ」

 

「……知り合いは知り合いでも、警察と犯人みたいな関係ですね……」

 

ヒフミが頬をかきながら、苦笑いを浮かべて場を取りなそうとする。

まさにそれは的確な表現だった。

 

「警察と犯人……」

 

コハルはその言葉を繰り返し、ぽけーっと遠くを見るような顔をする。

まるで頭の中で状況を再構成しているかのようだったが、次の瞬間にはふっと肩の力を抜いて、小さく息をついた。

 

「はぁ……なーんだ、身構えて損した……」

 

安堵の言葉のあと、彼女の視線が再びハナコへと向く。

 

「……っというか、あんたそんな前から水着徘徊してたの!?」

 

「ええ…風が気持ち良くて、つい……」

 

「気持ち良くても制服着ろ!!!」

 

コハルのツッコミが炸裂し、教室の窓が揺れた気がした。

 

「えーと、じゃあ折角だし私から自己紹介しようかな?」

 

シオリが控えめに手を挙げると、どうぞどうぞとヒフミがジェスチャーをした。

 

「まずは…名前だよね、下江シオリです。二年生で、正義実現委員会に所属しています。よろしくお願いします!」

 

明るく、はきはきとした口調でシオリは名乗り、ぺこりと頭を下げる。その瞬間、教室内にはぱちぱちと小さな拍手が広がった。

 

彼女は再び自席に腰を下ろしながら、隣の妹に目線を送る。軽く目を細めながら、「次はコハルの番だよ」と無言で合図を送る。

もちろん、そんなルールはない。ないはずなのに、絶対にその順番が「正しい」ような圧がある。姉妹の宿命というか、無言の空気というか。

 

ビクッとコハルの肩が跳ねる。観念したように椅子を引いて、ぎこちなく立ち上がった。

 

「し、下江コハル…一年生……お姉ちゃんと同じ、正義実現委員会……」

 

モジモジと指を絡めながら名乗るその姿は、明らかに緊張していた。目は泳ぎ、声はか細く、まるで風にさらされる葉っぱのように頼りなかった。

 

その後優しく響く拍手に、ほっとするコハル。

 

「姉妹か。やはり似ているんだな」

 

アズサが腕を組みながらポツリとつぶやく。無表情のまま、それでも彼女なりの感想なのだろう。

 

「よく言われるね。双子ってわけじゃないんだけど」

 

シオリが微笑みながら応じる。確かに二人はよく似ていた。顔立ち、髪色、翼の形状までそっくりで、学生証の顔写真は『どちらか一方のコピーじゃないか?』なんて言われるぐらい。

 

唯一、髪型が目印になっている程度――シオリは普段おろし、コハルは結んでいる。逆にすれば入れ替わりもできるのでは?なんて、誰もが一度は考える。

 

けれど現実はそんなに都合よくできていない。

姉の方が身長も体格も一回り大きく、入れ替わってもすぐにバレてしまう。胸元なんて特に、違いが如実に出ている。

 

(いつか、私も……お姉ちゃんくらいには……なるよね?)

 

ちら、とコハルは姉のシルエットに視線を送る。思春期の少女にはちょっと深刻な悩みである。姉と同じように成長できるのか――そんな疑問が頭の片隅にいつも引っかかっているのだった。

 

目の色もまた違っていた。

妹であるコハルの瞳は明るい桃色。

対してシオリの瞳はワインレッド。

 

性格は…似ている所もあり、真反対な部分もある…それが二人だった。

 

「えーと、次は私でいいですかね?」

 

控えめながらも通る声でヒフミが口を開くと、周囲の者達は自然とうなずいた。

 

「阿慈谷ヒフミ、二年生です。一応…補習授業部の部長ぅ…ということになっています。よろしくお願いしますね」

 

ぺこりと頭を下げるその姿には、トリニティ生らしい品の良さと、どこか庶民的な親しみやすさが同居していた。

一見すると、赤点を取るような生徒にはとても見えない――むしろ成績優秀者に見える。

まぁ色々事情があるのだろう。

 

「では、次は私ですね。浦和ハナコです、二年生です…よろしくお願いしますね」

 

そう言って、ハナコは胸元で綺麗なピースサインを作る――が、立てた二本の指をカタツムリの角のように、くにくにと動かした。

それ以外は、theお嬢様と言った感じだろうか…まぁどこか艶めかしい雰囲気がどうしてもある。

何か一歩踏み外している気がしてならない。

 

「私か。白洲アズサ、二年だ。よろしく頼む」

 

短く、素早く、簡潔に。

クールというかミステリアスというか、どこか軍人っぽさがある少女、白洲アズサ。

シオリからは、さっき敵だったミリタリーオタク気質な女の子。

コハルからは、因縁の相手。

そう見られていた…だが当の本人は、そんな視線もどこ吹く風とばかりに、無表情のまま静かに座っていた。

 

(わ、私以外全員二年……)

 

全員先輩…同学年がいないことにショックを受けるコハルだが、姉が隣にいてくれているおかげでまだ精神は安定している。

……が、どこか不満な表情をしていた。

 

「えーと、全員、自己紹介が済んだみたいですね。部の活動に関して何か質問はありますか?」

 

ヒフミが教室を見回しながら、優しく問いかける。

 

「特になしです」

「私も…」

「私も大丈夫ですよ」

「問題ない。『これから放課後に追加の特別訓練がある』――それだけの話だろう?」

 

アズサの断言に、ヒフミが少しだけ肩をすくめる。

 

「訓練…というほど大げさではありませんが、まあ、近いです。そういう認識で構わないかと。私たちは今後行われる特別学力試験で『全員合格』することが目標です」

 

「それって……同時にってこと?」

 

コハルが不安そうに顔を上げる。

 

「そうですね。一人でも赤点を取れば、全員が再試――いわば連帯責任になります」

 

「なるほど。一人抜けができないのか~……なんか変な感じだね」

 

シオリは、なんとなく違和感を覚えた。

もし自分が余裕で合格しても、誰かが失敗すればまとめて全員ドボンというルール。

合理的とも言いがたく、不公平にも感じる。だが、今は口を挟まずヒフミの言葉に意識を戻す。

 

「試験は三次まで用意されています。そのどれか一回でも合格すれば、晴れて補習授業部にサヨラナバイバイできます! 先生には、その間の予定調整や補習の支援などお願いする形で……」

 

「うん、わかったよ」

 

先生は気軽に腰に手をそえサムズアップ。どこかのマスコットキャラクターのような姿だ。

軽く見えるが、案外こういう人ほど頼りになるのかもしれない――シオリはそんな風に思った。

 

「理解した。チャンスは三度…任務としてはかなり贅沢な内容だ」

 

アズサが冷静に頷く。

 

「ゲームで言うと、残機が3ってことだね。2になってもまだ余裕あるけど、いざ1になると焦るんだよね」

 

「そうですね! だからこそ、今のうちにしっかり準備をしておきましょう」

 

ヒフミは前向きにまとめながら、ふとシオリの方を向く。

 

「そういえば、シオリさんはこの前の定期試験、そもそも受けてないと聞いていますが……?」

 

何かを期待している声色の高い問いかけに、シオリは「あ~」と頬をかきながら苦笑した。

 

「うん、そうだよ。ちょっと変なタイミングで風邪ひいちゃって……いやぁ、受けたかったなぁ~って」

 

「風邪……ですか?」

 

「え?うん」

 

「……あ、はい。なるほど……」

 

微妙な間のあと、ヒフミがちらりと先生を見る。先生はニヤリと笑って肩をすくめた。

 

「ヒフミ。やむを得ない理由って、こういうのを指すんだよ?」

 

「せ、先生……!」

 

教卓から小さく笑いが漏れる。

 

「風邪で、追試無しに補習授業ですか…中々残念と言いますか、厳しいと言いますか」

 

ハナコは追試が無かった事に少々引っ掛かるものを感じた様だった。

 

「まぁそれが人生ってヤツ?まっ補習も追試もあんまり変わらないだろうしね」

 

「ですね!次にアズサちゃんなのですが…」

 

「む?」

 

「資料によればアズサちゃんは転校してきたとありますが」

 

「あら、白洲さんは転校生ですか…珍しい」

 

ヒフミの横からハナコが柔らかく声をかける。

本人は「む?」と小さく反応した。

 

「あ、私もしかして余計な事を…?」

 

「気にしなくていい。あぁ紛れもない事実だ、特段隠す事じゃない。珍しいと思われるのは仕方ないし、私もなれるよう奮励努力する」

 

「なるほど…分かりました。あ、私も部長みたいにアズサちゃん呼びでいいですか?」

 

ハナコが微笑みながらアズサに聞いた。

 

「あぁ!すみません、何だか自然にちゃん付けしてました…なんと言うか、『ちゃん』っぽいと言いますか…」

 

ヒフミの小声にハナコはうんうんと頷く。

アズサは軽く瞬きをして答えた。

 

「?…構わない、呼び方は何だっていい」

 

柔らかいような、淡々としているような……どこか温度の読みづらい返事だった。

 

「あと、個人的になんですが…シオリさんとハナコさんは『さん』っぽさが…なんとなく年長者っぽい感じが…」

 

ヒフミが言いかけると、ハナコがすかさず口元を抑えて笑う。

 

「あら?そうですか?私もちゃんで構いませんよ?」

 

「私も良いよ~実際は同い年だしね」

 

ぽけ〜っと目を細め、へらへらと笑うシオリ。

特に呼ばれ方に関して、こだわりはない。

 

「じゃあそう呼ばせてもらいますね!」

 

「では、ヒフミちゃんにアズサちゃん、シオリちゃんとコハルちゃんですね、良い響きです。あ、先生もいかがです?」

 

「わ、私は良いかなぁ…」

 

流石に変と言うかキツイと言うか。もうそう言う歳ではないためハナコのお誘いは丁寧に断った。

先生が苦笑する中、コハルは目元に影を作り、姉の腕にしがみつきながら歯軋りをしていた。




コハルは成績が向上するまで委員会にもどれません。シオリも大体同じですが、委員として使える特権ははく奪されていない状況にあります。



スイーツ部のイベントマジ神のゴッドエンペラーなんで皆さん読みましょう。
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