C&C所属 05【未完】   作:カツオノタターキ

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アビドス②

 

 

 うーむ...味噌ラーメンも捨て難いですね...やはりここは塩ラーメンに。

 

 ...こんにちは、C&C所属のコールサイン05(ゼロフィフス)です。別に挨拶を忘れていたわけではありません。本当です。

 

 今、お昼を食べるために柴関ラーメンに寄っているのですが味噌ラーメンと塩ラーメンで迷っています。

 

 ...!両方頼みましょう。幸い運動したばかりでお腹は空いています。

 

「...味噌ラーメンと塩ラーメン」

「二杯か?たくさん食うねぇ!」

 

 大将にラーメンを頼み待ちます。ここのラーメンはおいしいのでとても待ち遠しいです。

 

 え?先生の監視?...少しなら大丈夫ですよ。

 

「味噌ラーメンと塩ラーメンお待ち!」

「!」

 

 少し考えていたらラーメンが届きました。

 

 後ろの席の人たちが何やら騒がしいですがこの際どうでもいいです。

 

「...いただ!?」

 

 何故爆弾が!?それよりも大将を!!

 

『ドゴゴゴゴゴゴゴーーーーン!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...大丈夫か」

「あ、あぁ。あんちゃんのおかげで無事だぜ」

 

 レインは瓦礫から大将と共に這い出す。

 

「...とりあえず避難」

 

 レインは大将を担ぎ安全そうな場所に移動する。

 

「あんちゃん、ホントに怪我はないんだな?」

「...大丈夫」

 

 レインは頷く。

 

「...それよりも」

「それよりも?」

 

 大将がレインを心配そうにするが、

 

「...お腹が空きました」

 

 変な空気になったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 体が頑丈で助かりました。

 

 それよりもお腹が空いて元気が出ません。しかも、目の前のご馳走が吹き飛んだせいで尚更お腹が空きました。

 

 大将を避難させて柴関ラーメン跡に戻ってきたのですがアビドスとゲヘナが戦っていますね。

 

 あの時、私の後ろで騒いでいた人達ですね。個人的にやり返したいですが先生がいるので我慢します。

 

 それよりも大丈夫なのでしょうか?何故かゲヘナの風紀委員会の人たちがここに向かってきています。

 

 私が対応してもいいんですが、もしバレると学校間でのトラブルになりそうなのでとても悩ましいです。

 

 そうこうしている間にアビドスがゲヘナに勝利しました。

 

『ドゴゴゴゴーーーーーン!!ズガガガガガーーーーーン!!』

『ドッカーーーーーーーーーン!!!!』

 

 ...風紀委員でもゲヘナはゲヘナですね。いきなり打ってくるとは。

 

 風紀委員の隊がアビドス側に突入しています。

 

 アビドス側もそんな風紀委員に非難をしています。

 

 ...アビドス側が銃を向けていますが戦うつもりなのでしょうか。もし戦うなら戦争の火種にもなりますがどうするのでしょうか。

 

 始まりましたね。私ではどうしようもないので見守るしかありません。

 

 しかし、委員長がいないにしてもそれ以外の風紀委員にたいして善戦できていることから先生の指揮は素晴らしいものです。

 

 どんどんと風紀委員を倒して行きます。

 

 最後の一人が倒れるといきなり通信がきましたね。

 

 あの痴女のような服装は、風紀委員の行政官ですね。

 

 恐らくですが、先生の確保に来たのでしょう。

 

 先生を確保すれば条約を有利に進めるでしょう。...恐らくですが先生は生徒には平等なので無理だと思いますが。

 

 何か話していますが聞こえません。...読唇術を習うのもありですね。

 

 何もできないので休憩で「何故ここに執事がいるのかしら」...まずいです。

 

 レインは振り向き風紀委員会の委員長、空崎ヒナと目を合わせる。

 

 レインは任務のことを話すか、誤魔化すか、逃げるかどうかを考える。

 

(逃げるのは、無理そうですね煙幕は使ってしまいました。戦うのは論外です。誤魔化すのも言い訳が思いつきません。なら...)

「質問に答えて」

 

 ヒナが問うとレインは、

 

「...監視」

「監視...あぁ、先生ね」

 

 本当のことを話すことにした。

 

「やっぱりどこの学校も先生を警戒するのね」

「...」

 

 ヒナがため息をつく。

 

「それじゃあ、私はアコを止めないといけないから」

「...まった」

 

 レインがヒナを引き留めた。

 

「...何かしら」

 

 ヒナが少し機嫌が悪そうに振り向き、引き留めたレインを見る。

 

「...隈」

「...はぁ、最近エデン条約で忙しいのよ」

「...寝ろ」

「...は?」

 

 何故かレインはヒナを寝かせようとする。

 

「...今、戦闘中。終わったら起こす」

「いや、いいわ。忙しいから...なに?」

 

 レインは断ろうとするヒナにいつのまにか出したクッションを押し付ける。

 

 疲れている人を見れば助けるほどにはレインはお人好しだった。

 

「...寝ろ」

「...何度も言ってるけど忙し「寝ろ」...はぁ、わかったわ」

 

 ヒナは諦めクッションを引いて寝る体勢に入った。

 

「...ちゃんと起こす」

「...ありがと」

 

 ヒナは目を閉じ少しの仮眠に入った。

 

「...」

 

 レインはすぐに寝たヒナに毛布を掛け、戦闘が終わるのを待った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...起きてください」

「...」

 

 レインがヒナを起こす。

 

「...コーヒーです」

「...」

 

 ヒナは若干寝ぼけており渡されたコーヒーを飲む。その間にレインはヒナの髪を梳く。

 

 ヒナの髪が整ったところでヒナの意識が復活して少し慌てて立ち上がる。

 

「...もう少しで戦闘が終わります」

「そ、そう。ありがとう」

 

 ヒナはそういうとコーヒーを飲みきり準備をする。

 

「ありがとう。おかげで疲れがとれたわ」

「...有難うございます」

 

 ヒナが感謝するとレインは感謝の言葉を受け取る。

 

「それじゃあ、行ってくるわ」

「...お気をつけて」

 

 ヒナはその場を離れた。

 

「...忙しい方ですね」

 

 レインはそんなヒナを見送った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの後、風紀委員は去って行きました。

 

 行政官は、何やらとても悲しそうにしていましたが多分怒られたのでしょう。

 

 あの後、先生達を追いかけ夜を明かしたのですが何故か今、アビドス砂漠にきています。

 

 ここら辺は遮蔽物がないので近くによれないので会話が聞けず何故ここにきたのか把握できません。

 

 ですがこのまま進むとカイザーPMCの兵隊と当たってしまいます。

 

 何か対策があるのでしょうか?

 

 ...ここまでついてきましたが何も情報が得られません。アビドス高校に戻りあのメガネの生徒さんから情報を聞いた方がいいですね。

 

 それでは急いで戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ...メガネの生徒さんから情報を盗み聞きしましたがまとめるとこうですね。

 

・アビドスがカイザーに借金している。

・アビドスの土地は全てカイザーが所有している。

・カイザーは何やら宝を探している。

 

 ...と以下のような状態です。

 

 借金をなんとかしようとしてもお金を貸しているカイザーはアビドスを消したい。

 

 そして今回の件により変動金利が上げられてしまったため尚更絶望な状態です。

 

 私から言わせればとても絶望的な状態です。

 

 ...ですが先生を監視してきましたが先生は絶対に諦めない性格をしています。

 

 先生は最後まで諦めないつもりです。

 

 恐らく戦闘にもなるつもりです。

 

 ...私も柴関ラーメンがあるアビドスを、守りたいので微力ながらお手伝いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あははは!面白くなってきたね、アルちゃん!あんなにかっこいい台詞言っちゃったら、もうやるしかないでしょ!」

 

 ムツキがそう言い戦いが始まろうとした時、

 

『...お待ちください』

「「「「!?」」」」

 

 男か女がわからないような声の先には、ヘルメットを被った人がいた。

 

「...誰?」

 

 カヨコが警戒して正体を聞くが、

 

『...通りすがり』

 

 まともな答えは返ってこなかった。

 

『...私も守りたいので』

「...フフフ、いいわ!あなたも一緒に戦いましょう!」

 

 アルが一緒に戦うことを許す。

 

『...有難うございます』

「アルちゃんが言うならいいか!」

「はぁ...社長の言うとおりにするよ」

「さ、流石、アル様!」

 

 他の三人も戦うことを認める。

 

「それで、あなた名前は?」

『...雨男(あめお)

 

 その名前を聞くと、

 

「雨男さんね!それじゃあ頼むわよ!」

(ねぇ、これアルちゃん偽名って気づいてる?)

(流石に気づいてるはずだよ。たぶん...)

 

 自己紹介も終わりいよいよ戦いが始まる。

 

「それじゃあ、始めようか!!!」

 

 ムツキの掛け声と共に戦いが始まった。

 

 雨男は、即座に銃でPMCの兵士を撃ち抜く。

 

「負けてられないね!」

 

 ムツキが爆弾を投げると数多の兵士が吹き飛ぶ。

 

「はぁ...」

 

 カヨコが銃を上に撃つと兵士が怖気付く。そこに、

 

「死んでください!死んでください!死んでください!」

 

 ハルカがショットガンで兵士を攻撃していく。

 

「一撃で決めるわ!」

 

 アルもそれに続きスナイパーで兵士を抜いていく。

 

 その後も兵士やゴリアテなどを破壊していくが、

 

「あはは〜〜ちょっと数多すぎない?」

「...まずいね」

 

 どんどんと敵の数が増えて行き囲まれる。

 

「これはまずいね〜」

『...皆さまお下がり下さい』

 

 雨男が四人に声を掛け下がらせる。

 

「...何をするつもりなの?」

『...こうするつもりです』

 

 雨男がそう言うと懐からボタンを取り出す。そして押すと、

 

『ドゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーン!!!!』

 

 あたり一面が爆発し全ての敵が吹き飛ばされる。

 

「わ!すごいや!」

「...いつの間に」

「さ、流石です!」

『...恐れ入ります』

 

 そんな中アルは、

 

(か、かっこいいわ!!スタイリッシュに決めるなんて!)

 

 少しズレたことを考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ホシノを救出したアビドスは、便利屋を助けるために急いで戻る。

 

 そして到着するが、

 

「え!?戦闘が終わってる!?」

「あたりを調べましたが本当に戦闘は終わったみたいです!」

 

 戦闘が終わっており遠くには便利屋がいた。

 

「あ!ちゃんと助けれたみたいだね!」

「よ、よかったです...」

 

 便利屋達もホシノを救出できたアビドスを労う。

 

“よく倒せたね”

 

 先生が聞くと、

 

「えぇ!便利屋を舐めてもやっては困るわ!それに雨男さんにも助けられたから!ねぇ、雨男さん...」

 

 アルが雨男を探すがいつのまにかいなくなっていた。

 

「...いなくなってる」

「ど、とこに行ったのでしょうか...」

 

 便利屋達があたりを見渡すが雨男は見当たらない。

 

「いや、誰よその偽名ぽい名前のやつ」

「ん、怪しい」

 

 アビドスも雨男という偽名に怪しむ。

 

 その時、アルの心の中では、

 

(ぎ、偽名だったのーーーー!?!?)

 

 ...叫んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...任務終了しました」

「お疲れ様。休んでいいわよ」

 

 レインは、リオに任務内容を報告していた。

 

「...有難うございます」

 

 レインはそう言うと部屋を出てある場所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませ!柴関ラーメンです!」

 

 レインは柴関ラーメンに来ていた。

 

「...塩ラーメン」

「塩ラーメンですね!」

 

 セリカが注文を聞く。

 

 レインは嬉しそうにラーメンができるのを待つ。

 

「塩ラーメンお待ち!」

 

 一杯のラーメンが置かれる。レインは手を合わせ食べ始める。

 

「...おいしい」

 

 やはりここのラーメンはおいしい。

 

 

 

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