C&C所属 05【未完】   作:カツオノタターキ

6 / 14

パヴァーヌ編1?エデン条約?そこになければ無いですね


パヴァーヌ編2

 

 

「はぁ...非合理的なこの方法だけは、選びたくなかったのに...トキ頼んだわ」

『承知しました』

 

 リオが通信を切りため息をつく。

 

 しばらくするとレインが入ってくる。

 

「...ヒマリ様の拘束が完了しました」

「...あそこの部屋に軟禁しなさい」

「...了解」

 

 レインが部屋を出ていく。

 

「ヒマリ、本当に残念だわ」

 

 今日何度目かも分からないため息をついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんばんは、C&C所属のコールサイン05の音無レインです。

 

 先程リオ様からアリスが暴走したという報告を受けました。

 

 リオ様は、彼女を破壊するといっていました。ですが私には、彼女が本当にこのギヴォトス全土に終焉をもたらすとは思えません。

 

 話したことはありませんが遠くから見てもただの元気のいい女の子にしか見えません。

 

 もし彼女が本当に終焉をもたらすとしてもすぐに破壊することが良いことなのか私にはわかりません。

 

 ですが私は、リオ様の専属執事。

 

 最後までリオ様を信じなければならないのです。

 

 ...話が脱線しましたね。

 

 リオ様からはある命令を受けています。

 

 それは、必要な場面まで出てくるなという命令です。

 

 私がC&Cに所属しているのを知っているのはヒマリ様とリオ様とトキだけです。

 

 なので私は重要局面にてのジョーカーとして温存したいとのことです。

 

 具体的にはエリドゥでのネル先輩を除く他の人たちの足止めとして温存したいとのこと。

 

 ネル先輩はトキが相手をするので私は他の三人を撹乱し先に進ませないことが私の任務です。

 

 私はひと足先にエリドゥに向かい足止めの準備をします。

 

 リオ様とトキとアリスは後ほど来るのでご飯の準備も済ましておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「戻ったわ」

「...」

 

 リオがエリドゥに帰ってきた。そしてリオのそばには暗く落ち込んだアリスがいた。

 

「...ご飯の準備ができています」

「忙しいからいらないわ」

「...サンドイッチです」

「...この子を見といて」

 

 リオはそういうとアリスを置いて他の部屋に入る。

 

「...はじめまして」

 

 レインはとりあえず挨拶をした。

 

「..........はじめまして」

 

 アリスも長く沈黙したあと挨拶をした。

 

「...ご飯食べるか?」

 

 レインはご飯を食べるか聞く。

 

「...アリスは魔王です。アリスと関わると怪我してしまいます」

 

 アリスは下を向きながらレインを遠ざける。

 

「...」

 

 しかし、レインはそんなアリスに近寄る。

 

「...アリスに近よらないでください!怪我させてしまいます...」

 

 アリスは抵抗する。だがレインは気にせず近寄る。

 

「アリスは...」

「...」

 

 レインはアリスの手を取りご飯がある方に連れていく。

 

「...」

「...食べないのか?」

 

 レインがそう聞くがアリスは動かない。

 

「...魔王でも」

「...?」

 

 レインがつぶやくとアリスはレインの方を見る。

 

「...魔王でもお腹は空く」

「...」

 

 レインは作ったサンドイッチをアリスの目の前に置く。

 

「...とりあえず食べよう」

「...はい」

 

 アリスは目の前のサンドイッチを手に取り食べる。

 

「...」

「...」

 

 レインはアリスがサンドイッチを食べ始めたのを見てから自分もサンドイッチを食べ始めた。

 

「...どうして」

「?」

 

 アリスがつぶやく。

 

「どうして、アリスに優しくするんですか?」

「...」

 

 アリスがレインに問う。

 

「アリスは魔王です。みんなを傷つけてしまいます。なのに貴方は...」

 

 アリスは泣きそうな顔でレインに聞く。

 

「...悪いことをしたら何をすればいいかわかるか?」

「...わかりません」

 

 レインはアリスに答える。

 

「...謝ればいい」

「...」

 

 アリスは黙って聞く。

 

「...悪いことをしたら謝ればいい」

「...アリスにはできません。アリスのせいでモモイが...」

 

 アリスは下を向き始める。

 

 レインはそんなアリスを見ていたが扉が開きリオが入ってくる。

 

「レイン、準備して」

「...了解」

 

 レインは下を向くアリスに何も言えないままその場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まずいですね、分断されてしまいました」

「早く、部長のところに戻らないと!」

 

 アカネ、カリン、アスナが建物の移動により分断されてしまった。

 

「アスナ先輩どっちに行けばいいか分かりますか?」

「ん〜?こっち!」

 

 アスナが直感で進もうとした時。

 

「...通しません」

「「!?」」「男の子だ!初めて見た!」

 

 建物の死角から男が一人出てくる。

 

「誰ですか?」

「...初めまして」

 

 レインが挨拶する。

 

「...C&C所属の05。音無レインです」

「「!!??」」「?」

 

 二人が驚く。一人は頭に?が浮かんでいる。

 

05(ゼロフィフス)だって...!?」

「聞いたことある?」

「聞いたことありません!」

 

 三人はC&Cにもう一人いたこと、それも男子生徒であることに驚きが隠せない。

 

「...私の任務はネル先輩に合流させないことです」

「任務内容を言っていいのか?」

 

 カリンが警戒しながら問う。

 

「...大丈夫です。行かせませんから」

「大した自信ですね、ですがこちらもC&C。貴方を倒して早急にリーダーと合流します」

 

 アカネが構える。

 

「...仕方ありません」

 

 レインがそういうと障害物が出てくる。

 

「わ!地面から壁が出てきた!」

「...リーダーと合流させないつもりか」

 

 各々出てきた壁に隠れる。

 

「...」

 

 先に動いたのはアスナだった。

 

「いっくよー!」

 

 アスナが素早い動きでレインに詰め寄る。

 

 しかし、レインも予測しておりすぐに迎撃する。

 

「...」

「わっ、わっ!」

 

 アスナはすぐに壁に隠れる。

 

「排除します!」

 

 アカネがC4爆弾をレインに投げつけるがレインは他の遮蔽物に移動し避ける。

 

「...!」

 

 レインが隠れている遮蔽物から銃を出し撃とうとすると銃が撃ち抜かれ壊される。

 

「アスナ先輩!」

「おっけー!」

 

 アスナがレインに近寄ろうとするが、

 

「わ!煙た〜い!」

「...」

 

 発煙弾を使いレインは煙で姿を暗ます。

 

 レインはすぐに近くの建物に近寄る。すると建物が開き銃と爆弾が出てくる。

 

「イッタい!?」

 

 予備の銃をアスナに向けて放つ。

 

「...」

 

 レインは爆弾をアカネに投げつけその間にカリンに近寄る。

 

 しかし、近寄る前にアスナが出てくる。

 

 一旦退こうと振り向くとそこにはアカネが道を塞いでいた。

 

「...」

「降参してくれませんか?」

 

 アカネがC4爆弾を持ち微笑みながら聞く。

 

 しかし、レインはアカネの発言を無視してアカネに近寄る。

 

 アカネはC4を投げる。

 

「ツッ...!」

「な!?」

 

 レインは負傷覚悟で爆発の中を潜り抜けアカネに近づく。

 

「させないよー!」

 

 しかし、もう少しのところでアスナに追いつかれてしまう。

 

 レインはどうするか考えているとリオから通信がくる。

 

『レイン、一旦退きなさい』

「...了解」

 

 レインは通信を切ると銃を下ろす。

 

「...撤退させてもらいます」

「させると思うか?」

 

 カリンがレインに銃を向ける。

 

「...」

 

 だが、レインは発煙弾を使い煙幕を焚きその場を離れた。

 

「逃げられましたか...。とりあえずリーダーと合流しましょう」

 

 三人はアスナ先導の元、ネルの元に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...戻りました」

「レイン、大丈夫ですか?」

 

 ついて早々、レインはトキに心配される。

 

「レイン、貴方は少し休んでいなさい」

「...ですが」

「そんな状態で戦わせる方が非合理だわ」

「...」

 

 レインはそういうと近くのソファに倒れ眠りに落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...」

 

 レインは目を覚まし体を起こす。

 

 一時間ほど眠っていたらしく外ではトキが戦っているのか戦闘音が響いていた。

 

「...」

 

 レインは少し回復した体を動かして戦闘音がする方へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...あ?なんだオメェ」

「...」

 

 レインがついた時には戦闘が終わっておりそこにはそこには大破したアビ・エシェフと気絶しているトキとレインにガンを飛ばすネルがいた。

 

「...はじめまして」

「...」

 

 ネルはいきなり挨拶してきたレインに困惑する。

 

「...C&C所属の05。音無レインです」

「は!?」

 

 ネルは困惑した表情から驚愕の顔に変化する。

 

「...安心して下さい。敵対の意思はありません」

「...チッ。わかったよ」

 

 ネルは敵対の意思がないと知ると舌打ちをしたあと体を大の字にして倒れた。

 

 レインはそんな先輩を無視して気絶したトキに近づき大破した残骸をどかした。

 

 残骸をどかした後、レインはトキの頭を自分の膝に乗せた。

 

 レインは上を見る。

 

「リオ様...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、何やら一悶着あったがなんとかなり事件は幕を閉じた。

 

 そして、リオは姿をくらませた。

 

 トキとレインを置いて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...」

 

 レインは他のC&Cの人たちと会話するために打ち上げに参加したのだが何故かバニー服を着るといった話になり始めレインは一言も喋らず黙っていた。

 

“ねぇ”

「...なんでしょう」

 

 黙っていると先生がレインに話しかける。

 

“もしかして雨男って君?”

「...はい」

 

 レインは肯定する。

 

“あの時、助けてくれてありがとう!”

「...気にしないでください」

 

 先生はレインに感謝する。

 

“このことアビドスの子達と便利屋の子達に言ってもいい?”

「...言わないでください」

“どうして?”

「...目立つのは嫌いなので」

 

 レインがそういうと先生は少し笑う。

 

“そういうことなら”

「...もし漏らせばどうなるか分かりますね?」

“ん?”

 

 レインは先生を脅す材料を言う。

 

「...ストーカー」

“!?”

「...銀行強盗」

“!?!?”

 

 レインが言うたびに先生が慌てる。

 

「...冗談です」

“ほ、ほんと?”

 

 先生が少し落ち着く。

 

“みんなには黙っておくから”

「...ありがとうございます」

 

 レインは感謝を述べる。

 

“それじゃあ私達も打ち上げに混ざろっか”

「...そうですね」

 

 そして先生とレインはC&Cの打ち上げに参加したのだった。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。