「近い将来...キヴォトスに未曾有の危機が訪れるでしょう」
とある一室、
そこに、
「私たちは、何をすれば良いでしょうか?」
「ひゃあっ!?あなたたちいつからそこに!?」
レインとトキが現れる。
「...少し前から」
「へぇ、流石はエージェント。全然気付かなかった。てっきり会長について行ったんだと思ってた」
エイミが2人を賞賛する。
「...会長は「自由に」と」
「なので今は、レインと自由にしています」
リオについて行けなかった理由を説明した。
「それではC&Cはどうしましたか?彼女らに断られましたか?」
「...良くしてもらってる」
「ですが...その、」
二人は気まずそうにする。
「...なるほど。おおよその状況は理解できました。二人とも意外と可愛いところがありますね」
ヒマリが察する。
C&Cのメンバーは二人のことを気にかけてはいるが二人とも気まずいといった現状からあまり顔を出さないようだった。
「もしも...何か危機が迫っているのでしたら、私たちはお力になりたいです。それがどのような事態であろうと」
「...」
レインも頷き同意する。
「...どうする、部長?」
「答えなど明白でしょう、エイミ?協力者は多ければ多いほど良いものですよ」
ヒマリは、二人を協力者として迎え入れる。
「「...ありがとうございます」」
トキとレインどちらも感謝する。
「さて、これからですが...まずは「シャーレ」の協力を仰ぎましょう」
「...どうやら先生が誘拐されたようです」
「...!」
ヒマリがレインに伝える。
あの後、残って欲しいと言われ残り部屋にいるのはレインとヒマリだけだ。
「あなたには先生を助け出してください。そのあとは、先生の指示に従って行動してください」
「...了解」
レインは行動を開始する。
「...ところでなぜ先生が誘拐されたとわかったんだ?」
「この超天才清楚系病弱美少女ハッカーにできないことはないのですから!」
「...」
レインは黙って部屋を出た。
...現場に到着、任務を開始。
さて、まずは先生を探しましょう。
事前にヒマリ部長からこの場所の詳細を見せてもらったので虱潰しに探していきましょう。
まずはこの先の牢屋から確認していきましょう。
「ハァ...巡回だるいな...」
「おい!そんなこと上に聞かれたらクビにされちまうぞ」
奥から声がします。おそらくカイザーでしょう。
とりあえず眠ってもらいます。
「そんなこと言ってもよ〜、ん?オマエ!何者...」
「なに!?敵し...」
端に寄せてバレないように...
さて、先生を探しを続けましょう。
ちょうど牢屋につきましたが先生は居なそうです。
次の牢屋に向かいましょう。
ん?あれは...
「ハァ...ハァ...もうすぐ...」
傷だらけの人が通りましたね、しかもヴァルキューレの制服です。
もしかすると、彼女は先生の場所を知っているかも知れません。
追いかけましょう。
彼女がこの場所に入ったということは先生はここにいるということでしょう。
それならば、ここら辺の兵士を少しづつ減らしていきましょう。
合流してもいいんですが自分の戦い方は、気づいていない敵を狩るといった不意打ちに近い戦い方なのでこのまま敵を減らした方がいいでしょう。
まずは、あそこの兵士から眠ってもらいましょう。
「....『グシャ』...!?」
...結構簡単に首を折れますね。
掃除をして...次はあそこの二人に眠ってもらいましょう。
「...」
「...『チャリン』なんだ?」
「確認してくる」
「任せた」
よし、うまく分断できましたね、今のうちに。
「おい、誰かいる...『グシャ』」
掃除をして...あとは残った方にも眠ってもらいましょう。
「...遅いな。何かあっ『グシャ』」
良い夢を、さてそろそろ先生が移動を始めるころでしょう。
そろそろ敵の処理を一旦やめて先生の状態を確認しましょう。
『ババババババ!!』
...銃声がしました。急いで急行します!
ここら辺のはずですが...
「先生!大丈夫ですか!?」
...大丈夫そうですね。
先生はどれだけの生徒を堕と...懐柔...仲良くなったのでしょうか。
まぁ、今はそのおかげで先生の無事は確保できているのでいいことでしょう。
四人が建物に入って行きましたね。
何か用があるのでしょう。その間にここら辺の敵を“掃除”しましょう。
「『グシャ』!?」
一人目...
「この仕事終わったら何する?」
「そうだな、とりあえず休『グシャ』...」
「だ、誰『グシャ』!?」
二人目...三人目...
「〜♪」
「おい、鼻歌やめてくれよ」
「別にいいだ『ガシャン!』ギャ!?」
「植木鉢!?なん『グシャ』...」
「な...なん...で植木鉢が...「グシャ」」
四人目...五人目...
「ここら辺で物音がしたぞ」
「気のせいだろ?」
「おいお前らもここら辺で物音がしたよな?」
「そのはずだ「ボン!」な、なんだ!?」
「煙幕だ!」
「侵入者『グシャ』」
六人目...
「おい!応答し『グシャ』」
七人目...
「おい!おい!誰かいないの『グシャ』か...」
八人目...
...ふぅ、ここら一帯の兵士は“掃除”できましたね。
そろそろ先生たちも動き出すはずです。
追いかけましょう。
...追いつきましたが、何やら戦闘が始まりそうな雰囲気です。
少ない数の兵士が先生たちと戦おうとしています。
“掃除”が役に立ちました。
さて、そろそろ合流...ん?
『どりゃあぁぁぁーーー!!』
『パリーーーン!!!』
...誰かが突入してきました。
正直言って敵の数に対して過剰戦力の気がしますが...まぁ、戦力が多いに越したことはないのでいいでしょう。
さて、先生に話しかけるとしましょう。
「...先生」
“うわぁ!?”
声をかけると先生は驚く。
「だ、誰ですか!?」
「おい!何者だ!」
キリノは驚きサキは銃を向ける。
“みんな、銃を下ろして彼は仲間だよ”
「そうですか...」
先生に止められる全員が銃を下ろす。
“それでレインはどうしてここに?”
「...ヒマリ部長からの任務です。...隠れながら先生の援護をしていました」
レインはここにいる訳を話す。
「なるほど...どうりで敵の数が少なかったのか」
“そうなんだ、ありがとうレイン”
カンナは納得し先生は感謝する。
「...気にしないでください」
レインは先生からの感謝を受け取る。
「先生、そろそろいいでしょうか」
“あ”
先生が忘れていたような声を出す。
“RABBIT小隊!来てくれたんだ!ありがとう!”
「忘れていたこと誤魔化そうとしてないか?」
“そ、そんなことないよ”
先生はRABBIT小隊にも感謝する。
「...まぁいいでしょう。先ほどの爆発で敵は全員吹き飛んだので今のうちに移動しましょう」
ミヤコはとりあえず感謝を受け取る。
その後、敵と遭遇することなく全員が子ウサギ公園にたどり着くことができた。
先生とRABBIT小隊は情報を共有し作戦を立てた。
作戦内容は、PMCに掌握されているシャーレを奪還すること。
作戦内容を決めたみんなは覚悟を決める。
“よし。RABBIT小隊、生活安全局、レイン....始めようか”
先生がみんなに呼びかける。
「ミヤコ、作戦名を決めてくれ」
「そ、そうですね...ではこれより、シャーレの奪還の「パセリ作戦」を...」
ミヤコが作戦名を決めようとするが、
「待って、なんでパセリなの。どういうこと?もっとカッコいいやつ無いの?」
「えっ、その...うさぎが好きな食べ物なので...」
フブキが作戦名に文句をつける。
「なるほど、それならニンジンの方が可愛くありませんか?ニンジン作戦!」
「それは前使っちゃって...」
ミユがそういうと、ここまで空気だったレインが、
「...クレソンはどうだ?」
「クレソン?なんだそれ」
サキが不思議がる。
「...オランダがらしといううさぎが食べてもいい野菜」
「クレソン...クレソン作戦...響きもいいですね」
レインが説明している裏でミヤコが名前の響き具合に一人絶賛する。
“みんな、行こう!”
「クレソン作戦開始!」
道中、公安局の生徒が増援に入りなんとかシャーレにたどり着く。
先生たちはビルに入っていく中、レインは違うビルを登っていく。
レインが静かにドアを開け、辺りを見回す。そこには、
「オスカー3、狙撃位置を確保。命令待機中」
カイザーの特殊部隊がいた。
レインは特殊部隊の隊員を“掃除”するために近づくが、
「!」
隊員はレインに気付きスナイパーをレインに放つ。
「こちらオスカー3、狙撃位置が敵にバレた。対象を制圧する」
隊員が報告する。
レインと隊員は静かに見合う。
そして、隊員が先に動き出しスナイパーを放つ。
それを読んでいたレインはすぐに移動し屋上にある小部屋、ペントハウスを遮蔽物として隠れる。
レインはそこから銃を放つが相手も動き回る。
停滞していた戦いにレインは一石を投じる。
相手のスナイパーの銃撃によりできた石ころを持ち相手に全力で投げる。
それと同時にレインは相手に向かって走り出す。
隊員は、飛んできた石ころを避け体勢が崩れる。
レインはそこを攻撃する。
が、隊員はそのまま銃身をレインに向け撃つ。
「...ッ!」
放たれた弾はレインの左腕に当たる。
レインはすぐに懐から発煙弾を出し姿を消す。
煙が晴れるとそこにはレインはおらず姿が消えていた。
「...撤退したか。こちらオスカー3、対象が撤退。狙撃位置にて待機する」
撤退したと判断した隊員は狙撃位置に移動しようとするが、
「...油断しましたね」
「...なんだ『グシャ』...と...」
後ろに回っていたレインによって首を砕かれ倒れる。
「...疲れました」
レインは一言呟いた後、腕の治療を始めた。