食蜂操祈のお兄様   作:とんこつスープ

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今回からは、完全オリジナル展開です。


大覇星祭4日目

 学園都市の空は、快晴だった。

 

眩い太陽が地面を照らし、風は穏やかで、どこまでも澄み渡っている。

 

そんな日の昼頃、学園都市の南部にある大型高校のグラウンドには、すでに人だかりができていた。

 

今日この場所で行われるのは大覇星祭特別イベント「レベル5組み手・特別公開戦」。

 

学園都市の超能力者(レベル5)のうち、武闘派の二人が公式の場で拳を交えるという、前代未聞の催しである。

 

「おい見ろよ、本当に来るのか?“食蜂結絆”と“削板軍覇”が!」

 

「うそだろ、どっちもレベル5だぞ......?校舎ぐらい吹き飛ぶんじゃねぇか?」

 

「よく許可出したなぁ......。理事会も頭痛いだろこれ......」

 

結絆以外の統括理事会のメンバーが頭を抱えているのは言うまでもない。

 

そもそもこれは結絆の持ち込み企画である()

 

ざわめきと歓声が入り混じる観客席。

 

仮設のスタンドは、一般学生、研究員、観光客、そしてテレビカメラにまで埋め尽くされていた。

 

観戦チケットは抽選制で、倍率はなんと四百倍。

 

幸運にも当選した者たちは、今まさにこの瞬間を待ちわびていた。

 

巨大スクリーンがフィールドの中央に映し出される。

 

カメラが移動するたび、どよめきが広がった。

 

グラウンドの中央、その上に、黒いコートを羽織った青年が立っていた。

 

「来た、食蜂結絆だ!」

 

歓声が一斉に上がる。

 

黄金の髪が風に揺れ、緑に光る瞳はまっすぐ前を見据えている。

 

彼が纏うのは、統括理事会メンバーにして暗部組織“ドリーム”の長という、二重の顔。

 

だが今日の彼は、そのどちらでもない。

 

一人の超能力者(レベル5)として、親友とただ拳を交わすために、ここに立っていた。

 

「......ふふ、ずいぶんと集まったねえ」

 

彼は肩を回しながら、まるで散歩にでも来たかのような軽い口調で呟く。

 

その背筋は伸び、全身からは穏やかながらも底の見えない気配が漂っていた。

 

 

 

 対戦相手がまだ姿を現していないというのに、観客席の熱気はすでに限界に達している。

 

「おーい、軍覇はまだか!」

 

「時間ギリギリまで走ってるらしいぞ、あいつ!」

 

どよめきが再び広がる。

 

そして、遠くの校舎の屋根の上で突如、空気を裂くような爆音が響いた。

 

「うおおおおおおおおおおおおおっっっっ!!!」

 

衝撃波であたりが揺れる。

 

屋根を蹴り飛ばした勢いのまま、一人の男が青空から飛び降りてくる。

 

白いジャージ姿、逆立った髪、眩しい笑顔。

 

最強の原石・削板軍覇。

 

己の根性?のみで常識を超える男だ。

 

彼は地面に着地する寸前、軽く足元の空気を押し出すようにして衝撃を逃がした。

 

砂煙が舞い、風が巻く。

 

観客席が一瞬静まり、次の瞬間、大歓声に包まれた。

 

「うおおおっ! マジで軍覇だ!!」

 

「テレビで見たよりすげえ!!」

 

周囲の歓声に包まれながらも、結絆と軍覇は普段と変わらぬ様子で歩みを進める。

 

「よう、結絆!もう調子は整ってるか!俺は全力でいくぞ!」

 

軍覇は朗らかに手を上げた。

 

「はは、そっちこそねえ。いやあ、君と拳を交えるのは久々だから楽しみだよお」

 

結絆は口元を緩める。

 

その表情は穏やかだが、瞳の奥には闘志が宿っていた。

 

実況席のアナウンサーが叫ぶ。

 

『観客の皆様、大変お待たせいたしました!ただいまより、大覇星祭特別イベント、レベル5組み手「食蜂結絆 対 削板軍覇」!いよいよ開始となります!!』

 

歓声が爆発する。

 

無数のドローンが空を舞い、試合を全方向から撮影し始めた。

 

人工知能が解析を行い、最適化された映像が学園都市全域の中継スクリーンにも映し出される。

 

「......すげぇな。あの二人が正面からやり合うのか」

 

「二人とも常人離れしたフィジカルだろ?どんな勝負になるんだ!?」

 

「むしろ“どうなるか分からない”からこそ、皆見に来てるんだ」

 

観客席のあちこちでそんな声が交わされる。

 

それぞれのファンが、固唾を飲んで見守っていた。

 

結絆は息を吐くと、纏う空気が変わる。

 

対する軍覇は、すでに戦闘態勢だ。

 

足を肩幅に開き、両腕を軽く構える。

 

まるで全身がエネルギーそのものと化しているかのように、地面が小さく震え始める。

 

「......ああ、いいねえ。こういう空気。実戦より試合の方が戦いを楽しめる。」

 

「お前の力、俺の拳で“確かめる”!!」

 

風が吹き抜ける。

 

観客の歓声が遠く霞む。

 

ふたりの間の空気が、ゆっくりと、しかし確実に変わっていく。

 

張りつめた緊張と高揚。

 

誰もが息を呑む静寂。

 

やがて審判役の研究員が小さく手を上げた。

 

「試合開始......三、二、一......」

 

手が下ろされた瞬間、轟音が鳴り響いた。

 

結絆と軍覇、二人の姿が一瞬にして視界から掻き消える。

 

この場にいる観客の中で、彼らの動きを“目で追える者”は、ほんの一握りだった。

 

観客席から悲鳴とも歓声ともつかない声が上がる中、空気が震え、風が渦を巻いた。

 

「な、なんだ今の!?」

 

「見えねぇ......!二人とも消えた!?」

 

「いや、動いてる......グラウンドの中央、あそこだ!」

 

注目が一点に集中する。

 

そこでは、目にも止まらぬ速さで拳と拳がぶつかり合っていた。

 

ほんの一瞬見えたかと思えば、次の瞬間には位置が変わっている。

 

結絆が蹴りを放ち、軍覇が腕で受け止める。

 

ドンッ!!

 

乾いた爆音が響く。

 

芝がめくれ上がり、白線が消し飛ぶ。

 

「......っはぁ!いいじゃねぇか、結絆!」

 

軍覇は拳を受けながらも笑った。

 

その声には、痛みも恐れもない。

 

ただ純粋な歓喜がある。

 

「ふふっ、まだウォーミングアップだよお?」

 

結絆も軽く笑い返す。

 

左手で軍覇の拳を受け流し、右の掌底をわずかに繰り出す。

 

空気が一瞬止まり――爆ぜた。

 

「うおおおお!?風が!風が逆巻いてる!」

 

観客席の最前列にいた学生たちが慌てて帽子を押さえる。

 

グラウンド全体に衝撃波が走り、白い砂が吹き上げられた。

 

実況のアナウンサーが声を張り上げる。

 

『し、信じられません!まだウォーミングアップのはずですが......!二人の動きは一般人の限界をはるかに超えています!!』

 

二人はまだ“遊んでいる”。

 

速度は、一般人の目でギリギリ追えるほどに抑えられていた。

 

結絆の蹴りは風を裂き、軍覇の拳は雷鳴のように響く。

 

「せいやぁ!!!」

 

軍覇のストレートが地面を砕き、亀裂が一直線に走る。

 

結絆は空気を一瞬凝縮させるようにして衝撃を受け流し、反撃の回し蹴りを放つ。

 

その軌跡は蜃気楼のように揺らめき、軍覇の顎をかすめた。

 

「くっ、はえーな......!」

 

軍覇の表情に一瞬の驚きが見えた。

 

それを見て、結絆は愉快そうに笑った。

 

「身体強化型の能力者を遥かに上回る反応速度、さすがだねえ。でも、まだまだやれるよねえ?」

 

「当たり前だろ!俺の根性はまだまだこんなものじゃねー!」

 

軍覇の拳が唸りを上げる。

 

それを受け止めた瞬間、結絆の足元の地面が陥没する。

 

だが彼は微動だにしない。

 

むしろ嬉しそうに微笑んでいた。

 

「いいね。じゃあウォーミングアップはやめて、そろそろギアを上げていこうかあ!」

 

「そうだな!」

 

「多少の設備の崩壊は俺がどうにかするからあ......安心して大丈夫だよお」

 

軽口を叩く結絆の瞳が、一瞬だけ鋭く光った。

 

同時に、空気が震え、温度が変わる。

 

観客席の数人が思わず息を呑む。

 

『な、なんだ......?空気の流れが変わった......!?』

 

結絆の身体から淡い光が立ち昇る。

 

結絆は自己制御(セルフマスター)を発動させた。

 

身体や精神を調整し、瞬時に最適化する。

 

彼の動きが、明確に変わった。

 

「いくよお、軍覇」

 

次の瞬間、彼は姿を消した。

 

「ッ――!!」

 

軍覇が反応する。

 

見えない。だが感じる。空間そのものが震えている。

 

拳を振るった瞬間、何かを弾く手応え。

 

結絆が真後ろに現れ、笑いながら肘打ちを叩き込んだ。

 

「っははっ! その反応、やっぱり本能の塊だねえ!」

 

「うるせぇッ!!すごいパンチ!」

 

軍覇が咆哮とともに拳を突き出す。

 

その一撃はまるで砲弾のようで、空気を破裂させながら突き進む。

 

ドゴォォン!!

 

爆音が鳴り響き、空気が弾け、砂煙が舞い上がる。

 

結絆はそれを間一髪で回避し、衝撃波を受けながらも軽やかに着地した。

 

「っふぅ......いい一撃だねえ!」

 

「ハッ!俺は最初から全開だぜ!」

 

「じゃあこっちも面白いのを見せるよお」

 

結絆は拳を硬質化しつつも柔軟性を持たせたうえで構える。

 

一方、軍覇は、そんなことは気にせずに結絆のもとへ突進した。

 

両者がぶつかった瞬間に、再び轟音が発生した。

 

観客席の防御シールドが波打つほどの衝撃が走り、観客たちは息を呑んだ。

 

「やっべぇ! 今の一発で防御壁が揺れたぞ!」

  

「すげぇ......まるでアニメの中みたいだ!」

 

砂煙の中、二人の影が交錯する。

 

拳が、蹴りが、衝撃波が、連続して空気を切り裂く。

 

結絆の動きはしなやかで、美しい。

 

軍覇の動きは豪快で、直線的。

 

性質は正反対だが、どちらも一歩も引かない。

 

「軍覇、そろそろ......もうちょっとだけ速くしようかあ?」

 

「言われなくてもそうするつもりだ!」

 

ドンッ!!

 

ふたりの拳がぶつかり合い、空中で圧縮された風が爆ぜる。

 

観客席を包む風圧が一段階増す。

 

砂煙が舞い上がり、空が揺れる。

 

『お、おおおっと! 衝撃波の影響でカメラの映像が乱れています! 二人の動き、もう肉眼では追えません!!』

 

それでも観客は目を離せなかった。

 

少年たちは歓声を上げ、研究員たちは必死にデータを取り続ける。

 

この一瞬、この“生の戦闘”を目に焼き付けようと。

 

 

 

 目にもとまらぬ攻防が繰り広げられる中、結絆がそっと呟いた。

 

「......さてと、お互い本気の一撃を見せ合おうかあ」

 

それを聞いた軍覇の口角が上がる。

 

「結絆!お前ならこの攻撃を受け止めてくれるよな!」

 

空気が一瞬にして静まり返る。

 

誰もが、その次の瞬間を待っていた。

 

レベル5同士の衝突。

 

本気の戦いが、いよいよ幕を開ける。

 

静寂、それは、爆発の前の一瞬の静けさだった。

 

風が止み、観客の歓声すら途切れる。

 

結絆と軍覇が互いに正面を向き合ったその瞬間、空気の密度が極端に上がった。

 

ふたりの間に立つ砂粒が、まるで時間が止まったかのように宙に浮かぶ。

 

「準備はできてるよお、軍覇」

 

「上等だ。俺の全力、受け止めてみろ!超すごいパーンチ!!」

 

次の瞬間、世界が弾けた。

 

音速を優に超えた結絆の拳が軍覇に迫る。

 

同時に、軍覇の拳が前へ突き出される。

 

拳圧が空気を押し潰し、地面の芝だけでなく、地面も吹き飛んだ。

 

互いの拳は触れていないものの、ぶつかり合った衝撃波は稲妻のような閃光を放ち、観客席の防御シールドを歪ませた。

 

「うわあああっ!見えないッ!」

 

「防御壁が鳴ってるぞ!これ以上やばいって!」

 

「でも......すげぇ......!」

 

観客たちは叫びながらも、目を離せなかった。

 

光と音の嵐の中、二人は笑いながら拳をぶつけ合う。

 

 

 

 組み手は続いていた。

 

結絆は空間移動で軍覇の意表をつき、彼の真上から蹴りを入れた。

 

軍覇はそれをもろに食らいながらも、反撃の蹴りを入れた。

 

「ぐっ......さすがだねえ。腕で受けたけど、ちょっと骨が折れそうになったよお。」

 

「へっ、お前なら骨折してもすぐに再生するだろ」

 

軍覇が地を蹴る。

 

結絆は軍覇の攻撃を見切って彼の顎にカウンターを入れた。

 

ドンッ!!

 

結絆のカウンターを受けた軍覇は地面に沈み込み、衝撃波が放射状に走った。

 

観客席の一部が大きく揺れ、周囲のフェンスが軋む。

 

『し、信じられません! 二人の攻撃がもはや地形を変えています! グラウンドの原形が......ありません!!』

 

アナウンサーの悲鳴交じりの実況が響く中、戦闘はさらに激しさを増していく。

 

「うわぁ......まるで自然災害だ......!」

 

「どっちが優勢なのかわかんねぇけど、ヤバすぎる!!」

 

観客たちは立ち上がり、声を張り上げる。

 

誰もが恐怖と興奮の狭間にいた。

 

結絆がふっと笑った。

 

「じゃあ、次は――これでどうかなあ」

 

右手を地面に突きつける。

 

瞬間、地中の水脈が震えた。

 

グラウンド全体が揺れ、地面のあちこちから水柱が噴き上がる。

 

巨大な刃のように水が舞い上がり、太陽光を受けて虹色に輝いた。

 

「ぬぅぅんッ!!」

 

軍覇はその水柱を踏み台にして宙へ飛び上がり、空中から渾身の拳を振り下ろす。

 

「ウルトラスーパー超すごいパーンチ!!!」

 

拳が空を裂き、結絆の真上に突き刺さる。

 

結絆は両手を交差させ軍覇の攻撃をガードする。

 

しかし、軍覇の拳が触れた瞬間、空間が“割れた”。

 

波紋が空に広がり、地面が耐え切れず爆ぜる。

 

ドガァァァァァァァァァァァァン!!!

 

数秒後、煙が晴れると――グラウンドはもう、原形を留めていなかった。

 

陸上トラックは完全に吹き飛び、芝はなくなり、中央には巨大なクレーター。

 

砂と水と焦げた匂いが混ざり合い、まるで戦場跡のようだった。

 

「......お、おい。これ......本当に高校のグラウンドか?」

 

「どうやって修復すんだよ......!」

 

観客たちは呆然とその光景を見つめていた。

 

やがて、崩れた地面の中央――

 

そこに、結絆と軍覇の二人が立っていた。

 

服は土埃にまみれ、髪は乱れ、顔には疲れが見える。

 

互いに軽く肩で息をしながらも、まだ立っている。

 

「......っはぁ。すごいねえ、軍覇。完全にグラウンドが無くなっちゃったよお」

 

「ははっ!まぁ、祭りだしな!......っておい、これはちょっとやりすぎたか!?」

 

結絆が頬をかきながら苦笑する。

 

「うん。さすがに、補修費が俺の口座に請求されそうだねえ......」

 

「お前、理事会の人間だろ? どうせ予算で出るんじゃねぇか?」

 

「いやあ、そう簡単にはいかないんだよお。今回の企画は他のメンバーからは反対されてたからねえ」

 

統括理事会は腐っている人間も多いが、今回に関しては妥当な判断と言わざるを得ない。

 

「マジかよ。じゃあ俺、手伝うぜ。穴掘り得意だからな!」

 

「いやいや、穴を埋めないとだめだよお」

 

結絆が突っ込みを入れた後、二人は顔を見合わせ、思わず笑った。

 

その笑い声に、観客席からも自然と拍手が起こる。

 

ただ純粋に、この二人の戦いに魅了された人々がそこにはいた。

 

アナウンサーの声がマイクを通して響く。

 

『試合終了――!勝敗はつきませんでしたが、学園都市が誇る二人のレベル5による前代未聞の組み手、これにて閉幕です!!』

 

歓声と拍手。

 

砂塵の中、二人は並んで立つ。

 

「......なぁ結絆、次はちゃんとした場所でやろうぜ」

 

「うん、そうだねえ。今度は......マジックシアターの訓練場かなあ?」

 

「おう、それならいくら壊しても平気だな!」

 

「......うーん、やっぱり異世界でやったほうがいいねえ」

 

そんな他愛もないやり取りを交わしながら、二人は同時に空を見上げた。

 

高く澄んだ青空。

 

まるで、この日を祝福するように雲一つない。

 

余談だが、二人の戦いの余波で雲がはじけ飛んでいる。

 

結絆が目を細め、ぽつりと呟く。

 

「やっぱり、君と戦うと楽しいねえ。背負うもののない試合が一番楽しいよお」

 

「統括理事会の仕事がどれだけ大変かはわからないけどよ、体が動かしたくなったらいつでも相手になるぜ!」

 

「やっぱり君は最高だねえ、いい友を持てたよお」

 

こうして、大覇星祭特別イベント“レベル5組み手”は、誰もが予想もしなかった規模と熱狂の中で幕を閉じた。

 

そしてその夜、ニュースではこう報じられる。

 

「二人が組み手を行ったグラウンド、レベル5二名による“想定外の物理的被害”。修復にはおよそ一週間を要する見込み」

 

それを見て、結絆と軍覇は同時に苦笑しながら言った。

 

「......やっぱり、ちょっとやりすぎたねえ」

 

「......次はもう少し手加減してやったほうがいいかもな」

 

だが、その笑顔はどこか誇らしげだった。

 

そこには、互いをよく知る親友同士の絆が感じられるのだった。




結絆と軍覇は定期的に組み手を行っているので、軍覇は大幅に強化されています。

聖人の肉体を持つ結絆と打ち合える軍覇は恐ろしい存在ですね。
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