インモラルなステディxステディ【完】   作:ノイラーテム

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偶には三人で

(ユエ)(ホワ)。これから訓練を兼ねて目的地まで走って行く。遅れるなよ」

 

「当然、纏をしながらですよね?」

 

「問題無ーし! ダイエットの必要はないけどね!」

 

 フウゲツとカチョウには偽名を使ってもらい、三人とも服装を中華系にしてある。

 

更に化粧で互いの顔を程近い第三者に合わせているので、双子でという土台を含めても区別するのは難しいだろう。そしてハンター試験の一次会場を思わせるペースでマラソンしていく。ただし、途中でペースを変えて疾走モードと巡行モードを切り替えながらの移動だ。

 

雪哥哥(シェイコ-コ)、何か飛んでくる!」

 

「着地時に加速して振り切る。付いて来るならペースを落として持久戦だ」

 

(シー)

 

 スペルカードには効果範囲があるので20m移動すれば問題ない。

 

こちらは既に加速しているし、減速せずに左右に分かれるタイミングさえ間違えなければどうという事はない。原作で行われたアレは大量にやって来た初心者が、待ち伏せにあっていただけである。偶々見張っていた連中が呪文で移動するとかだと間に合わないし、『衝突』で出逢った事のない人間を名前登録したいだけなら、既に目的は達しているので直ぐに引くだろう。というか特定のカード狙いでの待ち伏せを除いて、基本的に弱者の戦法だからな。

 

(サン)

 

「「(シー)」」

 

「よお! って?!」

 

 俺は上半身の動きをブレさせずに、双子は腕を振りながら迂回。

 

その後に加速して合流し、暫くそのまま疾走。無理に追いかけてこないことを理解した上でペースを落して山岳地帯へと踏み入って行った。もちろん暫くペースはそのままだ。

 

「コーコ。誰か見てません?」

 

「気が付いたか、体力も含めて良く鍛えたな」

 

「えへへ。抜け出して訓練しようとして大変だったんだよね」

 

 フウゲツが監視者の視線に気が付くとカチョウがその理由を教えてくれた。

 

セイコ妃が付けてる護衛は大したことはないのだが、上の王子が付けた私設兵が面倒であったという。それでも第一王子と第二王子以外の手下はどうでも良いらしいのだが、念能力者として格上だから撒くのが難しいらしい。だから脱出自体を訓練にして、見張られている視線に気が付く訓練や、追いつかれるまで走る訓練をしていたという話だ。

 

「という事は上の連中は二人が王室を出るのに気が付いて泳がせているな。その下は急に強くなったことに関心があるらしい」

 

「頑張ったもんねー。でも気が付かれてるのかあ~」

 

「ライバルが居なくなるなら構わないって事ですね」

 

 格上の能力者から逃れられる理由など、連中が本気ではないだけでしかない。

 

その時が来たら暗殺する対象なのに放置しているのは、鍛えている最中に死んだら儲けもの、そうならなくとも外で生きていくための力を身に着けているなら別に構わないという事だろう。これがベンジャミン王子たちに対抗する様な力ならば許さないのだろうが、カチョウの降嫁は決まっているし、フウゲツもそれに習う様な動きなので放置気味で様子を見ているのだろう。

 

「それで見てる奴はどうするの? コーコがやっちゃう?」

 

「いや、お前たちの訓練に充てよう。格闘戦の訓練は?」

 

「兵士には成れないけど護身術なら十分でしょうって」

 

 せっかくなので原作をオマージュして双子を鍛えることにしよう。

 

見張ってる奴は、おそらくさっきの連中を囮にしたと思われる。こちらの動きを伺い、止った所で仕掛けて来るか、第三者の出迎えを確認しているものと思われた。疾走中なのに追いつけているのは、山岳地帯で走行距離が出せないのと、離れていても姿を確認するだけならば十分だと思って適度に見張っているのだと思われた。追いつくだけなら夜にして体力を温存する方が楽だからな。

 

「この状態で監視する様な奴はどうせ力づくで強奪に来る奴らだ。構わないから殴り倒せ、ヤバイ奴だったら俺が割って入る。まあ、居ないと思うがな」

 

「「(シー)」」

 

 俺たちはペースを更に落とし、戦い易く見られ難い場所を選ぶことにした。

 

戦うのは構わないが、もっと追跡や絶が上手い奴に見られてても困るからな。選ぶのは起伏で視線が切れ易く、覗くためには場所が限られるところである。足元に関しては少々動き難いくらいが丁度良い。ジャンプするにしても、移動経路が読み易い方が楽だというのもあった。後は水を一部に配置し、攻撃でも防御でもなく、遠くの光景を僅かでも写すためのレンズにしておけば十分だろう。

 

「もう逃げないのかあ? それじゃあ闇のヒスイを貰うとしますかね」

 

「可愛い子じゃんか。カードだけ奪うのは惜しくね? ねぐらに連れ帰ろうぜ」

 

(能力だけなら修行中のゴンたちと同じくらいか。だが流も遅く、凝で確認をした様子もない。二人の訓練には丁度良いな……問題があるとすれば強化系と放出系というあたりか。三対二でも襲って来る程度には自信があるのか、それとも三人目や四人目が迂回しているのか……)

 

 現れたのは判り易く強盗と言うという風情だった。

 

ちゃんと鍛えているが応用を軽視している段階でそれほど脅威ではない。それでも戦えると確信しているだけに、戦闘力だけなら自信があるのだろう。性格もあるだろうがオーラが迸る様な様子を見せている為、強化系や放出系であると思われる。とはいえこいつらに対する感想は『せっかくの才能を無駄にしやがって』以上ではない。かなり鍛えて今のゴンキルと同じレベルかつ、応用が全くできてないという事なのだから。

 

「当て馬、ご苦労さん。人の嫁に手を出そうというのは許せんが、色々なモノを差し出してくれることに免じて生かして置いてやろう」

 

「何だとテメエ! やろうってのか! ぶち殺してやらあ!」

 

「それよりこんな可愛い子が嫁だと? 許せねえ!」

 

 おそらくだが、こいつらは俺の能力を計る為に用意された駒だ。

 

俺が居ない事に気が付いて見張るにせよ、グリードアイランド内に居ないサイクルを把握しないと何日も見張る事は難しい。なのに衝突狙いの連中を使って様子を見た後で、そこそこ強い奴が待っているとかそんな都合良い事はあり得まい。体の大きな強化系と、やや細身だが放出系で加速に向いたタイプなら能力的に追いつくことは可能だが、最初から追跡からの強奪を狙っているとしか思えない組み合わせも作為を伺わせた。

 

「死ねやあ!! ……おああああ!?」

 

「……と、まあ素人だから動きが見え見えで判り易い。強化系の大男は俺が倒しておこう。カスっただけで大ダメージという奴は訓練に向かん」

 

 素人なので判り易い動きであり、地形の問題もあって判り易い。

 

拳を受け流して足を払うという手順で簡単に転がし、後は上を取って攻防力の攻強めで蹴り続ければ終わりなので、もう一人を双子に任せることにしよう。二人はちゃんと習ってるので格闘戦では勝るだろう。後は熟練度が上の敵に対し、二人一組で戦えばまあバランスは採れる。ゴンキルみたいに一対一で戦闘訓練はまだ無理だろうけどな。

 

「嘘だろ……」

 

「そっちの放出系はおそらく加速能力だ。加速系の欠点は旋回半径が広いこと。歩法による切り替えも2パターンくらいだろう。突っ込みに気を付けて常に斜めに立ち位置を注意すれば問題ない」

 

「「(シー)」」

 

 能力を作る時、機動系を考えたこともあった。

 

高速で格闘すれば大抵の相手に有利が採れる、自分を操作して放出も混ぜて、場合によっては強化なり変化で風を出して戦うのだ。ただ、この世界の人間は基礎能力が高過ぎる。鍛え上げれば何処かのラグビー漫画に出て来る神速のインパルスで反応してしまい、ガードするなりカウンター出来てしまうのだ。戦闘専用で幾つも発を持つならともかく、それほど強く成らないので考えを放棄したことがある。

 

(ゴンキルより未熟だが二体一なら勝てるだろう……だが危機感が無いと勉強にならないし、奴の方も心を折っておかないと万が一もあるな。さて、何を話せば注意を惹けるかな)

 

 俺は今の状況を最大限に利用する為に放つ言葉を考慮した。

 

視界の隅で倒れた大男を見据えて蹴り続け、偶に凝をしてそいつの攻防力だったり、こちらを見ることのできる高台などを確認しておく。ありがたいというか情けないというか、応用が出来ない襲撃者たちは、攻防力の切り替えが丸判りだから脅威でもない。むしろこいつらをけしかけた奴らがやって来たりされる方が危険だろう。

 

「初心者の二人に注意しておく。念能力者は少々の怪我では死なない。攻防力の殆どを防御に割り振ってる今のコイツみたいにな。治癒能力も高いし俺には治癒能力もある。だから片方が人質に取られても容赦するな。躊躇して連れ去られる方が困る。巻き込むつもりで攻撃し、捕まった方は攻防力を切り替えろ。何、怪我なら手に入れる予定の大天使でまっさらにしてやる」

 

「え、ええと月……ちん?」

 

「うん。それでいいよ花ちん!」

 

 俺の言葉を聞いてカチョウは戸惑い、フウゲツはむしろ嬉しそうにしている。

 

守るべきフウゲツを攻撃しても良いのかカチョウは迷い、対照的に物凄いお宝を浪費してでも自分達を癒してくれるということに感動するフウゲツ。この辺りはそれぞれ何を重要視しているかの差だろう。出来るだけ『身内を傷つけたくないカチョウ』と、ここまでやれると『自己犠牲をいとわない程に愛の重い』フウゲツの差とも言えた。戦ってる細身の男? マジかよ正気じゃねえって顔で青ざめてるな。予定通りだ。

 

「大したものなかったね。そっちなんかあった?」

 

「このメモ帳は面白いよ! この島に何があるのか書いてる!」

 

「そうだな。影武者切符は難しいだろうが、レインボーキャンディーと3Dカメラを修行用で取りに行こう。後はアドリブブックと思い出写真館はぜひとも使いたいところだ」

 

 第三の発である雪月花を使えば、二人を治癒しながら戦わせられる。

 

その結果が暴漢たちへの勝利であることは言うまでもないだろう。一発逆転の戦法である『女の子を捕まえて逃走』という手段を真っ先に封じられ、運よく捕まえても誤爆覚悟で戦いを挑まれる段階で敵の心は折れていたからな。一緒に行動出来てハッスルしてる二人との精神性は真逆と言える。格闘術を習い念の応用まで行っている二人が負けたら嘘だろう。

 

「オイオイ。お前ら手に入れるカードを趣味で使う気かよ」

 

「悪い? 私達は別にお金に困ってないもんね」

 

「コーコとの一時があれば他は何も要らないもん」

 

「そう言う訳だ。それだけにお前らの罪がいかに悪いか判ってくれたか? 今ならリスキーダイスを使って宝籤を引くか、それともお前たちをけしかけた奴らの情報を話すかで勘弁してやろう。話を長引かせるなら、強制的にダイスを握らせるぞ」

 

 捕虜など意味はないので放逐するとしよう。

 

ボマー組も言っているが交渉の秘訣はどれだけイカれているかを相手に判らせることが重要だ。この襲撃班も、こいつらをけしかけた奴らも、俺らが採算なんか考えていないと理解してもらおう。もちろんこいつらに何も尋ねずにボマー組が始末してくれても構わない。俺たちのスタンスを宣言し、カチョウとフウゲツが生き残るために己を鍛え、そして自由を満喫してくれれば後はどうでも良いのだ。

 

「オレ達と同じ二人組だよ。一人は額に刺青が入れてあった」

 

「ボマーらしき連中にアジトふっとばされて命からがら逃げたから余裕がないとか言ってたな。情報と引き替えに水やら金を恵んでやったぜ。くそ、こんな奴らだと知ってれば……」

 

「なるほど。それだけ聞ければ十分だ。そいつらに俺たちの事は言うなよ」

 

 ベラム兄弟とボマー組のどちらかだと思ったがビンゴだ。

 

おそらく自分達を弱く見せて、こいつら二人を上手く乗せると同時に条件をクリアしておいたんだろう。ゲンスルーがリーダーなのはリトルフラワーを高い火力で使えるのと、率先して行動するリーダシップがあるからであって、別に残り二人がカウントダウンの設置が出来ない訳じゃないだろうしな。威力が低いかもしれないが、リトルフラワーも使えないという訳でもないだろう。

 

 

「コーコー、殺さなくて良いんですか?」

 

「そうだよ。あいつら私たちを辱めるって……」

 

「時には信じることも重要さ。まあ、自業自得という言葉や、布石という言葉を覚えておくと良い。ここで簡単に嘘を言える奴は、後で誰かに疑われても仕方がない。もちろんそいつが最初から騙す気でいる場合も多いが、それでも高所で動くのは俺たちだ。計画の内ともいうがね、足元は俺が固めておくから二人は気にしないで良い」

 

 そこから場所を移している途中で二人が尋ねて来た。

 

レイプ未遂でもあるのだから許せないのか、それとも口封じについて考えたのかは判らない。だが若い女の子、それもお姫様が考える事でもないだろう。それに、もしあいつらがボマー組に話をすれば、俺たちのスタンスとか戦力を吹き込める。そしてあいつらはボマー組に始末されるという寸法だ。もちろん俺の忠告を守って黙っててくれるならば問題はない。あえてゲスイ事を考えることもないだろう。

 

『どこへ行っていたんだ? 色が変わっていたから心配したぞ』

 

「悪いね。犯罪者を外に護送してグリードアイランドを回収してたんだ」

 

『なに? グリードアイランドを? お前が手に入れたのか?』

 

「バッテラ氏に渡して減刑嘆願をしてもらう約束で素直に場所も教えてくれた。まあ、プレイヤー枠を余分に貰ってはいるがね」

 

 交信が飛んで来たが、いつもの嘘ではないが真実でもない事を話しておく。

 

ビノールトはハンターかつ賞金首という微妙な立ち位置の男だ。賞金首ゆえにバッテラが彼を雇う事はないので、彼が何処かで手に入れたグリードアイランドでインしてたのは間違いないと判断しての事である。そしてバッテラならば減刑を嘆願することも可能ではあるだろう。どちらかと言えば『髪の毛を食べれば健康状態が判る』という能力の方に大きな関心を持っていたけどな。そして枠を余分に貰っているのは最初からだが、それをあえて語る必要はない。

 

「ただ弟子の面倒を見なくちゃならなくなった。最初に一回だけ『一坪の海岸線』にチャレンジした後は、一カ月ほど君たちに優先権を渡そう。その間は俺を呼ばなくて良いし、複製を渡す必要もない。もちろん勝てなくて援軍が必要ならば一カ月後に応じるがね」

 

『……悠長だな。それは本当なのか? 実はオレ達をハメたり……』

 

「そう思うのも無理はない。だが、俺は君らやツェズゲラとは契約が違うんだ」

 

『なに?』

 

 俺はここで前提ではなく条件と口にした。

 

もちろん最初から金なんかもらう約束なんぞしていないが、これまで語る必要も無かったことだ。それを今になって開陳するのは、吹き込むためのストーリーを段階的に用意する為である。俺がバッテラ側なのは審査会に居たから聞いているだろうしな。

 

「君たちは金を貰うし、その時に金額を減らしてカード一枚くらいは取得を申し出ることも可能だろう。だがツェズゲラはプレイヤー審査など雑務も担当する代わりに、バッテラ氏が諦めても、他の誰かが達成しても違約金として幾らかは貰える。俺の場合はグリードアイランドの本数が変る。海洋資源の探索で成り上がってね。グリードアイランドを複数本手に入れることがどういう意味を持つと思う?」

 

『そうか! 瞬時に好きな港に行くことが出来る……』

 

「その通り。付け加えるならば、弟子の育成もやり易くなるな」

 

 血統以外に何も無い二線者から、かなりの発言権を得た。

 

だから成りあがったというのは嘘ではないし、もし会社を調べる奴がいてもそのくらいの事は判るだろう。そして一度成り上がったという事は、金よりも重要な事があるということ。グリードアイランド複数本なら五百億どころの話ではないし、仮に昔の相場に戻るとしても、好きな港に移動しそこにも同じ様にグリードアイランドを置いて置けば、好き勝手に移動できるという訳である。流石に暗黒大陸は怪しそうだけどな。

 

『弟子の育成がし易い? こんなクソみたいな島でか?』

 

「念が一般人に見られることはないし、場所次第で能力者の目も逃れられる。だから俺は最初に現実への帰還手段を探したんだ。効率がダンチだからな。もし君らの中に海で働くのに向いている者が居たら月給百万は保証するよ、発もそれ向きなら三百万は出そう」

 

 この話も嘘ではない。少なくとも現実に戻れるなら悪い場所ではないのだ。

 

外にこそ持ち出せないが、水や食料だって存在している。誰の目にもつかない場所で修業できるし、もし見られても良いなら能力者同士で声を掛け合いながら修行だってできるだろう。それこそゴンキル組があれだけ伸びているのは、同じくらいの天才が二人いて、ビスケが指導しているからなのだ。なお、提示した金額はアベンガネ以下にしてある。それだけ彼は有用だからな。

 

「嘘だと思うかね?」

 

『正直信じられん。だが独占カードを出したり誰も知らない情報を売る理由にはなると理解できた』

 

「結構」

 

 今は半信半疑以下で、本当かどうか疑っているだろう。

 

だがそこに意味はない。何しろ俺がクリアして複数本、誰かに勝利させて二本、バッテラが死んだり諦めて一本という契約だったとして彼らには何の意味もないのだ。俺が勝利を譲る可能性自体には気が付いてもらわないと困るのだが。まずは一歩ずつ信用を積み上げて行こう。

 

「さて、本題に入ろうか。他チームや現地での護衛を兼ねて複数人でマサドラに来てくれ。俺も騙されたくは無いからな。そちらの古参二名以上、派閥があるならそれぞれからで頼む」

 

『派閥なんかは無い。だがソウフラビに集合じゃないのか?』

 

「条件があるんだ。それと『税務長の籠手』対策に第三者の目が欲しい」

 

『……判った。人数が多いと文句を言うなよ』

 

 税務長の籠手は周囲の他チームプレイヤーというのがミソである。

 

もしマサドラみたいなところで不用意に使った場合、幾つものチームから恨まれる可能性がある。そうなると終盤戦でもう直ぐ勝利する時ならともかく、まだ九十枚ちょっとで全プレイヤーに宣戦布告は無謀でしかない。もちろん古参二名以上で各派閥を連れて来いというのは、俺に対して色々な意見を持つ奴を連れて来いという事だ。そうすることで俺を信じる奴も居れば、信じない奴も居るだろう。そして彼らは情報を共有して混乱するという訳である。




 という訳で繋ぎ回と、原作オマージュで修行回を混ぜています。

●変装と戦闘訓練
 お姫様を連れ回すのだから必要ですよね。
髪型は肩に合わせて傾斜したセミロングの黒いカツラ(おかっぱでは無く眺めのボブカット)。服は柿色の袍服で、下はスパッツにしてスリット入り、エッチなことをする時はスパッツ無しになります。

 加速タイプの欠点というのは、単純に直線ダッシュの欠点です。
仮に一歩で10mダッシュするとして、発でやっちゃうと曲がれない。
ちゃんと鍛えて基礎能力だけでやってるなら良いけどってやつですね。
強化・放出・操作をバランス良く鍛えて、1ステップに数歩~十歩分の差があれば強いとは思いますが……今回の相手はそう言う事が出来ない人たちです。

 相方が捕まっても躊躇うな。というのは最悪の想定ですね。
一か八かで抱き着かれ、躊躇っている間に『同行』で連れ去られる。
とか、どう考えてもレイプされた上で脅されるフラグでしょう。だからそのことを指摘することで、双子に緊張感を持ってもらい、戦って居る相手の心を折りに行きます。戦利品に関してはBランク数枚・呪文カード・金というところでしょう。

●ボマー組の発とビノールトのグリードアイランド
 サブとバラも一応は使えるとしておきました。もちろん弱いけど。
ビノールト所有のグリードアイアンドに関しては、まあ持ってるんじゃないかなと。無いとしても話の都合なので問題はないです。

フィンクスとフェイタンはどうなる?

  • クラピカが殺した
  • ユキが約束通り殺した
  • 迷ってる間に自殺した
  • 渋々、約束を受け入れてNGLへ
  • 除念待ちしながらNGLへ
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