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「よう。
「せっかく順調に見学者を呼び込んでいたんだがな。おかげで企画ごと入れ替えることになったよ」
予想していたトラブルに予定通り巻き込まれることになった。
パドキア北部において共通規格バッテリーで電気自動車展示会をやって居たところで、協会本部に呼び出されたというわけだ。同じく呼ばれているモラウと顔を合わせ、協会本部の近くに借りた広いスペースを臨時の展示場やサーキットにしていた。会長選はどのくらい掛かるか分からないのに参加必須で、最終決定までに何度か候補を落としながら繰り返す可能性が高いと言われて迷惑だと主張して置いた。
「オレも確認したがいまいちパワーが無くていけねえ。かといってリキあげると直ぐにバッテリーがへたるしな。これじゃ誰も買わねえんじゃねえの?」
「それで良いんだよ技術が確立したばかりだからな。最新はこれだ」
「へえ。タイプ別のエンジンを組み替えれるのは良いねぇ」
「こいつの目玉は『共通規格』で入れ替え可能ってことさ」
俺は前世知識があるので完成系にはこだわらなかった。
エンジン・大型バッテリー・基幹フレーム・荷台の形式・ハードポイントの位置などを規格化し、その規格内でどんどん良い物に変えて行けるように工夫したのだ。昔に流行ったロボットを組み上げるゲームのアイデアを組み入れたもので、中枢である大型バッテリーの特許は安価にして各企業が好き勝手に販売できる様にしたのだ。真面目な話、俺は電気自動車を売りたいのではなく、大型バッテリーで動くドローンや水中用バイクなどを作りたいだけだしな。
「そんじゃあ入れ替えた企画ってのはもしかして?」
「ああ。協会に近い事を活かした。指定したら好きに試せるぞ」
「そいつはいい。オレもちょいと水中用バイクを作ってみるかね」
「そう思って選びそうなパーツを用意しておいた。好きに調整してくれ」
ここで売り物を並べてないのはパリストン対策だ。
もしキルアがこの辺までやってくる場合、もしイルミに襲われてもバッテリーから電気を吸収しながら移動することが出来る。だがパリストン一味(たぶん影武者)が奪っても使えるのは一台か二台くらいにしておく。逃走幇助だと言われても困るからな。
「おや。こんな所に候補のお二人がいらっしゃるとは。もしかして親しい間柄なのです?」
「「は?」」
ただ好事魔多しと言う。胡散臭い男が一通り知った上でやって来た。
パリストンは俺とモラウが手を組んで海洋探索をしていることを知りながら、偶然ここで出逢ったんですか? みたいに聞いて来た。もちろんツッコミを入れなければ問題が起きるし、ツッコミを入れても問題が起きる。例えば聞き捨てならない話だ。
「俺が編成した海洋探索チームにモラウ師を招聘してチームリーダーに据えている。詳しくはレポートを読んでもらうとして、候補?」
「後で読んでおきますね。会長候補に選ばれたという事になりますね」
「オレらが? ガラじゃねえなあ」
「協会に貢献した覚えもないしな」
モラウが候補なのは原作で知って居たが、今回は蟻編に貢献してない。
それに加えて俺も特に何かしたという訳ではないので、この話はおかしな事ばかりだ。俺もモラウもチームリーダーとして現場を仕切りたいとは思っても、トップに立ってあれこれしたいとは思えないのだ。まあ、枯れ木も山の賑わいというが、俺のシングル認定話と同じでセンセーショナルな話題造りの為に、パリストンの一存で候補に入れたのだろう(例の戦没遺構=国家犯罪のからみで、他の十二支んも撥ねなかったのかもしれない)。
「で、どうするよ?」
「断る。ただし、逃げたと思われない程度にな」
「そいつは違げえねえ。地位に興味はねえが、舐められたとは思われたくねえからなあ」
こうして俺たちは適当に会長選に挑むことになった。
おそらくはレオリオが絡まないことで、パリストンや他の十二支んへの票が集まって終わりだろう。その途中でチードルがパリストンの疑惑をぶちあげておろさせようとするのだろうが……それなら最初から拘束してしまえば良いのにと思わなくもない。逮捕するかは裁判次第としても、拘束くらいはダーティーな手段としてグレーゾーンの筈だ。おそらくパリストンもその生ぬるさに苦笑していると思われた。だから余計な候補を増やしたのだろうか?
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『正直なところ迷惑している』
『俺は事業を拡げて、そこに別の事業を絡めて展開していた』
『急に呼びつけられ長期間スケジュールを拘束。暇を持て余すことになった』
『その結果は、諸兄らの一部はこの近くでやってるモーターショーで知って居るだろう。はっきりいって、内部抗争は会議室の中でやってくれと言いたい。会長なんて余計な仕事を負わされるばかりで、自分のしたいことが体面と時間で制限されるばかりだしな』
そして会議が始まり最初の討論会になった。
予想した通りに候補者は原作の倍以上が存在しており、適当に話を初めてさっさと打ち切る奴も出て来る。俺も今やってる事業の話に移行し、終わらせるための流れを造り出していた。
『しかし会長はともかくシングル認定くらいは受けても良いのでは?』
『……ここに居る中で、自分に自信の有る者はみんな思って居るはずだ。『何が星付きだ、俺の方がスゲー』あるいは『シングル? 世界が俺に追いついたら勝手に星が付いている』とかな。俺もそうだ。いずれはシングル認定に相応しい業績で名簿に載るだろう。だが、それは今である必要は無い。それこそ立ち上げたばかりで不評な電気自動車が、もし世間に受け入れられたら勝手に認定されるからな』
流れ作業で消えていく奴も居る中、パリストンは偶に噛みついていた。
彼であったりその手下が質問の演壇にたち、そいつの回答であったり過去にグサっと刺さる様なことを言い始める。俺への質問もそうであり、もし『シングルなんか要らない』と受け取れそうな回答をしたら、『あの人は要らないそうです。未来永劫候補から外しちゃいましょう』みたいなニュアンスでイチャモンを付けかねなかった。
「あんなポンコツでかよ!」
「大して走らねえのにな!」
『これからさ。走行時間が倍になり、どこでも太陽光で充電可能に成ったらどうだ? それに静穏性は今でも優れている。パワーが足りないならガソリンエンジンにすれば良い。まあ、なんだ。せっかくだから俺が会長に成った場合の政策を話そう。結論を言うと『クラス分けの導入』により、マシンを操る奴、戦う奴、治療を行う奴、交渉を担当する奴。そういう得意分野の区分を用意し、機材の購入補助やインストラクターとしての引退後を用意しよう。傭兵は装備が買い易くなり、メディックに治療してもらえる可能性がある。走り屋は自分専用のマシンを誰でも注文できるようになるだろう。もちろん引退したら喫茶店なりガススタの店長しながら自分の講座で解説して稼ぐのさ。そんな風に、俺は自分の趣味で施策を推し進めるだろう。それでも良ければ投票してくれ、俺はその票をまとめて交渉相手にぶち込むからな。夢を叶えるのは今じゃないから、同じ志を持つ奴がこんなに居るって交渉材料にさせてもらう』
登壇せずにヤジを飛ばしてくる奴には正論をぶつけよう。
発展途上の機械だし、それでも捨拾選択すれば今でも使えると告げる。ここでそんな事は出来ないと言えば、そいつは考え無しに不適格な使い道をする馬鹿と言う訳だ。使えると思えば使うし、使いたくないと思えば使わなければ良いだけだと説明した。その上で、俺は会長に成る気は無いので、欲望丸出しのゲーマー的な区分導入をぶち上げて終わりである。
「おつかれさん。こっからどうなると思う?」
「泡沫候補を切り捨てた後は、同レベルでグダグダになって何回か繰り返すんじゃないか? 無駄な投票をやるのは勘弁して欲しいね。かといって終わらせるために最終候補にされても困るが」
同じように適当な言い訳を作って逃げて来たモラウと合流。
これからパリストンが引き起こす迷惑な流れがあると思っては居るが、パリストンに出来るだけ気が付かれないように細かい予想は、身内と言っても良いモラウにも話してはいない。話を聞くとナックルやシュートは最終投票までは尊敬するモラウに入れて、最後はみんなで『よりまともな候補』に入れることにしていた(顔を合わせてはいないがハンゾーも同じ流れだと思われる)。
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「お疲れさん。これでオレらはお役御免だな」
「だがここからがコンクラーベだぞ。冗談で言ってるんじゃない。票に大きな差がある者が出ても95%なんか普通は得られる投票率じゃない」
やがて泡沫候補が落ち、本格的に成った段階で俺もモラウも落選した。
事業の話もした俺が三選目、ちゃんと実績のあるモラウが四選目と妥当な流れで落選。会長と共に最後までNGLで戦ったノヴが十二支んの論客メンバーと共に残り、おそらくはジンの代わりに最終ラウンドに残るだろうという感じである。チードルが比較的冷静に見えるのはその段階でパリストンの罪を鳴らし、自分の票をノヴなり他の者に渡して終わらせる気だろう。
(ボトバイもミザイストムも何処か他人事だな。やはりパリストンとの取引は終わって居ると見るべきか。まあ、彼らもその全容までは知らされてないのだろうが)
第四回が終わったと言っても候補が増えているのであまり進行はしてない。
清凛隊とか三人全員が残ってるし……三人だったよな? 他にもナースのお姉さんとか名の知れた候補が目白押しだ。つまりはここから後数回は茶番が続くことになる。ただ何の変化が無いわけでもなく、一回ごとに閉じ込められ次回までの休憩の度に外に出て、その度に送信される情報で環境の変化が起きているのは判って居た。
(キルアはこっちに飛行船で向かっているのか。そういえばそうだったな。なるほど……キルアが無事に到着してハンターの義務を果たせたらアルカを放免と言う事になったのか。さて、これはどっちの取引かな?)
ゴンが無事で流れが変わってるが、会長選が起きているので集結地点は同じ。
アルカに無茶な『お願い』をさせないと判っているからこそ、イルミもそこまで急いで追い詰めては居ないのだろうとは思われる。その上でパリストンに依頼されて、会場周辺で大騒ぎを起こして『脱出の隙を作ってくれ』とでも言われているのだろう。あるいはキルアがナニカの制御の自信を見せている事で、自分が知らないルールがあるのだと気が付いたのかもしれない。
『ご休憩中の皆様には失礼いたします。ただいま、未成年者略取の犯罪を行ったハンターがこちらに向かっており、クライムハンターの方にはご協力を要請いたしたく思います。つきましては……』
(っ!? パリストン……悪手だぞ、それは)
そんな中で行われた放送に俺は驚愕する。
状況的にイルミからの返事で『弟と賭けをしている』とでも話を聞いたのだろう。その上でパリストンが気を利かせて、犯罪者扱いすることでキルアを止めようと思ったのかもしれない。あるいは話の中心にすることで、状況をキルアの周囲に固定しようと思ったのかもしれないが……それはゾルディック家の内部事情に首を突っ込み、しかもキルアの行動に制限を掛けるやり方だ。逆にイルミを怒らせかねない。
(どうする? 援護に行くなり誤解であると割って入るべきか? いや、それでは俺の協力もバレる。しかも逃げているのが本当にキルアなのか、奪った
恐ろしい事に、状況は同じなのに背景がガラリと変わってしまった。
おそらくは針人間を使ってキルアの邪魔をしつつ、パリストンの手下をイルミが殺しながらこちらに迫ってくることになるだろう。パリストンがその事を想像できなかったのか、あるいは予想してなお平然とやったのかは分からない。パリストンもまたイルミに負けず劣らず、別方向でサイコパスだからだ。そう言った経緯であり、またイルミに武闘派たちが向かうこと自体は好都合なので俺は動けないでいた。
「妙な事になったな。どうするよ?」
「下手をすると天空闘技場のフロアマスター二人か三人分を相手にする事になるな。同時に戦うとは思わんが、明らかに危険だから知り合いがいるなら止めた方が良い。もし
それとなく事情を察しているモラウに俺は首を振った。
イルミとヒソカが手を組んで採算無視で襲い掛かって来るとか地獄過ぎる。もしキルアではなく別の誰かがアルカを拐っているとして、介入者がイルミだけならキルアは何とかするだろう。もしイルミなりヒソカがアルカ/ナニカを抱えて逃げている場合、ここで回収できるだろうか? 飛行船の周囲に向かうハンターへ、電気自動車を提供することでPRするフリをしつつ、バッテリーを提供するくらいしかやり様が無かった。
(問題は……パリストンはどのタイミングで抜ける気なんだ? それとも憑依能力なり変身能力で、タイムラグ無く脱出できるのか?)
間もなく第五回の投票で、出撃する者たちは事前投票が許されるらしい。
パリストンは運営側なので好き勝手に情報を入手できるにしても、投票している間は缶詰の筈だ。キルアというかアルカ/ナニカ周りの情報が伝わらないと介入し様もないが、キルアは順調だと思っているのでこちらからメールを送らない限りは伝わらないのだろう。その上でパリストンは脱出して暗黒大陸行きを目指さないと行けないし、こんな放送をした以上はイルミからも逃げないとマズイ筈だった(それも含めてイルミの狂言でない限りは)。
(一番良いのはハンゾーに頼む事なんだが、引き抜きの為に使える人材へ静止をしている所だろうから難しい。それにキルアから見て順調なら、無理をさせる必要もないからな)
考えれば考える程に手詰まりだった。俺は事前に準備するタイプなのもある。
現時点で考えられる手は打っているし、順調ならば何の問題もないはずなのだ。それでも焦っているのは、原作と言うレールから逸れつつあるのに、原作を気にして動けないでいる事。そして動くことに大きな価値を見いだせないという事だ。使える手札に変化が無い以上、これ以上は何も出来ないという他は無い。事情を知って居るゴンは既に動いているのか姿を消しているし、レオリオは知らないからだが知れば動くだろう。
(ゴンは良いさ。年齢的にも近いから友達が心配になったから見に行く、助けに行くで良い。だが俺はどうだ? そこまでの付き合いじゃないことになってるし、レオリオですら知れば動くだろうにそこまで動く気は無い。同期というには同じ試験で一緒だっただけで正確には一期差……同期? 同期か)
原作のレールから外れ掛かったし、外れるべきだと思いつつも動揺していた。
所詮は原作知識で動いていたファンボーイでしかない事が露呈したわけだが、ここで俺は思い直すことにする。絵図面を書いて青写真を取り、そこから埋めていくのは俺の得意とする事だ。そして手札は無くとも増やすことはできるし、相手から交換で手に入れることも出来るのだ。原作と言うレールを気にすることが無ければ、だ!
「ポンズ、会場に居るんだろ? もし連絡が取れるなら話がある。依頼と能力に関する話だ、それじゃ。……ヒソカ。もし連絡が取れるならイルミとキルアの為に依頼をしたい、時間があるなら詳細と報酬を伝えよう。報酬は三つ。除念ないし解除の交渉と、クロロとの勝負の交渉と、次の舞台になりそうな豪華客船の乗船チケットだ」
俺は取り急ぎ同期の連中にメールを投げた。
ポンズに関しては継承戦でも暗黒大陸でも使えるため、『サテライトンボ』をベースにした能力でも作れないかを相談してみよう。もしかしたら持っているとか、持って居なくても興味を示すかもしれないしな。女性だからフウゲツの護衛に丁度良いというのもある。そしてヒソカに関しては、『間違いなくイルミと話をしている』という前提で引き抜くことにする。
『やあ。久しぶりというには離れてないかな❤ 依頼について聞かせて欲しいんだけど☘』
「イルミとキルアが勝負をしている話は聞いているか? それと会場近くに居るなら聞いているかもしれないが、何処かの馬鹿がその勝負にちょっかいを掛けたんだ。俺は勝負に介入する気は無いが、馬鹿はちょっかいを掛けることで場が荒れることを望んで居る可能性が高い。俺は商品を並べているから迷惑だから、調整を御願いしたいのさ。イルミが何か依頼しているなら抵触しない範囲で構わない」
ヒソカへの依頼はあくまで調整役でしかない。
イルミの依頼とは相反せず、キルアを守れる行動ならば話を聞いてくれる筈だ。重要なのは場を調整することであり、こちらに損害を出さない事だからな。そういう意味で、勝負がまともに行われるならばキルアはイルミを出し抜いて勝利するだろう。少なくとも俺はそう信じている。その上で俺がクロロとの戦いを調整する役になるならば、原作で想像していたように『キルアを殺してイルミと戦う方が面白くない?』なんて思う事は無いだろう。今回は荒れると『十二支んとも遊べるかも』と考える可能性が高いので、ここで終わらせることにする。
『第五回投票は予定通りに行われます。事件収束の為に事前投票される方はお早めにお願いします』
(ここが分水嶺だな。第七回以降じゃ遅過ぎる。勝負はパリストンの勝ちだ)
パリストンが逃げる準備をしているとしたら今だろう。
何かしらの介入をするか、能力も使って既に逃げているか。それを判別する方法は本人を知らない俺には存在しない。もしチードルがここまでに拘束すればパリストンは身動きできずに、暗黒大陸行きを阻止されたかもしれない。だが、ここで逃走準備を終えて先に公開すればパリストンの介入でチードル達も動けなくなる。
『発表いたします。第五回では……決まりませんでした! 次回の投票に向けて……』
ここで動けなかったのはチードルが内政の出来る医師であって、策略家ではないからだろう。第六回では武闘派が大きく人数を減らし、様相が変わって来る。その混乱を突いて、パリストンが行う介入を想像するのは実質的に不可能なのだ。ここで『順調ね → あともう少しで……』などとほくそ笑んでいる暇はないのだ。真の陰謀家は『策にハメる』と思い描いた時には既に実行しているのだから。
と言う訳で選挙編の前編終了です。面白くないので今回で終わります。
次回の頭にパリストンの犯罪が暴露されて大変になる感じですね。
●共通規格
せっかくなので、ゲームみたいな規格にしてみました。
サイズとケーブルコネクタが同じで、別々の会社が出した装備品・フレーム・エンジンその他が同じ規格に準拠して、好きなマシンを組み立てられます。主人公は儲ける気が無いので、特許公開しているのが大きいですね。
●主人公も候補
原作の二倍くらい候補を用意してるだけです。
他の泡沫候補よりも残ったかな、でも本選というには遠いねレベル。
なお言ってる案はRPGゲームとかに出て来るギルド化ですね。
●アルカ/ナニカ編への介入
パリストンが余計な事をしたので、ヒソカに依頼して再介入です。
まあ『余計な事は何もするな』以上ではないのですが。
●パリストン vs チードル
選挙はしっちゃかめっちゃかになるので、選挙編は実質ここで終わりです。もう少し先が本番だと思ってるチードルさんは良いカモどころかガッカリでしょう。ジンはその辺を呼んでるので、本当に何もしてません。