インモラルなステディxステディ【完】   作:ノイラーテム

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無駄な時間x無駄な時間

(ゴミ溜めのような町でも自分たちには大切な故郷。それなのにもっと恵まれた境遇を捨てる奴らなんて不要か。だが……)

 

 俺としてはクロロの返す言葉はなかった。

 

他ならぬ俺自身がカキン帝国を不要だと思っているからだ。積もり積もったクソのような国家と、淀みまくった血筋。カチョウとフウゲツこそ全て、その他は不要であり余計な柵と断ずる俺にとって、クロロに何を言い返しても無駄なのだ。あまりにもベクトルが違い、届くどころか反発すらしかねなかった。

 

(その言葉は確かに正しい。……だが、ソレは本当にクロロ自身の言葉なのか? 本当のクロロは『目的達成のためなら二十万人が結果的に死んでも仕方がない』とか『望んでこの馬鹿な旅に加わったのだから、死んでも仕方がない』という性格なのか? 付け入る隙があるとすればそこだな。(はな)から相手の失敗に期待するなんて馬鹿のすることでしかないが、今はそれ以外に方法がない)

 

 クロロの決断ならまだ許せるし、説得できずとも仕方ないと思える。

 

だが団長モードはあくまで疑似的な二重人格である可能性があり、そうならばクロロ自身の決断ではないということになる。あくまでその一部に彼の根底が関与しているだけで、その多くは『クロロの甘い考えでは出来ないことを、非情の決断で成し遂げる』ように振舞っているのではないかと思うのだ。本当に能力で作られた人格なのか、演劇を行う俳優の中で役に入り込み過ぎている者が行ってるレベルなのかは分からないのだが……。しかし団員たちの連携に齟齬が生まれ、そして判断ミスを犯す可能性はあるだろう。

 

「クロロ。お前やはり悪い影響を受けているな。流星街をゴミ溜めと呼ぶのは外の人間の感性だ。外の人間にとってはゴミであっても、自分たちにとっては退屈を紛らわせる暇潰しであり、明日を生きるための糧じゃないのか?」

 

「知った風な口を効く。それこそ自由の町だと信じる余所者の考えだ」

 

 俺たちの思いは一つだった。意味は違うが同じ思いをしていると思う。

 

それは『思っていたとしてもこんな場所で口にはしない』という言葉だ。他者から見てゴミに見えるモノに価値を見いだす見識はそれ以外がないから、自然と身についてしまうものだ。可能ではあるが美徳などではない。それ以外に喜びがないから愉しむのであって、決して誇らしい物ではない。流星街とカキン帝国……ずっと生き抜いて来た舞台においてどう思うかなど口に出すべきではないのだ。

 

「カキン帝国を捨てようとするなら付随した金持ちも、追随する民も捨ててしまえばいい。何を今更に繕う必要がある」

 

「クロロ。お前こそどうして偽悪ぶる。幻影旅団を悪の金字塔にするのは構わんさ。だが、そこでお前は墓掘り人をいつまでも続けるのか? 周りを大切に思うなら自分も対象に含めればよいものを」

 

 なんとなくクロロを突き動かしているモノに気が付いた。

 

自分で始めた物語の責任を取ろうというのだ。仲間の復讐を行い、故郷を守る悪名としての幻影旅団。ソレを作って暴れ回った以上、自分が責任を持って計画通りに悪名を背負っていくべきだと思っているのだろう。俺が巻き込んでしまった国民たちを助けようとするように。

 

「結局は気分の問題なのかな? 俺は悪の巣窟であるカキン帝室だけを始末することで気分よく終われる。お前はとことん走り続けることに価値を見い出しているわけだ」

 

「くだらん問答に答える価値など無い。既に準備は(・・・)終わった」

 

 クロロは少し前と同じ様な反応を返した。

 

その時と違うのは人形ではないから反応が同じではないだけ。そして、時間稼ぎと言う意味では同じであるといえる。そう、船員を元にした人形にやらせている作業が終わるまでの時間稼ぎだ。

 

「ならこの段階で止めるまでだ!」

 

「やれるものならばやって見せろ!」

 

 分離装置の起動までは利害が一致している。

 

俺はそれを第一層のみで留め、確実にカキン帝国の残滓を捨てたい。他の人々を巻き込みたくないのもあるが、その方が実質的に『王も王子たちも終わった』と思われ易いからだ。一方でクロロは第二層までも切り離し、幻影旅団の取り分を最大級に追求したい。その方が悪の金字塔として鳴り響くし、『使った金が各地に還元され易い』からだ。そうすれば最終的な養分は流星街にも流れてくる。それを利益と呼ぶのか分からないが、流星街が生きて行くための物資くらいは垂れ流されるだろう。

 

「クロロ。お前は能力者の中でも最高ランク、特質系においては頂点に近い。だが、それでも限界がある事を忘れるなよ!」

 

「人形を……千日手に追い込んでリソースを削る気か!」

 

 俺は格闘戦と念による攻撃で人形を攻撃することにした。

 

クロロの体術なら簡単に阻めるし、壊されても人形を新しく作るなんてことは難しくない。だが連戦であるがゆえに俺もクロロも限界が近いのだ。精密作業のように難しいとは言わないが、念を同時に幾つも出して、それらを監修し続けるのは困難を極めている筈である。この後の行動も含めて、オーラを垂れ流して戦い続け壊された人形を再生し続ける余裕はないはずだ。それこそコルトピがすぐそこに居たとしても。

 

「お前が量産できる人形はあと幾つだ? 十か、百か、それとも千か? 例え那由多の果てであろうとも俺には問題ないと言ってやろう。お前がここに留まって単純作業を続けるならば、それ以上の事などできないのだからな!」

 

「馬鹿め既にシークエンスは最終段階に入っている。後は切り離すだけだ!」

 

「本当にそうならな!」

 

「何!?」

 

 俺がクロロに勝つのは困難だが、クロロに勝つ必要はない。

 

ハンターは必ずしも勝利だけを求める者ではない。必要なのは自分の目的を果たす事であり、戦闘での勝利はその一因に過ぎないからだ。もちろんクロロに勝てるならば余計な苦労などしなくて済むのだが。

 

「俺たちカキン者にすら与えられている情報の全てが真実じゃない! 陛下の死体でも持って来るんだったな、必要以上の成果にこだわったお前のミスだ!」

 

「くっ。船長ですら情報の一部しか知らされて居ないのか……」

 

 これはハッタリと言う訳ではなく『大枠』で本当のことだ。

 

俺が所属する弱小のジェイ=ピ一家どころか最大のシュウ=ウ一家ですら、所有している情報が他と一致してなかった。それだけならマフィアがそれぞれ自分が造船担当した部分を勝手に加工している……で済むのだが、明らかにおかしい部分がある。おそらくは複数勢力が絡む隠蔽工作と共に、BW号の構造がツギハギになっているのだろう。それを考えたら一番怪しいのはナスビー王とその配下たちだ。

 

「今ごろ、逃げ込んでるだろうエイ=イ一家の生き残りは慌てているだろうよ。切り離しても問題ない位置にある筈の隠れ家が、見事に歪んでいるんだからな。まあ念空間だと思うから運が良ければ生き残れるかもだが」

 

「なるほどな。だが貴様も忘れているぞ。オレは財宝だけ奪えればいい」

 

 これは本来であれば公開する必要のない情報。

 

それを説明したのはクロロにも全てを諦めさせるためだ。クロロは残る時間でナスビー王たちが確実に逃げられるように仕込んでいるであろう第一層へ全てを集中、第二層の財宝を持ち込んで脱出させるつもりだろう。それならば俺としても妥協できる。財宝を盗まれる大金持ちには悪いが、BW号全体の安全には替えられない。

 

「どうする? もし今ここで切り上げてくれるなら追わないが?」

 

「冗談を言え。貴様は真実を口にしているかもしれないが、全てではないだろう? ならば人形たちで可能なまで実行させるまでだ。別にオレとしては自爆装置の類があろうと構わん」

 

 全てを語って居ないのも確かだが、邪魔しない可能性がゼロではない。

 

だからこそクロロは俺と手を組む気がないのだろう。そもそもカキンの国宝だけではなく、その全てを奪う気だったのだから『利用されたフリをする』だけで、最初からこちらを陥れるつもりだった可能性が高い。そうでなくともパクノダから能力が失われた以上は信じられまい。最低でも通路の遮断や部屋の開閉が不可能になる程度までは粘る気だと思われた。

 

「そうか。なら仕方あるまい。気に入っていたんだがな……」

 

「何を上から目線で……いや違う。貴様はそういうタイプじゃない……何をする気だ!」

 

 俺は最終手段を使うためにクロロへ接近戦を仕掛けた。

 

水を操って攻撃もするがそれはあくまで人形に対して。ひたすらクロロのリソースを削る為と見せかけて、能力にあまり差がない格闘戦で挑む事にした。同じ特質系であり念を活かしての戦闘力に差が出難いのだ。格闘センスはクロロの方が上で、練度だけなら正規の格闘術を習っている俺に分がある。それでもクロロならばその内に逆転させられる能力を選び出すだろう。だが、それがクロロが持つ最大の弱点だ。

 

「幾つもの条件を達成する必要があるが、それを叶えれば相手の能力を奪える。自力で達成する気概もあり、なおかつ仲間の協力を得ても問題ない。実に強力で素晴らしい能力じゃないか。俺と同じで能力が進化するなら発展性もある、奪った能力を選んで使い放題……少し便利過ぎる気もするがな?」

 

「貴様……まさか……」

 

 俺のことを警戒こそしていても、恐れる気の無かったクロロが初めて身構えた。

 

さっきまでは自然体で本をぶらりとさせ、格闘にも能力使用にも移行できる態勢。そこから格闘戦を意識して斜に構え、打撃面積を減らすスタイルに変更している。それも『本を後方に』構える形で。

 

「察するに、その能力最大の弱点は使用中のオンオフが難しいんだろう? 条件を満たしたら奪えるだけじゃない、満たしてしまったら勝手に奪えてしまうんじゃないのか? もしかしたらもっと危険な……」

 

「貴様、能力を押し付ける気か!」

 

 前々から持っていたのだが、スキルハンターは少し性能が高過ぎる。

 

能力を奪うために四つから五つの条件をも茶す必要があるのは分かる。だが、それはあくまで『奪う時の手間』であって別にリスクではないのだ。片手に本を持って戦う必要があるとかは具現化系に半ば共通しているルールである。『相手の目の前で自分がやる必要がある』という条件だって、能力というものは最初からそんなものだ。ゲンスルーのカウントダウンみたいに解除キーと一体化してこそ、初めてリスクと言えるだろう。

 

「その能力は最初からグループの財産であり、お前は収集実行人に過ぎない。命の危険やオーラの消費、その全てを支払ってなお、ただグループから預かって居るだけという扱いなんじゃないのか? だからお前の自由にならないこともあるし、奪ったばかりの能力に関して考察と整理が必要なんだ。今まで矛盾が出て居なかったのは単純にお前が強いのと、苦労を全て愉しみだと捉えているに過ぎない!」

 

「だからといって自分の能力を捨てる気か!」

 

「他に逆転のしようがないからな!」

 

 利益は全て幻影旅団のもの、クロロは前線で戦うリスクを負うだけ。

 

そう考えればすべてに納得が出来る。能力を作る為の『念の容量』やら実行に使うオーラその他もろもろ、『全てをクロロが背負っている』ならば分かるのだ。それならばクロロはリスクしか支払っていない。能力を使えるというのは、あくまで管理人としての権利の内であり役得なのだ。その結果、奪った能力の持ち主にも影響を受けているのではないだろうか? そういったリスクも込みで背負っているならば、疑似ジョイントだってリスクとして成立するだろう。

 

「それに俺の能力は三つ存在する。お前の能力で一度にどれだけ奪えるかしらんが、一つだけなら俺の勝ちだぞ。それでお前は能力が使用できなくなるし、俺は残り二つで戦えばいい」

 

「狂ってる。今まで能力を自分から押し付けようとする奴は居なかった。正気か?」

 

「恐ろしい能力だからと刷り込んだ事は無かったのか? 例えば蠱毒のようにな」

 

「……」

 

 クロロは巧みに話をすり替えようとしている。

 

おそらく時間稼ぎをしているのだろう。実際のところ、スキルハンターが使えなくなったって格闘戦で戦えるだろう。そして不要な能力を排除する手段も用意している筈だ。何しろ『制約と誓約』の中には複雑怪奇で自分にマイナスのある能力だってあるのだ。だからこのまま人形を操って船の分解を実行して、『能力が使えない時間』を最低限にするつもりなのだろう。

 

「俺としてはようやくカキンという悪疫を捨てられるんだ。ここで蠱毒じみたシステムに居座られても困るんだよ」

 

「だからといって使えもしない能力を押し付けられても困るな」

 

「平行線だな」

 

「最初からだろう」

 

 俺たちの対立は均衡した。格闘戦でも意見でも。

 

もちろん俺の推測が間違っている可能性も高い。本当であるにしても間違っているにしても、クロロはそれを肯定も否定もしないだろう。その方が心理戦で有利に立てるし、彼からしてみれば時間稼ぎが出来れば十分なのだ。もし間違っていたとして、『能力を無償でくれるならばありがたい』と思っている可能性すらある。本当だとしても俺に疑わせれば、それだけで逡巡させられるだろう。そしてクロロはそれら全てを同時並行で時間稼ぎに利用しているのだ。

 

「ラチが開かんな。そろそろ止めてお宝を詰め込みに行かないか?」

 

「全部持って行くと言っただろう? ラチを開けたいなら開けて見せろ」

 

「そうさせてもらおう。できればやりたくはなかったがな……」

 

「なに? ……この感覚は分離(パージ)が始まったのか?」

 

 俺は窓辺に移動して、外や二階層が見える位置に移動した。

 

天空にある月を背にして、庭園がありそうな場所に移動する。だが、本命はカチョウとフウゲツの無事を確認するためだ。二人が無事ならば俺は命を掛けられるし、その状態でならば……俺は最大の能力を利用できる!

 

「仕方がないから第一層を先に運び出させてもらうぞ。今、浮遊させている」

 

「念動力だと!? 馬鹿な、そんな事が可能な者か。どれだけの重量が……」

 

「だから一部だけだよ。王の間を中心にした、王族……いや新王用のエリアだけだ。それもお前たちの破壊工作で随分と小さくなっている。調子に乗って破壊し過ぎたな。お前たちの頑張り過ぎだ」

 

 クロロが人形を操って第一層と第二層は分離し始めているだろう。

 

その機能が壊れている可能性もあったが、どちらかといえば逆に重要エリアだけは確りと作っている可能性があった。新王の為のエリア、王族のための脱出エリア、第一層、第二層……そんな感じで優先順位が付いている筈だ。そこで俺が念空間を経由して浮遊させるという、以前に使った組み合わせを最大レベルで起動している。欠点は幾つかあるが、カチョウとフウゲツが居ないと使用できない第三の能力ありきであること……そしてハッタリありきで、本当はこのエリアを海まで浮遊させる事なんかできないことだろうか。

 

「馬鹿な。そんな事は不可能だ。このレベルの重量を運び出すなど!」

 

「可能さ。ただし原理的には浮遊空間をこのエリアにつなげただけだから、ゆっくりとしか動かんがね。もちろん持ち上げられるような能力じゃない。お前が切り離さなかったら……横滑りなんかしなかっただろうよ」

 

 今回の特殊な念空間は浮遊部屋と凍結部屋しかない。

 

だからあまり戦闘には向かなかったのだが、脱出用の氷舟くらいは作れるかもしれないという思いはあった。ただ、浮遊空間はあくまで『その場にあるものを浮かせる』しかできないのだ。乱れ雪月花の能力でこのエリアに接続したとして、小さな舟ならともかく豪華客船の一部なのだからちょっと浮く程度だろう。そこには移動の概念など無く、あくまで『傾いている方向に移動する』ことしかできないのだ。要するに分離しかけて傾いたから、その方向にコントロールルームとその周辺にある王の間だけが横滑りしているとも言う。

 

「摩擦係数を操る能力でもあれば良かったんだがな。生憎と僅かに浮遊させるだけの能力だ。それでも他に何も出来なくなるくらいの念を使っているがね。残る力だと僅かな凝で終わりだよ」

 

「攻防力だけで何とかする気か? 面白い。殺してやろう」

 

 今傾いているのは、単に脱出用の仕掛けだろう。

 

豪華客船が上手くバラバラになるとは限らないので、優先されるエリアはゆるやかに着水するようになっているはずだ。もちろん、俺の勘違いであっても問題ない。ここまで来たらクロロも第一層・第二層を持って移動し用とは思うまい。あくまでペースを自分の手に戻し、可能な限りのお宝を回収するために動きたいだけだろう。

 

「プランBだ。お宝を持って脱出しろ。邪魔者を殺してからオレも合流する」

 

『そいつならワタシが殺すネ。任せるといいヨ』

 

「駄目だ。人では少しでも重要だからな」

 

(フェイタンか。介入の機会を伺っていたな)

 

 クロロは携帯を取り出すと外に連絡を入れた。

 

この期に及んで計画に固執せず、出来る限りのお宝を盗むつもりだろう。そしてベンズナイフを取り出し白兵戦の準備を行う。実に卒なく隙が無い。俺が念を使えない状態だと言っていても迂闊に信じる気はないのだろう。制約と誓約のルール上、俺は武器が使用できないし、嘘だったら能力を奪っても問題ないことになる。どちらにせよ、ナイフを使うクロロが有利というわけだ。

 

「遺言はあるか?」

 

「システムは捨てておけよ。旅団はともかく、お前の大切な連中が巻き込まれるぞ」

 

「余計なお世話だ。だが、お前の死にざまはお前の大事な連中に伝えてやろう」

 

「それこそ余計なお世話だ。俺はここで死ぬ気はないからな」

 

 そして俺たちは再度にらみ合う事になった。おそらくはこれが最後の一撃になるだろう。




 ようやく続きが書けました。
他にもう一本書いてるのもありますが……クロロの方が賢く強いはずと、ハードル上げ過ぎて何度も書き直した結果です。もちろん、そこまで悩んで良い話とは限らないのですが。

●制御できない収集能力と、お前に能力やるよ
 ハッタリのかましあいになります。
クロロが過去に制御できてなかった……という方がらしい。でも今は可能。
その事に理解してても、クロロが困るというか、「そこまで決断している」と押し付け合いに持ち込む。クロロはそれを理解して、やはり時間稼ぎと、自分たちの目的のために話の流れを制御してる感じですね。

●お前たちの頑張り過ぎだ!
 アクシズならぬ王専用の部屋が滑り落ちていきます。
こんな重い物を年動力とか無理ですが、傾いて居れば、浮遊させるだけで滑り落ちますからね。

結局のところ、「クロロの作戦が成功するという前提」で、「それを加速させ」てるだけですね。クロロの方が絶対的に優れていると設定して以上は、それを何とかするために今回の決断に至りました。
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