僕の名前は百合園ベガ、しがない高校1年生
今うざったらしい姉上に捕まってる
「ハァ...ハァ...いくら覺醒の魂ッ!しても体力は相変わらず無い物だ...」
姉上と呼ばれた人物、百合園セイアは息を切らしまくっていた
「じゃあ何で体力の無い姉上に体力のある僕は捕まってるんでしょうね」
ベガは死んだ顔でセイアを見つめる
「それはベガを愛しているからだ」
いつものドヤ顔でセイアは決める
「愛しているからじゃどうにもならないと思う」
「ベガもなかなか私に苦行をさせるね...体力の無い私を走らせるなんて」
「姉上が僕を見つけた途端にこっちに走って来なければ良いんですけどね」
ベガはもともと友達と話をしていたのだが、セイアに見つかり逃げてきていた
結局捕まったけどね(笑)
「私から逃げるなんて...やっぱり反抗期かいッ!?」
セイアは反抗期をずっと引きずっていた
「違ぇよ」
「反抗期なベガも可愛いね...愛したいくらいだ」
セイアは微笑む
「やめろ」
ベガは疲れる
「さあ、私達の楽園へ行こうか...」
※楽園=家
「あ!ベガ君にセイアちゃんじゃん!」
そこに現れたのはピンク髪で銀河のようなヘイローを持つ少女、聖園ミカだった
「ミカ姉!」
「やっほ〜、ベガ君☆」
ミカは笑顔で応える
「ミカ、なぜ此処にいる、というかミカ姉と言うのは何だ、姉はこっちだぞ、こっち」
「ミカ姉の方が姉上より姉みたいなんだよ(笑)」
ベガは笑う
「姉だなんて照れるなぁ〜」
ミカは照れた様子でベガに言う
「許せないね、姉を変えるのは駄目ッ!死刑ッ!」
セイアはおかしくなっちゃった
「いいえ、極刑です、私がベガの姉でしょう」
「...ナギサ、いつの間に?...だからベガの姉は私だッ!!!」
セイアは驚いた表情でナギサを見る
「ありゃ...めんどくさくなってきたね...ベガ君、ちょっと君を借りるね」
「...僕は物なんですか?」
ベガは聞く
「...人間じゃない?」
ミカは適当に答える
「セイアちゃん、ナギちゃん!ベガ君を"貰っていくね"☆」
ミカは借りていくから貰っていくに昇格させた
「何やってるんだミカァ!!!」
セイアは叫ぶ
「覚えておきなさいミカ、貴方に裁きを下します」
「ナギちゃんに私を裁けるかな?」
ミカはナギサを煽る
「ベガ君!行っちゃって!」
「うっす」
「ミカァァァ!!!私の大事な弟にお姫様抱っこされて許されると思うなよッ!
というか私でもされたこと無いんだが、泣いていいかな」
「泣けばいいと思いますよ」
「ひぃん...」
セイアは某パイセンかのように泣いた
そうしてミカはベガを攫っていった
「で、何でいきなり誘拐したんですか?」
「ん〜、特に無いかな☆」
ミカに理由は無いらしい
「え〜...あの二人結構怒ってましたけど」
とんでもないくらいセイアとナギサは怒っている
「大丈夫でしょ!」
「あ、ちょっと聞きたいことがあるんだけどね」
「なんですか?」
ベガは聞く
「その傷、誰かに撃たれたの?」
ミカは聞く
「...ただの古傷ですよ」
ベガは誤魔化した
扉が開く音がした
「ミカ、裁きの時間だ」
そこに立っていたのはセイアとナギサだった
「え?」
「ほらね」
ベガは察した顔でミカに言う
「私のベガを取った罪は重いです、極刑」
ナギサは大量のロールケーキを手に持っていた
「わ、わ〜お☆」
「だからベガは私の弟なんだが...ナギサ、存分にやってくれ」
「な、ナギちゃん?そのロールケーキは...?」
ミカはナギサに聞く
「裁きを下すための物です」ドガッ!!!
ナギサはミカの口にロールケーキを突っ込んだ
「...ッ!ベガ君!助けて!...もごっ?もごごごご!!!」
「お疲れ様でした」
ベガは呆れた顔で言う
「極刑です、本当にありがとうございました」
ナギサは無表情で口に突っ込んでいく
「ベガく〜ん!!!もごごごごお!!!」
ミカは裁かれてしまった
ベガは高1です