その名に宿るは嘘か未来か 作:アトランティスの観測者(自称)
予約投稿を済ませると、何故か何度も見直して手直しを繰り返す。
それより続き書かないとストックが切れそうで本当にマズい。
陽が落ちて、黄昏の夕焼けが空を覆う中。
手元にある一枚の紙切れに書かれた内容を見返して、ため息をつきながら目の前の扉を開ける。
「来たわよ。 まったく、閉店後のお店に呼び出すなんて、よっぽど人に聞かれたくない話のようね。
「・・・来てくれたか、嬢ちゃん」
「まぁね。 わざわざレシートの裏側にメッセージを書くくらいだもの、しらばっくれたりしないわよ」
「・・・そうかい」
そう呟く柴大将は、どこか懐かしさを覚えているのだろう。 どこかしみじみとした様子で口を開く。
一体、どうしてこうなったのか。 話は昨日まで遡る。
無事にヘルメット団を退け、ホシノとユメ先輩から“ライ”について聞いた後。
ヘルメット団のアジトを奇襲しようという話になり実行、当然の圧勝だった。
祝勝会の際、“借金”の話が出るもセリカが反発し退出。
その後、借金問題の詳細が語られ、その額が約9億であると語られた。
その翌日。 セリカのバイト先へ行こうという話になり、柴関ラーメンへ。 俺はユメ先輩が対面に位置する場所に座り、例の二択で先生はシロコちゃんの方を選んだ。
記憶を頼りに美味しい美味しいラーメンを平らげ、皆より一足早く食事を終えた俺はこっそりと全員分の会計を済ませた。
そして受け取ったレシートを見ると、裏側にメモが書かれていることに気がついた。
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・そうして、今に至るというワケだ。
「少し見ない間に、随分様変わりしたじゃないか。 ・・・ライちゃん」
・・・あーあ、やっぱりバレてたか。
《・・・え、なんでわかるんですかこの人。 というかなんでユイロも平然と受け入れてるんですか》
(ま、柴大将だし)
《どういうことですか!?》
(大人ってのは察しがいいものよ。 特にこの人みたいな善性の塊は)
「・・・ま、何があったのかは聞かねぇさ。 そうして正体を隠してるのにも事情があるんだろ」
うん、こういう込み入った事情にも深入りしようとしない。 やはりこの人はこの世界で数少ない善良な大人だ。
「───だが、一つだけ聞かせてくれ」
「・・・あぁ、今の名前なら“夜美月ユイロ”よ。 覚えておいてね」
「お、おう。 名乗ってくれるのはありがたいが、名前を聞きたかったワケじゃなくてな」
ありゃ、違ったか。 なら一体何を聞きたいと言うのだろうか。
「正直に言ってくれ、ライちゃん。 いや、ユイロちゃんか。 アンタ、
「・・・・・・なんでそう思ったの?」
「いやなあ、なんというか、アンタが麺を啜ってスープを飲む、その一連の動きがやけに“作業”じみててな。 表情や動きにも感情が乗ってないっていうか、どうにも演技っぽく見えたんだ」
「・・・・・・口外厳禁。 いいわね?」
「もちろんだ」
あぁ、大将の言う通りだ。 今の俺には味覚がない。
「やっぱりダメね。 感覚で感情が動かされるようなモノをそれっぽく振る舞うのは難しいわ」
「まぁな、自慢じゃねえが、うちのラーメンはとびきり美味い。 アンタがまだライちゃんだった頃は、そりゃあもう美味そうに食ってたからな」
「・・・昔のワタシってそんなに分かりやすかった?」
「おう、ここの生徒は皆素直で感情豊かだからな。 だからこそ、無機質に箸を進めるユイロちゃんが異質に見えたのさ」
なるほどな~。 一応、記憶に残る味や感触を思い出しながら食べてたんだが。
結局のところ、食べているソレから味を感じれない以上、記憶だけで再現した演技じゃ限界があるか。
「・・・じゃ、ワタシは行くわね。 また来るわ」
「あぁ、次来る時は今の友達も連れてきてくれよ」
「・・・えぇ」
思い浮かべるのはアリス達の顔。
きっとみんな喜んでくれるだろうな。 ここのラーメンはキヴォトス一美味いと自信を持って断言できる。
リオ、は・・・どうだろう? 来てくれるか怪しい気がするな。
(味覚・・・味覚かぁ)
《ユイロ、そろそろ私にくらいは聞かせてくれませんか? 貴方が何故
(・・・仕方ないわね、ケイちゃんがどうしてもって言うなら話してあげるわよ。 ま、とってもツマラナイ話だけど)
黒服に拾われてから早数週間、俺の身体はビナーとの闘いからすっかり癒え、黒服とも正式に契約が結ばれた。
内容は端的に言うと、黒服が俺の神秘を研究し、俺はそれに全面的に協力する。
また、その際に何か要求があったり、あるいは黒服に個人的な頼みがある場合は未来の情報を対価として話す。
といった具合だ。
「・・・黒服、俺の研究をするのはいいんだが、折角だから俺も何か実験をしてみたい」
「普通にダメですけど」
「なんでだ、俺はこんなにも好奇心に溢れているのに」
「だからダメなんです、貴重な被検体なんですから大人しくしててください」
黒服との間で結ばれた、俺の神秘の研究。
俺自身興味があり、内容を共有してもらっているのだが、折角ゲマトリアというおあつらえ向きの実験場に居るのなら、何かしたいと思うのが人の性。
ということで黒服に要求してみたが何故か拒否されてしまった。
「・・・・・・今からこのメモ帳の内容を大声で読み上げます」
「やめてください? 無理矢理要求を押し通すための道具じゃないですからねソレ」
「Vol.1 対策委員会編、はじまりはじまり~」
「はじまらないでください、わかりましたから」
どうやらわかってくれたらしい。 "何故この人はこんなにも自由なのでしょう・・・"とかなんとか言ってるが、俺には関係ない。
「ある日、連邦生徒会長が失踪。 その混乱を収めるために外の世界からキヴォトスに呼ばれた先生は」
「なんでアクセプトしたのに止まらないんですか!? ちょっ、止まってください! 止まれ!!」
そうして実験の許可を得た俺は、連日時間を見つけてはゲマトリア内のレポートを読み漁り、黒服に自身のアイデアを伝える日々を過ごした。
中でも一番彼の興味を惹いたのは、“
実際にやってみた
「さて、これがプロトタイプとなる“仮面”なワケか。 マエストロの協力に感謝だな。 早速使ってみるか。 ───強制反転」
その瞬間、意識が途切れた。
「ライさん、起きてください」
「・・・黒服、結果は?」
「成功と言えば成功です。 ただ、想定外の反応が発生しました」
「聞かせてくれ」
そうして、黒服から意識が途切れた詳細を聞いた。 曰く、“強制反転”を行った瞬間に仮面に封じた“
ただ、その際に俺の生命力が仮面に吸われたらしい。 これが気絶の原因だ。
その様子を見た黒服は、
それからの数日は“強制反転”を繰り返した。 当然使う度に生命力を消費するので、毎回黒服が生命力を回復させる。
何度か行うに連れて少しずつ原因を探り、やがて黒服の仮説が正しいと確証を得た。
だが、ハッキリ言ってこれでは使い物にならない。 そこで仮面に装着者の生命力を少しずつ貯蔵する機構を備えた。
「・・・“強制反転”」
この仮面を使用して“強制反転”を行ったところ、生命力の消費を抑えつつ恐怖を適用することに成功。
試しに銃弾を放ってみると、自身の魂が削られるような感覚と共に禍々しい弾丸が壁を貫いた。
『・・・ふむ、弾丸を放つのにも生命力を消耗していますね。 見たところ、媒介としての消費に加え、使用した“恐怖”の力の補填に使われているようです』
「何それ、タマ撃つのにも生命力消費するってコト?」
『おそらくは。 しかし、中々に面白い結果が見られました』
「あれ、まさか終わらせるつもり?」
「えぇまあ、私の研究は貴方の神秘が第一なので」
それは非常に困る。 せっかくできたのだからどうにかして実用化したいのだが。
その旨を伝えると、黒服は難しそうな顔(表情が変わらないので雰囲気)をして首を振った。
「それは難しいでしょう。 根本的に生命力を必要としている以上、使用者の安全の担保ができなければ実用はできません。 まぁ、何かアイデアを思い付いたら聞くくらいはしますので、貴方の研究に戻らせてください」
(・・・とまぁ、一旦ここまでで何か質問はあるかしら?)
《・・・プロトタイプの強制反転を何度も行ったと言いましたよね。 負荷はどれほどのものだったのですか?》
(かな~り酷かったわね。 最初の内は気絶してたけれど、何度かやってるうちに意識を保てるようになった。 けれど生命力の消費が原因で使用後は“昏倒”に近い症状が出るようになったわ。 最終的に、肌の色は生気を失って青白くなったし、食事も喉を通らないから栄養剤を流し込むだけ)
あの頃は思い出したくないな。 それはもう、寝て起きての繰り返しで。
動くこと自体は問題なかったが、これ以上下手なコトをすればいつ死んでもおかしくなかった。
幸いだったのは、黒服が俺の研究価値からさまざまな手を講じて命を繋ぎ止めてくれたことか。
そういや、ゲマトリアに正式に加入したのもこの頃だったっけ。
(ま、そのことは追々話すとして続きを話しましょっか)
「まるで死人だな」
実験室のガラスに反射する自身の姿を見てふと呟く。
『貴方が言うとシャレにならないからやめてください』
「そうは言うがな・・・、コレもう生者に見えないだろ」
『それはそうですがね・・・』
そう言いながら、黒服は実験室を出た俺の姿を視界に入れる。 生気を失った青白い肌に、病人を思わせる服装。
そして何より目を引くのは、ビナーのレーザーで灼かれた火傷の痕が神秘で構築された膜に置き換わっていることだろう。
青く半透明な膜の内側には骨が透けて見えており、死体が動いていると言われても納得できる。
「そうだ、この前言ってたのはどうだ?」
「十分に価値のある内容だと考えます。 “テクスト”の付与・・・特に、貴方の奥底に眠る“先生”のテクストを抽出して纏うことで活性化させる・・・。 もし成功すれば、それを発展させ、生徒の“本質”を呼び覚ますこともできるかもしれません」
「・・・“本質”って、生徒の核になってる“神格”のことか? それは難しいと思うぞ?」
「試してみなければわかりませんからね。 “先生”についても興味深い」
そう言いながら黒服は"クックックッ・・・"と、心底愉快そうに笑った。
その会話から数ヶ月、この間に黒服が俺用のラボを提供してくれたり、仮面のアップデート案を色々考えたりしていたが、一旦割愛とさせていただく。
そうして、黒服とゴルゴンダの合作である二枚目の仮面が完成した。
黒服から受け取り、予め約束していた未来の情報を対価として話し、ページを切り離して渡した。
そのまま軽く話し、ふと時計を見れば想像よりも時間が経過していたことに気付く。
「・・・あら、もうこんな時間ね。 折角仮面も完成したことだし、色々検証したいことを試してるわ」
「・・・変なことはしないでくださいね。 私は貴女の身分証明書を作製しておきますので」
「ありがと、面倒かけるわね」
「いえ、お釣りとして受け取ってください。 ところで、その姿の名前はどうしますか? 本名を使うつもりはないでしょうし、ゲマトリア内での名はキヴォトスの生徒としては異質すぎますよ」
「そうよねー。 ・・・ユイロ。
「クックックッ、承知いたしました。 ではユイロさん、行ってらっしゃいませ」
その言葉に反応せずオフィスを出て研究室に入り、自身のミメシスに仮面を装着させてみる。
すると“虚月ライ”のミメシスは“夜美月ユイロ”の姿を身に纏った。
・・・この数ヶ月間、独自にミメシスについての研究を行った。
その結果として、ミメシスそのものにも“生命力”が存在することを確認した。
俺はこれに目を付けた。
仮面内部に自身のミメシスを生成する機構を備え、仮面から依代となるミメシスに接続。
仮面が脳であり、本体になる。 ミメシスは生命力を消費して消滅したとしても、また新たに生成される。
仮面の実用化、というのはこのことだ。
(・・・死んだ人間が二度死ぬことはない。 死ぬリスクがあるなら、死んでも問題ない状態になればいい。 リスクを踏み倒せればいくらでも使えるようになる)
どう考えたってイカれた思考回路だが、この時の俺はコレを躊躇わずに実行した。
後にして思えば、何故ここまでコレに執着したのだろう。 確かに強力なチカラだが、果たしてそれは自身の命を捨てるほどのモノだったのか?
あぁ、得たモノは大きいさ。 死を超越し、“恐怖”の力を使用しても死に瀕することがなくなった。 それだけではない、自身の肉体が不死となったことで、今まではやらかしたら死ぬリスクのあった実験や、威力や効果の確認も問題なく実行できるようになった。
もし失敗してもやり直せるのだから、無茶なテストやアップデートもやり放題だ。
だが、反対に失ったモノも大きい。
この日俺は、“人間としての未来”を失った。
もはやヒトとしての幸せを得ることはできないだろう。 見た目は誤魔化せても、その本質は既に改竄されている。
仮面に人格と記憶をコピーした後、抜け殻となったそれまでの肉体はコールドスリープ状態にして保存している。
今後使うことはないだろうに、何故か破棄する気にはなれなかった。
(・・・さて、ワタシについての話はこんなとこね。 肉体がミメシスだから、人間としての五感が備わってない。 だから味覚がないの)
《・・・・・・バカなんですか!?》
(・・・あら?)
想像と違う反応に、思わず困惑の声を上げる。
《いえ、ハッキリ言います。 貴方はバカです! どうしようもない大バカです!!》
(え~? なんでよ~)
《当たり前でしょう! なんで人の身を捨てておいてそんなに平然としてられるんですか!》
(・・・ゲマトリア側に行った時点で、“生徒”に戻るなんてできないのよ、もうとっくに割り切ってるわ。 ワタシという個人の永遠の犠牲で、誰かを救うことができるのなら、安いモノでしょう?)
確かに俺は未来を失った。 なら、この身を世界の為に使い潰すべきだ。 どうせ死なないし。
自分の人生を謳歌したいというのは偽りのない本心だが、その為にはこの世界がなければならない。
この世界に誕生した日に、運命に抗うと決めた。 そしてユメ先輩の命を繋いだ。
アレが成功体験となっているのは認めよう、他のことも同じように行くだなんて考えは傲慢だ。 それでも、死者となった俺の命は、この世界を生きる生徒の未来に投資するべきだ。
虚月ライの死と、それを是とした夜美月ユイロ。 この歪な構造は絶対に風化させてはならない。 イカれていたであろう当時の俺にあった最後の理性が、そう判断した。
そうまでして得たチカラを世界のために使っていくのだと正しく認識し続けるために。 今さらそのことを後悔などできないし、したくない。
《本当にこの人は・・・! いいですか? 貴方が自分をどう扱うかは貴方の勝手かもしれません。 ですが、そのせいで故郷に残した二人を悲しませているんですよ?》
(何を言っているの? 過去の出来事なんて、今を生きる彼女たちには些細なことよ? とっくに記憶の底にしまわれてるわ)
《そのとぼけ方は無理筋が過ぎませんか? ユイロは彼女たちの想いを、貴方を待っていることを理解してるハズです! そして、二人を悲しませたことをずっと悔いていると、私は知っています》
(・・・いいのよ、もう。 ワタシ達の道は分かたれたの。 死者が黄泉返ることはないわ。 ワタシはMemento moriで、アビドスとは無関係の人物。 ホシノとユメ先輩は、アビドスでこの地と後輩ちゃんを護る。 それでいいでしょう?)
“夜美月ユイロ”は、アビドスの内情に少し詳しい部外者だ。 アビドスとは何の関わりもない。
記憶も正体も、“仮面”に覆われ見えやしない。 そのキャラになりきれるなら、本来の姿なんてどうでもいい。
・・・演劇において、観客が見るのは“役者”ではなく“役”である。 そのキャストが、その役でどんな演技を見せるのかと興味を持てど、その人物そのものへの関心はないだろう?
その役者が何を目的として役を演じているのかなんて、誰も興味ない。
笑顔の裏の悲しみも、涙の裏で抱いている愉悦も、本人以外は何もわからない。 周りはそんなもの眼中にないからだ。
だから、ホシノに背負わせた哀しみも自責も、“夜美月ユイロ”は一切知らない。
それを気にかけるのは仮面の下にいる“虚月ライ”の残滓であって、“夜美月ユイロ”という仮面からすれば所詮は他人事に過ぎない。
役者が自我を表に出すのは、役を逸脱した行いだ。 それがまかり通ってしまったら、劇も役も仮面も成立しなくなる。
・・・我ながら、随分と自分勝手で無責任な考え方だな。 本当に厭になる。
(・・・それに、アナタならわかるでしょ? この世界に眠る数多の脅威は、ただの生徒一人が覆せるようなモノでないと)
事実、キヴォトスはとんでもない厄ネタの宝庫だ。 一つでもピースを掛け違えば容易くバッドエンドへ直行する。
先生がいようが、上手く行く保障なんてない。 プレナパテスの存在が何よりの証拠だろう。
つくづく、綱渡りの多いセカイだ。
とはいえ、もうしばらくは平和な日々を過ごせそうだがな。
黒服はアビドスと接触できないよう契約で縛っているし、カイザーは定期的に壊滅させているからあまり余力がない。
アリスが王女として世界を滅ぼすことも起こらないだろうし、エデン条約まではのんびりできるだろう。
《えぇ、ちゃんと理解してますよ。 世界のためにより強大なチカラが必要だということも、貴方のチカラはそのために有用であると。 そのうえで何度でも言ってやります、貴方はバカだと!》
(あるぇ~?)
おかしい、今のはどう考えても納得して引き下がってくれる場面だったと思うんだが。
《確かに、必要なことだと理解はしてます。 だから尚更腹が立つんです。 私はずっと
(・・・そんな下らないものに、構ってられないの。 ワタシは“生徒”としての未来より、“先生”として、“未来を知る者”としての責任を選んだ。 その過程で生じた苦痛なんて、世界の未来のためなら些事に過ぎないわ)
《・・・・・・っ》
これ以上問答しても意味がないと悟ったのだろう、ケイが悔しそうに歯噛みした。
いや、違うな。 言いたい言葉を飲み込んだのか。
・・・それを言ってしまえば、俺の自己が揺らぐから。
申し訳ないとは思う。 こんな話を聞かされて、いい気分はしないだろうと分かっていた。
それでも話そうと思えたのは・・・はぁ。 俺も、相当にケイを信頼してるみたいだな。
(行きましょっか、まだまだ旅路は長いからね)
《・・・そうですね。 どこまでもお供しますよ。 誰よりも自分勝手で、生徒想いな貴方に。 そして、ずっと隣で"貴方はバカだ"と言い続けてやりますから》
(ふふっ、それは・・・退屈しなさそうね)
仮面からミメシスを操作して歩かせる。 共にセカイを見る相棒を心に連れ添いながら───。
Tips :
ユイロが所持している仮面。 内部では虚月ライの
この仮面で生成された虚月ライの