キランソウの花束   作:chaiNTec

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現実との邂逅

 

 

 少女が倒れているのが見えたのは、出勤中の出来事だった。

 

 私は先生。先日キヴォトスへと来た大人だ。

 D.U.にあるサンクトゥムタワーから約30km先、外郭地区にある高層ビル。

 そこに設置された連邦捜査部S.C.H.A.L.E、通称「シャーレ」の部室に足を運ぶ最中であった。

 今日からのシャーレの先生という役職に就くことに意気込んだが、天候は大雨。

 少しだけ足を濡らしながら、シャーレのビルの根本が見えてきたその時だった。

 

 漫画やアニメのように、ふと横に見て路地裏に違和感を覚えるという展開ではなく。

 シャーレビルのエントランスに堂々?と、その少女は倒れていた。

 

 急いで駆け寄り、少女の容態を確認する。

 身なりはかなりボロボロで、着ているパーカーやジーンズには汚れが目立っており、誰が見てもただ事ではない状態であった。

 何より目立ったのは、左腰、背中、左足に収められている3つの銃と、

 右腰に収められている剣。

 まるで何か、強大な敵と戦うといわんばかりの重武装に少し驚くが、まずは彼女の安全が先だ。

 少女の体を持ち上げ、

 雨に当たらない場所まで移動してゆっくり体を降ろす。

 

 “君、大丈夫?!”

 

 と声をかけ、揺らしてみるが返事はない。

 最悪の事態に備えて、手首の付け根の親指側を人差し指と中指で触れてみる。

 わかりにくいが、脈はあるのが分かった。

 取り敢えず、ビル内に入れて体を休ませよう……

 

 

 *****

 

 夢を見ている、と思う。

 

 だって、もういないはずの彼らがそこにいるから。

 

 あの日々と同じように、笑い合ってて。

 

 みんなでゲームをしていたり、食事をしていたり、各校の合同訓練の予定合わせをしていたり。

 

 その中には当然、中心に先生の存在がいて。

 

 終わりはするけど、それでも幸せだった彼女たちの日々、彼女たちの青春。

 

 少し笑って、私もそこへ行こうと足を踏み出す。

 

 直後、暗転。地面を踏み外した感覚。

 

 ありもしない重力に引かれて落ちていく。

 

 そしてすぐに、海のようなものに落下する。

 

 まとわりつく水、落ちていく体、遠のく青春。

 

 行き着く先は、死だろうか? 

 

 さっきまで立っていた場所であろう方向に、手を伸ばす。

 

 その手の先に、薄く光が見えた気がした。

 

 そして彼の形見が、熱を帯びている。

 

 そんな気が、した。

 

 *****

 

 夢を見ていると思う。

 外にいたはずなのに、白い天井が見えたから。

 雨音は激しく、差し込む光はないけれど。

 私は恐らく、ベッドだろう物に寝かされていた。

 頭痛が激しい。きっと熱が出ている。

 あんな状態で濡れ続けていたのだから当たり前だ、と自分で自分に説教をする。

 誰かが拾ってくれたのだろう、そうでなきゃこんなところにいない。

 少しばかり明白になっていく意識にケチをつけながら、目を細めて天井の輪郭を探る。

 

 “あ、目を覚ました?”

 

 と、探ろうとした天井の左側に顔が映る。

 刹那、時が止まる。私に関する全ての情報、全ての運動が一瞬にして止まる。

 あまりにも聞き覚えのある声と同時に、見覚えしかない顔。

 目を見開き、ゆっくりと瞳孔を左に向ける。

 スーツ姿で、何処かの狐が一目惚れしそうな顔立ち、首からかけている

 シャーレのエンブレムが付けられたIDカード。

 ……やはり夢だろうか、そうに違いない、悪い夢だ、いつになったら私は起きて……

 

 “体は大丈夫? きつかったら何か、薬とか持ってこようか? ”

 

 2度目の言葉を、目の前の人物は発する。

 今度こそ私の意識は覚醒する。上半身を瞬時に起こし、顔をその人物に向ける。

 ……と言う行動を行おうとした瞬間、頭痛がさらにひどくなる。

 

「ぐっ……!?」

 

 “大丈夫?!やっぱり、薬を持ってきた方が……”

 

 そう言って部屋を出ようとした先生の手を、私は掴んだ。

 ……体温がある、ちゃんと、人の手の温もりだ。

 

「夢じゃ……ない……?!」

 

 “……夢?”

 

 私の言葉に先生が反応する。やっぱり夢じゃない。

 生きていて、私を見て、今この場に存在している、見知った顔と声の同じ人物。

 紛れもなく、私が見てきた先生と同じだった。

 先生の元に行くように、空いていた片腕も使って腕だけで先生へと体を進める。当然、ベッドと床に高低差があるため、体が乗り出した直後に私は床に叩きつけられる。

 

 “ちょっ、ちょっと?!”

 

 先生が困惑している様子は、今の私には見えていなかった。

 ただ、目の前の現実が、本当に夢じゃないかを確かめたくて。

 足を掴み、ベルトを掴み、スーツを掴んで、膝で立つ。

 見上げた先には、少し……いやかなり困惑している先生の顔が映っていて。

 少しの安堵と、それ以上の感情が押し寄せてきて。

 

「先生……本当に、先生、ですか……?」

 

 “う、うん。先日シャーレの担当顧問になった、先生だよ”

 

 嘘かもしれない、いや、もう嘘だっていい。

 

「先生……先生……!!」

 

 私は縋り付くように彼の体に顔を押し付け、みっともなく慟哭した。

 いくら日をまたいでも。いくら歳を刻んでも。いくら経験を積んでも。

 

 私は、幼いままだった。

 

 

 *****

 

 

 “落ち着いた?”

 

「……はい……」

 

 ひとしきり先生との再会で泣き喚いたあと、ベッドの上に戻されて、落ち着きを聞かれた。

 私の返事に頷くと共に、先生の質問が入る。

 

 “その……君と私って、一度会ったことがあったっけ?”

 

 その質問に、少し戸惑う。

 先ほどの先生の“先日シャーレの担当顧問になった”という発言と、私のことを一切知らないと思われる質問。

 ほぼ確実に、彼は私の知っている「シャーレの先生」ではない。

 推測が入るが、この先生の発言から鑑みて2つのパターンに分けられる。

 1つ目が、私以外の全てが、先生の着任直後のキヴォトスへと戻った、つまりタイムリープであるパターン。

 そして2つ目が、私が世界線を移動して、先生着任後の世界へと飛び込んできたパターン。

 この2つが挙げられる。

 この2つのパターンが有力だ。なぜなら、この2つに当てはまる例を、私は知っているから。

 しかし、この2つには疑問点がある。

 1つ目のパターンに対しては、なぜ私は同じ格好のまま、タイムリープしたのか。なぜ、タイムリープしたのかという疑問が残る。

 2つ目のパターンに関しては、1つ目の説にも言えることができるが、なぜ世界線を移動できたのかの問題がある。

 私の知っている前例では、かなり大きな力をもってようやく、世界線を超えることができていた。

 そして私が倒れたあの状況で、内的要因でも外的要因でも、そんな力があるとは思えない。

 確定させるには、今の状況をよりよく確認してみなければならない。

 また、夢である可能性は否定できないが、私が倒れる直前まで着ていたあのボロボロの上着がそばにある椅子にかけられているのを見るに、可能性は低いと捉えていいと思う。

 ……上着のことを考えて、気づいた。そういえば今着ている服が違う。

 恐らくシャーレにあった予備の服か、はたまた近くで買ってきた服だろうか。

 私の服を見る視線に気がついたのか、先生が慌てて弁明を始める。

 

 “ご、ごめん!別にそういう意図があって服を変えたわけじゃないんだ!”

 

 まだ何も言ってないのに、あまりに早口で弁明を始めるものだから、こちらが申し訳なくなる。

 

「……大丈夫です。濡れたままより断然、こっちの方が楽です」

 

 “そ、それはよかった……”

 

 誰が見ても明らかに安堵の表情を浮かべる先生。

 こういうところは本当に変わらない、いや、同じ先生とでも言うべきか。

 それより、先ほど聞かれた質問に答えないといけないが……

 

「……先生」

 

 “どうしたの? 何か他にいる物がある? ”

 

「いえ、そういうことではありません。……先ほどの質問ですが」

 

 少しの時間、深く呼吸をする。こういうことを言うのには緊張するし、いつまで経っても慣れはしないから。

 

「……私は、まだ()()には会ったことがありません。これが、初めての邂逅です」

 

 少しだけ、驚いた顔をして先生は私に質問をする。

 

 “じゃあ、なんであの時、私を見て、泣き出したの?”

 

 問題はここだ。私はこの回答を持ち合わせてはいる。あくまでいるだけだ。

 それを教えられるかどうかは、また別問題の話だということだが。

 先生のことだ、頭ごなしに否定はしないだろうし、なんなら理解してくれる可能性すらある。

 だがもし、この世界が私のよく知る、あの青く透き通るような青春の物語だとしたら。

 先生にいらない負担は、かけたくない。

 しかし、かといって頭の中の思考を回転させるが、一向にいい答え方を考え出すことができない。

 思い出すのは、私が送ったあの日々に、燃え盛る大地、そして灰色となった世界だけ。

 そう私が思い悩んでいると、先生が口を開く。

 

 “答えたくないなら、無理に答えなくてもいいよ”

 

 優しい声色で、先生はそう言う。きっと私の顔が、強張ってしまっているのを見て取れたのだろう。

 その気遣いに、その聖人さに感謝と罪悪感がこみあげてきて。

 

「……すみません」

 

 私は、そう答えるしかなかった。

 

 “謝らないで。誰にだって事情はあるものだから”

 

 “じゃあ、倒れていた理由も、言えない?”

 

「……はい」

 

 “学校とか、住む家の場所も?”

 

「すみません、それもできないです」

 

 当たり前だが、おそらく私の情報はこの世界には存在しない。本来いるはずのない生徒か、もしくは同じ生徒が二人いるという2択になる。

 そうなると必然的に、私の存在が理解不能のものへとなっていく。

 そう私が考えうる不安を、すぐに先生は察して当てて見せた。

 いつもそうだ。貴方は変なところで勘が鋭くなる。まるで某機動戦士に出てくる、勘のいい人類みたいだ。

 そのくせして、自分への好意にはあまり気づかない鈍感なのは先生固有のものなのだろうか。

 今はわからなくても仕方ないけど、きっとこの先生も女たらしだろうから、忠告だけはしておく。

 

「……先生、いつか刺されるかもしれないので、気を付けてください」

 

 “え、急になんで?!”

 

「今は知らなくてもいいですよ、今は、ね」

 

 “え、えぇ……?”

 

 ……やっぱり、先生と話していると気が楽になる。おかげで病み上がりのはずの体は楽に動くようになってきた。

 キヴォトス人特有の通常の人よりも耐久力や再生能力、病に対する抵抗力が高いなのだろうけれども。

 そして自身の体調のことを考えている最中に、壁に掛けられている時計を見てはっと気が付く。

 

「先生、仕事のほうは……」

 

 “あ……あー……。まあ、何とかなると思う!!”

 

「嘘ですね」

 

 “う、嘘じゃないよ! 今日のうちには終わるから! ……多分”

 

 恐らく生徒の前だからか、大人の強がりを使っている先生。でも目が泳いでいるので説得力のかけらもない。

 先生はいつもそうだ。生徒の前では大人として、正しい道を示せるように余裕を見せてる。

 でもたまに、抜けてるところも見れて。そこもきっと、人気の理由なんだろう。

 相変わらず変わらない先生の姿と行動に少し、遠いものを感じて。

 今日だけは書類仕事に手を貸そうと思ったのだが。

 

「書類仕事は連邦生徒会の情報が入るので、私にはできませんね」

 

 “え、できないの!?”

 

「当たり前ですよ、どこのだろとも知らない人間が、いきなりそ重要な情報を見れる仕事に就けるわけないじゃないですか」

 

 “そ、そこをなんとか……”

 

「というか手伝わせる気だったんですか?」

 

 “私は大人だからね、生徒の時間を奪うようなことはしないよ”

 

「うわ、急に発言変えてきた」

 

 と言っても、結局先ほどの問題を解決しなければ、私に手伝うことはできない。

 タイムリープにしろ世界線移動にしろ、私の身分を証明できるものがないのだから。

 

それに……」

 

 “どうしたの?”

 

「……いえ、なんでもありません」

 

 先生から目線を外し、少し俯いて考えこむ。

 ……正直言って、また先生に関わることが、怖い。

 もしも、もしもの話だ。

 この世界が、本来私の知っていた、あの青春の物語なのだとしたら。

 私は無闇に関わるべきではない。関わった結果、本来あるべき結果が消えて、バッドエンドなんて笑いものにもならない。

 そして、またそんなことになったら、もう私は耐えられない。

 少し考えて、ここから離れる……先生のもとから離れるべきだと、私は考えた。

 ここがどのような世界かはまだわかってない、夢かもしれないけど、私は生きている先生と会えただけで、とてもうれしかった。

 だから、先生の邪魔にならないように、消えるべきだ。

 どこか遠くに行こう。レッドウィンターの山奥でも、山海経の水でもいい。

 先生の邪魔にならないところで、ひっそりと生きて、ひっそりと死のう。

 ああでも、すぐに死にたくはないな……、あの感覚がとても怖いから。

 薄れゆく意識の中、私を掴み、私を何処か(あの世)へと引っ張る、あの感覚。

 ……考えるのはあとにしよう。まずは先生に帰るあてがあることを伝え、所持品を返してもらわなければ。

 帰る場所も帰り方もわからないけれど、これが先生のためになるのなら……。

 

 “……ということでリンちゃん、よろしくね”

 

『はぁ……わかりました、こちらで書類等の準備はしておきます。あと誰がリンちゃんですか』

 

 “ごめんごめん”

 

 と、同時に電話を切った音。いったい何を話していたのだろうか。

 いや、ともかく帰る話を……

 

 “ということで、書類を作るから個人情報を教えてもらうね”

 

「……は?」

 

 個人情報?何の話だ?考え込んでいて電話の内容を聞いていなかったが、本当に発言の趣旨が分からない。

 

 “今、連邦生徒会長代理のリンちゃ……リンに頼んで、君の書類を作る準備を頼んだんだ”

 

「……一応聞きますが、なんのために?」

 

 “シャーレに入部するための書類だよ。個人証明ができて、シャーレに入部すれば、君も書類作業をすることができるでしょ?”

 

「いや、確かにできますけど……そういう問題じゃないんですよ。まず、そんな個人情報の証明なんて……」

 

 “うん、だから君には、()()()()した身寄りのない生徒として、新しく情報を作るんだ”

 

「……なんですかそれ、第一それがまかり通るわけが……あ」

 

 まかり通るわけがない、と言いかけて、脳裏に浮かんだある顔。

 ……いた。記憶喪失もしくは経歴不詳なのに入学できた人物。それも2人! 

 片方は不正なので怪しいが、もう片方はいま私の建前として使われそうになっている記憶喪失で入学している。

 どこからか、「ん、記憶喪失でもなんとかなる」という声が聞こえた気がする。

 私が目の前の現実に唖然としていると、先生が口を開く。

 

 “これでもし、行きたい学校とか、やりたいことがあったとしても、身分証明できないからできない!ってなることはないでしょ?”

 

 確かにそうだ。これからこの世界で私が生きていく限り、付きまとう問題。それを解決できるのはもってのほかだ。

 なぜ先生は、来て間もないこの場所で。なぜ見ず知らずの人物に。疑われるかもしれない行動までして。

 その答えは知っている、ずっと見てきたから。その信念を、私は知っている。

 知っていても、私は聞かざるを得なかった。

 

「なんで、そこまで私に……」

 

 愚問だ、先生にとって、この質問は意味をなさない。

 

 “もちろん、リンちゃんが怖い……こほん、書類仕事とか、まだ慣れてない仕事を手伝ってほしいのもあるよ”

 

 “でも1番は、目の前で泣いている生徒(子供)を、放っておけないから”

 

 “子供を守るのが、大人の責任だから”

 

 光を見た。まぶしすぎて、見ているこちらが焼かれそうな、まぶしい光。

 先生()(先生)たらしめている、一つの回答。

 

 “見たところ体はもう大丈夫そうだし、早いうちに作りに行こうか”

 

 そういって先生は席を立ち、部屋の出口へと足を進ませる。

 私は、臆病すぎたのかもしれない。

 私はずっと、あの瞬間のことを引きづったままなのかもしれない。

 いつまでたっても、私は私だ。

 でも、変わらないものなんて存在しない。

 バタフライ・エフェクト。蝶が羽ばたく、たったそれだけで世界の行く先は変わっていく。

 私という存在が関わった以上、先生の運命は変わっていく。

 それが良い方向に転ぶか、はたまた悪い方向に転ぶかは、生きてる人だけが変えられる。

 だったら、私のやることは変わらない。

 どちらにしても、後悔はするのだから。

 

「先生」

 

 ゆっくりとこちらを見る先生の姿を見ながら、私もベッドから立ち上がる。

 

 今は、目の前の事(現実)に集中を。

 

 銃で撃ちあう時と、同じように。

 

 心であっても、体であっても。

 

 痛いのは、嫌だから。

 

「私は、貴方の生徒ではあるかもしれません。でも、子供ではない」

 

 少しだけ、先生は驚く。ヘイローを持っていて、先ほど泣きじゃくっていた存在が、子供じゃないなんて。

 

 “……君は、いったい”

 

 先生がすべてを言い終わる前に、呼吸を放つ。

 

 私は覚えている。あの瞬間からどれだけ擦り切れても、貴方の命日に、花束を供えた回数を。

 

「私の名前は、神代(かみしろ)カイナ」

 

 そして少しだけ呼吸を置いて、また言葉を紡ぐ。

 

「年齢は、22歳。先生(あなた)と同じ、大人です」

 

 足を進ませ、先生へと近づく。

 

 2度目はない。ないからこそ、後悔をできるだけしないように。

 

 驚きと困惑の表情を浮かべている、先生の手を取り。

 

「1人の大人として、先生の生徒として」

 

先生(あなた)()()、支えさせてください」




あとがきです。ハールメンで小説を作るのは初めてですが、とても作りやすいですね。
文芸部だった時にも、こんな機能があればと思ってしまいます。主に特殊タグ関連で(笑)。
設定は考えていますが、あまり手がつかないのでちまちま投稿していきます。
誤字・脱字等報告してくれれば、私の心の中のギャンブラーが「あ、ありがてぇ…!」
と、言ってくれるので、気が付いたら報告していってください。
PCの予測変換はどうしてこんなに不便なのか、その謎を調査すべく、我々はアマゾンの奥地へと向かった…
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