TOKYOミレニアムから40代目が旅立つまでの話   作:XX(旧山川海のすけ)

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第51話 最大トーナメント予選

 3日が経った。

 あの後ミドリと別れてから、俺とライドウはただ遊んでたわけじゃない。

 

 東京ドーム近くに邪教の館を見つけて、仲魔を集め、合体強化を図ったんだ。

 少しでも強くならないと。

 

 

 

 そして、地下トーナメントにエントリーした。

 上の世界のコロシアムじゃ誓約書なんてものを書いて提出していたけど、ここじゃそんなものはない。

 ここは良くも悪くも「全てが自己責任」で「他者に存在を疎まれれば躊躇なく命を狙われる」環境なんだなと悟った。

 

 トーナメントの初日は予選だ。

 説明によると、予選で選出された32名が次の日、たった1日で決勝までやるらしい。

 ライドウと俺は事前に話してた。

 

「2日目にぶち当たったら、話し合ってどっちが先に行くか決めよう」

 

 お互い力を試したい気持ちはあるけど、目的はガイア教徒との対話だ。

 無駄な消耗は避けたいだろ。

 

 

 

 予選が始まった。

 参加者にバッジが配られ、ルールが告げられる。

 

「予選はバッジの壊し合いです。相手から奪い取って踏みつければ簡単に壊れます。このバッジの数が32以下になるまでが予選です」

 

 俺はバッジを手に持って眺めた。

 小さな金属製で、裏に何かチップみたいなものが埋まってる。

 

 多分、発信機なんだろうな。

 数が減るまで監視してるってわけだ。

 

 一通り説明を受けた後、俺たちは東京ドームのグラウンドに入場させられる。

 老朽化してる観客席から見下ろす群衆が、ワーワーと叫んでいる。

 

「開始!」

 

 号令と共に、グラウンドが戦場と化した。

 俺はアームターミナルに指を走らせ、仲魔を召喚した。

 地母神タウエレト、破壊神アレス、国津神オオヤマツミ。

 

 物理型のパーティーで予選突破を目指す。

 

「オオヤマツミ、暴れろ!」

 

 岩の巨体がドシンと地面を揺らし、巨大な拳で周囲の参加者を薙ぎ払う。

 

 バッジを持った男が吹っ飛び、地面に転がったバッジを俺が踏み潰す。

 

 アレスが「我が剣に平伏せよ!」と咆哮し、荒々しい剣技で他の参加者を蹴散らした。

 剣気を伴った斬撃・ヒートウェイブが乱れ飛び、数人のバッジが一気に砕ける。

 

 そして防御面はタウエレトに任せて、俺のパーティーは快進撃を続けた。

 

「サダハル、右だ!」

 

 ライドウの声に振り返ると、別の参加者が襲いかかってきた。

 俺は剣を抜き、アレスと連携して応戦。

 バッジを奪い、踏み潰す。

 

 グラウンドは混乱の極みで、血と汗と叫び声が混ざり合ってる。

 俺とライドウは背中を預け合いながら、次々と敵を倒していった。

 

 その時、視界の端で異様な動きが目に入った。

 

 少女だ。

 般若の面みたいなものを被ってて顔は見えないけど、身体に密着するタイプの戦闘服に身を包み、そこにスラリとした体躯と、その鍛え上げられた筋肉が浮かんでる。

 2本の鉈を操り、容赦なく周囲の参加者に切りかかっていた。

 

 動きが速過ぎて、目で追うのもやっとだ。

 

 彼女のサポートに付き従う悪魔が、さらに目を引いた。

 

 異形の女悪魔だ。

 かろうじて女に見えるが、顔はのっぺらぼうで不気味。

 腹部が異様に膨れてて、まるで妊婦みたいだ。

 

 俺はそこから、種族は地母神じゃないかと推理した。

 

 その女悪魔が火炎、氷結、雷撃、衝撃波を次々と放ち、少女が一度に多数の敵と戦わなくていいように援護してる。

 

 バッジを持った参加者が次々に倒れ、少女がまるで作業のようにバッジを踏み潰していく。

 

「何だあいつ……」

 

 俺が呟くと、ライドウが「驚くべきコンビだな」と冷静に言う。

 確かに、あまりにも攻撃的だ。

 般若の少女と異形の女悪魔は、まるで嵐みたいにグラウンドを支配していた。

 

 強い……!

 

 2日目に、要注意しないといけない相手だな。

 

 俺は彼女の戦いぶりを見て、明日の戦いで最も気を付けないといけない相手として、彼女を記憶した。




こういうところでオリキャラを出すのは、二次創作分かってないと思うんですよ。

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