鈴木羽那?めっちゃ恋してますけど?   作:フェンネル

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まだまだ夜は終わんねぇぜ!

「ということで、これより7人で晩ご飯を作ろうと思います!」

 

「「「おーー!!」」」

 

今家にいるのは放クラの5人とプロデューサーさんと俺。

合計7人。

当然、買ってある食材の量は結構ある。

種類も豊富だ。

 

「皆には直前に伝えたと思うが、今回は手巻き寿司を作ります!」

 

その方が楽しいかと思ってそうした。

ま、俺がこういうのが好きだからってのもあるけどな。

 

「美味い手巻き寿司を作るも良し、えげつないもんを作るも良し、好きにやろうぜ!」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「田中さん、見てください!」

 

「お、カラフルで良いっすね」

 

「はいっ!ジャスティスVの色を入れましたっ!」

 

「かっこいいすよ!」

 

「えへへっ、ありがとうございますっ!」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「樹里さん、そんな1人寂しく食べんでも」

 

「ちげーよ!味見してるだけだよ!」

 

「自分で食うのに味見ぃ?」

 

「あとで皆にあげるからな。・・・・・ちょうどいい。口開けろ」

 

「ん?はい───もがっ!?」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「ばっかちょこ先!そんなに具詰めたら海苔巻けねぇだろうがよ!」

 

「だ、だっていっぱい食べたいんだもん!」

 

「沢山作りゃ良いだろ!」

 

「頬張りたいの!」

 

「・・・・・ま、良いか。喉詰まらせたら思い切り背中叩いてやるよ」

 

「・・・・・やっぱりちょっとずつ入れよっかなぁ」

 

「どうなってんだテメーの情緒は!」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「杜野さ───うん?」

 

「ぷ、プロデューサー様・・・・・受け取っていただけますか?」

 

「喜んで。それにしても・・・・・こんな綺麗な手巻き寿司、食べるのがもったいないな」

 

「プロデューサー様が望まれるのであれば・・・・・凛世がいつでも、お作りいたします」

 

「ははっ、ありがとう」

 

「ちょこ先、あれはキュンです・・・・・か?」

 

「うん、甘いよ」

 

「俺らはちょっと離れとくか」

 

「そだね」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「お嬢は・・・・・作んの上手っ!」

 

「ふふん、当然よ!」

 

「これ1本貰って良いすか?マジで美味ほうなんふけど」

 

「こら、食べるか喋るかどっちかにしなさい」

 

「ふんまへん」

 

「いっぱいあるんだから、そんなに慌てて食べちゃダメよ?ほら、具材がついてるじゃない」

 

「・・・・・キュンとするんでやめてもらって良いすか?」

 

「好きなだけして良いのよ?」

 

「ちょこ先助けてくれー!」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「美味すぎんだろお嬢の寿司」

 

「・・・・・はなかくんのふきなものなんひゃないかな?ふはいほか」

 

「ちょこ先、言ってる言葉はわかるけど、「具材」を「腐敗」はさすがに不味い。とりあえず水飲みな」

 

「ぷはぁー、ありがとー!」

 

「・・・・・さて」

 

「どしたの?」

 

「本番はこっからだぜ。とりあえず全員集めるか」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「さて、我々が巻き寿司を作ってからもう一時間くらいが経過した訳ですが」

 

用意した食材たちは綺麗に無くなった。

プロデューサーさんも含めて、皆よく食べるぜほんとに。

 

「次の企画にいきたいと思います!」

 

しかし、皆腹いっぱいって感じじゃねぇ。

いい感じの量だったみてぇだな。

 

「ゲームとかするのかな?」

 

「智代子、しっ」

 

「次の企画は───」

 

俺はその辺に置いておいた看板(自作)を持ち、皆に見えるように掲げた。

 

「デザート作り勝負です!」

 

それを聞いた皆が「おぉ〜」と声を漏らすが、いまいちどういう景色になるか想像しかねてる感じだった。

 

「簡単に説明しますと、俺とお嬢のチームに別れて、より良いデザートを作る企画です」

 

お嬢は俺の隣に立ち、負けんと言わんばかりの視線を送ってきた。

上等だぜ。

 

「デザート作りとは言いますが、大元を俺とお嬢で作り、他の方にデコレーションをしてもらうという制作方法になります」

 

「チーム分けってどうすんだ?」

 

「ん?適当すよ。3人チームと4人チームに別れる形でいくぜ」

 

ということでチーム分けを始めた。

 

「プロデューサーだし、俺は夏葉の方につかせてもらうよ」

 

「ヒュウ、かっけぇこと言いますね」

 

「では、凛世も・・・・・」

 

「じゃあアタシは田中の方にいこうかな」

 

「じゃあ私もー!果穂はどうする?」

 

小宮さんは迷ってる様子だった。

こういうときは───

 

「小宮さん、俺と勝負しません?」

 

「えっ?」

 

「どっちが「カッコイイ」もんを作れるか」

 

「カッコイイ」って言葉に反応した小宮さんは、目を輝かせてお嬢の方に行った。

 

「───負けませんっ!」

 

「俺もっすよ」

 

ま、とりあえず早くチームも決まったことだし、進めるか。

 

「とりあえず俺とお嬢で大元作ってくるんで、皆は待っててください」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「お嬢」

 

広いキッチンなのもあって、2人でスイーツ作りするのは問題なかった。

問題なかったとは言うが、今はその広さを十分に使えていなかった。

 

「どうしたの?」

 

というのも・・・・・

 

「なんか近くないすか?」

 

お嬢が俺のすぐ隣にいるからだ。

ちなみにすぐ隣ってのは思ってる以上にすぐ隣だからめっちゃ近ぇ。

 

「ダメかしら?」

 

「ダメじゃないっすよ。全然」

 

俺からすりゃすげぇ嬉しいけど、一体どうしたんだって思った。

 

「ならこのままいさせてもらうわ」

 

「うす」

 

なーんか、妙にドキドキすんだよなぁ・・・・・

 

 

 

 

 

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