鈴木羽那?めっちゃ恋してますけど?   作:フェンネル

16 / 16
まだまだ夜は終わんねぇぜ!

「ということで、これより7人で晩ご飯を作ろうと思います!」

 

「「「おーー!!」」」

 

今家にいるのは放クラの5人とプロデューサーさんと俺。

合計7人。

当然、買ってある食材の量は結構ある。

種類も豊富だ。

 

「皆には直前に伝えたと思うが、今回は手巻き寿司を作ります!」

 

その方が楽しいかと思ってそうした。

ま、俺がこういうのが好きだからってのもあるけどな。

 

「美味い手巻き寿司を作るも良し、えげつないもんを作るも良し、好きにやろうぜ!」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「田中さん、見てください!」

 

「お、カラフルで良いっすね」

 

「はいっ!ジャスティスVの色を入れましたっ!」

 

「かっこいいすよ!」

 

「えへへっ、ありがとうございますっ!」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「樹里さん、そんな1人寂しく食べんでも」

 

「ちげーよ!味見してるだけだよ!」

 

「自分で食うのに味見ぃ?」

 

「あとで皆にあげるからな。・・・・・ちょうどいい。口開けろ」

 

「ん?はい───もがっ!?」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「ばっかちょこ先!そんなに具詰めたら海苔巻けねぇだろうがよ!」

 

「だ、だっていっぱい食べたいんだもん!」

 

「沢山作りゃ良いだろ!」

 

「頬張りたいの!」

 

「・・・・・ま、良いか。喉詰まらせたら思い切り背中叩いてやるよ」

 

「・・・・・やっぱりちょっとずつ入れよっかなぁ」

 

「どうなってんだテメーの情緒は!」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「杜野さ───うん?」

 

「ぷ、プロデューサー様・・・・・受け取っていただけますか?」

 

「喜んで。それにしても・・・・・こんな綺麗な手巻き寿司、食べるのがもったいないな」

 

「プロデューサー様が望まれるのであれば・・・・・凛世がいつでも、お作りいたします」

 

「ははっ、ありがとう」

 

「ちょこ先、あれはキュンです・・・・・か?」

 

「うん、甘いよ」

 

「俺らはちょっと離れとくか」

 

「そだね」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「お嬢は・・・・・作んの上手っ!」

 

「ふふん、当然よ!」

 

「これ1本貰って良いすか?マジで美味ほうなんふけど」

 

「こら、食べるか喋るかどっちかにしなさい」

 

「ふんまへん」

 

「いっぱいあるんだから、そんなに慌てて食べちゃダメよ?ほら、具材がついてるじゃない」

 

「・・・・・キュンとするんでやめてもらって良いすか?」

 

「好きなだけして良いのよ?」

 

「ちょこ先助けてくれー!」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「美味すぎんだろお嬢の寿司」

 

「・・・・・はなかくんのふきなものなんひゃないかな?ふはいほか」

 

「ちょこ先、言ってる言葉はわかるけど、「具材」を「腐敗」はさすがに不味い。とりあえず水飲みな」

 

「ぷはぁー、ありがとー!」

 

「・・・・・さて」

 

「どしたの?」

 

「本番はこっからだぜ。とりあえず全員集めるか」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「さて、我々が巻き寿司を作ってからもう一時間くらいが経過した訳ですが」

 

用意した食材たちは綺麗に無くなった。

プロデューサーさんも含めて、皆よく食べるぜほんとに。

 

「次の企画にいきたいと思います!」

 

しかし、皆腹いっぱいって感じじゃねぇ。

いい感じの量だったみてぇだな。

 

「ゲームとかするのかな?」

 

「智代子、しっ」

 

「次の企画は───」

 

俺はその辺に置いておいた看板(自作)を持ち、皆に見えるように掲げた。

 

「デザート作り勝負です!」

 

それを聞いた皆が「おぉ〜」と声を漏らすが、いまいちどういう景色になるか想像しかねてる感じだった。

 

「簡単に説明しますと、俺とお嬢のチームに別れて、より良いデザートを作る企画です」

 

お嬢は俺の隣に立ち、負けんと言わんばかりの視線を送ってきた。

上等だぜ。

 

「デザート作りとは言いますが、大元を俺とお嬢で作り、他の方にデコレーションをしてもらうという制作方法になります」

 

「チーム分けってどうすんだ?」

 

「ん?適当すよ。3人チームと4人チームに別れる形でいくぜ」

 

ということでチーム分けを始めた。

 

「プロデューサーだし、俺は夏葉の方につかせてもらうよ」

 

「ヒュウ、かっけぇこと言いますね」

 

「では、凛世も・・・・・」

 

「じゃあアタシは田中の方にいこうかな」

 

「じゃあ私もー!果穂はどうする?」

 

小宮さんは迷ってる様子だった。

こういうときは───

 

「小宮さん、俺と勝負しません?」

 

「えっ?」

 

「どっちが「カッコイイ」もんを作れるか」

 

「カッコイイ」って言葉に反応した小宮さんは、目を輝かせてお嬢の方に行った。

 

「───負けませんっ!」

 

「俺もっすよ」

 

ま、とりあえず早くチームも決まったことだし、進めるか。

 

「とりあえず俺とお嬢で大元作ってくるんで、皆は待っててください」

 

 

 

 

 

○○○○○

 

 

 

 

 

「お嬢」

 

広いキッチンなのもあって、2人でスイーツ作りするのは問題なかった。

問題なかったとは言うが、今はその広さを十分に使えていなかった。

 

「どうしたの?」

 

というのも・・・・・

 

「なんか近くないすか?」

 

お嬢が俺のすぐ隣にいるからだ。

ちなみにすぐ隣ってのは思ってる以上にすぐ隣だからめっちゃ近ぇ。

 

「ダメかしら?」

 

「ダメじゃないっすよ。全然」

 

俺からすりゃすげぇ嬉しいけど、一体どうしたんだって思った。

 

「ならこのままいさせてもらうわ」

 

「うす」

 

なーんか、妙にドキドキすんだよなぁ・・・・・

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

シャニP、樋口円香の兄に転生する(作者:リィンP)(原作:アイドルマスター)

タイトル通り。▼シャニPが2度目の人生で円香の双子の兄に生まれ変わり、前世で自分がプロデュースしたアイドル達と再び関わっていく話。


総合評価:7118/評価:8.66/連載:40話/更新日時:2026年01月05日(月) 16:00 小説情報

ゼンゼロのキャラに好かれ過ぎた男の話(作者:しいたvol.3)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

我、流浪のものなり。▼強さと童貞の卒業を求む。▼全身鎧の男がゼンゼロのキャラたちから狙われる話。▼ガバ設定・キャラ崩壊多めです。


総合評価:2081/評価:8.42/連載:13話/更新日時:2026年07月31日(金) 20:44 小説情報

余命一年なのでグレたアイドルの終活プロデュースして死にます(作者:鯖ジャム)(原作:アイドルマスター)

ついこの間余命一年を宣告されたプロデューサーくんが、アイドル引退したいらしい賀陽燐羽さんの終活を全力でプロデュースしてから死ぬ話です。▼※賀陽燐羽さんの育成ストーリー的なやつです▼※学園アイドルマスターのストーリーの一部ネタバレを含みます▼※よくわかんないことが多いので作者の妄想で補完してたりします


総合評価:10853/評価:9.12/連載:32話/更新日時:2026年08月05日(水) 17:00 小説情報

[悲報]虎杖成り代わり、縄文時代に立つ[言葉が分からん](作者:夕暮れの家)(原作:超かぐや姫!)

モジュロ虎杖悠仁に成り代わった男が、8000年のヤチヨの道中に付き合う話。善人であり、虎杖ほどイカれていない男が非常に強い力を持ってしまったことで、様々な後悔を抱えながら現代にたどり着くお話です。▼本編完結しました。気長に後日談でも書いていきたいと思います。▼


総合評価:18746/評価:9.1/完結:48話/更新日時:2026年08月08日(土) 18:00 小説情報

魔法って言うならもっとこう……あるだろう!?(作者:南亭骨帯)(原作:僕のヒーローアカデミア)

▼ この世の中の超常現象の九割以上が『誰かしらの個性だろ』で片付けられてしまう今日この頃。▼ ヒーローを目指す少年、森岸詠士(もりがんえいじ)が発現した個性の名は【魔法】──現代社会に喧嘩を売るような代物だった。▼「炎を操ったり風を吹かせたりもできねぇのに魔法使いなんざ名乗ってたまるかァ!?」▼ ……尚、攻撃魔法は一つもない模様。▼ ※注意!▼ 本作は他作品…


総合評価:16969/評価:8.46/完結:136話/更新日時:2026年08月05日(水) 12:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>