アビドスと太陽を守りたい月   作:キヴォトス一般人

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なんでこの人、2話投稿してるんですかね(白目)

タイトルは思い浮かばなかったのでブルアカ風のハッシュタグです(←)

これ割とありなのでは……? 簡潔でわかりやすい()

それはともかく、いつもありがとうございます!
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誤字報告もありがとうございます!




06話:#雰囲気が変わった親友 #アクアリウム #お出かけ

「ホシノちゃん、何か雰囲気変わりましたね」

「うへ。いやおじさんもちょっと色々考えてね」

「おじさん……」

「そうそうおじさん」

「何故そうなったのですかね……?」

「まあまあ、細かいことは気にしないの」

「えぇ」

 

 とある日のことですが、ホシノちゃんが思いっきり雰囲気が変わりました。いえ、髪が伸びていたことは気付いていたのですが、あれは別に切り忘れとかではなかったようですね。

 とはいえ、確かに雰囲気は変わりましたがホシノちゃんはホシノちゃんですし、わたしはどんなホシノちゃんでも受け入れますよ、親友ですからね!

 まあ、ホシノちゃんからはどう思われているかは分かりませんけどね。

 

「まあでもそんなホシノちゃんも可愛いですよ」

「うへ……それ他の人にも言わないようにね」

「他の人って誰ですか」

「あーうん」

 

 他の人って誰ですかね?

 

「まあどんなホシノちゃんでもわたしはいいですよ。元気なら」

「セレネちゃんさ、それ無自覚なの?」

「何がですか?」

「いや何でもないよ~」

 

 何のことでしょうか。

 

「おじさんからも1つ、セレネちゃん、昨日徹夜したよね?」

「……」

 

 バレてしまいました。わたしは思わず目を逸らします。

 いえ……昨日はちょっと色々と頑張りすぎてしまいました。砂に埋もれている本館の方に行っては回収できる範囲で資料とかを集めていたのですよね。こっちは分校ですから。

 

「前みたいにふらふらとかじゃないから、まだいいけど……本当に無理はしないでよ」

「大丈夫ですよ!」

 

 因みに仕事の1つというか、夜間の仕事については隠せないのでホシノちゃんには教えていますよ。「毎日は駄目ですからね」って釘を刺されてしまいましたけど。

 

「そうでした。忘れるところでした」

「どうかしたの?」

「ホシノちゃん!!」

「うへっ!? 急に大きな声出さないでよ、おじさん心臓止まるかと思ったよ」

「すみません。ホシノちゃん、お出掛けしましょう!」

「へ?」

 

 わたしが堂々とそう言い放つとホシノちゃんが固まってしまったのでした。

 

 

 

*****

 

 

 

「ここってアクアリウムだよね!?」

「そうですよ」

「ど、どういうこと?」

「え? 言ったじゃないですか、お出かけしようって」

「それは言ってたけど……」

「ふっふっふ。チケットを手に入れたから、ホシノちゃんと行きたかったんですよね」

「それってペアチケットだよね? ……うへ、おじさんでよかったの?」

「何言ってるんですか。ホシノちゃん以外に誰が居るんですか」

「……」

 

 今、アビドスの生徒はわたしとホシノちゃんだけですよ?

 それに仮に他にも人が居たとしても、わたしはきっとホシノちゃんを選びますよ。因みにこのペアチケットはとある依頼の報酬のおまけでもらいました。いやぁ、気前がいいですね?

 

「どうかしましたか? アクアリウムは嫌いだったりします?」

 

 それだったら少々申し訳ないことをしましたね。

 

「違うよ! 嫌いじゃない……よ、むしろ……好きだよ

「それならよかったです」

 

 最後何か言ってたような気がしますけど、気のせいでしたかね? とはいえ、嫌いとかではないのであればよかったです。たまには息抜き大事ですよ。

 

「じゃあ行きましょうか」

「うん……」

 

 そういう訳でわたし達はアクアリウムの中に入って行きます。はぐれないようにホシノちゃんの手を握りますよ。いや、はぐれるほど人が居るかは知りませんけど……。

 

「へぇ……結構広いですね」

 

 実はアクアリウムの存在は知っていましたが、行ったことはなかったりします。なので、このチケットをもらった時はどうしようかと思ったんですよね。

 興味がない訳ではないのですけど、時間が取れないかなと思いましたが……改めてここ最近、お金稼ぎというか……返済のため仕方がないのですが、仕事ばっかりしていてこういう時間がなかったなと思いましてね。

 以前、ホシノちゃんに言われましたけど倒れてしまえば確かに本末転倒というか、言語道断というか、支障が出ますからね。それをふと思い返したのですよ。

 

「セレネちゃん、手……」

「ん? あ、すみません。はぐれないようにと握ってましたけど、そんなに人がいっぱい居る訳ではないですし大丈夫そうですね。それにこれだとホシノちゃんも自由に動けませんしね」

「それはそうなんだけどね……うん」

 

 ペアチケットを見せて受付を通過し、中に入っていきます。雰囲気ががらりと変わって薄暗くなりましたね。

 

「おー……」

 

 そこで初めてというのもあるのでしょうが、ちょっとだけ感動します。

 アビドスにこんな場所があるとは……あれ何かデジャヴ? いえ、細かいことは気にしません。

 

「見てみてセレネちゃん!! これこれ」

 

 そんなことを思っていたらなんかホシノちゃんのテンションが非常に高くなっていました。あれ、さっきはもう少し落ち着いていましたよね。

 

「パンフレット?」

「そうそう!! さっきもらってきたんだ~ 色々あるの!」

「確かに色々ありますね……」

「セレネちゃん行こう! 1日で全部回れるかわからないけど」

「ちょ、ホシノちゃん!?」

 

 さっきに離したのに今度はホシノちゃんからわたしの手を掴んできました。いえ、うれしいことではあるのですが、ちょっとホシノちゃん元気過ぎませんかね……力強いですね。

 

 そんなこんなで、わたしはテンションが高くなったかわいいホシノちゃんに連れられるがまま、アクアリウムの中へ入っていくのでした。

 

 

 

*****

 

 

 

「この子かわいいですね」

「うん!」

 

 ホシノちゃんと一緒にアクアリウムを見て回っている中、ふと目に入った魚の水槽を覗きます。魚について詳しい訳ではないのですが、かわいいものから怖いもの、いびつなものやらと色々居るんだなぁと今日思いました。

 ホシノちゃんは魚がめっちゃ好きみたいです。色々と解説してくれているのですが、正直頭に全部入り切りませんね……とはいえ、ホシノちゃんが楽しそうで何よりです。

 

「うへへ……クジラとかサメとか深海魚とか……イルカもいるみたいだよー」

「砂漠では絶対に見れない生き物たちですね」

「はい!」

 

 アビドスは砂漠ですからね……海と真反対なのですよ。なので、そんなアビドスにこのアクアリウムがあることに驚いた訳です。

 ちらほらと人が居ますし、生徒も居るようでそこそこ人気なのかもしれません。アビドス生徒だというにここを知らなかったとは……不覚ですね。

 

「海のトンネルっていうのもあるみたい~」

「ほう……」

 

 何それ興味深い。

 おっと失礼しました。海のトンネルですか……そんなものまであるのですね。いえ、どういうものなのかは分かりませんけど、まあトンネルなんでしょうね。

 

「イルカショーとかも!」

「お、それいいですね」

 

 イルカかわいいですよね。

 いえ、実際見たことはないのですが……図鑑とかに載っていた気がします。あとはシャチもですね。かわいい? 見た目で海の食物連鎖の上位というのだから驚きです。

 

「シャチとかはいないのかな」

「セレネちゃんはシャチが好きなの?」

「好きという訳ではないのですが、図鑑で見たことありまして……かわいいのに食物連鎖の上位っていうのが妙に印象に残ってますね」

「確かに見た目はかわいいよね~」

「ホシノちゃんもかわいい」

「うへ?! またそんなことを言うー」

 

 本当のことですし。

 ちらりとパンフレットを見ましたが、シャチも居るらしいです。シャチのショーもあるようですが、今は期間外のようです。

 

「シャチ見たい」

「それなら行こうよー!」

「いいですね」

 

 さほど興味がなかったというのは本当ですが、こうして実際見ていくと不思議とこういうのも悪くないなと思い始めるのでした。

 

 





書けずに改訂版にしたので書きました。
書きたい衝動が抑えられなかった(´・ω・`)
もうちっとだけ続くんじゃ~
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