「お~い、お姉ちゃ~ん。」
「あ、ルリ。遅かったね...で、なんで生徒会長と一緒にいるの?」
「えっとね~ヘルメット団のアジトを襲撃したらいた~。」
( 눈_눈)
おい、その疑うような顔をやめてくれ。確かに朝入学式で演説していた生徒会長がヘルメット団に捕まっているなんて普通はあり得ないけど‼
「はぁ...すみません、ユメ生徒会長。うちのルリが何かしませんでしたか?」
「うん、あのままだったらどうなっちゃうかわかんなかったし、感謝してるよ~。」
うんうん。マジであのままだったら原作崩壊どころの話じゃなかっただろうし。
というかよく考えたらあの場に私がいたのって奇跡じゃね?ガチで危なかったわ~。
「そういえばお姉ちゃんは賞金どれくらいになった~?私は37万円~。」
「ん、私?54万円。バチバチヘルメット団のやつら、かなりため込んでたよ。」
「くそ~負けちゃった。じゃあ後でアイス買ってくるね。じゃあ先に帰ってて~先にユメ先輩送ってくるから~。」
「分かった。じゃあアイスはクー〇ッシュのバニラ味で。ユメ生徒会長もお気をつけて。」
「ありがとね~ホシノちゃ~ん。また明日~。」
「それじゃあ行きましょうか~。家はどちらですか~?」
「えっとね~まだお仕事が少し残ってるし、アビドスまで送ってくれると嬉しいな~。」
たしかにそうか。ユメ先輩は一人で生徒会の業務をやっているだろうし、業務が終わらないことだってあるだろう。
「ユメ先輩~モモトーク交換しませんか?生徒会のお仕事とか手伝いますよ~。」
「いいの~?それなら喜んで交換してもらおうかな~。」
よし、これでユメ先輩とモモトークを交換できたし、原作通りホシノも生徒会に所属できそうかな?
そんなこんなでユメ先輩と会話をしていたらアビドス高校についた。
「ルリちゃ~んありがとね~。じゃあ、また明日~。」
「ありがとうございました~。」
ふぅ、ファーストコンタクトとしては上々。これでこのままいけば原作通りに進められそうだし、よかったよかった。さて、ホシノの分のアイスでも買って帰るか~。
「ただいま~。」
「おかえりー。アイスちゃんと買ってきてくれた?」
「もちろんだよ~。はい、〇ーリッシュ。」
「ありがとう。」
「そういえばお姉ちゃんって生徒会とか入ったりする?」
「なんで急に...まぁ少しは考えてるけど...まだ入学したばっかりなのにどうしてそんなことを?」
「いや~生徒会のメンバーがユメ先輩一人らしくて仕事が終わらないんだってユメ先輩が言ってて~。それに、生徒会が一人もいなかったら学校が廃校になっちゃうじゃ~ん。」
「まぁ、確かに...考えておくよ。」
よし、これでホシノが生徒会に所属するフラグも立てることができたし、一日目から順調な滑り出しといえるだろう。
あ~た~らしいあ~さがきた、き~ぼ~うのあ~さ~。
はい、おはようございます。みんなのアイドル小鳥遊ルリです。あれから二か月くらいが経過しましたが、無事、生徒会に所属することができました。
「ねぇ、ルリ、なんで私が副生徒会長なの?」
「え?だって私がそんな難しそうな作業できると思う~?」
「まぁ、それはそうだけど...」
もちろん副会長はホシノで、私は書記になりました。副会長なんてめんどくさい仕事、私はやりたくありません。
「まぁまぁ、二人とも仲良くしようよ~。それに、今日から本格的に生徒会の仕事をやってもらうからね~」
「もちろんですよ~。ちなみに、今日は何をするんですか~?」
「え~っとねぇ、このポスターを見て~。」
「アビドス砂祭りですか?」
「そう!昔アビドスに力があったときに行われたお祭りで、大オアシスってところでやってたらしいんだけど、その時に100グラムで100万円ぐらいの価値がある鉱物をたくさんオアシスの中に捨てたらしいんだよね~。」
「100グラムで100万円ですか~。すごいですね~。」
「ということで、今日はそれを探しに行きます‼」
「......」
「えっと...ホシノちゃん?」
「何ぐずぐずしてるんですか‼今すぐ行きますよ‼」
これは確か原作でもあった宝探しの話だったかな?それにしてもホシノが今までに例をみないほどやる気に満ち溢れている...
「ルリ‼ぼーっとしない‼すぐ準備して‼」
「わ、私は車用意してくるね~。あ、ホシノちゃんとルリちゃんは学校指定の水着に着替えておいてね~」
「わかりました‼ルリ、すぐ着替えるよ‼」
「お、お姉ちゃ~ん待ってよ~。」
というか、勢いに乗せられちゃってるけど、宝探しするのに水着って絶対にいらないよね...まぁいっか。ホシノとユメ先輩の水着も見れるし。
と、いうわけでやってまいりました大オアシス跡地。ユメ先輩の水着姿と自分たちの水着姿を見比べて格差に絶望している私です。
「ルリ、ユメ先輩、早く始めるよ‼」
「ひぃん、ホシノちゃん早いよ~。」
「お姉ちゃん~、ユメ先輩~つるはしとスコップ忘れてますよ~。」
ヤバイ、ホシノが暴走し始めたせいで私がストッパーになる羽目に...*1おのれ陸八魔アルめ...許さんぞ...*2私はツッコミとかするキャラじゃないのに...
ザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッ
「ユメ先輩~これほんとにあるんですか~?疲れちゃいましたよ~。」
「ルリ、うるさい!口よりも手を動かして‼」
「私が持久力ないことぐらいお姉ちゃんなら知ってるでしょ~。」
私は瞬発力だけならホシノよりも強いが、持久力はホシノには遠く及ばないのだ。1時間くらいだったら頑張れるけどそれ以上はさすがにきつい。ましてや、一時間半も炎天下の中ぶっ通しでつるはしを振ってピンピンしているホシノが異常なのだ。ユメ先輩も疲れ切ったような顔でスコップを振っている。
「ユメ先輩~助けてください~。」
「ひぃん、ホシノちゃ~ん少し休憩しようよ~。」
「ユメ先輩まで...わかりました。少しですよ‼」
こうしてどうにかホシノを説得し、休憩を勝ち取ったのである
「そういえば何で私たちは水着なんですか?」
「え、だってぇ......地面を掘ったら地下水がドカーンって湧き出てくると思って......」
「えぇ...ユメ先輩さすがにそれはないですよ~。そんなだったら今頃アビドスは過去の栄光を取り戻してますよ~」
「そっかぁ...ごめんね~。」
「あれ?そういえばユメ先輩、コンパスはどこにあるんですか?」
「あっ......学校に忘れちゃった。」
これはよくない。このままいけばもしかするとユメ先輩が原作通りコンパスを忘れて死んでしまうかもしれない。
「ユメ先輩~さすがにそれはよくないですよ~今度忘れたらお仕置きですからね~。」
「ひぃん、怒られちゃった。」
「ユメ先輩、いつも変なことばかり言ってるルリですけど今回に関してはルリが正しいですよ。」
「ごめんなさ~い。」
「さて、そろそろ休憩を終えて作業を再開しますよ。立ってください。」
こうしてこの宝探しは結局何も見つからないまま夜まで続き、みんなでトボトボ帰る羽目になってしまったのであった。
また夢を見た、楽しかったあの頃の夢を。子供のままでいられたあの頃の夢を。
「ユメ先輩、私はどうすればよかったんですかね。」
答える人は、いない。
ユメ先輩とホシノの口調ってこんなんでいいのかな...有識者の方、教えていただけると幸いです。
ストーリ見返したらいろいろと矛盾点を発見したので、改訂版を出したいのですが、よろしいでしょうか?(大筋は変わらないと思います。)
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いいよ
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このままでいいよ