以前にも言った気がしますが、ルリの戦闘スタイルはデザートイーグルを二丁拳銃のように使うキヴォトス人以外なら肩がぶっ飛ぶイカレたスタイルです。
先に仕掛けたのはホシノだった。盾に身を隠しながら「Eye of Horus」でこちらを牽制しつつ、突撃してくる。体の大半が盾に隠れているせいで狙うのがかなり難しい。おそらく、闇雲に撃っても全てはじかれるだろう。ホシノの距離で戦うとなると盾を持たない私ではハチの巣にされ、敗北は必至である。
ホシノは盾のせいで前が見えないと思い、ホシノを飛び越え、そのまま背中に向けてデザートイーグルを2発放つ。しかしホシノもそれは予測していたようで、「IRON HORUS」で防ぎ、そのままお返しとばかりに「Eye of Horus」で一発。
「流石にそううまくはいかないね。」
「それはこっちのセリフだよ、ルリ。また見ないうちにウデを上げたね。」
こちらの攻撃は盾で防がれ、逆に私はホシノの射程内に入らないよう距離を取りながら戦う必要がある。
何とも酷いクソゲーだ。やはりホシノを倒すためには屋内に入り、三次元戦闘を仕掛ける必要があるが、ここから校舎までは距離があるうえ、校舎をあまり傷つけるわけにはいかない。となると弾切れのタイミングを狙って速攻を仕掛ける必要がある。多分さっき一瞬しゃべっていたタイミングでリロードされたため、「Eye of Horus」の残弾数はおそらく6発。そして胸につけたベレッタ92A1の残弾数は17発。対して私のデザートイーグルちゃんはそれぞれ7発ずつの計14発。どう考えても勝てなそうだが、ベレッタの方なら多少痛いが耐えることができるので、私がホシノに勝つための条件は「Eye of Horus」の弾切れを起こさせること。しかし、ホシノもそれは分かっているだろう。つまり、どうにかしてホシノが「Eye of Horus」を使わざるを得ない状況にすること。それがこの戦いのカギだろう。しかし、私が全力で戦える時間はそれほど長くなく、あと30分もない。まとめると、ホシノは30分耐えれば、私は「Eye of Horus」が弾切れを起こせば勝ち。これだけである。
「おしゃべりは終わりにしよう、ここから先は本気でやらせてもらうよ。」
「お互いに、ね。」
ホシノが喋り終わると同時にスモークグレネードを投げ、視界が制限される。即座に八方位にデザートイーグルを発砲すると、南東方向から「IRON HORUS」で防ぐ音がした。そっちか、と一瞬思うが、ホシノがそんなわかりやすい行動をするだろうか。否。恐らくは「IRON HORUS」はダミー‼真の目的は反対の北西方向からの攻撃‼
ダンッ、ダンッ、ダンッ
瞬時に身をひねって回避する。
「すごいね、これもよけちゃうか。」
危なかった。多分、あのまま「IRON HORUS」の方を向いていたらお陀仏だっただろう。しかし、これで早くも「Eye of Horus」の残弾数は三発。崩れた体制のまま、ホシノにデザートイーグルを放つが、かわされる。すぐさま体制を立て直しつつデザートイーグルをリロードするが、ホシノも「IRON HORUS」を取り戻す。私は即座に手榴弾を投げつけるが、ホシノは即座にベレッタに持ち替え、手榴弾を打ち落とす。それと同時に私はホシノのもとに突撃する。ホシノは即座に「IRON HORUS」を構え、デザートイーグルでの一撃に備えたが、私は「IRON HORUS」に対し、横蹴りを放つ。
「クッ、」
流石のホシノもこれは予想外だったようで、大きく体制が崩れる。すかさず追撃を入れようとするが、
ダンッ、ダンッ
「Eye of Horus」で反撃された。慌ててバックステップで回避するも、頬に弾がかすってしまう。
しかし「Eye of Horus」の残弾数は残り一発。このままいけば、勝てる‼しかし、焦りは禁物である。このままホシノが簡単にやられてくれるとは思えない。だからこそ、仕掛けられる前に、仕掛ける。
「なッ、」
いつもだったら絶対にやらないこと。無防備での、突撃。そう、私の狙いは「Eye of Horus」の一撃を耐え、そのまま立ち技を仕掛けて、組み伏せる。近距離での立ち技なら、盾での防御は関係ない。
ダンッ
来た。体全体に力を籠め、腕を体の前でクロスし、銃弾を一身に受ける。すごく重たい一撃である。それこそ、腕が折れたかと思うほどに。しかし、私は耐えた。私の勝ちd
ダンッ
なぜ、目前に弾丸が迫ってきているのだろう、「Eye of Horus」の残弾数はあと一発だったはず…そんなことを考えながら、私は無防備の顔面に弾丸を喰らい、その場に倒れた。
「お~い、お~い、あっ、起きた~。」
「なんで、「Eye of Horus」の装填可能弾数は、六発じゃ...」
「うへ~、起きて最初に聞くことがそれ~?おじさん、悲しいよ~。」
「何で、ですか...」
「う~ん、これのことかな~。」
そういいながらホシノは懐からおもむろに黒い箱のようなものを取り出し、ボタンを押すと、
ダンッ
と「Eye of Horus」の発砲音がした。
「まさか...」
「そう、ボイスレコーダー。ルリちゃんなら弾切れを狙ってくるだろうと思ってね、煙幕の時に再生したんだ。」
「してやられた、ということですか。勝負は私の負けですね。」
「ルリちゃん、私はルリちゃんに未来の記憶があって、それを伝えなかったことなんて少しも気にしてないよ。人間、誰にだって言えない秘密の一つや二つくらいあるもんだし。それに、ユメ先輩のことは私の心の幼さが招いたこと。ルリちゃんのせいじゃないよ。それに、たとえルリちゃんのせいだったとしても私は許すよ。だって私は、お姉ちゃんだもん。お姉ちゃんっていうものは妹の失敗の一つや二つ、笑って許すものなんだよ。だから、これからも一緒に守ろ、私たちの思い出が詰まった、この学校を。」
「ッッッ...はい‼」
こうして、私たちはアビドスにもどったのだった。
~とある姉の独り言~
「大丈夫、まだ私は...大丈夫。だから、あの子を、ルリを、守らなきゃ。私は、お姉ちゃんなんだから...オエッ。」
はい、戦闘終了です。ぶっちゃけ、銃について書いてあるところはほぼwikiから引っ張ってきたものです。作者はそんなに詳しくないです。何か間違いなどがあれば、遠慮なくお伝えください。
また、評価、感想、お気に入りなどお待ちしております。
ストーリ見返したらいろいろと矛盾点を発見したので、改訂版を出したいのですが、よろしいでしょうか?(大筋は変わらないと思います。)
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いいよ
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このままでいいよ