この世界のダークヒーローになる予定だった。 作:可哀想は可愛い
コレはオリ主君がよく分からないことをしてよく分からない状況になるよく分からない物語だよ!
キャラ崩壊が常に付きまとってるよ!気を付けてね!
……いろんなの見てるうちに書きたくなっちゃったんだよね…何時でも失踪するよ。
何なら今すぐにでもするかもしれないけど、ゆっくりしていってね
やぁ、突然だが…我々は生きていると言えるだろうか?……何の話かって?
いや?他愛ない与太話さ。
例えばだ、よくある転生モノ、よくある転移モノなんかでゲームの世界に行ってしまった〜〜〜みたいな話?
最近よく見る流行りのアレだ。
もしもホントに入り込んだとしても、自分もゲームという名のプログラムの中に入り込んだけなのだから、他のモブのように話せなかったり、上下にしか動かない機械のようなモノにのりうつるだけなのではないか?
もしそうでないのなら。
そのゲームが、世界が、生きていると言えるのではないか?
もし生きているのだとしたら、一体何時から生きているんだろうか…
物語として作られてから?話が広まったら?有名になったら?
そうでは無い、物語として作られる前からソレはあったのではないかと
なら、全ての作家が盗作とでも言いたいのか?
そういう訳じゃない。
似たような数ある世界の中から、たまたまソレが同じだっただけ。
現代アートのようなものだ、今更絵を描いても
これは〜〜から来てる〜〜に近い!
何を取ってもそこにこじつけられるのと同じことだ。
さて、初めの話に戻そう。
ゲームや漫画に出てくる話が、生きていないというのなら。
我々の生きているこの場所も、生きていないという事になるのではないか?
よくあるだろう?我々はプログラムの一つで〜そう考えるように〜見たいなやつだ。
だが、我々は生きていると定義している。
それは何故か?
そうせざるを得ないから
そう定義するしかないから
確かめるすべを持たないから
未発見のパラドックス*1。
無いものを完全に無いと論じる事は不可能に近いという事だ。
魔法がないと言えるか?神はいないと言えるか?
答えはNOだ
確かにこの宇宙には無いのかもしれないが、多元宇宙論という考え方をすると話は変わってくる。
物理法則の違った世界や、別の進化をした生物がいるかもしれないし、地球は無いかもしれない。
で…ここまで話して言いたいことは……
俺がいるこの世界は…まず間違いなく生きているってことだ。
◆
なんだろう…とても心地よくて…暖かい
抱き締められてるような、幼き日の思い出にありそうな感覚
奥に人が見える…あの人は誰だろうか…
ふと…目を閉じた、まるで当たり前のように、自然に。
次に目を開けた時は…
朝日が目に刺さる…眩しい…
「ん…むぅ…」
目が覚めた、覚めさせられた。
「とても…不思議な夢を見た気がする…」
とても暖かい…懐かしい夢だった気がする…
「そういえば、俺もここに来て色々あったな〜HAHAHA」
少し昔の事を思い出してしまった…
「あれ……なんでだろ…」
自分の頬に違和感を感じ、ヨダレかと思って鏡を見ると…
「私…泣いてる…」
別に泣きたくて泣いたわけじゃなかった、ふと思い出した拍子に出てきてしまったみたいだ。
「涙腺緩んでるのか?」
鏡に映る自分を見る。
少し目は赤くなっているが…青い髪のロングヘアにインナーカラーが月のような色の白の髪…
「いいねぇ…今日も今日とてナルシストに陥っちゃうよ」
まぁそんなことは置いといて、アレが起こしに来てない以上、少し早く起きてしまったみたいだ。
「おーい!」
少し大きな声で、ドア越しにも聞こえるような声量で声を出す。
暫くして、ノックの音が聞こえる。
「入れ〜」
そう返事をすると、ドアが開き、彼女が現れる。
「ユイ様、お早いお目覚めで。」
「フッ、あたぼうよ!」
そう話しかけてくる黒髪ロングメイド服の彼女は天音ルカ
ユイが作り出した【AL-3S 戦闘アンドロイド】*2である!
彼女の事を話すと話が長くなるので省略。
「今何時?」
「現在時刻6:39です。何時もより2時間は早いですね…何かありましたか?」
「んにゃ?特に。」
予定時間より1時間は早いなぁ…
「今日の予定は?」
「午前7時起床、学校にて入学式です。その後は空き時間。午後7時頃にお仕事です」
「そかそか」
入学式なぁ…この事を話すにはこの世界のことから話す事になる、長くなる以下((ry……これぐらい話しとかないとか?ではまずは自己紹介から!
やぁどうも、碧月ユイです。
トリニティ総合学園!帰宅部(部活に入ってないだけ、決してそう言う部活がある訳じゃない)なう
高校2年生…身長150cm…
ロリじゃない。断じてロリではない。
これは吾輩のプライドに関わる。
そして最後に…俺は…
地球から転生してきた"前世の記憶"を持つ転生者だ。
俺としての記憶を思い出したのは幼い頃、だいたい小学生位。
初めは胸が高鳴ったさ年甲斐もなく。
会社に缶詰、特に特筆した能力も無く、ただ無気力に働いて寝るだけの生活。
そんな生活をしていたなら、否が応でも期待してしまう。
第二の世界に…
だが、そんな淡い期待もすぐ破られてしまった
俺が転生してしまった…この世界は……
この世界のゲームの名は……
『ブルーアーカイブ』
ここでは銃火器が当たり前のように世にはびこっている
この世界の舞台となる場所『学園都市キヴォトス』
箱舟には、幾つもの学園があるという。
学園と言うからには…居なきゃならない者があるだろう。
彼女たちは生徒である
彼女たちは神秘である
彼女たちは普通の人間の数段は体が強く、銃弾を食らっても軽症で住むほどだ。
そんな彼女たちの頭にはヘイローと呼ばれる輪が存在する
そのヘイローの破壊は……
……"死"を意味する
それ以外…まぁ色々あるにはあるが、基本死なない。
性能スペックだけ見ればどのゲームでも上澄みかもしれないな?*3
まぁそんなことは置いていてと。
もう一度言おう
俺はこの世界に来た。
ハッ…はぁ…
アレだよ…あの…何だっけな…そう!
天…展…転…転生ってやつだ。
ん?そういう系のはチートでなんかするんだろって?
はいはい、そッスね。
転生したらチート能力?転生したけど原作知識で?
ぶっ○すぞ…失礼…黙っとけ。*4
あぁ…でもそうだね、何だっけ…ももフレンズ?の会社の株を買って…
天狗にはなったね、まだ出来たばかりで注目もされてなかったし…
アレ何気アニメ化までしてグッズ大量にあるんだよね…一応家にもある……要らんけど……捨てられないんだな。
そんな大成功を収めてあたしゃ金持ちよ…ウハウハよな!
あんなキモイ鳥の作る会社に金を出す奴なんて相当な狂気か未来を知ってる俺みたいなやつぐらいだろ…*5
さて、ここは学園都市キヴォトス…ブルーアーカイブの世界線だということに気づいたのは…あまり時間はかからなかった。
なんでだと思う?ねぇねぇなんでだと思う?
そうだね、ヘイローと銃火器見たら察するよね。
俺は元の世界でブルーアーカイブのゲームをやってた
課金しまくってた。
天井しまくってた
いつも叫んでた。
だからというわけじゃないけど
この世界に来てすげぇ喜んだんだよ。
可愛い彼女たちとイチャイチャ出来る世界線なのでは?とね?
現実そんな甘きゃねぇってことを思い知らされたよ
なんでかって?
銃火器のある世界で…いくら神秘という謎パワーがあるとしても…命の危険がない訳でもないのに…
確かに死にづらい。
身体は頑丈だ。
だからと言って死なない訳じゃない。
飯を食わずに過ごしてりゃそのうち死ぬ
永遠に撃たれ続けて衰弱すりゃいつか死ぬ
そうして最後の問題。
俺はこの世界に無一文で叩き落とされたって所だ。
生徒手帳?あぁ、あったさ。
聞いたことも無いような小学校のな?
私は一応転生者として、元生きていた少女の身体に乗り移ってしまった。
人がほとんど居なくなったようなクソみたいな学校。
そんな学校ではあるが…俺が入るまでの私は……
まるで『人形』の様だった。
喋る事も、自分から動く事も殆どなく。友達さえ居なかったのだ。
まるで与えられた役割をこなすだけ。
学校に行き、帰って寝るだけの生活をしていた。
そんな奴がさ?小さいながらのコミュニティのある学校という集団生活においてさ……
いじられねぇわけねぇんだわな。
例えばそれが入学式なら、俺の持ち前のコミュ力を駆使して友達でも作れたかもしれんがな?
そういう訳にも行かないのさ。
だってさ?無口で虐めてたやつが突然人が変わったようにフレンドリーに接してくるんだぜ?
……キモすぎるだろ。*6
そして当たり前のごとく。
虐められ続けて。
学校にも行けなくなって。
まともな家もなかった少女は途方に暮れて。
俺はスケバンになった。
スケバン、不良、学園に所属できなかったものたちの成れの果て。
この世界において学園とは国だ。
基本的にことキヴォトスにおいて、学園とはそれだけの影響力を持つ。
例えば「ゲヘナ」例えば「トリニティ」例えば「ミレニアム」
俗に言う三大校の名前を持つ学園たち。
それらは途方も無いほど強い力を持つ。
連邦生徒会に乗り込める程には…
学校は有名な程、強いほど、広い程、その区は優秀であり、他の学校や連邦生徒会等にも顔が効くのだ、当たり前だろう?
ここで問題です!この世界において生徒手帳すら持たないスケバンの立ち位置はなーんだ!
はい、そうだね、実質的な不法入国者だね、ほぼホームレスみたいなもんだね。
そんな奴らが国に居たらどうする?追い払うよね。
ごく自然、当たり前の境地
スケバンは居るだけで迷惑だ、面倒を起こすからね
何もしなければまだ許してくれる
ただ、スケバン側が悪くても悪くなくとも、ひとたび騒ぎを起こせば
ゲヘナなら風紀委員会が、トリニティなら正義実現委員会andトリニティ自警団が、D.U.ならヴァルキューレが飛び出てくる。
ふざけやがって、いくらスケバンが終わりの集団だからと言ってたかが肩がぶつかったぐらいでキャンキャン吠えんなよ…しかもそれを見て通報してんじゃねぇよ…
いくらスケバン側が悪くなかろうと冤罪でもとりあえずそっちが捕まる。
ほぼほぼ痴漢冤罪やんけ
いやぁ、一時期荒れてた時に色々してたけど二度としたくないねぇ
家とかも借りられないしねぇ…
え?何処に住んでたって?
廃墟とか廃ビルに決まってんだろ。
アビドス付近の砂漠はまだ水道が通ってて優秀だわ。
まぁ…それもこれも…
「俺のせいだったけどな?」
初めから虐められてても勉強でも何でもして学校に行くべきだったのさ……
…透き通る世界に、ノイズが落ちる。
◆
「はぁ…今年からも週に五回もここに来なきゃ行けないのか…」*7
嫌すぎて声が出たこの学園はトリニティ
さっきも言った俺の所属学園だ。
キヴォトスの三大学園
前身となる
それ故にトリニティの生徒会「ティーパーティー」では生徒会長に相当する生徒が3人もいる。
それぞれの分派を束ねる最高権力者の集まり
この学園においてティーパーティーに歯向かうこと、それは即ち社会的な死を意味する
まぁまぁ?普通そんな事するやつは居ないんだ
俺は昔起こしたととある事件によってフィリウス派からは疎まれ、パテル派には値踏みされ、サンクトゥス派に恐れられている。
まぁそれも権力者だけなんだけどね…巧妙に隠し込んでるから。
ギリギリ〜のライン
ほぼ死にかけ
いやさぁ〜学校行くのはいいんだぜ?
でもほぼみんながみんな
やれこいつの隣だ〜とかやれ睨まれた〜とか、しまいに到ってはまるで罰ゲームだぜ!?
ギリギリいじめのラインナンダヨナ、カナシイコトニ……*8
何もしてないのにねぇ
まぁそんな変わることの無い無駄なことを考え続けてる間に
新入生代表するの挨拶が始まっていた
なんかよくわからんが今回の代表は少し変らしい
どうやらどこかの分派に肩入れされてる奴ではなく今回の試験でオール満点を叩き出した二度目の天才らしい
一度目が誰かは知らんがきっとピンク髪の才媛さんなんやろなぁ…
一度目の時は様子見しつつだったろうけど、その結果ああなったから…
初めから手を付けとく的な魂胆なんかしら?知らんけど
でもそんな奴原作にいたかしら?
そんだけ優秀ならネームド化してもおかしくないと思うのだが…
突然、コツコツと音がし始める
その音は壇上にゆっくりと近づいて行く
あぁ、新入生代表か…どんな奴だ?と見てみると…
まるでゲヘナの生徒やスケバンだと言われても信じられるような、幾つも争いを乗り越えたような鋭い眼光。
そして少し妖しげな、目が離せなくなるような異様な雰囲気
そしてトレードマークとでも言えそうな長く伸びた紫色に輝く髪。
突然ゾワッと身体が硬直して…まともに話が入ってこない。
「新…生代…挨…を」
まて、まてまてまて…少しザワついた胸を抑える為に意識が集中する
名前、名前だけでも聞かないといけない。
違うと言ってくれ…待てよ…やめてくれ…
「……
紫陽リナ…?紫陽リナ…と言ったか?
うそだろ……!?信じたくない……
そんな感情も横目に彼女がこちらを向いて微笑んだ気がした
間違いなく、本物だった。
俺が見間違えるわけが無い…という事は……
アイツは…新入生代表は…紫陽リナは…
試験満点の首席合格にして…
俺達と共にいた『元スケバン』…その一人であった……
………
……
…
「嘘…だろ?」
俺が原因で、メインストーリーが変わってしまうのかもしれない。
俺の予測のつかない自体が起きてしまうかもしれない。
俺のせいで…ストーリーが変わってしまえば……
バッドエンドへの道筋を…分からなくなってしまうかもしれない…
……もしそうなるなら俺は……
命を捧げてでも…この世界を守るとしよう。
例え日の目を浴びることが出来なくなっても……
最後まで見てくれたんだ……嬉しぃジャン。