ペルソナのニャルをコズミックホラーと誤解した男   作:清流

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瀕死=DYING MPは保持
完全死=DEAD MPを0に消失する

この世界では、そういう裁定とします。僅かでも肉体が残っているなら、MPを保持しているのは分かりますが、肉体を消失しているか原型をとどめないレベルまで破壊されている状態でMPを保持しているの違和感があるので。但し、悪魔の場合はこの限りではないです。


クズノハからの依頼 後編

 「馬鹿な、こんな、こんなことが……。」

 

 予想だにしない事態に、佐竹は目の前の現実を受け容れられないでいた。

 周囲にあるのは、自分を守って死んだテンプルナイト達の死体。損傷が酷く、蘇生術リカーム*1では復活もままならないであろうことは一目瞭然だ。これをどうにかするには、上級の蘇生術であるサマリカーム*2が必要だろう。護衛の天使達は、彼自身が契約したものでないので、跡形もなく消滅してしまっている。つまり、今の彼は丸裸だった。

 

 「あ、アナタ?」

 

 佐竹の背後には恐怖に染まりきった聖母候補の女性がいる。金髪の北欧系の外国人で、凜とした美しさがあったが、長い耳が特徴的だった。

 しかし、三十代後半にしては若々しく美しい(自慢の美人妻)が聖母候補にしては年嵩すぎるのではないだろうか?まして彼女は人■で悪魔だ。なのに信徒でもない彼女を咄嗟に庇ったのはなぜだろうか?矛盾する思考に頭にノイズがはしったように考えがまとまらない。

 

 「クククッ、どうしたメシアン?最初の余裕面が嘘のようだぜ?」

 

 心底楽しそうに、オザワ(妻を浚った慮外者)が嗤う。なぜだか、それが酷く佐竹の癇に障った。

 

 「慮外者が!神の僕たる我らをよくも!」

 

 そうだ、自分は神の僕たる同胞が無残に殺されたことを怒り狂っているのだ。けして()の身が危険に晒されたからではない。

 

 「……テメエ、マジで言ってるのか?自分で全力で盾になるように命じおいてそれかよ?相変わらずメシアンは狂ってやがるな。特に過激派は幹部であっても余計にな」

 

 メシア教の過激派幹部?自分のことを言っているのだという思考に、佐竹はノイズが走った状態でそれを認める。なんだか、他人事(アリエナイコト)のように聞こえるが、それが客観的事実だった。

 そして、過激派幹部である自分が、なぜ蛇蝎のごとく嫌う穏健派連中の復讐に動いているのだろうかという疑問が急速に湧き上がる。聖母候補の奪還が本当の目的ではあったが、実はそうではなさそうな時点で退いて良かったはずだという疑問も。

 『焔の黒騎士(ナイトブレイザー)』の想像以上の実力に調子にのったというのもあるし、あまりのカジュアルの惰弱さに殲滅して余りある力が残っていたのも事実だ。

 

 ――本当は、自分の妻である■■アンジェリカを救いに来たのだと、教化された(洗脳された)佐竹は気づけなかった。

 

 「カジュアルの親玉に過ぎない慮外者が、どうやってこれ程の悪魔を!?」

 

 カジュアル達は、基本的に霊格が低くLV20を超えない者が殆どだった。故に、使役する悪魔もLV20以下でしかなく、LV35の佐竹を筆頭にLV28のテンプルナイト30名、LV29プリンシパリティ10体を動員した布陣は、過剰戦力ですらあったはずだ。

 

 「馬鹿正直に自分の力の全てをひけらかすわけねえだろ、ノウタリンの狂信者が」

 

 吐き捨てるように言うオザワの霊格は、実にLV38。新参とはいえ、メシア教幹部である佐竹すら上回っていた。

 最大の誤算は、使役する悪魔もそれに準ずる強さであり、明確に霊格で劣る天使達は、同種の悪魔(ハメヤスイカモ)ということもあり一方的にやられてしまったことだった。

 カジュアルを気分良く蹂躙していたテンプルナイト達も、最初は抵抗できていたのに、いつの間にか回復をしきれなくなり、気づけば一方的に薙ぎ払われ、今の惨状となってしまったのだ。

 

 「この悪魔使役の腕に4体の悪魔を召喚維持するとは、あなたはカジュアルではありませんね」

 

 最初はオザワの側近である二人と併せて、6体の悪魔を使役していた。故に、佐竹が霊格こそあるが全員カジュアルであると断定したのも無理もないことであった。

 だが、今現在は側近が殺されオザワ単独である。そして、両者が殺された時に消えた悪魔は2体だけであった。つまり、側近二人が使役していたのは2体だけであって、残りの4体を維持しているのは、オザワ以外にほかならなかった。

 

 「まあ、流石にバレるか……。だが、答え合わせしてやる義務はねえし、お前ら以外の誰かが知ることもない。お前らはここで死ぬんだからな!」

 

 オザワの噂は、佐竹も知っている。カジュアルの親玉でありながら、身の丈を知らない愚か者。悪魔召喚士でありながら、悪魔に使われる痴れ者だと。

 だが、現実はどうだ。目の前にいるのは、カジュアルとは比較にもならないれっきとした悪魔召喚士で、想像以上の実力で佐竹を追い詰めている。

 

 (認めましょう。この男は強い。私が思うよりもはるかに。ですが私にも切り札はあるのですよ)

 

 痩せても枯れても佐竹は、メシア教過激派の幹部だ。である以上、彼には切り札がある(彼は改造されている)のだから。

 それを解放すれば、佐竹の霊格はLV40となる。実際、やろうと思えば、彼単独でカジュアル皆殺しは容易かったのだ。それでも、そうしなかったのは……。

 

 ――愛する妻に、異形と化した自分を見られたくなかったのだということを。

 

 「いいでしょう。私も本気を……!?」「アナタ!?」

 

 法衣を破り捨て、真の姿を晒そうとした佐竹を正面から切り裂いたのは、LV34妖魔プルキシであった。瞬間、()の悲鳴が上がる。

 

 「馬鹿かテメエ?悠長に変身するのを待ってやるわけないだろ?こっちは補助魔法マシマシなんだよ。今更テメエ一人でどうなるわけねえだろ」

 

 吐き捨てるようにオザワは言う。そう、彼がメシアン達を圧倒したタネは限界まで(4段階)かけられた補助魔法の【タルカジャ*3】と【ラクカジャ*4】にある。

 【タルカジャ】はLV36妖精ホブゴブリンが、【ラクカジャ】はLV33鬼女ラミアが持っている。彼は、両者に補助魔法をかけさせつつ、プルシキに【ヒートウェイブ*5】を打たせ、LV36霊鳥ホウオウに臨機応変に回復させていたに過ぎない。

 時に集中攻撃を浴びて悪魔が墜ちることがあっても、ホウオウが無事ならリカームでいくらでも蘇生させられるし、正規の悪魔召喚プログラムの使い手にとって、カジュアルと違い悪魔の死亡は不可逆の仲魔の喪失ではないのだから、蘇生させれば即座に参戦させられる。途中からオザワの動きが唐突に良くなったのもあいまって、佐竹は完全に型にはめられてしまったのだ。

 

 何のことはない。メガテンユーザーであるなら、当然の戦法である。これは佐竹が新参の幹部であり、本来裏の素人で無理矢理改造されたに過ぎないため、純粋に戦闘経験が足りなかったことも大きかった。彼は補助魔法の存在自体は知っても、それが実際の戦場においてどれ程の効果を発揮するのか理解してなかったのだ。

 

 「馬鹿な、強化があるとはいえ、私の肉体を一撃で!?アリエナイ!あってはならないんだ!」

 

 メシア教最新の強化改造技術を施された自分の肉体が、易々とガイア教幹部が使役する悪魔に貫かれるという認められない現実に、佐竹はわめき散らす。彼の本当の願いである妻を晴彦(息子)のいる家に帰す為にも、けしてあってはならない現実だった。

 

 「あん?……テメエ、そうか、そういうことか。ああ、お前も俺もついてなかったな。だが、それとこれは別の話だ。殺せ」

 

 オザワは佐竹の様子から何かを感じ取ったようで、なんとも言えない表情をした。それでも、彼が手を緩めることはない。そうでなければ、死ぬのは己なのだから。

 プルシキの振るう剣が無情にも完全に佐竹を両断したその瞬間、彼は全てを思い出したが全ては遅きに失していた。

 

 「晴彦すまん、アンジェリカ逃げなさい!お前だけでもあの子の元に帰る…ん…だ」

 

 「アナタ!?いやあ――――――――――――!」

 

 佐竹にできたのは、愛する息子への謝罪と愛する妻への願いだった。愛する夫の死にアンジェリカの絶叫が響き渡る。

 

 「お涙ちょうだいは余所でやれ。黙らせろ」

 

 その光景にもオザワは容赦しなかった。躊躇いなく殺害の意をプルシキに伝える。主の意を遅滞なく実行しようとしたプルシキはそれができなかった。

 なぜなら、最上階から天井をぶち抜いて現れた存在に、避ける暇もなく一撃で殺されたからだ。

 

 「カーテンコールには間に合ったかな?」

 

 そうして、焔を纏った黒騎士が鮮烈に参上するのだった。

 

 

 

 

 (なんというか、固定観念とか先入観とか怖いな。完全にオザワは最上階にいるもんだと思い込んでたわ)

 

 オザワが健在なことに、内心で徹は胸を撫で下ろした。

 というか、建御名方を倒した高揚感そのままに、意気揚々と最上階に突撃したのだが、そこはもぬけの殻だったのだ。まさか、奴の切り札である建御名方出しといて、自分は別の方に行っているとは夢にも思っていなかっただけに驚きは大きかった。

 メシアンとの戦いの気配を感じ取った徹は、慌てて現場に急行したというわけだ。なんともしまらない。

 

 「……。テメエ、何者だ?いや、クズノハか。建御名方が行ってたはずだが――いや、下らねえこと言ったわ。

 テメエがここにいるということは、()()()()()()だよな」

 

 オザワは詰問しようとして、全てを悟った。大体にして、薄々気づいていたのだ。先のメシアンとの戦闘中、突如全ての枷が解き放たれたような感覚に襲われたことに加え、建御名方と契約して以来、自身にあった慢性的にあった倦怠感が消えている。

 これらのことから導かれることはただ一つ、即ち建御名方の敗北にほかならないのだから。

 

 「お察し通り、建御名方は俺が倒した。後はオザワ、お前の首を貰う」

 

 「言うじゃねえか!確かにテメエはさっきのメシアンと違って口だけじゃないんだろうよ」

 

 オザワは今までにない高揚感を感じていた。目の前の黒騎士は強敵だ。建御名方が倒されたことからして、ブラフはありえない。それでも、オザワは負けるとは思わない。いや、タイマンなら絶対に勝てないだろうし、今日までの自分と仲魔でも無理だろう。

 

 (だが、今の俺は違うんだよ!)

 

 合体用にストックしていたLV15凶鳥モー・ショボーを徹へと突進させて、間髪入れずしがみつくようにして自爆*6させる一方で、ホウオウにプルシキをリカームさせて再召喚する。

 オザワは、かつてない程に思考が冴え渡っているのを感じていた。淀みなく頭は回転し、勝つための一手を積み上げていく。これは格上の使役という苦行から解放されたのもあるが、メシアン殲滅を経て彼がLV40の壁を破ったからだった。

 それに自覚はなかったが、建御名方の使役はオザワにとって召喚士として最大の修行にもなっていたのだ。それが今のオザワに繋がっている。自爆しろという無茶な強制命令を実行させられたのも、彼の召喚士としての才覚がなせる技だった。

 建御名方が敗れた以上、自分に勝ち目はない。本来の彼ならそう考えて逃亡を図ったはずだ。

 

 だが、今の全能感に酔いしれるオザワにとっては違う。なぜ勝てる相手から逃げなければならないのだろう。

 数では正規の悪魔召喚プログラムをもつサマナーであるオザワの圧勝だし、4体同時召喚し維持できる今の彼にとって、格上殺しは酷く容易い。

 

 「アイツを倒したテメエに勝って、俺はアイツの上に行くんだよ!」

 

 サマナーとしてはついに制御がかなわなかった建御名方には、オザワも色々思うところがあるのが正直なところだ。

 だが、けして不満だけではない。共に戦ってきた戦友意識だって当然にあった。なにせ、オザワでは太刀打ち出来ない相手を倒してくれたのも、一度や二度ではないのだから。

 故にそれは意趣返しの宣言であり、彼なりの弔いでもあったのだ。

 

 「なるほど、中々どうして……。ここで尻尾巻いて逃げ出さないだけの矜持はあるということか」

 

 しかし、現実は無情だ。ほぼ接触距離の自爆であっても、黒騎士は背後の女性を庇うだけの余裕があったのだから。それでいて、まるで無傷のように見えた。

 

 「流石だな、だが、テメエはもう詰んでるんだぜ!」

 

 それでも、オザワがへこたれることはない。それどころか、大口径のマグナムを異能者の力にものを言わせて徹へ乱射しつつ笑いさえした。

 それも当然、アタッカーであるプルシキが再召喚され、再び補助魔法がかけられている。今は一段目に過ぎないが、時間が経てば経つほどオザワに有利になるのは自明の理だったからだ。

 

 「……馬鹿か、お前?」

 

 だが、黒騎士は一瞬でそれを否定して見せた。オザワの銃弾を鬱陶しそうに焼き払い、後衛にいたラミアに燃えさかる剣を投げつけるという形で。

 自ら剣を手放す暴挙を誰も予想できず、狙い過たず無情にもラミアの頭をぶち抜いて剣は地に墜ちたのだ。

 

 「ラミア!?チッ、ホウオウ!」

 

 オザワの勝利の鍵の一画が一瞬で崩れ去った瞬間だった。ここで不幸だったのは、ラミアがラクカジャ2段階に過ぎず、即死してしまったことだった。もし、4段階であったなら、いかに虚を突いた不意討ちであろうとも、ラミアは生き延びていたはずだ。

 そう、オザワは応手を間違えていた。本来、彼がすべきは、全力で黒騎士が背後に庇う女性を攻撃することだった。そうすれば、徹は女性を守るために真面に動くことも出来ず、補助をMAXまでかけるだけの時間を稼げただろう。それがオザワにあった唯一の勝機であった。

 

 「俺もいつまでも未熟なままじゃないんでね」

 

 女性はすでに徹の結界によって守られている。悪魔の一度や二度の攻撃、オザワの銃撃などではどうにもならない強度だ。先の後輩の件での反省から、真面目に修行して結界術を修めた彼は、女性に害を与えることなく守ることに成功していたのだ。

 慌ててラミアを蘇生にはしるオザワだったが、それは悪手でしかなく徹の読み通りの行動だった。その瞬間、プルシキを蹴り飛ばし、その背後にいるホブゴブリンを手刀で貫き、引き裂く。回復役や補助役を狙うのは戦術的なセオリーだ。あえてホウオウを狙わなかったのは、オザワに蘇生行動を誘発させる為にほかならない。また、ラミアの蘇生にこだわる余りに、プルシキへの指揮が杜撰になるだろうという目論見もあった。完全にオザワは徹の想定通りに動かされていたのだ。

 

 「なっ、ホブゴブリンまで!ホウオウ!」

 

 慌てて蘇生して復活したラミアを再召喚するオザワだったが、再びの仲魔の死亡に動揺を隠せない。人は一度上手くいくとその戦法に固執するというが、オザワはまさにそれだった。泥縄的にホウオウにホブゴブリンの蘇生を命じる。

 

 「馬鹿が、完全に脳死だな――冥界破」

 

 徹は吐き捨てるようにその判断を嗤うと、回収したファーガスの剣で全てを終わらせる一撃を放った。完全な格上からの全体物理攻撃に、復活しても補助魔法がきれた上に全快していないラミアが耐えられるはずもなく、起き上がって戦線に復帰したプルシキもこれがトドメになり消滅。ホブゴブリンも再召喚された瞬間に果てた。唯一ホウオウだけが補助魔法のおかげもあり耐えて生き残ったが、攻撃範囲外にいて無事なオザワが詰んでいるのは明らかだった。

 

 「ありえねえ!あっちゃいけねえ!こんな、こんな簡単に今の俺が!」

 

 オザワにも自分の描いていた勝利の絵図が完膚なきまでに壊されたのが理解できた。いや、理解できてしまった。最早、彼には喚くことしかできない。ホウオウに蘇生を命じようにも、蘇生しようとした傍から殺されるのは目に見えている。最悪、オザワ自身が殺されるだろうことも……。

 

 「お前の敗因は、実戦経験不足だ」

 

 皮肉にも徹が断定したオザワの敗因は、メシアンと同じものであった。オザワはカジュアルの親玉として幹部になって以来、致命的に戦いから遠ざかっていた。弱い相手はカジュアル共に数に任せて潰せば良かったし、そこそこ強くても建御名方が出れば終わったからだ。

 結果、彼は前線に出ることはほぼ無く、かつて勢力を築いた時の遺産だけで戦っているようなものであった。当然、今日に到るまで霊格の上昇はなく、それ故にその全能感と高揚感に抗えなかったのだ。普段の彼なら、もっと冷静に悪辣になれたはずだった。徹が、黒騎士が女性を守ることを見越して、戦術を組み立てたであろうから。

 

 「……。ああっ、そうか。俺はいつの間に」

 

 徹の言葉に、心底愕然とした顔で呟くオザワの首を、黒騎士は容赦なく刎ねた。ここで殺してやるのが慈悲と言わんばかりに。

 

 「色々勿体ない男だった、間違いなく伸びしろはあったのにな」

 

 徹はそう呟くと、オザワの遺体からあるものを剥ぎ取り、後は証拠隠滅で燃やし尽くす。徹の想像通りなら、この男の持っているものは値千金のもののはずだ。

 

 「貧乏クジをひかされたと思ったが、思わぬ幸運もあるもんだな」

 

 そう、一人呟き、背後を見やる。そこには結界で守られた悪魔の姿がある。そう、人間ではなく、気絶した金髪の()()()がいた。

 

 「人間だったはずだけど、おかしいな?祖神回帰か、転生体か、はたまた悪魔変身者(デビルシフター)か――いずれにせよ、厄介なことになったな」

 

 徹はそう言って、深く深く溜息をつくのだった。

*1
DYINGを復活後HP1/4で蘇生する

*2
DYING・DEADをHP全回復・MP0で蘇生する

*3
味方の物理攻撃力を増加させる

*4
味方の防御力を増加させる

*5
敵全体に物理属性中ダメージを与える

*6
敵全体に万能ダメージ。術者にDEADの効果

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