東方神明夢   作:A×K(アツシくん)

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推しキャラハーレムを、作りま─────


ピチューン


2幕~ここは…~

【アリス・マーガトロイド宅】

 

アリス「はい、ラベンダーティーよ。

飲むと落ち着くわよ。」

「……ありがとう。」

 

アリスの家に招かれて、紅茶を受け取る。

アリスの言う通り、口を付けると何処か安心できた。

 

「……それで、ここは?

俺、てっきりあの世かと思って…。」

アリス「……その口ぶりだと何となく貴方の身に何が起こったか、想像つくわ。

でも無理に言わなくていいわ、さっきみたいになる可能性も十分考えられるし。」

「……お、おう。」

 

こちらを見透かさんとする眼差しは、魔法使いという言葉をさらに確信へと近づけるものだった。

アリス「()()()()()に詳しい人を何人か知ってるわ。

明日にでも聞きに行きましょ。」

「……あぁ、そうして貰えると助かる。」

 

正直、何も分からないままで居るのは不安で仕方ない。

ここはどこで、自分はどうなって、この先どうするのか、それが知りたい。

 

 

 

「……ところで。」

部屋の中を見渡す。

アリス「……あまり褒められた行動じゃないわよ、それ。」

少し怪訝そうな顔をするアリス。

確かに、女の子の部屋を眺めるのは良くない……。

 

アリス「それともあれかしら、人形ばかりの部屋で気味が悪いって言いたいのかしら。」

「……いや、ごめん……純粋に手作りなら凄いし可愛いなって思ってた。」

アリス「……っ!?」

目を丸くするアリスとその横で嬉しそうに手を上げる人形。

 

人形「シャンハイ!」

アリス「………へ、変なこと言わないでちょうだい…ぶ、ぶつわよ?」

「えぇ……。」

アリス「で、でも……その…ちゃんと褒め言葉として受け取っておくわ。」

「おぉ、キミはそんな動きもできるのか……!」

人形「シャン、ハイッ!♪」

アリス(き、聞いてない……!……不思議な人ね……。)

 

「……さっ、明日聞き込みするのは分かったし…俺はお暇させてもらうよ。」

アリス「お暇って…何処行く気よ?」

「えっと……ホテルとか?」

アリス「……ホテル?何よ、それ。」

「えっ?……その…泊まるとこ?」

何を言ってるんだ、と言うような顔でアリスが首を傾げる。

 

アリス「宿ねぇ…1人で行けるのかしら、それに…貴方、無一文に見えるけども。」

「えっ?……うわっ……持ち物何も持ってない……全く気付かなかった!」

携帯も財布も何も無かった。

森で目が覚めた時から持ってなかった……の、だろうか…?

 

 

アリス「泊まっていきなさい、その方が余っ程安全よ。」

「いや、泊まるって……女の子の家に?」

アリス「あら、邪な事をしたらどうなるかくらいは、分かるわよね?」

「しないからっ!」

アリス「そう、賢明な判断ね。」

……勝ち目が無さそうな事くらい笑ってない目を見れば分かるよ……。

 

「ちょっと外出ていい?」

アリス「いいけど、家の前にしておきなさいよ」

「分かってるよ。」

 

アリスの許可を得て、外へと出る。

(……不思議だな、月も見えるし風も吹いてる…それなのに、自分の知ってる世界とは違う何かを感じる。)

「………………俺はこれから、どうなっちまうんだろうな。」

 

そんな事を考えてた時だった。

「─────っ、誰だ!?」

何者かに見られてる気がした。

すぐさま気配のする方を向くも、そこには誰もおらず…風が吹き抜けるのであった。

 

 

「……気のせいか、色々ありすぎて疲れてるんだろな……。」

???(ふふふ…私の気配を読み取るなんて…面白い子が迷い込んだわね。

まぁ…明日にでも会えそうだし……先回りするとしましょう♪)

 

 

「……はぁ……。」

アリス「戻ってくるなりため息なんてどうし─────」

 

アリスの言葉の半分くらいで、俺はソファーにダイブした。

「……ごめん、ちょっと疲れた……。」

アリス「……そうね、無理もないわ。

ただ、そんな寝方じゃ体痛めちゃうわよ。」

 

「……………………すぅ……。」

アリス「……聞くよりも先に、眠りについちゃったわね。

流石に、私一人でベッドまで運べ……そうにも無いわね、仕方ないわ、何かかける物持ってきてくれるかしら?」

人形「シャンハイ!」

 

アリス「……穏やかな寝顔しちゃって…人喰い妖怪から襲われるのも無理はなさそうね。」

人形「シャンハイ?」

アリス「ありがとう、とりあえず掛けてあげて……と。

私も部屋着に着替えるとしましょう、もし起きたら教えて。」

人形「シャンハイ!」

 

 

 

 

 

 

 

…………………………………………………………。

 

 

 

 

 

 

「……ぅ……あ、れ……っ……。」

ぼんやりと何か見える。

……あぁ、そうか……俺疲れてそのまま……。

 

アリス「随分早いお目覚めね。」

「……アリス……?」

何故か眼前には、アリスが居た。

そして、自分の頭の感触が柔らかい事に気付いた。

 

「…………………………。」

数秒の思案の末、導かれる結論……つまり……。

 

「……ご、ごめん!!」

アリス「あら、何かしたのかしら?」

「えっ、い、いやだって…!」

アリス「必死になって…面白い人ね。」

まるで気にもとめないような表情で笑うアリス。

 

「……い、いや、まさかそんな事までしてくれるなんて…。」

アリス「そうね、気まぐれだと思うわ。」

「……気まぐれ……ねぇ。」

アリス「ふふっ、どう受け取るかは貴方次第よ。」

「……とりあえず、俺はこのまま寝るよ。

アリスは自分の寝床に戻って大丈夫だから。」

 

アリス「あら、貴方も来ても良いのよ?」

「……流石にそんな事は致しません。」

アリス「変な所は強情なのね。」

「当たり前です。」

アリス「ふふっ、まぁそう言う事にしておくわね。

それじゃあ、また明日おやすみなさい。」

 

そう言うと、アリスは奥の部屋に戻って行った。

「……心臓に悪いって。」

人形「シャンハイ?」

 

「あれ、キミはここに残るの?」

その質問に人形は頷いた。

 

「あはは…見張り番って事かな。」

人形「シャンハイ!」

「……お、おおっ……?」

横になる俺の胸に寝そべる人形。

 

「……もしかして、一緒に寝てくれるって言うのか?」

人形「シャンハイ!」

「あはは、気遣いありがとうね。」

人形「シャンハイ!」

(少なくとも、敵意を剥き出しにされてない辺り…警戒されてないのかな。

それはそれで……一安……心……し……た…。)

 

 

そのまま、意識は闇へと落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

……………………………………………………。

 

 

 

 

【翌朝】

 

 

アリス「……起こしに来てみれば…珍しい光景ね。」

何とも言えない顔でアリスが腰に手を置き、目の前の光景を眺めていた。

 

アリス(人形がここまで懐くなんて…珍しいわね。

普段人となんて干渉しないはずなのに。)

そこには、呑気にグースカと寝る男とそれにつられてすやすや寝る人形の姿があった。

 

アリス「全く……ほら、起きなさい!」

「うぅ……後……5…………母さん?」

アリス「誰が貴方の母親よ、寝ぼけてるわね、完全に。」

「アリスか……って事は…もう朝か……く、ふぁぁぁ~っ……。」

 

アリス「全く…本当に昨日と同一人物かしら…?」

やれやれと言いながら、朝食の用意を始めるアリス。

ふよふよと浮き上がり人形もアリスの方に続いていった。

 

「……もう浮いてる姿に驚かない自分が居る。」

まぁ、目の前で訳の分からない闘いを見せられたし魔法使いは現れるし

普通じゃないのは確かだろう。

 

アリス「ほら、ぼさっとしない。」

「あ、あぁ、何か手伝うよ。」

アリス「そう、殊勝な心掛けね。」

「大袈裟な……それで、この後は?」

アリス「昨日も言った通り、知り合いの所に話を聞きに行くわ。

私の家からだと、ちょっと遠いけど…そこも手配済よ。」

 

朝食を食べながら、今日の予定を確認する。

「手配済って……(多分、タクシーとか自転車……じゃないんだろうな。)」

アリス「多分もうすぐ来るわ。」

「……襲ってきたりしないよね?」

アリス「ふふっ、警戒しすぎよ、そんなに悪い人達だらけじゃないわよ。

それに、昨日出くわしたのは人と言うより妖怪よ。」

「……あぁ、何か……聞いて納得だわ。」

アリス「……来たわね。」

「えっ、来たの?」

目を閉じて、ふぅっと小さく息を吐くアリス。

その時、玄関の扉が勢いよく開かれた。

 

 

???「よう、アリス!!邪魔するぜ!!」

「…………敵襲!?」

アリス「貴方、面白い例えをするのね。」

???「うぉっ、アリスの家に男がっ!?」

アリス「昨日の夜話したでしょう……。」

何でも、俺が寝てる間に人形を使ってこの少女に書翰を届けたらしい。

 

???「ははっ、冗談だぜっ!

私の名前は、霧雨魔理沙だ!♪」

「え、っと…柊 北斗です。」

魔理沙「北斗は…人間か?」

「……そう、です?」

アリス「何故疑問形なのかしら。」

魔理沙「ほーん、ふむふむ……なるほどな、分かったぜ!」

アリス「早速向かう事にしましょう。

準備出来たらすぐ行きましょ。」

「わ、分かった……!」

 

 

 

 

 

…………………………………………………………

 

 

 

 

「……で、向かうって…どうやってだ?」

 

魔理沙「……アリス、説明してないのか?」

アリス「した所で、出来ると思う?」

魔理沙「物は試しだぜ!♪」

「……???」

 

そういえば、魔理沙って子…ずっと箒持ってたな。

何て思ってたら、その箒に跨ってフワッと浮き始めた。

 

魔理沙「ほら、やってみ?」

「……ご冗談を?」

アリス「ほら見なさい。」

と言いつつ、隣で造作もなく浮くアリス。

 

「……ただの人間に何を求めるんですか。」

魔理沙「んー、私も人間なんだけどなぁ。

……まっ、その内どうにかなるだろ!♪」

アリス「無計画なんだから……。」

 

 

魔理沙「とりあえず後ろに乗りなっ♪」

「2人乗って移動出来るのか……?」

魔理沙「甘く見るなって、行くぞ~……っ!」

アリス「安全運転で……って、もう遅いわね。」

次の瞬間、俺の体は思い切り揺さぶられた。

 

「うわああぁっ!?」

魔理沙「しっかり掴まれよ~!♪」

アリス「やれやれ……。」

 

 

 

とんでもないスピードで振り回された結果……。

着いた先は─────

 

 

 

「うぅ……酔った……。」

魔理沙「お前やるなぁ、最初からこのスピードについてくるなんて!♪」

「落ちたらどうするつもりだったんだ……。」

魔理沙「そん時はそん時だ!♪」

「……落ちなくて本当に良かった。」

 

アリス「どうやら無事のようね。」

「……お陰様で……それで、ここは……神社?」

魔理沙「ん、神社だ。」

「……えっと、ここに来れば何か分かるのか?」

アリス「そうね、分かると思うわ。」

その言葉の真意が分からないまま…1人の少女の声がした。

 

 

???「揃いも揃いって朝からうるさいわね~……。」

肩に御幣を何度か打ち付け、気だるそうな顔をする…赤と白の……少女?

 

 

「……どちら様?」

???「……アンタ、人間ね?」

「えっ、そ、そうでござい……ます?

……えっと~…この方は?」

魔理沙「ここの巫女だぞ。」

「巫女……巫女……?」

巫女ってあれか、神社に居る…上が白で下が赤の衣装を着た……。

そう思うと、この子は随分ハイカラだな……。

あれか、ギャル巫女なのか?

 

???「失礼な事考えてる顔!」

「あぶねっ!?」

投げられた御幣を紙一重で躱す。

その姿を見て、苦笑いを浮かべるアリス。

 

???「……ま、いいわ。大目に見てあげる。

私の名前は、博麗霊夢よ。」

「……柊 北斗だ。」

 

霊夢「で、アリス?昨日の夜急に魔法の森にいたのね?」

アリス「ええ、恐らく幻想入りしたんだと思ってるわ。」

魔理沙「そりゃまた…災難だったな!」

バシバシと背中を叩く魔理沙。

 

霊夢「それで、まだなーんにも分からない本人をここに連れてきたと。」

アリス「そう一つ一つ説明していかないといけないもの……それと。」

何か霊夢に耳打ちするアリス。

それを聞いた霊夢が難しそうな顔をする。

 

霊夢「これは厄介な事情持ちね……。

何処から説明するべきなのかしら。」

「え、っと……じゃあ俺から…まず、ここは何処なんだ?」

 

アリス「最初に言っておくけど、あの世では無いわよ。」

魔理沙「何だお前、ここがあの世だと思ってたのか?」

「……普通思うでしょ、目を覚ましたら知らない世界だったんだし。」

魔理沙「あの世はあの世であるから安心しろ!♪」

「……とても安心は出来ないけど…ご説明ありがとう。」

 

霊夢「─────ここは……。」

???「──幻想郷

外の世界とは別の世界…常識と非常識が表裏一体となった世界。」

どこからともなく発せられる声に少し身構えた。

 

「……だ、誰…っ!?」

霊夢「はぁ~……また、厄介な奴が……。」

頭を抱える霊夢と面白そうに眺める魔理沙と小さく息を吐くアリス。

そんな中心に現れたのは……。

 

???「ふふっ、御機嫌よう♪」

霊夢の横から、空間を切り裂いたかのような場所から女性がひょこっと出てきた。

 

「……妖怪……!?」

???「あら、冷たいわね~。」

霊夢「そう思われても仕方ないわよ。そんな風に出てこられたら。」

 

扇子を片手にくすくすと笑う…女性。

話し合う感じから見て取れるように…どうやら知り合いのようだが…。

 

???「昨日の夜から見てたわよ、災難だったわね。」

「昨日の…夜…………まさか、誰かの気配を感じる気がしたのは…。」

???「さぁ、誰の事かしらね?」

「……………………。」

 

霊夢「また外の世界の人間をこっちに招いたの?。」

紫?「あら、人聞き悪いわね?私は無関係よ。

ただ、誰かがこちらの世界に来た気配を感じたから様子を見てただけよ。」

 

「……なら助けてくれよ…。」

紫?「ふふっ、そうね、次回からはそうするわ。

私の名前は、八雲紫。見ての通り妖怪よ。」

そう言って扇子で口元を隠す紫という女性。

 

「妖怪……なるほど、アリスが言ってた人喰い妖怪とかの類では無さそうだな。」

紫「話を本題に戻すわよ。

ここは、幻想郷。貴方の知ってる世界とは別の世界よ。」

 

「……幻想郷……ねぇ。」

霊夢「いまいちピンと来てない顔って感じね。」

「でもまぁ、空飛んだり変な戦いしたり…現実世界って感じでは無さそうだな。」

紫「そして貴方はそんな世界に来てしまった。

それはそれはとても残酷で…運命的なお話。」

「……その口ぶりだと、元の世界には戻れなさそうだな。」

 

霊夢「そもそも、何でこの世界に来たのかしら。」

「何でって……それは…。」

思わず、反射的に返事をしようとした時だった。

 

アリス「北斗、それ以上は……。」

「あっ……ごめん、ありがとう……。」

魔理沙「突然止めてどうしたんだよ?」

アリス「外の世界の事を喋ろうとすると、彼凄く苦しむのよ。」

紫「……ふむ…。(何か強い衝撃が生じたのか…はたまた、呪いの一種か…。)」

 

「……とりあえず、この世界の事は分かった。

それで、俺はこれからどうすれば?」

紫「あら、どうすることも無いわよ?」

「…………え?」

その返答に、霊夢と魔理沙もウンウンと頷く。

 

紫「元居た世界のように、のんびり過ごすと良いわ。

─────何故なら、ここは幻想郷だから。」

「…何故ならの意味が分からないけど、分かった、貴方の言う事を信じる事にするよ。」

紫「あら、聞き分けが良いのね。」

「これだけの予測外の事が起きまくればな。」

 

魔理沙(……大丈夫なのかよ?)

霊夢(私に聞かれても困るわよ。)

紫(ふふっ、大丈夫よ……それに、何だかこの子からは他とは違う何かを感じるわ。)

 

アリス「じゃあ、次行くわよ。」

「……次?」

アリス「ええ、人の里についても知っておく必要があるから、案内するわ。」

魔理沙「随分親切だな。」

アリス「仕方ないでしょ、自力でどうにかしなさいなんて言えるものですか。

ほら、行くわよ北斗。」

 

「お、おう。」

残された3人が気になるが、ちらっと横目で見てから俺は急いでアリスの後を追った。

 

魔理沙「……アリスがあんな事するの珍しいって言った方が良かったか?」

霊夢「黙っておいた方が面白そうだし、そのままにしておきましょ?」

紫「悪どいわね~。」

霊夢「グーで行こうかしら?」

紫「冗談よ、それに私も同感。あのままにしておくのが良いと思うわ。」

魔理沙「そういうもんかね。」

 

 

…………………………………………………………

 

 

 

【人里】

 

 

 

アリス「ここが人里よ。」

「……タイムスリップしたみたいだな。」

 

アリス「貴方が居た外の世界がどういう世界かは分からないけど

ここはここで良い物よ。」

「そうだな、人間……って俺も人間だけど、平和そうだ。」

 

アリス「あら、そうでもないわよ?

例えば、少し先にある寺子屋には、人間と霊獣(白沢)のハーフが居たり。

妖獣が薬を売りに来たりするわよ?

あと、妖怪や幽霊もたまに。……あぁ、そうそう、場所によっては神様も居るわね?」

「……I’m Love it?」

アリス「は?」

 

「……あぁ、いやごめん。こっちの話……。

って、だ、大丈夫なのか、それ。」

アリス「害がない妖怪も居るわよ、基本的に人と妖は共存。それがこの世界のルールよ。」

「……そうなんだ。」

 

アリス「その内、妖怪だの神様だの幽霊だのに会うかもしれないけど……。

ま、貴方は学()ありそうだからその点は心配してないのだけれど。」

「何で含みのある言い方を……。」

アリス「まずはこの世界に慣れる事が必要ね。詳しい話は追々。」

「……それは分かったけど…何でそこまでしてくるんだ?見返りなんて何も無いかもしれないよ?」

アリス「言ったでしょ?私は困ってる人は放っておけないのよ。」

「……誰にでもそんな感じなのか?」

 

アリス「……私に会いに来る物好きなんて居ないわよ。

「え?」

アリス「何でもないわ、買い出しするから荷物係、よろしくね。」

「それくらいなら、いくらでも。」

 

 

人里の説明を受けながら、買い出しをする俺とアリスだった。

 

「…ま、まだ買うの?」

アリス「見返りがあるから文句言わないの。」

「見返り…ねぇ……。」




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