オリ主が登場するので、苦手な方はブラウザバックして下さい!
オリ主のカップリングは悩み中です!
主人公は、かの女傑《黄金の羅刹》オーレリア・ルグィンの義弟という設定。チートすぎる義姉ですけど、主人公はチートにならないように何とか!
主人公の父親が命を失った原因は“百日戦役”そしてかの忌まわしき“ハーメル村の悲劇”と関係があるということだけ情報開示しておきます!
強さ的には入学時、ラウラと同程度という感じです!
いずれは閃の軌跡Ⅱ、Ⅲと続けて行く予定です!
誤字脱字あれば遠慮なく指摘して下さい!修正しますので。
駄文ですがよろしくお願いします。
黄金の羅刹の義弟
七曜暦1204年3月末日。
エレボニア帝国ラマール州ルグィン伯爵家屋敷
海都オルディスの美しい街並みと雄大な海原を、一望できる丘の上、荘厳な屋敷があった。広大な庭園に、よく手入れされた多種多様な植物や花が、海から来る心地よい風に揺れていた。
そんな屋敷の、華美な装飾などはない一室、窓から差しこむ春の木漏れ日を受け、輝くような銀髪、紫紺の瞳をした端正な顔立ちをした青年が、《トールズ士官学院入学案内》と銘打たれた冊子を手持ちながら、荷物を纏めていた。
彼の名はリヒト・ルグィン―
「これで準備は問題なし、と。後は明日に疲れを残さないように鍛錬をして……」
そう呟きながら確認を終え荷物を床に置く、壁に立て掛けてあった二振りの木剣を手に取ろうとすると、コンコンと扉が叩かれる。
「リヒト、私だ。開けてくれるか?」
よく通る凛とした声が扉越しに聞こえた
「ああ。義姉さんか。待ってて、今開けるよ。」
二つ返事で自室の扉を開ける。
目の前には女性ながら、威風堂々と強者の風格を漂わせた
リヒトの義姉、オーレリア・ルグィンが立っていた。脇には1アージュほどの上質な革張りのケースを抱えている。
「話と渡したい物がある。失礼させて貰うぞ。」
返事を待たずとして、リヒトの自室の中へと入ってくる。
オーレリアは学習机の椅子へと座り足を組み、一息置いて話しを切り出す。
「お前を我がルグィン家に迎え、この私の義弟となってから約10年か…。私やマテウス師からヴァンダール流剣術を修め、独学で百式軍刀術を修練し修めた。私の目から見ても本当に強くなったな。」
懐かしむように、義弟に向けて微笑み話す。
「義姉さんに剣のことで褒めらるのは久ぶりだなぁ。でも、まだまだだよ。ヴァンダール流はまだ奥伝が残ってる、アルゼイド流は初伝止まりだし、ホント義姉さんの背中は遠いよ」
それを聞いたオーレリアは豪快に呵々と笑い
「現状に満足せず、高みを目指す!その心意気や良し!それでこそエレボニアの貴族の男子だ!だが、修羅の道だぞ?私のように複数の流派を極めるのは。覚悟はできているのか?」
表情を変え、覇気に満ちた力強い瞳で、威圧するように、義弟を見つめ問う。
リヒトも負けじと真っ直ぐな瞳で義姉を見つめ返しながら
「あの時決めた、そして誓った。義姉さんのように強くなって、もう何も失いたくない!失わせない!守り抜くって!」
力強く答えた義弟に満足し、目を細めオーレリアは再び微笑む
「フフッ覚悟は変わらぬか。その上で忠告と助言をしておこう。」
「まず忠告だが、心に留めておけ。お前は私にはなれない。お前はお前だ。私の“武”の道があれば、お前の“武”の道がある。武の道は一つではない。そのことを忘れるな。」
リヒトが黙って首肯すると、オーレリアは続けて話す。
「明日からお前も由緒正しきトールズ士官学院の学院生となる。士官学院では多くの学びと友を得られるだろう。私もそうだった。貴族や平民など気にするな。お互いに切磋琢磨し、それが全てを糧になる、あらゆる経験は無駄になることはあるまい。」
「うん。忠告と助言ありがとう。義姉さん。」
「そして、私から義弟へ士官学院入学の餞別だ。開けてみろ」
義姉に促されたリヒトは上質な革張りのケースの金具を外し、中を見る、そこには二振りの剣が入っていた。
「これは!父さんの…」
驚くリヒト、オーレリアは答える
「今は亡き私の叔父…お前の父君の形見の剣だ。今のお前ならば、これを持つ資格がある。腕の立つ鍛冶師に手入れをお願いしておいた。」
リヒトはケースから双剣を取りだし、握り目を閉じ集中。そして、息を吸い―止める――その瞬間、振り下ろされた刃は音もなく空気を切り裂いた。
残心―――手に馴染む感覚がリヒトの腕を伝う。剣の重さが心地よく感じた
「うん。重いな。でも―これが。ありがとう義姉さん。この剣に恥じないように高みを目指すよ。」
黙って見ていたオーレリアは頷き立ち上がり声を張り上げた
「さて!旅立ちの前に私と鍛錬場て手合わせするぞ!リヒト!私から1本くらい取ってみせろ!」
「ああ!今日は1本くらい義姉さんから取ってみせる!」
リヒトは双剣ケースに収納し、木剣を持ちオーレリアの後を追って部屋を後にした。
誰もいなくなった真っ暗な部屋に、一筋の木漏れ日が家族写真を照らしていた。
長々と書きましたが始まりました閃耀の軌跡!
閃耀とは、煌めき光ること。閃だけでは一瞬の光ですが、リィンに主人公が加わることで、煌めき続きけるという思いを込めて命名しました。
あとプロローグはあと一回、と主人公の設定を書き、その後序章でリィン達との出会い