2週間に一回くらいのペースで考えております!
コメントも頂いてたようでありがとうございます。
今回のプロローグの後キャラ紹介の後、序章、リィンも含めた物語が始まります!
七曜暦1204年3月31日明朝――――
海都オルディス発、近郊都市トリスタ行き車内
線路に沿いガタゴトと、列車の小気味よいリズムに揺られ座席に座りながら、車窓から流れていく景色をぼんやりと見ながら、リヒトは今朝見送りに来てくれた義姉の激励と言葉を思い出していた。
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早朝、人も疎らな閑散とした駅構内に、早朝の眠気を吹き飛ばす覇気のある声が響き渡った
『貴様も本日からトールズの学院生だ。かのドライケルス帝の言葉《若者よ、世の礎たれ》これを胸に刻み、己の“モノ”とし、己が武の道を精進せよ!』
義姉の激励を心の中で反芻し、そして、出発直前に語った事を思い出す。
『これからの帝国は激動の時代となろう。私はルグィン家――貴族としての務めを果たす必要があろう。だがリヒト、お前はお前の思うように、迷うこともあろうが、己が心に従い己を貫き通せ。ルグィン家としての責務を果たす必要はない。次に相まみえる時は、成長を楽しみにしているぞ。我が義弟よ』
激励の時と違い、優しく微笑み掛ける義姉に
『義姉さん!いったいそれはどッ――』
問いかける直前に、けたたましく発車を知らせるベルが鳴り客車の扉が閉まった。
『その“赤き”制服がもたらしてくれる出会いは、糧となり、導きとなるだろう!行ってくるが良い!』
周りの雑音をものともしないオーレリアの声が扉越しに聞こえた。
〔海都オルディス発。トリスタ行き列車、まもなく発車致します。〕
車内アナウンスの後、導力炉が唸り、力強く列車が走り出した。
リヒトは義姉の姿が見えなくなるまで扉の前に立ち尽くしていた。
――――――――――
(世の礎、己が道…それに激動の時代…か。それにこの制服って…。義姉さん。何か色々知ってるのか?)
「でも、まぁいいか。今考えても仕方ない。学びの先に何かしら見えてくるかもな。」
そう独り言を呟いた後、首に掛けていたペンダントを開き、両親と妹と共に撮った家族写真を見て語りかける
「父さん、母さん。俺はまだまだ強くなるよ。いずれは義姉さん、父さんだって超えるくらいに。見ていてくれよな!」
リヒトは決意を改めペンダントを閉じる
(昨日は義姉さんに一撃も入れることができなかったなぁ。その後鍛錬に熱が入りすぎて、疲れを残さないつもりだっ…た…けど…)
列車の心地よい揺れに揺られ、いつの間にかウトウトと眠りに入っていた。
そして――――――
〔本日は海都オルディス発、トリスタ行き旅客列車をご利用いただき、ありがとうございます。間もなく、終点のトリスタに到着いたします。お降りの際は、お忘れ物ないようご協力お願いいたします。〕
車内アナウンスで目が覚め、起きる。
直ぐに荷物を纏め降車の準備をした直後に、丁度、到着したようだ。
「さて、行きますか!」
リヒト駅に降り立ち、一歩を踏み出す。
―――――激動の時代を駆け抜ける若者たちの軌跡が今動きだした。
この時点でオーレリアは貴族連合の要なので、おそらくクーデターの計画を知っているはず。
てなことで、意味深な言葉残しておきました!
また、リヒトの家族についてですが、妹のみ健在で、現在はアストライア女学院に通っている。という設定だけ決めています。
リィンとの共通項を増やしておく的な意味でも
次回はオリ主のキャラ設定を投稿します。