閃耀の軌跡Ⅰ   作:鹿野さと

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筆がノっている時にしっかり書かないと!

リィンとアリサの出会い、そして、リヒトとラウラの絡み。
ラウラは、オーレリアの伝手でまちがいなく、知っている間柄だろうし、リヒトがアルゼイド流も修めようとしているしで書いてみますた。



序章〜トールズ士官学院〜
出会いと再会と


―――近郊都市トリスタ―――

 

駅の玄関口。街路樹からライノの花びらが、トールズ士官学院の新入生を歡迎するかのように舞っていた。

 

赤い制服を着た黒髪の青年、“リィン・シュバルツァー”がその光景に見惚れていた。

―――――――――――

 

Sideリィン

「へぇ。ライノの花か……。こんなに咲いてるの初めてみたな。」

 

いい街だ。これから2年間、この街で過ごすのか。そう感慨に浸って居ると、短い悲鳴と共に、リィンの背中に衝撃が走った

 

「キャッ!」

 

リィンが振り向くと、きれいな黄金色の髪をした可愛らしい少女が尻もちを着くように地べたに倒れこんでいた。

 

「あ痛たた…。」

 

気付いたリィンは手を差し伸べ

 

「ご、ごめん!大丈夫か?…すまない、俺がぼうっとしてたせいだな」

 

少女はフフッと笑いつつリィンの手を取り立ち上がる

 

「気にしないで。私も花に見惚れちゃってたから。でも、すごく良さそうな街ね」

 

お互い様と会話を続ける

 

「ああ。丁度俺も思っていた所だ。トランク大丈夫か?落としちゃったみたいだけど?」

 

「ええ。心配しないで。それにしても…同じ色の制服なのね?」

 

指摘され少女の制服を見て気づく、自分の制服と同じ色だ。

 

「みんな緑の制服だけど、どうなってるんだ?送られて来たものを着て来たんだか…」

 

私もだけどと少女が同意する。でも…と続け

 

「他にも来ている人を見かけたし、理由があるのかもしれないわね。それこそ同じクラスだったりとか!」

 

なるほどと思っていると

「ふふっ、それじゃあ。入学式の時に、また会えそうな気もするけど。」

 

少女は学院の校舎へと向かっていった。その姿に見惚れていてしまったと思い出す

 

「…名前、聞いとくんだったな。まあいいかこれから顔を合わせる機会があるだろうし。」

 

そう呟いた。

 

説明も無しに制服と一緒に届いたオーブメントなどにも疑問を感じつつも、リィンは遅れたら駄目だと校舎に向かうことにした。

―――――――――――

 

Sideリヒト

 

列車からホームへ降り立ち周囲を見渡す。新入生と思しき生徒達が改札へ向かっている。自分と同じ赤い制服を着た生徒は居るのには居るが、圧倒的少数。ほとんどが緑の制服を着ていた。

赤い制服といい説明のないオーブメントといいなんだろう。そう思いながらも自分自身も改札へ向かった。

 

改札を抜け、トリスタの駅を出る。

ライノの花が咲き乱れ、花吹雪が舞っていた。

 

「へぇ。オルディスでも中々この光景は見れないな。」

 

見惚れつつも、ゆっくりと校舎へ向かう。

背後では同じ色の制服を着た男女が衝突していたが、男子生徒が助け起こしていたのでその場は任せ、先に行くことにした。

 

(喫茶店に本屋、その他諸々。川では釣りもできそうだな)

 

いい街だ。退屈はしないだろうなと、これからの生活へ期待に胸を膨らませつつゆっくりと歩く。

 

校舎の門の近くに差し掛かるころ、白髪にひげを蓄えた老紳士と、同じ制服を着た青髪のポニーテールの少女を見つける。

見知った顔だったのでリヒトは声をかける。

 

「おーい!久ぶりだなラウラ!」

 

 

ラウラと呼ばれた少女驚いた顔で

 

「リヒトではないか!そなたも士官学院に入学を?」

 

「ああ。俺個人としてな。何か掴めるかと思ってな。ラウラが居るなら鍛錬も捗りそうだ。」

 

「こちらこそ頼もう。そなたが相手であるならば不足なし!」

 

嬉しそうにラウラがしていると、側に居た老紳士がリヒトに声かける。

 

「これはこれは、リヒト様。ご無沙汰しております。その身のこなし、更に強くなられたようですな。旦那様も喜ばれるでしょう。」

 

「まだまだですよ。こちらこそ、お久しぶりです。クラウス先生。」

久々の再会に喜びつつも、クラウスは手に持っていたトランクケースをラウラ渡しながら

 

「それではお嬢様。ご武運をお祈りしております。」

 

「うん、ありがとう。爺も元気で。父上の留守はよろしく頼んだぞ。」

 

「ハハッ。心得ております。リヒト様もご武運を」

 

「ありがとうございます。」

 

「では行こうかリヒト。」

 

答えるまでもなく、二人は他愛のない話をしながら、校舎へ歩みを進めた。

門をくぐると、背の低い女子生徒と黄色いツナギを着た小太りの男子生徒が待ち構えていた。

 

「ご入学、おめでとうございます!リヒト・ルグィン君とラウラ・S・アルゼイドさんですね?」

 

小さな女子生徒がお祝いの言葉をかける

 

「ありがとうございます。なぜ俺達の名前を?」

 

リヒトが問うと、女子生徒一瞬困った顔をして満面の笑みで答える

 

「今は言えないかな?あとで分かるから!」

 

二人して疑問に思っていると、男子生徒生徒が

 

「それで、申請した品は二人ともそれでいいのかい?」

 

「案内書に書いてあった件だな。仔細ない。」

 

ラウラが答え、二人は荷物を男子生徒に渡す

 

「あとできちんと返却されると思うから心配しないでくれ。」

 

最後に女子生徒が、入学式の案内を口頭で説明してくれた後

 

「最後に……《トールズ士官学院》へようこそ!学園生活楽しんでね!」

 

 

 

 

 




うげぇ!2000字近くになっちまった!

二つの視点で進めると長くなってしまう!
原作通りのセリフそのまま書き出すと結構長いし……
これから、オリ主視点メインで進めてくか?
外伝でリィン視点にしてこうかな?
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