史上最凶の女 TAKAMURA 作:ある日そこに居たであろうクマさん
彼女はいつも『街』を見ている。そして『街』にソレが出てくる以上、
彼女はその掃除に駆り出される。だがそれは当然の事だ。
それが毎日の自身の日課であり、そして仕事であり、使命でもあり、あの子との約束である。
たとえ誰が何と言おうとそれは彼女が決めた絶対の掟だ。
そして何よりいつの世も、どんな時、どんな場所でも、
梁山泊、そこは武術を極めてしまった達人が集う場所。
その日、弟子達が出掛けている間にその梁山泊の一室で豪傑達は緊急の会議を開いていた。
「おいおい、今日は何だって会議を始めたんだ?まさかとは思うが闇の奴等が出張って来たんじゃないだろうな」
ケンカ100段 逆鬼 至緒
「それはないと思うね。確かに少しづつ動きが活発化してはいるけど、もし奴らが来るならあくまで狙いは我々の弟子の首。つまりケンちゃんに自分達の弟子をぶつけて襲わせる筈ね。そして今更その事で集まるとは思えない。つまり、今回は闇とは別件。という事になるね〜」
あらゆる中国拳法の達人 馬剣星
「アパ〜じゃあその別件?は馬さん達もしらないのかよ?でもアパチャイ、ケンイチが無事なら何でも良いよ!」
裏ムエタイ界の死神 アパチャイ ホパチャイ
「いや、皆待たせてすまないね、私としてはあまり待たせる気はなかったんだが、つい先程、最近がんばっているケンイチくんへの労いもかねて私から新しいトレーニングメニューを作って来た次第でね」
哲学する柔術家 岬越寺 秋雨
そしてこの一室において梁山泊の六人の豪傑達の内の半数以上が揃ったわけであるが...
「おいっ爺さんはともかく、しぐれの奴は何処に行きやがった」
その中で後二人の豪傑の一人、剣と兵器の申し子 香坂 しぐれ、彼女の行方を尋ねる逆鬼だったが、
「実はその事なんだが」
「秋雨くん、それはワシから説明しよう」
梁山泊長老 無敵超人 風林寺 隼人
「っ長老、どうですか?」
「うむ、どうやら予感的中のようじゃったよ。しぐれは昨晩の一件を見て形相を変えておったからのぅ」
「じゃが、そのおかげで居場所の特定もしやすくなった」
長老こと風林寺 隼人、彼がそう話す中、秋雨を除いた全員がそれに疑問符を浮かべ、
「おいっ爺さん!それはどういう事だッ一体何があったッッッ!?」
その二人の異様な空気をいち早く察知した逆鬼が今にも掴みかかるかのような剣幕で二人に事情を聞こうとしたが. . .
「落ち着くね、逆鬼どん」
「剣星ッッだがっ」
「今はまだ何とも言えないね、少なくとも長老と秋雨どんがおいちゃん達にも話しにくい事だからね、何か事情があるのは察するけどね。」
そして剣星は逆鬼を止めながらもチラッと秋雨達の事を見やり
「うむ、皆には申し訳ないと思っておるが急を要する事態じゃからな、ではまず肝心のしぐれの居場所から話そうかのぉ」
そう言って長老は自身の髭を撫でながらこう告げた。
「しぐれは奴に会いに、いや...」
「奴を止める為にその探索を行っておる」
そこでまた、一度冷静になった逆鬼がこう言った。
「おい、奴ってのは誰だ?誰のことを言ってるんだッ」
逆鬼のその問いに長老はいつになく真剣な面持ちでこう答えた。
「それはじゃな」
「亡霊じゃよ」
今宵また、『街』の中を鮮血が舞う。
場所は変わって荒涼高校。
「ばっ化け物が出たっ?」
「アアっそうさ、化け物だぞ、化け物オォォォォ」
「ふっふん何だその胡散臭い話はッばっ僕は信じないぞ!」
学校の屋上でそう言い合うのは梁山泊の弟子で新白連合の中心の一人(本人にその気はない)白浜兼一、そしてその横で化け物の話を彼にする宇宙人面は新白連合総督、新島春男。
そして二人がそんな事を話していると。
「あら、お二人ともこんな所にいましたの?」
「あっ美羽さんっ」
「おおっ美羽ちゃんじゃないか〜どうしたんだ?俺様に何かようかな?」
風を切る羽 梁山泊長老の孫娘 風林寺 美羽
「あぁいえっ違うんですの、ケンイチさんに少しお話をしたい事がございましたので」
「えっ僕に?」
「ええっでっですが急ぎの用ではなかったのでっ所でお二人は何の話をしてたんですの?良ければ私にも教えてください」
美羽がそう言った瞬間、新島の目が光が奔るッ。
(チャンス到来ッ)
「おおっさっすが優等生、話が分かる相手は違うなぁ、それに比べて誰かさんは臆病でいけやしねぇ」
「なっ誰が臆病だとッ!?」
「誰って見れば分かるだろうオマエだよ、お・ま・え。」
「なっ新島ァァオマエって奴はあぁ」
「ウヒャハハハッッッ悔しかったらお話の一つや二つまともに聞いてみたらどうだぁ〜」(これで兼一も風林寺の手前、話を聞かざるおえない状況に)
新島の煽りに感化され兼一は怒りを露わにし、新島は思っていた展開の到来に内心喜んでいたが兼一は拳を構え。
「ケンイチさんっいけません!」
「なっ」
(しっしまったっこれは、風林寺の性格が良くない方向にも働きかけてしまったアァァァァ)
「美羽さんっ」
(そうか、そうだっ僕が武術をやってるのは誰かを傷つける為じゃない。自分を、そして大切な人達を護るために)
二人が内心葛藤する中、美羽は. . .
「まだ、お弁当を食べてませんからそれを頂いてからに致しましょう♪」
『だァァッッッ!?』
悪友二人、ただし最弱ッッッ
新白連合。それはいずれ世界中の武人達の誰もが無視できぬ存在になり、
ひいては梁山泊や闇。二つの勢力の争いにもその名を残したと言う。
そしてその中でも特に語られる名、それこそが。
梁山泊の史上最強の弟子 白浜兼一。
新白連合総督 新島春男。
彼等はいずれ世界を巻き込む戦いにすら挑む事になるのだが。
本人達は依然そんな事は知る由もなかった。
コツッ コツコツ。
その足音はゆっくりと何処かに向かっており...
「おい!ここが何処だか分かってんのか!?」
「嬢ちゃん、ここはガキの来るような所じゃねえよ。」
「その通りだ!!とっとと失せ『ジャキッ』はっ?」
ズシャッという音と共にその首は落ちた。そして、この場の残りは.....
「〜 〜〜」
後、二匹。
「っおいおい!!嘘だろッッッ!?」
「ぼっボスや他の奴らに連絡しろ!!オレはこい『スッ』つ、を...」
「う、嘘...だ。冗談だろ?こん、な。あぁ、アァァァァッッッ!?!?」
『ズッ』
「あっ。あぁぁ.....」
「〜〜」
その歩みは更に奥まで、その穢れを消す為に。
その刃はゆっくりと...必然の死をもたらそうとしていた。
「〜〜〜」
残りの『クズ』は後.....
そしてあれから三十分。とある『街』の中のとあるビル。
「たっ助けぇ」 「いやだッッッまだっ」
「だれかたっ」 「うそっで」
そこには海が広がっていた。
赤く。紅く。赫く。
そこにあった命が、その全てが溢した赤い涙。
そこから生まれた赤い海。
そしてその光景を作った犯人は...
それはそのビルの一室。そこには三人の人間が立っていた。
「〜、〜〜」
「なっ何なんだッお前はッッッ!?何故オレ達をこんなッ」
(本当に何なんだコイツは!?この場に居た闇の構成員を、オレと20号以外の全員を斬り殺しちまうなんてっ)
そこに居たのは元ラグナレク第四拳豪 ロキ。そしてその部下の20号だった。そして...
「〜〜」
「ろっロキ様ッ駄目です!!アイツ何も答えません!?」
「おっおい!テメェの目的は何だってんだ!!!」
「聞こえてんのか!?」
「〜〜〜」
「クソがッ!!話にならねえ!!」
(だがこの桁外れの実力。それにあの何の躊躇も戸惑いも無く人間を斬り殺した動きとてもじゃねえが不良や学生なんかの、ましてやそこいらの武術家のレベルじゃなかった!!つまりコイツは)
「特A級の
「〜 〜〜」 スッ
「?あれ、アイツ急に「止まるなッッッ!!20号!!」ろっロキ様!?」
突然相手が動きを止めたのを見て20号は疑問を抱くも、その姿勢を見て意図を察したのか、ロキは20号に駆け寄りその体を抱えて窓に向かって走り出した。そして
「まずいッあれは...」
(クソッッッ間に合え!!)
そして彼等が窓を飛び出たその瞬間。
「〜〜」
ズンッッッッッ!!!!
一条の閃光が奔り、その一帯。凡その距離にして半径五十メートルの範囲の建物全てを横から切り落としたッッッ
そして、ロキ達はというと.....
「あっぶねぇ、流石に死ぬかと思ったぜ」
「ろっロキ様っアレって」
「おそらく、さっきみたいに追いかけて斬ろうとしたら逃げられると踏んで一気に周囲の建物ごとオレ達を斬り殺す事にしたんだろうな」
「そっそうだったんですか」
「ああ、それよりも早く逃げるぞッアイツはまだ『ドゴッッッ』マジか」
「もう、来やがった」
ストッ そんな音と共にその絶望は再びその姿をロキ達の前に現した。
「〜 〜〜」
「クソがっこの化け物めッッッ!!!」
「ロキ様ッ!!」
そしてロキは目の前の化け物から逃げる事は最早不可能だと思い。そして彼は二十号に向かって今まで集めた闇の情報の入ったUSBメモリーを手渡した。
「二十号!お前は逃げろッここはオレが何とかする」
「でも、それじゃあロキ様がッ」
「行け...早く行け!!」
「そして、あの宇宙人に話を通して白浜兼一に、その師匠達に連絡を取れッッッ」
(相手は正真正銘の化け物っこの女相手じゃ生きて帰れる確率はほぼゼロだ。だがそれでもあの情報と
「渡さねえ、渡さねえぞッッッーーー!!!!」
「ロキ様アァァァァーーー!!!」
ロキは何とか20号を逃がすため、その身を犠牲に時間稼ぎを計るが。
「〜〜〜」
スッ
「なっ」
既にその刃は自身の首元に届く寸前にあった。
(あ、ああ。マジか〜オレはラグナレクも探偵も新白も、一体何処で間違えちまったんだろうな〜本当にあの宇宙人と凡人に出会ってから全部.....)
だが...
(まあ、それでも。
そしてそのままその刃はロキの首を...
ガッッッ
「なっ何だ!?一体何が起こった!?」
その地に落とす事は無く。新たな刃にその刀身を受け止められていた。
そして.....
「久しぶり...だな」
「亡霊」
「〜〜〜」
剣と兵器の申し子 香坂 しぐれ。ここに見参ッッッ
一方その頃〜異世界食堂こと。洋食の猫屋では...
チリンチリーン♪
「いらっしゃいませ!何名様ですか?」
「ああ。一名です。それと店主はいらっしゃいますか?少しお話しがありまして」
猫屋のウェイトレスのアレッタはその客人の言葉に戸惑いながらも返事を返し。
「えっああっはい!店長なら今」
「ん?アレッタさん何かあったのか!!」
「店長、それが店長に用があると言ってらっしゃる方がいらして」
「お久しぶりです。店主」
「えっもしかしてロンさんですか!?お久しぶりです!何年振りですか!」
そして店長は彼と知り合いなのか。その人物をロンさんと呼び、嬉しそうに彼に話しかける。
「はっはっはっ。いや〜もう10年以上は経過してるんじゃないですか」
「あの頃の貴方は今以上に若かったですからねぇ」
「いや〜お恥ずかしい。と、すいません!話があるそうですね」
「ええ、あの子に少し会いに来たのですよ」
あの子それを聞いた瞬間、店長は誰の事かを察したのか
「ああ、あの子の、天甘の事ですか。そういえば今日は他のロンさん達は居ないんですか?皆さんが来る時は大体二〜三人でいらっしゃってましたよね」
「ええ、実はその事でお話しがありまして」
「それは...一体?」
「今日は、彼女に.....」
「お別れの.....挨拶をしにきたのですよ」
どうも〜皆さんこんにちは〜
今日も元気に!毛皮が!暑苦しい!?クマでグヘェッッッ
もう無理ッッッやばい!?何でここまで急に気温が変わるの!?
おかしいよ!!全くどうなってんの!?こちとらクマやぞ!!
肌の手入れだけじゃなくて、毛並みの手入れも凄く大変なんだぞ!?
・ ・ ・
コホンッええ今日も元気なクマさんです!!
本日は一ヶ月ぶりになりますかね?。
史上最強の女 TA・KA・MU・RA。2話目になります。
因みに次回はまたいつになるかは未定ですが、今の所香坂しぐれ戦は二話くらい書こうと思ってます。というわけでまた次回もお楽しみに〜
第四区の舞台について
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一 名探偵コナン
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二 ケンガンアシュラ
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三 ワンパンマン
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四 七つの大罪
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五 フェアリーテイル
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六 ワンピース
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七 呪術廻戦
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八 銀魂