史上最凶の女 TAKAMURA   作:ある日そこに居たであろうクマさん

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世界観測機構 白の方舟(ヴァイス・シュプル)より...

???年 色彩の世界(アマノワカタレ)誕生。その反動として『色染め』のウン・ヴァール誕生。

???年 数億年の時を得て、個体名:ローズ・クロイツ生誕。

???年 ローズ・クロイツ生誕より500年 色の調停者兼監視役 ツキノミヤ家にて個体名:ツキノミヤ・オウマ誕生。

???年 同時期、誕生したばかりのツキノミヤ・オウマによってツキノミヤ家が半壊。ツキノミヤ家全体の意思によりツキノミヤ・オウマを宇宙空間へと追放。

???年 ツキノミヤ家の事件より約500年。生存していたツキノミヤ・オウマとローズ・クロイツが戦闘を開始。両個体は数千回以上に及ぶ戦闘を繰り広げ、ローズ・クロイツ側の飽きとツキノミヤ・オウマ側の呆れが重なり数年の月日を得て終了。

???年 二つの個体の戦闘より十億年。ローズ・クロイツが異世界への侵攻を開始。それに伴い白を筆頭とする各色の陣営が侵攻を止めようと動くも色染めの怪物ウン・ヴァールの目覚めと暴走で黒以外の領域が壊滅的な被害を負い、追跡などを断念。数千年の時を得てウン・ヴァールを強制封印することに成功。

???年 初代黒の代表の異世界侵攻とウン・ヴァール起動から約50億年ほど。ローズ・クロイツが龍神の世界侵攻中に天使の父と白の代表に討たれ死去と記載。数日後に転移魔術を使用し隠していたであろう自身の住居に移動を確認。ローズ・クロイツ生存。同時刻 白の代表の揺らぎを観測。資格剥奪を検討。

???年 揺らぎを観測して100年。個体名:ゾーザ・グレンゼルから白の権能を剥奪。二代目の代表としてゾーザの妹。個体名:ルチア・グレンゼルに白の権能を譲渡する。同刻、これを知ったローズ・クロイツよりゾーザ・グレンゼルが黒の権能を譲渡された模様。黒の二代目代表はゾーザ・グレンゼルである。

???年 上記より更に1000年ほど。ローズ・クロイツの息子が生誕。名は記録する必要無し。同刻、ツキノミヤ・オウマが謎の扉を潜り別次元へと侵入。感知、探索、調査。全てを試みたがローズ・クロイツを超える黒の力により全てを阻害され.....

???年 ローズ・クロイツの息子が死ぬ。父であるあの者の機嫌を損ねたらしい。かの者は自身の息子をサキュバスに食べさせる模様。

???僅か一日。されど一日。最早...()()()()()()()()()()()。我が使命は観測。そこに感情などが入る余地は無い...無い、筈だった。

あの化け物が出てくるまでは...

ロン・クロイツ生誕。同時に色彩の世界のバランスが崩壊。










??? 異界の地にて???及び???死去。新たな脅威が真の形を取り戻し再びこの色彩の世界に被害を齎す。

???年 とある異世界にて...個体名:ロン・クロイツ()より伝令。

彼女には..
























『篁 天甘』には関わるな








運命(あらし)』の島

 

 

 

それは...

 

とある『街』の中での出来事だった。

 

「なあ、聞いたか?」

 

「ああ、あの噂だろ。例の『亡霊』に梁山泊の豪傑達がやられたって」

 

「確か数ヶ月前の話だが...未だに信じられねえ。敵対してるとはいえ奴らは全員が特A級の達人(マスタークラス)だぜ。それに奴らの一番上には拳魔邪神殿や二天閻羅王殿と肩を並べる無敵超人が居る筈だ」

 

「それを聞けば誰だって嘘だと思うわな〜」

 

「...これも噂でしかないが、その時にその場に居合わせたのは香坂しぐれと逆鬼至緒。それに馬拳星の三人だったとか...ただ死んではいないらしいが」

 

「問題なのはその刃が俺達『闇』側に向けられないかって事だけだな。ちょうど同じ頃に奴の通う店を襲おうと独断で動いた部隊が全滅したという話もある」

 

とあるビルの地下深く。本来なら特定の...『闇』と呼ばれる者達か、それに関わる者達以外は決して入る事すら叶わない。

そこで話し込むのは十名近くの『闇』に属する武術家達。その全員が達人級と呼ばれるその道でも上積みの実力者とされる者達であった。

現在の彼等の任務はとある荷物を指定の場所まで送り届ける事である。

 

そしてその任務の中で話題に上がったのが、一、二ヶ月前に起こった梁山泊と『亡霊』との衝突であった。

 

だが、その暗闇の中で...

 

「だが、これは確実なものとして有名な話だが...その実力を証明するものとして奴はあの拳魔邪神殿を撃ち倒している...」

 

「ああ...俺達も奴に遭遇せぬ様に気をつけねば」

 

「だな。いくら俺達でも拳魔邪神殿を倒した化け物を」

 

ビリッ...!!!!

 

「ん?...おい、今何か...」

 

「なんか...一瞬光ってなかったか?」

 

任務を遂行する彼等の元に...

 

 

ビリリリリッッッ!!!!!

 

 

「なっなんだ!?」

 

「おっ落ち着け!おそらく敵襲だ!全員、戦闘準備!!」

 

「おいっ!隊長!副隊長!大変だぜ!!他の奴らが全員倒されている!しかも()()()()()()()()()()()()()()みたいなものがある!」

 

「なに!?それは本当か!」

 

小さく、細く、熱く、速く、鋭い稲光が...

 

 

「...ちょっと待て。お前...俺達はこの暗さで気配は感じ取れても()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?それに俺達は副隊長でも隊長でも無いぞ」

 

「!?」

 

「あ...ああ、そっか♪...まあ、良いんじゃねえか」

 

「何!?まさか、本当にッ!」

 

否、それは稲光ではない。

 

それは...

 

「っ!構えろ!来るぞォォォォッッッ!!」

 

「いやいや...」

 

『蒼雷』

 

「もう終わったんだよ...弱者(ゴミ)が...!!!!」

 

「「ッガアァァァァァァァーーーー!?」」

 

蒼の閃光がまたもや一瞬の内にその地下全体を奔り回る。だが、その一瞬で全ては肩が付いており、それに対して当の本人は純度100%の呆れと退屈を含んだため息を溢した。自身の特徴的な黄金の長髪と自慢の大鎚を見せつけながら、彼はただただ夢を見る。

 

「ここに居る筈だ...あのロンの関係者。強えに決まってんだよなァ〜〜〜!!!!」

 

「こんな雑魚共は放っておけば良い。早く...早くソイツと戦闘(バト)りてえなァ〜〜〜〜!!!!!」

 

その思考にあるのは明らかな闘争の意思のみ。彼が感じるこの世の全て。その中で最も優れた刺激(スパイス)であり、最も安らぐ至高の時間。彼を生かしてくれる世界そのもの。それが闘争であり、そこに必要なのもまた闘争。メインの料理にしてそれをより良く食す為の調味料でもある。

 

そして今回。彼は世界を超えてまで探しに来たのだ...

 

「確か、名前は...!!そうだ、思い出した!」

 

自身にとって...

 

()()()()だ.....」

 

「タカムラ・テンマだ!!」

 

最高の食材(グルメ)を。

 

 

 


 

 

 

一方そのころ〜

 

 

デスパレート・ファイト・オブ・ディサイプル。

 

通称:DオブD

 

『闇』側の重鎮であり、裏世界の帝王と称され、『闇』だけでなく武術界全体に大きな影響力を持つ人物 フォルトナ。彼によって開催される20歳未満の弟子クラスとされる若者達のみが参加可能なその業界では伝統ある大会である。

 

そして例によって今年も主催者であるフォルトナと彼とも深い関わりのある『闇』の者達によってこの大会は執り行われるのであるが...

 

「ザコガキ共どもがァァァァッッ〜〜〜!!」

 

「よくもこのディエゴ様のショーをぶち壊してくれたなァァァァァッッッ!!!!」

 

「くっ!」

 

「たくっこの悪ガキども!だから帰れって言っただろうがッ!」

 

DオブDの開催前日。大会の開催地でありフォルトナの所有地でもあるデスパー島。その中で行われていたパーティー会場にやってきていた兼一や美羽含める梁山泊の者達。彼等の他に集った闇やそれ以外の組織、もしくは流派の選手や観客として大会にやってくる有名な裏社会の住人達。

 

そしてその彼等の前に突如として現れ大会の説明を始めた闇の無手組、一影九拳が一人ディエゴ・カーロ。

 

そこに乱入してきた新島春男と新白連合の面々。

 

何が言いたいか...お分かりだろうか?

 

 

要は...あまりにも混沌(カオス)なのである。

 

特に他から読めないのが現在の状況で怒り狂っている(様に見える)ディエゴ・カーロ。

彼という人間(マスクマン)はどこまで行っても変人(エンターテイナー)であり、されど変人(エンターテイナー)である。したがって場を盛り上げる熱狂はこれ以上とない美味だが、あまり勝手が過ぎるのも困る。

 

ただ、それでも目の前の宇宙人ヅラとそれが連れてきた最上級の若鳥達。それらを活かす事も魅せる事も出来ずにこのまま自身の手で終わらせるのはあまりに惜しい。

 

そんな何処か悩ましい考えを浮かべつつ、ディエゴが彼等に近づいた...

 

その時だった。

 

「ん?...なん...だと」

 

彼の目に一人の...ある()()()()()()姿()()()()()()()()()。民族的な衣装に身を包み、その手足は戦いに来たというにはあまりにも細く、しなやかで...

 

「ハハッ...」

 

「チッ」

 

『?』

 

「フハハハハハッッッ!!まさか、そうか!なるほど新白連合!か〜な〜り〜気に入った!!乱入もそうだが、ここまでの大物(ビッグゲスト)の参戦もあるとは...!!!!」

 

「おっおうっ!喜んでもらえて何よりだぜ、マスクマン!」

(コイツ、急に何を喜んでいやがる?まさかあの女はコイツと知り合いなのか?)

 

その発見はあまりにも偶然のことだった。一度は弱々しいと...なんと女々しいものかと感じたソレは...

自身などよりよほど強く、よほどドス黒い。あまりにも冷たく、あまりにも重い。ただひたすらに続く永遠の闇を思わせる様な...

 

だが、彼にとって『そんな事はどうでも良い』

 

こんなにも危険でこんなにも心踊る。そんなトンデモ生物を見つけたからには捨て置くことなど出来る筈も無い。

 

無論彼等の出場は...

 

「よろしい!諸君のDオブD参加を認めよう!ただし...この大会は毎年必ず参加者から死者が出るので、その一人にならん様にな...尤も()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()...」

 

決定事項!したがって乱入者 新白連合。

 

DオブDに参戦決定!!

 

この決定が確定したものとなった時。その時にはディエゴ・カーロ本人はその場から去りさった後であり、今回の主役の一人ともとれる立場の梁山泊の史上最強の弟子こと白浜兼一はその場の雰囲気に未だ呑まれつつも、勝手についてきた(新島以外の)皆の安全にホッとした様子で息を吐き、そのまま先程のディエゴ・カーロの明らかな心境の変化と先程から梁山泊の長老である風林寺隼人の様子の変わり様を見てまたもやとてつもない不安に襲われていた。

 

そして...その『原因』はというと...

 

「ほほ〜う。出発前とは違い、どこかで見た様なのが紛れ込んどると思えば。まさかこの様な場所で再会を果たすとはのぉ〜」

 

「フン...元々、人の世というものはよく分からんものだわいのう。ただ、こんな形で()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

皆から少し離れた会場の外。その廊下の中央。

 

そこで...『彼等』は話し込んでいた。

 

「10年ほど前か...お主が日本にやってきて罪の無い未来ある若人達を...その師と一般人のおなごも含め、その全てを皆殺しにし、更にあの亡霊に討たれたと聞いたのは」

 

「確かあの時、じっさまは世直しの旅に出ておった時じゃったわいのう。だからこそ()()はあの時に仕掛けた。それも理由の一つだった」

 

「じゃろうな...そうでなければ儂が必ず邪魔をする」

 

二人はお互いに昔を惜しむ様に話を進め、互いに会場から持ち込んできたワイングラスとココナッツを軽くぶつけ、その中身を飲み干していく。

 

そして...

 

「ところで...あの子達の面倒も随分と見てくれた様じゃの〜」

 

「カカカカカ!それに関してはむしろこちらの方が嬉しい誤算ではあったわいのう。アレらもまたYOMI級の逸材達。全員とは言わんが良いものが揃っておる」

 

「そうか...では、もう一つ質問をしよう。お主があの子達と共に出ることには何も言うまい...」

 

「ただ、問題なのは...お主は...『拳魔邪神』は()()()()()()()?」

 

「...そうだのう...敢えて、それを口にするなら.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「未知」

 

 

 

 

この一言。この言葉が呟かれたと同刻。

 

この『島』の裏側では...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島の海岸付近。関係者のみが使える岸壁。

 

そこでは...

 

「おーい!止まれ!」

 

「そうだ!ゆっくりと合わせてくれッーーー!!」

 

『闇』やその関係者達の船などより3倍ほどは巨大な船。外装は全てが黒く染められておりその中には大量の大砲と黒服に身を包んだ屈強な船員、見た目だけでは商業用ではなく戦艦としか思えないほどのものである。

 

そしてその船を誘導し、岸壁の側で止まらせたガスパー島の警備の者達であったが...

 

「どうやら...いらっしゃったようですね」

 

「警備主任!はい、たった今ご到着なされたご様子で」

 

「そう...」

(今回、この島への最後の来客。今回のガスパー島制圧においてもっとも複雑な立場の存在。名を帝黒(テイコク)商会。10ほど前に出現した謎の商人達により構成されたものでありながら、フォルトナや闇を含む裏の世界ですらその正体を掴めず、あの拳魔邪神がその商品を買い漁るほどの品質の物を取り揃える事も出来る)

 

そこの警備主任である女性 ジェニファー・グレー。実はFBIからの潜入調査官でもある彼女は他の者達と共に息を呑む。現在、目の前に停まるこの船から出てくるのは彼女にとって...現在の各国全てが手を出してはならないと判断した存在。つまりは核爆弾そのものとも呼べるものである。理由としては自身達と敵対する『闇』側からしても危険な存在。この世でたった四人の超人の一人。拳魔邪神が愛用する商品をこの商会が売っているという確たる事実。つまり、今から出てくる者に粗相を働けば。

 

『万が一』を引いてしまうかもしれない。

 

(できれば早く帰ってほしいけれど...そもそもフォルトナが彼等を招いたのか...それとも)

 

彼女がそう考える中...

 

 

「おやおや、これはこれは」

 

「!」

 

 

ざわざわ... ざわざわ... ざわざわ...

 

 

 

ざわざわ... ざわざわ... ざわざわ...

 

 

 

ざわざわ...ざわざわ...ざわざわ...

 

 

 

コツ、コツ、という音ともに誰かが船から降りてくる。

 

その影は彼女よりとても大きく、その顔は彼女よりとても笑顔で...

 

その心は誰よりも全てを『楽しんでいた』

 

「どうも...はじめまして。わたくし...」

 

この場に着いたのは...

 

希望ではない。絶望でもない。

 

それは...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「帝黒商会の代表を務める『大槻』と申します」

 

「どうぞ...よろしく」

 

ハンチョウ・大槻改め...

 

ダイヒョウ・大槻。一日進出。

 

これより、『運命(かぜ)』が集結する。

 

 

 

 

 

 

 

史上最凶の島編 開幕!!

 

そして...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「〜〜〜」

 

『亡霊』は未だ現れない。

 

 






ちょっとコロナが治ってきたから描いてみたよ♪

また投稿できてない話は別日に投稿するので今後ともよろしくお願いします♪

第四区の舞台について

  • 一 名探偵コナン
  • 二 ケンガンアシュラ
  • 三 ワンパンマン
  • 四 七つの大罪
  • 五 フェアリーテイル
  • 六 ワンピース
  • 七 呪術廻戦
  • 八 銀魂
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